田中伸尚
表示
田中 伸尚(たなか のぶまさ、1941年10月19日 - )は、日本のノンフィクション作家。東京出身。
経歴・人物
[編集]1967年、慶応義塾大学法学部卒業。朝日新聞記者を経て、独立。2002年、『憲法を獲得する人びと』(岩波書店)により第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞。2011年『大逆事件 死と生の群像』により日本エッセイスト・クラブ賞受賞。別筆名・成瀬伸次。
著書
[編集]単著
[編集]- 『大阪国際空港対市民』(1977年、たいまつ新書)
- 『マスコミ突破58の知識 その実態から合格作戦まで』潮文社リヴ 1978
- 『自衛隊よ、夫を返せ』(1980年、現代書館)のち社会思想社現代教養文庫(「合祀拒否訴訟」の副題)
- 『関西新国際空港を撃つ その幻の公共性』(1981年、三一書房)
- 『マスコミの仕事師たち』成瀬伸次 学陽書房 1981
- 『ドキュメント昭和天皇』全8巻(1984-92年、緑風出版)
- 『大正天皇の大葬 国家行事の周辺で』(1988年、第三書館)
- 『よりよい医療を「買う」ために』(1992年、社会思想社)
- 『1928年。「御大典」の裏側で』(1993年、第三書館)
- 『なぜ医療が信用できないか』(1994年、社会思想社)
- 『反忠 神坂哲の72万字』(1996年、一葉社)
- 『「戦争の記憶」その隠蔽の構造 国立戦争メモリアルを通して』(1997年、緑風出版)
- 『政教分離 地鎮祭から玉串料まで』(1997年、岩波ブックレット)
- 『さよなら、「国民」 記憶する「死者」の物語』(1998年、一葉社)
- 『天皇をめぐる物語 歴史の視座の中で』(1999年、一葉社)
- 『生と死の肖像』(1999年、一葉社)
- 『日の丸・君が代の戦後史』(2000年、岩波新書)
- 『憲法を獲得する人びと』(2002年、岩波書店)
- 『靖国の戦後史』(2002年、岩波新書)
- 『合祀はいやです。 こころの自由を求めて』(2003年、樹花舎)
- 『国立追悼施設を考える 「国のための死」をくり返さないために』(2003年、樹花舎)
- 『憲法を奪回する人びと』(2004年、岩波書店)
- 『憲法九条の戦後史』(2005年 岩波新書)
- 『教育現場に「心の自由」を! 「君が代」強制を問う北九州の教職員』(2005年、岩波ブックレット)
- 『不服従の肖像』(2006年、樹花舎)
- 『ドキュメント 靖国訴訟 戦死者の記憶は誰のものか』(2007年、岩波書店)
- 『これに増す悲しきことの何かあらん 靖国合祀拒否・大阪判決の射程』(2009年、七つ森書館)
- 『大逆事件 死と生の群像』(2010年、岩波書店)
- 『ルポ良心と義務 「日の丸・君が代」に抗う人びと』岩波新書 2012
- 『抵抗のモダンガール作曲家・吉田隆子』岩波書店、2014
- 『飾らず、偽らず、欺かず 管野須賀子と伊藤野枝』岩波書店、2016年
共著
[編集]- 『遺族と戦後』田中宏[要曖昧さ回避]、波田永実共著(1995年、岩波新書)
- 『教育の「靖国」』(1998年、樹花舎)編:教育塔を考える会
- 『「靖国」という問題』(2006年、金曜日)共著:高橋哲哉
- 『蟻食いを噛み殺したまま死んだ蟻』(2007年、七つ森書館)共著:佐高信
関連項目
[編集]参考
[編集]- [ISBN 978-4-8228-0992-8]
- 『現代日本人名録』2002年