王躍霖
台鋼ホークス #95 | |
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基本情報 | |
国籍 | 中華民国(台湾) |
出身地 | 台東県台東市 |
生年月日 | 1991年2月5日(33歳) |
身長 体重 |
184 cm 94 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 アマチュアFA |
初出場 | 2015年9月9日 |
年俸 | 月給46万台湾元(2021年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | チャイニーズタイペイ |
WBC | 2013年 |
プレミア12 | 2019年 |
この表について
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王 躍霖 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 王 躍霖 |
簡体字: | 王 跃霖 |
拼音: | Wáng Yuèlín |
注音符号: | ㄨㄤˊㄩㄝˋㄌㄧㄣˊ |
和名表記: | おう やくりん |
発音転記: | ワン・ユエリン |
英語名: | Wang Yao-lin |
獲得メダル | ||
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男子 野球 | ||
チャイニーズタイペイ | ||
アジア プロ野球チャンピオンシップ | ||
銅 | 2017 | |
アジア競技大会 | ||
銀 | 2014 |
王 躍霖(ワン・ユエリン、1991年2月5日 - )は、台湾(中華民国)の台東県出身のプロ野球選手(投手)。
アミ族。弟はCPBLの味全ドラゴンズに所属している王維中[1][2]。
経歴
[編集]2010年に、シカゴ・カブスと契約を結んだ。この年は、A-級ボイシ・ホークスで4試合に登板し、0勝2敗、防御率6.43だった。7月からルーキー級アリゾナリーグ・カブスで8試合に登板し、1勝1敗、防御率2.12だった。
2011年はA-級ボイシで14試合に登板し、4勝4敗、防御率3.22だった。
2012年はA級ピオリア・チーフスで37試合に登板し、4勝5敗12セーブ、防御率3.92だった。また9月21日に第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選のチャイニーズタイペイ代表に選出された[3]。11月には第3回WBC予選前にキューバ代表との国際親善試合である「サンダーシリーズ」のチャイニーズタイペイ代表に選出されている[4]。
2013年開幕前の1月14日に第3回WBC本戦のチャイニーズタイペイ代表に選出された[5]。
シーズンはA+級デイトナ・カブスで24試合に登板し、3勝4敗、防御率3.42だった。
オフの11月に開催された「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」のチェイニーズ・タイペイ代表に選出された[6]。第1戦で先発登板し、被安打5、失点2を記録している[7]。
2014年は仁川アジア大会の野球チャイニーズタイペイ代表に選出された。同大会では韓国戦で先発登板したが、アウトを1つも取れずKOされた[8]。
2015年1月に解雇された。2月には阪神タイガースが獲得を検討している事が報じられ[9]、3月中旬に入団テストを受験した[10]が、テスト中のシート打撃では速球が最速136km/hに留まるなど、結果を残せず不合格になった[11]。
6月29日に行われたドラフト会議において、Lamigoモンキーズから4巡目で指名され入団した。
2017年オフの10月11日に2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ チャイニーズタイペイ代表に選出された[12]。
2019年は夏場に一時離脱するも52試合に登板した。今年は被本塁打・奪三振が多く、与四球が少なかった。台湾シリーズでは3試合無失点で優秀選手に選出。シーズンオフには2019年 WBSCプレミア12に出場した[13]。
2020年は5月に7試合(9.1回)を投げ5セーブ、無失点と圧巻の投球で月間MVPに輝いた[14]。最終的には一時離脱するも[15]、昨年同様に勝利の方程式としてフル回転し45登板10セーブ、9ホールドを記録した。一方で富邦ガーディアンズに対しての防御率は7.53となり、さらに蔣智賢に対しては25打数11安打5被本塁打と苦手とした[16]。
2021年はオープン戦で左腹部を痛め、開幕を二軍で迎えた。5月9日に一軍へ復帰した[17]。しかし7月27日、30日の富邦ガーディアンズ戦で4失点、2失点(自責点1)と精彩を欠き、8月5日に二軍へ降格した。
2022年8月31日、トレードで富邦ガーディアンズへ移籍した[18]。
同年オフに富邦を自由契約となり、2023年に味全ドラゴンズへ移籍[19]。弟の王維中と同じチームでプレーすることとなった。
同年オフに行われた台鋼ホークスの拡大ドラフトで指名され、移籍することになった[20]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | Lamigo 楽天 |
10 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | .000 | 67 | 14.2 | 19 | 1 | 4 | 0 | 0 | 15 | 2 | 0 | 11 | 9 | 5.52 | 1.57 |
2016 | 41 | 6 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 10 | .286 | 301 | 61.1 | 78 | 7 | 40 | 2 | 1 | 69 | 6 | 0 | 47 | 42 | 6.16 | 1.92 | |
2017 | 64 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 19 | 1.000 | 242 | 57.2 | 42 | 3 | 25 | 0 | 4 | 56 | 4 | 0 | 25 | 22 | 3.43 | 1.16 | |
2018 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | ---- | 100 | 19.0 | 22 | 4 | 19 | 1 | 1 | 21 | 1 | 0 | 16 | 15 | 7.11 | 2.16 | |
