片岡宏誌
片岡 宏誌 | |
---|---|
生誕 |
1958年10月(66歳) 日本 岡山県吉備郡真備町岡田(現・倉敷市) |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 昆虫、発育、内分泌、ペプチドホルモン、ステロイド |
研究機関 | 東京大学 |
出身校 | 東京大学 |
博士課程 指導教員 | 鈴木昭憲 |
主な業績 | 昆虫の内分泌学、ペプチドホルモンの同定 |
影響を 受けた人物 | 鈴木昭憲、石崎宏矩、磯貝彰 |
影響を 与えた人物 | 東原和成 |
主な受賞歴 | 日本農学賞/読売農学賞(2024年) |
プロジェクト:人物伝 |
片岡 宏誌(かたおか ひろし、1958年 - )は、日本の生命科学者。東京大学名誉教授。専門は昆虫の内分泌学。英語の論文ではHiroshi Kataokaと表記されている。
概要
[編集]岡山県吉備郡真備町(現・倉敷市)出身[1]。微量ペプチドの精製技術と構造決定技術に優れており、難関に挑み続ける気質と豪放さを持つと石崎宏矩は著書に記載している[2]。
1990年頃、実験者として、前胸腺刺激ホルモン(Prothoracicotropic hormone: PTTH)[3][4][5]、アラタ体刺激ホルモン[6]、アラタ体抑制ホルモン[7]、羽化ホルモン[8]、利尿ホルモン[9]などの昆虫ペプチドホルモンのアミノ酸配列を日米で立て続けに決定した。当時存在が知られていた重要な昆虫ペプチドホルモンのほとんどが片岡の手によって決められたことになる。特に、多くの先人が成し遂げられずに悲願となっていたPTTHの構造決定[10][2][11][12]については、複数の指導教員が日本学士院賞などの表彰を受けた[13]。
東京大学農学部出身者のなかで最年少で東京大学教授(新領域創成科学研究科)に就任した。東京大学の柏キャンパスでの研究室の新設に当たっては、Nature誌に若齢者の採用を牽制する記事が出る中[14]、新進気鋭の東原和成を助教授として迎え入れてサポートした[15][16]。
数億円規模の大型公的研究事業の代表者を複数回(1996年度~1999年度[17][18]、1999年度~2003年度[19][20]、2009年度~2013年度[21][22])務めた。Science誌などの一流国際学術誌に投稿論文が数多く掲載され、米国科学アカデミー紀要などで表紙[23][24][25][26]や紹介記事[27][28][29][30][31]を飾るなど、業績は国際的にも注目された。また、2001年の柏キャンパス始動時の在籍者からは、日本学士院学術奨励賞が3名(東原和成[32]、岡勇輝[33][34]、山中直岐[35])に授与された。研究室の風景や研究成果は国内外のメディアに何度も取り上げられ[36][37][38][39][40][41][42][43]、アウトリーチ活動にも貢献した。柏キャンパス始動時に先端生命科学研究系長を務め、新領域創成科学研究科の立ち上げにも貢献した。定年退職と同時に日本農学賞(読売農学賞)を受賞した[1][44]。
研究内容
[編集]研究指導者としては、脱皮ホルモンであるエクジステロイドを産生する前胸腺[45]や、発育を制御する昆虫ホルモン[46]に関する研究を主に実施した。具体的には、
- 活性を持つPTTH組換え体の大量生産法の確立[47]
- PTTHの架橋構造の解明[47]
- PTTHの糖鎖構造の解析[48]
- PTTHの種間での相同性の低さに関する研究[49][50]
- 昆虫のインシュリン様分子の構造解析[51][52]
- 昆虫のインシュリン様分子が持つ多様な機能についての解析[53][54][55][56][57][58][59]
- 前胸腺に作用しエクジステロイドを放出させる因子の下流の分子機構には因子によって大きな差異があることの予備的発見[60][61]と実証[62][63][64]
- PTTH以外で前胸腺を刺激する能力をもつペプチドの発見と同定[65][62][63][64]
- 前胸腺に対して抑制的に作用するペプチドの発見と同定[66][67][68][69]
- 前胸腺がホルモン以外にも神経投射による制御を受けていることの発見[68][62][69]
- 前胸腺において特徴をもって発現する遺伝子の探索[70][71][72][73][74]
- 様々な昆虫神経ペプチド受容体の同定[67][65][75][76][63][77][78]
- PTTH受容体Torso[79]の構造解析[80](米国ハーバード大学の発表[81]と同時期)
- 昆虫ステロイドの微量分析[82][83][84]
- 新規のエクジステロイド合成酵素の同定と機能解析[70][71][85][86]
- エクジステロイド合成酵素の様々な種からの同定と解析[87][88][89][90]
- エクジステロイド合成酵素遺伝子の転写制御の解析[87][71][91][73][92]
- 前胸腺でのステロイド輸送を担う因子の探索とその機能解析[93][94][95]
- 蛹休眠の分子機構の解析[96][97][98][89]
- 時空間発現解析によるGPCRリガンドの包括的同定[75]
- コレステロールを基質にする新規酵素の同定[85][86]
- 砂漠のサボテンしか食べなくなった生物種の解析に基づく食性進化の驚くべき容易さの発見[99][100]
- 繭を着色するカロテノイド色素輸送遺伝子の解析[93][101]
- 運動神経栄養因子のvitro精製系におけるRNAの効果の発見[102]
- 受容体の探索過程でクローニングされた膜タンパク質GHITMの解析[103][104]
などを、名古屋大学や農業生物資源研究所、筑波大学、中国浙江大学、スロバキア科学アカデミー、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校、米国ワシントン大学、仏国パリ・ディドロ大学をはじめとする国内外の研究機関に属する多数の研究者と共に実施した。
略歴
[編集]- 1981年3月 - 東京大学農学部農芸化学科卒業
- 1986年3月 - 東京大学大学院農学系研究科農芸化学博士課程修了(農学博士)
- 1986年4月 - Sandoz Crop Protection 社 Zoecon Research Institute ポストドクトラルフェロー
- 1988年7月 - 東京大学農学部助手(生物有機化学研究室)
- 1994年6月 - 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授(分子生命工学研究室)
- 1999年4月 - 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻教授(分子認識化学研究室)
- 2024年3月 - 定年退職
- 2024年6月 - 東京大学名誉教授
