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林聖二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はやし せいじ
林 聖二
生誕 (1988-12-03) 1988年12月3日(35歳)
日本山口県下松市
活動期間 2015年-
ジャンル 少年漫画ギャグ漫画
受賞 第81回赤塚賞佳作『ヒデ』
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林 聖二(はやし せいじ)は、日本漫画家山口県下松市出身[1]

来歴

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フリーターをやっていたころに漫画を描き始めた。初めて描いた漫画『おいでませ山口』の原稿を持ち込んだのは24歳から25歳のときで、集英社週刊少年ジャンプ編集部員の村越周が担当編集者になった[2]

2014年第81回赤塚賞に読切『ヒデ』を投稿し佳作を受賞。2015年、『土俵に咲く薔薇』を『少年ジャンプNEXT!!』2015vol.3に掲載し、デビューを果たす。2016年には『週刊少年ジャンプ』に読切を3回掲載する。2017年 『地球人間テラちゃん』を『少年ジャンプ+』(集英社)2017年5月23日 - 6月27日にかけて7話短期連載する。[3]

連載に向け構想を練っていたとき、担当の村越が山口県をネタにした『おいでませ山口』を褒めてくれたことを思い出し、それを基に全国のご当地ネタを題材とした『ジモトがジャパン』を『週刊少年ジャンプ』2018年42号より連載する。同作は12月22日のジャンプフェスタ2019イベントにて、連載開始から3ヶ月、単行本1巻発売前という異例の早さでテレビアニメ化が発表された[2]

人物

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顔は未公表。ジャンプ巻末用に自画像アイコンがある。

学生時代の成績は美術が「4」で他は「3」だった。また、お笑いが好きだったため、ギャグ漫画家になった[2]

作品

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タイトル 形式 掲載誌 備考
ヒデ 読切 未掲載 2014年(第81回)赤塚賞
土俵に咲く薔薇 読切 少年ジャンプNEXT!! 2015vol.3 デビュー作
人間碓氷一臣 読切 週刊少年ジャンプ2016年14号 BLEACH』の代理原稿として掲載
地球人間テラちゃん 読切 週刊少年ジャンプ2016年51号・52号 連載版の前身。全2話
地球人間テラちゃん 連載 少年ジャンプ+ 2017年5月23日[4] - 6月27日[4] 短期連載。全7話
おいでませ山口 読切 少年ジャンプ+ 2018年4月23日[5] 掲載は執筆の数年後
ジモトがジャパン 連載 週刊少年ジャンプ 2018年42号 - 2019年26号
最強ジャンプ 2019年7月号 - 2020年5月号
超狙われ体質の俺が捨てシークレットサービスを拾った件 読切 週刊少年ジャンプ 2022年25号[6]
ゴッドハンド藪 読切 週刊少年ジャンプ 2022年43号[7]
イチゴーキ!操縦中 連載 週刊少年ジャンプ 2022年52号[8] - 2023年20号[9]
ジモトがジャパン 勉タメ編 連載 勉タメジャンプ 2024年 vol.1[10] -

「ヒデ」というキャラクターを継続して使っている。ヒデが登場している作品は、ボツネームを含めて10作品ほど[11]スターシステムであり、キャラ付けは作品ごとに異なっている。全作品というわけではなく、『おいでませ山口』にはヒデ未登場である。

担当編集者

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  1. 村越周 - 初持ち込みから 『ジモトがジャパン』7話まで[2]
  2. 石川颯介[2]

脚注

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  1. ^ 週刊少年ジャンプ2018年42号『ジモトがジャパン』内458ページより。
  2. ^ a b c d e “「人の地元を笑うなァァ!!」少年ジャンプで話題のマンガが地元愛にあふれすぎ”. https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/oshima02 2019年2月11日閲覧。 ※インタビューでは持込作品の名前が出ていないが、単行本1巻末によるとが持込作品だという。
  3. ^ 地球人間テラちゃん - 林聖二|少年ジャンプ+
  4. ^ a b 地球人間テラちゃん”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2022年5月23日閲覧。
  5. ^ おいでませ山口”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2022年5月23日閲覧。
  6. ^ “「ジモトがジャパン」の林聖二が“捨てシークレットサービス”描くギャグ読切”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月23日). https://natalie.mu/comic/news/478587 2022年5月23日閲覧。 
  7. ^ 『週刊少年ジャンプ』2022年43号、集英社、2022年9月26日。 表紙より。
  8. ^ “「ジモトがジャパン」の林聖二が描く“ニコイチ青春改造ギャグ”がジャンプで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年11月28日). https://natalie.mu/comic/news/502993 2022年11月28日閲覧。 
  9. ^ “藤巻忠俊が描く学園アサシンやり直しコメディ、39歳の殺し屋が中学生に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月17日). https://natalie.mu/comic/news/521072 2023年4月17日閲覧。 
  10. ^ “『劇場版ハイキュー‼』の制作裏や黒板の値段は?学習漫画誌「勉タメジャンプ」最新号は「お金とアニメーション」を、興味のあるものから楽しく学ぶ”. ダヴィンチニュース. (2024年5月31日). https://ddnavi.com/review/1301557/a/ 2024年6月26日閲覧。 
  11. ^ 『ジモトがジャパン』単行本1巻62ページ掲載のヒデのプロフィール。