2019 | 52 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 0 | 9 | .375 | 224 | 52.1 | 56 | 9 | 10 | 1 | 2 | 58 | 5 | 0 | 28 | 26 | 4.47 | 1.26 | |
2020 | 45 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 10 | 9 | .500 | 200 | 47.0 | 54 | 6 | 7 | 0 | 1 | 43 | 6 | 0 | 23 | 23 | 4.40 | 1.30 | |
通算:6年 | 240 | 7 | 0 | 0 | 0 | 11 | 14 | 11 | 52 | .440 | 1134 | 252.0 | 271 | 30 | 105 | 4 | 9 | 262 | 24 | 0 | 150 | 137 | 4.89 | 1.49 |
- 2020年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | Lamigo 楽天 |
10 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
2016 | 41 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | |
2017 | 64 | 3 | 7 | 2 | 0 | .833 | |
2018 | 28 | 1 | 0 | 1 | 0 | .500 | |
2019 | 52 | 2 | 4 | 0 | 0 | 1.000 | |
2020 | 45 | 6 | 2 | 1 | 1 | .889 | |
通算 | 240 | 16 | 18 | 4 | 1 | .895 |
- 2020年度シーズン終了時
タイトル
[編集]- 最優秀中継ぎ投手:1回(2017年)
表彰
[編集]- 月間MVP:1回(投手部門:2020年5月)
- 台湾シリーズ優秀選手:1回(2019年)
記録
[編集]- オールスターゲーム出場:1回(2017年)
背番号
[編集]- 41 (2015年 - 2022年途中)
- 23 (2022年途中 - 同年終了)
- 95 (2023年 - )
- 22(野球中華民国代表)
代表歴
[編集]- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表
- 2014 アジア競技大会野球 チャイニーズタイペイ代表
- 2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ チャイニーズタイペイ代表
- 2019 WBSCプレミア12 チャイニーズタイペイ代表
脚注
[編集]- ^ “中職/王躍霖、王維中從小到大當對手 最為難是媽媽 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站” (中国語). 聯合新聞網 (2020年7月25日). 2020年7月25日閲覧。
- ^ 黃家慧 (2014年4月3日). “「新台灣之光」王維中的棒球傳奇 - 今周刊” (中国語). www.businesstoday.com.tw. 2024年6月2日閲覧。
- ^ 2012 WBC資格賽中華隊28人名單最後確認 CPBL公式サイト (2012年9月21日) 2015年3月28日閲覧
- ^ WBC 資格賽《賽前組訓熱身賽》球員出賽參考名單 2015年4月19日閲覧
- ^ 2013 WBC中華隊28人名單 CPBL公式サイト (2013年1月14日) 2015年3月28日閲覧
- ^ チャイニーズ・タイペイ 選手一覧 侍ジャパン公式サイト 2015年2月26日閲覧
- ^ BASEBALL CHALLENGE 2013 【第1戦】 2013年11月8日(金) 台北・新荘 侍ジャパン公式サイト 2015年2月26日閲覧
- ^ https://web.archive.org/web/20140928181158/http://japan.cna.com.tw/news/aart/201409250006.aspx
- ^ 阪神 台湾154キロ豪腕獲り…13年WBC代表23歳王躍霖 サンケイスポーツ (2015年2月4日) 2015年2月26日閲覧
- ^ “台湾代表右腕をテスト 王躍霖投手”. デイリースポーツ. (2015年3月12日) 2015年3月16日閲覧。
- ^ “阪神、WBC台湾代表の王躍霖は不採用”. 日刊スポーツ. (2015年3月16日) 2015年3月16日閲覧。
- ^ 洪一中總教練領軍 亞冠賽25人名單出爐 中華職棒大聯盟全球資訊網 The Official Site of CPBL (2017年10月11日) 2017年10月22日閲覧
- ^ “侍ジャパンと対戦するチャイニーズ・タイペイ代表ってどんなチーム?|プレミア12チャイニーズ・タイペイ代表メンバー、放送予定・テレビ中継”. Olympic Channel. 2019年11月7日閲覧。
- ^ “中職》5月投打MVP 王躍霖、張志豪凍蒜” (中国語). tw.sports.yahoo.com. 2020年6月2日閲覧。
- ^ 聯合新聞網 (20201009T163305Z). “中職/傷癒歸隊 王躍霖:球季還沒結束 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站” (中国語). 聯合新聞網. 2020年10月9日閲覧。
- ^ 聯合新聞網 (20201220T143904Z). “中職/猿隊「勝利組」牛棚 剋星半數來自悍將 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站” (中国語). 聯合新聞網. 2020年12月20日閲覧。
- ^ 聯合新聞網 (20210509T161806Z). “中職/王躍霖終上猿隊一軍 林立兼守外野成為工具人 | 聯合新聞網:最懂你的新聞網站” (中国語). 聯合新聞網. 2021年5月9日閲覧。
- ^ “快訊/富邦樂天達成交易!楊晉豪、楊彬換王躍霖、林澤彬” (中国語). ETtoday (2022年8月31日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “中職》味全補強牛棚! 宣布網羅前中繼王王躍霖” (中国語). 自由時報 (2023年1月30日). 2023年1月30日閲覧。
- ^ https://x.com/cpbl_news/status/1729389935143288976?s=46&t=eZP8Q-G79vEQv5eJbip1Jg
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 CPBL