受賞歴
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “倉敷出身 片岡さんに日本農学賞 元東大教授、昆虫の成育 謎に迫る:山陽新聞デジタル|さんデジ”. 山陽新聞デジタル|さんデジ. 2024年7月24日閲覧。
- ^ a b 石崎 宏矩『サナギから蛾へ: カイコの脳ホルモンを究める』名古屋大学出版会、2006年10月10日 。
- ^ Kataoka, Hiroshi; Nagasawa, Hiromichi; Isogai, Akira; Tamura, Saburo; Mizoguchi, Akira; Fujiwara, Yuko; Suzuki, Chu; Ishizaki, Hironori et al. (1987-04-01). “Isolation and Partial Characterization of a Prothoracicotropic Hormone of the Silkworm, Bombyx mori” (英語). Agricultural and Biological Chemistry 51 (4): 1067–1076. doi:10.1080/00021369.1987.10868149. ISSN 0002-1369 .
- ^ Kawakami, Atsushi; Kataoka, Hiroshi; Oka, Tadanori; Mizoguchi, Akira; Kimura-Kawakami, Mina; Adachi, Takashi; Iwami, Masafumi; Nagasawa, Hiromichi et al. (1990-03-16). “Molecular Cloning of the Bombyx mori Prothoracicotropic Hormone” (英語). Science 247 (4948): 1333–1335. doi:10.1126/science.2315701. ISSN 0036-8075 .
- ^ Kataoka, Hiroshi; Nagasawa, Hiromichi; Isogai, Akira; Ishizaki, Hironori; Suzuki, Akinori (1991-01). “Prothoracicotropic Hormone of the Silkworm, Bombyx mori : Amino Acid Sequence and Dimeric Structure” (英語). Agricultural and Biological Chemistry 55 (1): 73–86. doi:10.1080/00021369.1991.10870535. ISSN 0002-1369 .
- ^ Kataoka, Hiroshi; Toschi, Anne; Li, Jorge P.; Carney, Robert L.; Schooley, David A.; Kramer, Steven J. (1989-03-17). “Identification of an Allatotropin from Adult Manduca Sexta” (英語). Science 243 (4897): 1481–1483. doi:10.1126/science.243.4897.1481. ISSN 0036-8075 .
- ^ Kramer, S J; Toschi, A; Miller, C A; Kataoka, H; Quistad, G B; Li, J P; Carney, R L; Schooley, D A (1991-11). “Identification of an allatostatin from the tobacco hornworm Manduca sexta.” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 88 (21): 9458–9462. doi:10.1073/pnas.88.21.9458. ISSN 0027-8424. PMC 52737. PMID 1946359 .
- ^ Kataoka, Hiroshi; Troetschler, Ruth G.; Kramer, Steven J.; Cesarin, Blake J.; Schooley, David A. (1987-07-31). “Isolation and primary structure of the eclosion hormone of the tobacco hornworm, Manduca sexta”. Biochemical and Biophysical Research Communications 146 (2): 746–750. doi:10.1016/0006-291X(87)90592-4. ISSN 0006-291X .
- ^ Kataoka, Hiroshi; Troetschler, Ruth G.; Li, Jorge P.; Kramer, Steven J.; Carney, Robert L.; Schooley, David A. (1989-04). “Isolation and identification of a diuretic hormone from the tobacco hornworm, Manduca sexta” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 86 (8): 2976–2980. doi:10.1073/pnas.86.8.2976. ISSN 0027-8424. PMC 287043. PMID 16594029 .
- ^ “『かつて絵描きだった』石崎 宏矩”. サイエンティスト・ライブラリー | JT生命誌研究館. 2024年7月24日閲覧。
- ^ 西尾敏彦 編『昭和農業技術史への証言 第10集 (人間選書 274) 第3話 農芸化学の研究生活回顧―生物活性物質の研究者からサポーターへ 鈴木昭憲述』農山漁村文化協会、2012年12月1日、139-196頁 。
- ^ 田村三郎『現象の追跡―生理活性物質化学を拓く』学会出版センター、1981年12月1日、142頁 。
- ^ “カイコ脳神経ペプチドに関する化学的・分子生物学的研究”. 日本学士院 (1992年6月8日). 2024年7月24日閲覧。
- ^ Saegusa, Asako (1998-04-01). “Tokyo's plan for new campus under threat” (英語). Nature 392 (6675): 429–429. doi:10.1038/32991. ISSN 1476-4687 .
