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桂團輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつら 團輔だんすけ
本名 富士村 兵太郎
生年月日 不詳年
没年月日 1934年3月10日
出身地 日本の旗 日本
師匠 桂文丸
7代目桂文治
名跡 1. 桂小文丸
2. 桂由之助
3. 桂團輔
活動期間 ? - 1934年
活動内容 上方落語
家族 5代目桂文吾(息子)
所属 桂派

桂 團輔(かつら だんすけ、幕末ころ(安政明治初年ころ) - 1934年3月10日)は、上方噺家。本名: 富士村兵太郎(安太郎、芳太郎など諸説あり)。

実の兄は新内節の美住太夫。実の子は5代目桂文吾という芸能一家の出身。

生まれの年や入門時期ははっきりしないが、最初は桂文丸の門で小文丸という。その後1876年ころに由之助を経て明治10年代後半に初代桂米團治(後の7代目桂文治)の門で團輔となった。

若い頃から神戸を拠点とし大阪京都にはほとんど出演していなかった。

船頭医者」「牛の丸薬」「小倉船」などが十八番の芸だった。晩年は大阪に出て寄席で鳴物を務めていた。

出典

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  • 『落語系圖』(月亭春松編)
  • 『古今東西落語家事典』(平凡社、1989年)
  • 『古今東西噺家紳士録』