- ^ 東原和成「生物がにおいを識別する仕組み(謝辞の欄)」『化学と生物』第41巻第3号、2003年、150–156頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.41.150、ISSN 0453-073X。
- ^ “とことん論理的に考え、魂を注ぎこんだときにブレークスルーが生まれる”. Nature ダイジェスト (2005年12月). 2024年7月26日閲覧。
- ^ “変態・休眠を支配するホルモン分子の動態と環境応答”. KAKEN. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “科学研究費補助金 特定領域研究(A) 昆虫の変態・休眠の分子機構 課題番号: 08276103 平成8-11年度 研究成果報告書”. 名古屋大学. pp. 15-19. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “平成 11 年度開始未来開拓学術研究推進事業研究プロジェクト 生命科学領域「昆虫特異機能の発現機構と開発」研究推進委員会 昆虫の個体及び社会性発達の制御機構解明とその利用”. 日本学術振興会. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “昆虫の個体及び社会性発達の制御機構解明とその利用 研究プロジェクト成果概要”. 日本学術振興会. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “昆虫脱皮ホルモン合成系に着目した昆虫発育制御剤の探索 2009年度 採択された研究課題”. www.naro.go.jp. 生物系特定産業技術研究支援センター. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “昆虫脱皮ホルモン合成系に着目した昆虫発育制御剤の探索 2013年度 終了時評価結果”. www.naro.go.jp. 生物系特定産業技術研究支援センター. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “Biochemical and Biophysical Research Communications | Vol 337, Issue 1, Pages 1-412 (11 November 2005) | ScienceDirect.com by Elsevier” (英語). www.sciencedirect.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ “Biochemical and Biophysical Research Communications | Vol 341, Issue 1, Pages 1-278 (3 March 2006) | ScienceDirect.com by Elsevier” (英語). www.sciencedirect.com. 2024年7月26日閲覧。
- ^ “PNAS, June 6, 2006, vol. 103, no. 23”. www.pnas.org (2006年6月30日). 2024年7月26日閲覧。
- ^ “PNAS, May 22, 2007, vol. 104, no. 21”. www.pnas.org (2007年5月21日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ Guyer, Ruth Levy (1990-03-16). “This Week in Science: Silkmoth developmental hormone cloned” (英語). Science 247 (4948): 1271–1271. doi:10.1126/science.1990.247.4948.twis. ISSN 0036-8075 .
- ^ Truman, James W. (2006-06-13). “Steroid hormone secretion in insects comes of age” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 103 (24): 8909–8910. doi:10.1073/pnas.0603252103. ISSN 0027-8424. PMC 1482536. PMID 16757560 .
- ^ “From Neverland: insights into steroid hormone synthesis”. Development (2006) 133 (13): e1305. 2024年7月28日閲覧。
- ^ “Research highlights: Silkworm coloration gene” (英語). Nature Genetics 39 (6): 713–713. (2007-06). doi:10.1038/ng0607-713. ISSN 1061-4036 .
- ^ “This Week in Science: Limiting Your Options” (英語). Science 337 (6102): 1580–1582. (2012-09-28). doi:10.1126/science.2012.337.6102.twis. ISSN 0036-8075 .
- ^ “日本学士院学術奨励賞の受賞者決定について | 日本学士院”. www.japan-acad.go.jp. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “日本学士院学術奨励賞の受賞者決定について | 日本学士院”. www.japan-acad.go.jp. 2024年8月1日閲覧。
- ^ 岡勇輝 (2019). “私のメンター 東原和成―化学感覚の真理を嗅ぎ分ける探究者”. 実験医学 Vol.37 No.4. ISBN 978-4-7581-2517-8 .
- ^ “日本学士院学術奨励賞の受賞者決定について | 日本学士院”. www.japan-acad.go.jp. 2024年8月1日閲覧。
- ^ “驚異!生物たちのスーパーセンサー (6)”. SCIENCE CHANNEL(JST). 2024年7月30日閲覧。
- ^ “驚異!生物たちのスーパーセンサー (7)”. SCIENCE CHANNEL(JST). 2024年7月30日閲覧。
- ^ “農業生物資源研究所 - プレスリリース - 昆虫の脱皮に新たなメカニズムを発見 -”. www.naro.affrc.go.jp. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “The Big Picture”. BBC news (2007年5月9日). 2024年7月30日閲覧。
- ^ “サイエンスZERO 2007年6月2日”. NHK. 2024年7月30日閲覧。
- ^ “Evolving Dependence” (英語). The Scientist Magazine®. 2024年7月30日閲覧。
- ^ “サイエンス誌に載った日本人研究者2012”. アスカコーポレーション. p. 55. 2024年7月25日閲覧。
- ^ テレビ東京・BSテレ東『BSテレ東 10月17日(月)「居間からサイエンス」(37:40付近)』2022年 。2024年8月3日閲覧。
- ^ a b “第61回 読売農学賞 受賞7人の業績”. 読売新聞オンライン (2024年3月31日). 2024年7月24日閲覧。
- ^ 丹羽隆介 著、園部治之、長澤寛道 編『脱皮と変態の生物学: 昆虫と甲殻類のホルモン作用の謎を追う』東海大学、2011年5月1日、55-76頁 。
- ^ 竹井祥郎、溝口明『多様性の内分泌学: ホルモンの統合的理解のために』丸善出版、2021年11月1日 。
- ^ a b Ishibashi, Jun; Kataoka, Hiroshi; Isogai, Akira; Kawakami, Atsushi; Saegusa, Hironao; Yagi, Yoshimasa; Mizoguchi, Akira; Ishizaki, Hironori et al. (1994-05-17). “Assignment of Disulfide Bond Location in Prothoracicotropic Hormone of the Silkworm, Bombyx mori: A Homodimeric Peptide” (英語). Biochemistry 33 (19): 5912–5919. doi:10.1021/bi00185a031. ISSN 0006-2960 .
- ^ Nagata, Shinji; Kobayashi, Jun; Kataoka, Hiroshi; Suzuki, Akinori (2014-08-03). “Structural determination of an N -glycan moiety attached to the prothoracicotropic hormone from the silkmoth Bombyx mori” (英語). Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 78 (8): 1381–1383. doi:10.1080/09168451.2014.925777. ISSN 0916-8451 .
- ^ Gilbert, L.I; Rybczynski, R; Song, Q; Mizoguchi, A; Morreale, R; Smith, W.A; Matubayashi, H; Shionoya, M et al. (2000-11). “Dynamic regulation of prothoracic gland ecdysteroidogenesis: Manduca sexta recombinant prothoracicotropic hormone and brain extracts have identical effects” (英語). Insect Biochemistry and Molecular Biology 30 (11): 1079–1089. doi:10.1016/S0965-1748(00)00083-7 .
- ^ Shionoya, Motoko; Matsubayashi, Hideki; Asahina, Masako; Kuniyoshi, Hisato; Nagata, Shinji; Riddiford, Lynn M; Kataoka, Hiroshi (2003-08). “Molecular cloning of the prothoracicotropic hormone from the tobacco hornworm, Manduca sexta” (英語). Insect Biochemistry and Molecular Biology 33 (8): 795–801. doi:10.1016/S0965-1748(03)00078-X .
- ^ Nagata, Koji; Hatanaka, Hideki; Kohda, Daisuke; Kataoka, Hiroshi; Nagasawa, Hiromichi; Isogai, Akira; Ishizaki, Hironori; Suzuki, Akinori et al. (1995-11). “Three-dimensional Solution Structure of Bombyxin-II an Insulin-like Peptide of the Silkmoth Bombyx mori: Structural Comparison with Insulin and Relaxin” (英語). Journal of Molecular Biology 253 (5): 749–758. doi:10.1006/jmbi.1995.0588 .
- ^ Nagata, Koji; Hatanaka, Hideki; Kohda, Daisuke; Kataoka, Hiroshi; Nagasawa, Hiromichi; Isogai, Akira; Ishizaki, Hironori; Suzuki, Akinori et al. (1995-11). “Identification of the Receptor-recognition Surface of Bombyxin-II, an Insulin-like Peptide of the SilkmothBombyx mori: Critical Importance of the B-chain Central Part” (英語). Journal of Molecular Biology 253 (5): 759–770. doi:10.1006/jmbi.1995.0589 .
- ^ Tanaka, Minoru; Kataoka, Hiroshi; Nagata, Koji; Nagasawa, Hiromichi; Suzuki, Akinori (1995-06). “Morphological changes of BM-N4 cells induced by bombyxin, an insulin-related peptide of Bombyx mori” (英語). Regulatory Peptides 57 (3): 311–318. doi:10.1016/0167-0115(95)00044-C .
- ^ Satake, Shin'Ichiro; Masumura, Makoto; Ishizaki, Hironori; Nagata, Koji; Kataoka, Hiroshi; Suzuki, Akinori; Mizoguchi, Akira (1997-10). “Bombyxin, an Insulin-Related Peptide of Insects, Reduces the Major Storage Carbohydrates in the Silkworm Bombyx mori” (英語). Comparative Biochemistry and Physiology Part B: Biochemistry and Molecular Biology 118 (2): 349–357. doi:10.1016/S0305-0491(97)00166-1 .
- ^ Nagata, Koji; Maruyama, Kazunori; Kojima, Kuniaki; Yamamoto, Mamoru; Tanaka, Minoru; Kataoka, Hiroshi; Nagasawa, Hiromichi; Isogai, Akira et al. (1999-12). “Prothoracicotropic Activity of SBRPs, the Insulin-like Peptides of the Saturniid Silkworm Samia cynthia ricini” (英語). Biochemical and Biophysical Research Communications 266 (2): 575–578. doi:10.1006/bbrc.1999.1865 .
- ^ Okamoto, Naoki; Yamanaka, Naoki; Satake, Honoo; Saegusa, Hironao; Kataoka, Hiroshi; Mizoguchi, Akira (2009-03). “An ecdysteroid‐inducible insulin‐like growth factor‐like peptide regulates adult development of the silkmoth Bombyx mori” (英語). The FEBS Journal 276 (5): 1221–1232. doi:10.1111/j.1742-4658.2008.06859.x. ISSN 1742-464X .
- ^ Okamoto, Naoki; Yamanaka, Naoki; Yagi, Yoshimasa; Nishida, Yasuyoshi; Kataoka, Hiroshi; O'Connor, Michael B.; Mizoguchi, Akira (2009-12). “A Fat Body-Derived IGF-like Peptide Regulates Postfeeding Growth in Drosophila”. Developmental Cell 17 (6): 885–891. doi:10.1016/j.devcel.2009.10.008. ISSN 1534-5807. PMC 4423396. PMID 20059957 .
- ^ Okamoto, Naoki; Yamanaka, Naoki; Endo, Yasuhisa; Kataoka, Hiroshi; Mizoguchi, Akira (2011-08). “Spatiotemporal patterns of IGF-like peptide expression in the silkmoth Bombyx mori predict its pleiotropic actions” (英語). General and Comparative Endocrinology 173 (1): 171–182. doi:10.1016/j.ygcen.2011.05.009 .
- ^ Fujinaga, Daiki; Kohmura, Yusuke; Okamoto, Naoki; Kataoka, Hiroshi; Mizoguchi, Akira (2017-08-01). “Insulin-like growth factor (IGF)-like peptide and 20-hydroxyecdysone regulate the growth and development of the male genital disk through different mechanisms in the silkmoth, Bombyx mori”. Insect Biochemistry and Molecular Biology 87: 35–44. doi:10.1016/j.ibmb.2017.06.003. ISSN 0965-1748 .
- ^ Dedos, Skarlatos G; Fugo, Hajime; Kataoka, Hiroshi (1998-10). “A new cerebral factor stimulates IP3 levels in the prothoracic glands of Bombyx mori” (英語). Insect Biochemistry and Molecular Biology 28 (10): 767–774. doi:10.1016/S0965-1748(98)00062-9 .
- ^ Dedos, Skarlatos G; Fugo, Hajime; Nagata, Shinji; Takamiya, Masanari; Kataoka, Hiroshi (1999-05). “Differences between recombinant PTTH and crude brain extracts in cAMP-mediated ecdysteroid secretion from the prothoracic glands of the silkworm, Bombyx mori” (英語). Journal of Insect Physiology 45 (5): 415–422. doi:10.1016/S0022-1910(98)00140-1 .
- ^ a b c Yamanaka, Naoki; Roller, Ladislav; Žitňan, Dušan; Satake, Honoo; Mizoguchi, Akira; Kataoka, Hiroshi; Tanaka, Yoshiaki (2011-02). “Bombyx orcokinins are brain‐gut peptides involved in the neuronal regulation of ecdysteroidogenesis” (英語). Journal of Comparative Neurology 519 (2): 238–246. doi:10.1002/cne.22517. ISSN 0021-9967. PMC 4964791. PMID 21165973 .
- ^ a b c Iga, Masatoshi; Nakaoka, Takayoshi; Suzuki, Yutaka; Kataoka, Hiroshi (2014-07-29). “Pigment Dispersing Factor Regulates Ecdysone Biosynthesis via Bombyx Neuropeptide G Protein Coupled Receptor-B2 in the Prothoracic Glands of Bombyx mori” (英語). PLOS ONE 9 (7): e103239. doi:10.1371/journal.pone.0103239. ISSN 1932-6203. PMC 4114559. PMID 25072638 .
- ^ a b 伊賀正年 (2013). “第37回日本比較内分泌学会大会で若手研究者最優秀発表賞を受賞して” (英語). 比較内分泌学 39 (148): 33–34. doi:10.5983/nl2008jsce.39.33. ISSN 1882-6636 .
- ^ a b Watanabe, Ken; Hull, J. Joe; Niimi, Teruyuki; Imai, Kunio; Matsumoto, Shogo; Yaginuma, Toshinobu; Kataoka, Hiroshi (2007-07). “FXPRL-amide peptides induce ecdysteroidogenesis through a G-protein coupled receptor expressed in the prothoracic gland of Bombyx mori” (英語). Molecular and Cellular Endocrinology 273 (1-2): 51–58. doi:10.1016/j.mce.2007.05.008 .
- ^ Hua, Yue-Jin; Tanaka, Yoshiaki; Nakamura, Keiji; Sakakibara, Mika; Nagata, Shinji; Kataoka, Hiroshi (1999-10). “Identification of a Prothoracicostatic Peptide in the Larval Brain of the Silkworm, Bombyx mori” (英語). Journal of Biological Chemistry 274 (44): 31169–31173. doi:10.1074/jbc.274.44.31169 .
- ^ a b Yamanaka, Naoki; Hua, Yue-Jin; Mizoguchi, Akira; Watanabe, Ken; Niwa, Ryusuke; Tanaka, Yoshiaki; Kataoka, Hiroshi (2005-04). “Identification of a Novel Prothoracicostatic Hormone and Its Receptor in the Silkworm Bombyx mori”. Journal of Biological Chemistry 280 (15): 14684–14690. doi:10.1074/jbc.m500308200. ISSN 0021-9258 .
- ^ a b Yamanaka, Naoki; Žitňan, Dušan; Kim, Young-Joon; Adams, Michael E.; Hua, Yue-Jin; Suzuki, Yusuke; Suzuki, Minoru; Suzuki, Akemi et al. (2006-06-06). “Regulation of insect steroid hormone biosynthesis by innervating peptidergic neurons” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 103 (23): 8622–8627. doi:10.1073/pnas.0511196103. ISSN 0027-8424. PMC 1482630. PMID 16707581 .
- ^ a b 山中直岐、片岡宏誌「FMRFamide 関連ペプチドが脱皮・変態を制御する カイコを用いた生理活性ペプチド研究の現状と展望」『化学と生物』第43巻第10号、2005年、671–677頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.43.671、ISSN 0453-073X。
- ^ a b Niwa, Ryusuke; Matsuda, Takahiro; Yoshiyama, Takuji; Namiki, Toshiki; Mita, Kazuei; Fujimoto, Yoshinori; Kataoka, Hiroshi (2004-08). “CYP306A1, a Cytochrome P450 Enzyme, Is Essential for Ecdysteroid Biosynthesis in the Prothoracic Glands of Bombyx and Drosophila”. Journal of Biological Chemistry 279 (34): 35942–35949. doi:10.1074/jbc.m404514200. ISSN 0021-9258 .
- ^ a b c Namiki, Toshiki; Niwa, Ryusuke; Sakudoh, Takashi; Shirai, Ken-ichi; Takeuchi, Hideaki; Kataoka, Hiroshi (2005-11-11). “Cytochrome P450 CYP307A1/Spook: A regulator for ecdysone synthesis in insects”. Biochemical and Biophysical Research Communications 337 (1): 367–374. doi:10.1016/j.bbrc.2005.09.043. ISSN 0006-291X .
- ^ Namiki, Toshiki; Niwa, Ryusuke; Higuchi, Atsushi; Yoshiyama, Takuji; Mita, Kazuei; Kataoka, Hiroshi (2009-03-23). “A Basic-HLH Transcription Factor, HLH54F , Is Highly Expressed in the Prothoracic Gland in the Silkworm Bombyx mori and the Fruit Fly Drosophila melanogaster” (英語). Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 73 (3): 762–765. doi:10.1271/bbb.80737. ISSN 0916-8451 .
- ^ a b Niwa, Ryusuke; Sakudoh, Takashi; Matsuya, Takeshi; Namiki, Toshiki; Kasai, Shinji; Tomita, Takashi; Kataoka, Hiroshi (2011-11). “Expressions of the cytochrome P450 monooxygenase gene Cyp4g1 and its homolog in the prothoracic glands of the fruit fly Drosophila melanogaster (Diptera: Drosophilidae) and the silkworm Bombyx mori (Lepidoptera: Bombycidae)” (英語). Applied Entomology and Zoology 46 (4): 533–543. doi:10.1007/s13355-011-0074-6. ISSN 0003-6862 .
- ^ Nakaoka, Takayoshi; Iga, Masatoshi; Yamada, Tetsuya; Koujima, Ikumi; Takeshima, Mika; Zhou, Xiangying; Suzuki, Yutaka; Ogihara, Mari H. et al. (2017-03-03). Ling, Erjun. ed. “Deep sequencing of the prothoracic gland transcriptome reveals new players in insect ecdysteroidogenesis” (英語). PLOS ONE 12 (3): e0172951. doi:10.1371/journal.pone.0172951. ISSN 1932-6203. PMC 5336252. PMID 28257485 .
- ^ a b Yamanaka, Naoki; Yamamoto, Sachie; Žitňan, Dušan; Watanabe, Ken; Kawada, Tsuyoshi; Satake, Honoo; Kaneko, Yu; Hiruma, Kiyoshi et al. (2008-08-25). “Neuropeptide Receptor Transcriptome Reveals Unidentified Neuroendocrine Pathways” (英語). PLOS ONE 3 (8): e3048. doi:10.1371/journal.pone.0003048. ISSN 1932-6203. PMC 2516173. PMID 18725956 .
- ^ Yamanaka, Naoki; Hua, Yue-Jin; Roller, Ladislav; Spalovská-Valachová, Ivana; Mizoguchi, Akira; Kataoka, Hiroshi; Tanaka, Yoshiaki (2010-02-02). “Bombyx prothoracicostatic peptides activate the sex peptide receptor to regulate ecdysteroid biosynthesis” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 107 (5): 2060–2065. doi:10.1073/pnas.0907471107. ISSN 0027-8424. PMC 2836647. PMID 20133850 .
- ^ Iga, Masatoshi; Kataoka, Hiroshi (2015-08-03). “Identification and characterization of the diuretic hormone 31 receptor in the silkworm Bombyx mori” (英語). Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 79 (8): 1305–1307. doi:10.1080/09168451.2015.1018128. ISSN 0916-8451 .
- ^ 山中直岐、片岡宏誌「受容体の解析が拓く神経ペプチド研究の新たな地平」『化学と生物』第46巻第5号、2008年、352–357頁、doi:10.1271/kagakutoseibutsu.46.352、ISSN 0453-073X。
- ^ Rewitz, Kim F.; Yamanaka, Naoki; Gilbert, Lawrence I.; O’Connor, Michael B. (2009-12-04). “The Insect Neuropeptide PTTH Activates Receptor Tyrosine Kinase Torso to Initiate Metamorphosis” (英語). Science 326 (5958): 1403–1405. doi:10.1126/science.1176450. ISSN 0036-8075 .
- ^ Konogami, Tadafumi; Yang, Yiwen; Ogihara, Mari H.; Hikiba, Juri; Kataoka, Hiroshi; Saito, Kazuki (2016-03-01). “Ligand-dependent responses of the silkworm prothoracicotropic hormone receptor, Torso, are maintained by unusual intermolecular disulfide bridges in the transmembrane region” (英語). Scientific Reports 6 (1). doi:10.1038/srep22437. ISSN 2045-2322. PMC 4772477. PMID 26928300 .
- ^ Jenni, Simon; Goyal, Yogesh; von Grotthuss, Marcin; Shvartsman, Stanislav Y.; Klein, Daryl E. (2015-12). “Structural Basis of Neurohormone Perception by the Receptor Tyrosine Kinase Torso” (英語). Molecular Cell 60 (6): 941–952. doi:10.1016/j.molcel.2015.10.026 .
- ^ Igarashi, Fumihiko; Hikiba, Juri; Ogihara, Mari H.; Nakaoka, Takayoshi; Suzuki, Minoru; Kataoka, Hiroshi (2011-12). “A highly specific and sensitive quantification analysis of the sterols in silkworm larvae by high performance liquid chromatography–atmospheric pressure chemical ionization–tandem mass spectrometry” (英語). Analytical Biochemistry 419 (2): 123–132. doi:10.1016/j.ab.2011.08.046 .
- ^ Hikiba, Juri; Ogihara, Mari H.; Iga, Masatoshi; Saito, Kazuki; Fujimoto, Yoshinori; Suzuki, Minoru; Kataoka, Hiroshi (2013-02). “Simultaneous quantification of individual intermediate steroids in silkworm ecdysone biosynthesis by liquid chromatography–tandem mass spectrometry with multiple reaction monitoring” (英語). Journal of Chromatography B 915-916: 52–56. doi:10.1016/j.jchromb.2012.12.014 .
- ^ Takeshima, Mika; Ogihara, Mari H.; Kataoka, Hiroshi (2019-09-29). “Sterol Characteristics in Silkworm Brain and Various Tissues Characterized by Precise Sterol Profiling Using LC-MS/MS” (英語). International Journal of Molecular Sciences 20 (19): 4840. doi:10.3390/ijms20194840. ISSN 1422-0067. PMC 6801466. PMID 31569473 .
- ^ a b Yoshiyama, Takuji; Namiki, Toshiki; Mita, Kazuei; Kataoka, Hiroshi; Niwa, Ryusuke (2006-07-01). “Neverland is an evolutionally conserved Rieske-domain protein that is essential for ecdysone synthesis and insect growth” (英語). Development 133 (13): 2565–2574. doi:10.1242/dev.02428. ISSN 1477-9129 .
- ^ a b Yoshiyama-Yanagawa, Takuji; Enya, Sora; Shimada-Niwa, Yuko; Yaguchi, Shunsuke; Haramoto, Yoshikazu; Matsuya, Takeshi; Shiomi, Kensuke; Sasakura, Yasunori et al. (2011-07). “The Conserved Rieske Oxygenase DAF-36/Neverland Is a Novel Cholesterol-metabolizing Enzyme” (英語). Journal of Biological Chemistry 286 (29): 25756–25762. doi:10.1074/jbc.M111.244384. PMC 3138242. PMID 21632547 .
- ^ a b Niwa, R.; Sakudoh, T.; Namiki, T.; Saida, K.; Fujimoto, Y.; Kataoka, H. (2005-10). “The ecdysteroidogenic P450 Cyp302a1/disembodied from the silkworm, Bombyx mori , is transcriptionally regulated by prothoracicotropic hormone” (英語). Insect Molecular Biology 14 (5): 563–571. doi:10.1111/j.1365-2583.2005.00587.x. ISSN 0962-1075 .
- ^ Ogihara, Mari Horigane; Hikiba, Juri; Suzuki, Yutaka; Taylor, DeMar; Kataoka, Hiroshi (2015-04-27). Mans, Ben J. ed. “Ovarian Ecdysteroidogenesis in Both Immature and Mature Stages of an Acari, Ornithodoros moubata” (英語). PLOS ONE 10 (4): e0124953. doi:10.1371/journal.pone.0124953. ISSN 1932-6203. PMC 4411005. PMID 25915939 .
- ^ a b Ogihara, M. H.; Ikeda, H.; Yamada, N.; Hikiba, J.; Nakaoka, T.; Fujimoto, Y.; Suzuki, Y.; Saito, K. et al. (2017-06). “Identification of ecdysteroidogenic enzyme genes and their expression during pupal diapause in the cabbage armyworm, Mamestra brassicae” (英語). Insect Molecular Biology 26 (3): 286–297. doi:10.1111/imb.12291. ISSN 0962-1075 .
- ^ Zhou, Xiang; Ye, Yi-Zhou; Ogihara, Mari H.; Takeshima, Mika; Fujinaga, Daiki; Liu, Cheng-Wen; Zhu, Zhen; Kataoka, Hiroshi et al. (2020-08). “Functional analysis of ecdysteroid biosynthetic enzymes of the rice planthopper, Nilaparvata lugens” (英語). Insect Biochemistry and Molecular Biology 123: 103428. doi:10.1016/j.ibmb.2020.103428 .
- ^ Yamanaka, Naoki; Honda, Naoko; Osato, Noe; Niwa, Ryusuke; Mizoguchi, Akira; Kataoka, Hiroshi (2007-11-23). “Differential Regulation of Ecdysteroidogenic P450 Gene Expression in the Silkworm, Bombyx mori” (英語). Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 71 (11): 2808–2814. doi:10.1271/bbb.70420. ISSN 0916-8451 .
- ^ Ogihara, Mari H.; Hikiba, Juri; Iga, Masatoshi; Kataoka, Hiroshi (2015-09). “Negative regulation of juvenile hormone analog for ecdysteroidogenic enzymes” (英語). Journal of Insect Physiology 80: 42–47. doi:10.1016/j.jinsphys.2015.03.012 .
- ^ a b Sakudoh, Takashi; Tsuchida, Kozo; Kataoka, Hiroshi (2005-11). “BmStart1, a novel carotenoid-binding protein isoform from Bombyx mori, is orthologous to MLN64, a mammalian cholesterol transporter” (英語). Biochemical and Biophysical Research Communications 336 (4): 1125–1135. doi:10.1016/j.bbrc.2005.08.241 .
- ^ Igarashi, Fumihiko; Ogihara, Mari H.; Iga, Masatoshi; Kataoka, Hiroshi (2018-06). “Cholesterol internalization and metabolism in insect prothoracic gland, a steroidogenic organ, via lipoproteins” (英語). Steroids 134: 110–116. doi:10.1016/j.steroids.2018.01.012 .
- ^ Takeshima, Mika; Ogihara, Mari H.; Kataoka, Hiroshi (2022-08). “Characterization and functional analysis of BmSR-B1 for phytosterol uptake” (英語). Steroids 184: 109039. doi:10.1016/j.steroids.2022.109039 .
- ^ Mizoguchi, Akira; Ohsumi, Shintaro; Kobayashi, Katuji; Okamoto, Naoki; Yamada, Nobuto; Tateishi, Ken; Fujimoto, Yoshinori; Kataoka, Hiroshi (2013-04-05). Smagghe, Guy. ed. “Prothoracicotropic Hormone Acts as a Neuroendocrine Switch between Pupal Diapause and Adult Development” (英語). PLoS ONE 8 (4): e60824. doi:10.1371/journal.pone.0060824. ISSN 1932-6203. PMC 3618418. PMID 23577167 .
- ^ Yamada, Nobuto; Okamoto, Naoki; Kataoka, Hiroshi; Mizoguchi, Akira (2016-01-08). Wegener, Christian. ed. “Endocrine Mechanisms Regulating Post-Diapause Development in the Cabbage Armyworm, Mamestra brassicae” (英語). PLOS ONE 11 (1): e0146619. doi:10.1371/journal.pone.0146619. ISSN 1932-6203. PMC 4706342. PMID 26745499 .
- ^ Yamada, Nobuto; Kataoka, Hiroshi; Mizoguchi, Akira (2017-01-31). “Myosuppressin is involved in the regulation of pupal diapause in the cabbage army moth Mamestra brassicae” (英語). Scientific Reports 7 (1). doi:10.1038/srep41651. ISSN 2045-2322. PMC 5282580. PMID 28139750 .
- ^ Lang, Michael; Murat, Sophie; Clark, Andrew G.; Gouppil, Géraldine; Blais, Catherine; Matzkin, Luciano M.; Guittard, Émilie; Yoshiyama-Yanagawa, Takuji et al. (2012-09-28). “Mutations in the neverland Gene Turned Drosophila pachea into an Obligate Specialist Species” (英語). Science 337 (6102): 1658–1661. doi:10.1126/science.1224829. ISSN 0036-8075. PMC 4729188. PMID 23019649 .
- ^ “『むしコラ』 たった1つの酵素のわずかな違いが、ショウジョウバエの生活史を変化させた”. column.odokon.org. 2024年7月31日閲覧。
- ^ Sakudoh, Takashi; Sezutsu, Hideki; Nakashima, Takeharu; Kobayashi, Isao; Fujimoto, Hirofumi; Uchino, Keiro; Banno, Yutaka; Iwano, Hidetoshi et al. (2007-05-22). “Carotenoid silk coloration is controlled by a carotenoid-binding protein, a product of the Yellow blood gene” (英語). Proceedings of the National Academy of Sciences 104 (21): 8941–8946. doi:10.1073/pnas.0702860104. ISSN 0027-8424. PMC 1885607. PMID 17496138 .
- ^ Takamiya, Masanari; Ui-Tei, Kumiko; Nagano, Masatoshi; Suzuki, Hidenori; Suzuki, Akinori; Miyata, Yuhei; Kataoka, Hiroshi (1999). “Identification of RNA as a substance responsible for the survival of chick spinal motoneurons in vitro” (英語). Proceedings of the Japan Academy, Series B 75 (3): 59–63. doi:10.2183/pjab.75.59. ISSN 0386-2208 .
- ^ Nagata, Shinji; Namiki, Toshiki; Ko, Rinkei; Kataoka, Hiroshi; Suzuki, Akinori (2006-01). “A Novel Type of Receptor cDNA from the Prothoracic Glands of the Silkworm, Bombyx mori” (英語). Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 70 (2): 554–558. doi:10.1271/bbb.70.554. ISSN 0916-8451 .
- ^ Yoshida, Tadashi; Nagata, Shinji; Kataoka, Hiroshi (2006-03). “Ghitm is an ortholog of the Bombyx mori prothoracic gland-derived receptor (Pgdr) that is ubiquitously expressed in mammalian cells and requires an N-terminal signal sequence for expression” (英語). Biochemical and Biophysical Research Communications 341 (1): 13–18. doi:10.1016/j.bbrc.2005.12.141 .
- ^ 片岡, 宏誌 (1990). “昆虫の脱皮,変態に関与する神経ペプチド類の単離,構造解析”. 日本農芸化学会誌 64 (10): 1589–1595. doi:10.1271/nogeikagaku1924.64.1589 .