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星知弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
星 知弥
東京ヤクルトスワローズ #24
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 栃木県那須郡那珂川町
生年月日 (1994-04-15) 1994年4月15日(30歳)
身長
体重
183 cm
91 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト2位
初出場 2017年4月1日
年俸 3000万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

星 知弥(ほし ともや、1994年4月15日 - )は、栃木県那須郡那珂川町出身[2]プロ野球選手投手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属[3]

経歴

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プロ入り前

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高校時代からプロスカウトから注目されたが、プロ志望をせずに明治大学へと進み、硬式野球部に入部した[4]。1年春のリーグ戦で154km/hを計測した[5]。大学通算成績は、46試合に登板し、4勝5敗、防御率2.59。

2016年10月20日に行われたドラフト会議東京ヤクルトスワローズからドラフト2位指名を受けた[6]。そして2016年12月1日、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約した[7]。背番号は24[7]

ヤクルト時代

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2017年、4月1日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板。5月7日のDeNA戦でプロ初勝利を挙げた[8]。9月15日に右肘を疲労骨折し、10月12日に右肘の手術を受けた[9]

2018年はリリーフとして結果を残し、9月13日の巨人戦(東京ドーム)で377日ぶりの先発を務め、6回1失点で393日ぶりの先発勝利を手にした。

2019年はオープン戦から打ち込まれた[10]。7月30日に一軍昇格し[11]、主に中継ぎで10試合に登板したものの防御率8.53と振るわなかった。特に制球面に苦しみ[12]、投球回を上回る四球を出した。

2020年は主にロングリリーフとして起用されたが、大量失点を喫することが多く防御率5.25と精彩を欠いた。

2021年、登板数は減ったものの、防御率は前年より改善された。

2022年、キャリア最低の7試合の登板に終わり、安定感に欠けた。3年ぶりの先発登板を果たすも、3回3失点で降板した[13]

2023年は一転してキャリア最高の47試合の登板で20ホールドを記録した[14]

選手としての特徴・人物

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大学時代に最速156km/hを記録した力強い直球が武器の右腕[15][16]。変化球はツーシームスライダーフォーク[17]カーブチェンジアップなど多彩に操る[18]。2023年にリリーフとしてプロ入り後の最速155km/hを計測[19]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2017 ヤクルト 24 18 0 0 0 4 7 0 2 .364 494 110.1 116 14 49 1 5 71 3 0 64 58 4.73 1.50
2018 18 3 0 0 0 2 0 0 0 1.000 136 31.1 24 5 21 0 0 23 0 0 14 14 4.02 1.44
2019 10 1 0 0 0 1 3 0 0 .250 67 12.2 15 1 15 1 0 10 1 0 12 12 8.53 2.37
2020 36 0 0 0 0 0 1 0 3 .000 216 48.0 57 7 24 0 1 40 2 0 28 28 5.25 1.69
2021 25 0 0 0 0 0 0 1 7 ---- 108 24.1 23 2 11 0 0 28 0 0 14 13 4.81 1.40
2022 7 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 56 12.1 14 2 6 0 1 12 0 0 6 6 4.38 1.62
2023 47 0 0 0 0 2 2 0 20 .500 161 40.0 34 4 16 4 1 48 2 0 15 15 3.38 1.25
2024 36 0 0 0 0 1 0 1 2 1.000 166 37.1 37 4 18 2 2 33 1 0 15 15 3.62 1.47
通算:8年 203 23 0 0 0 10 14 2 34 .417 1404 316.1 320 39 160 8 10 265 9 0 168 161 4.58 1.52
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手












2017 ヤクルト 24 5 19 1 1 .960
2018 18 2 4 0 1 1.000
2019 10 2 1 0 0 1.000
2020 36 3 8 1 1 .917
2021 25 1 5 0 1 1.000
2022 7 0 0 0 0 ----
2023 47 4 4 0 1 1.000
2024 36 1 6 0 1 1.000
通算 203 18 47 2 6 .970
  • 2024年度シーズン終了時

記録

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初記録
投手記録
  • 初登板:2017年4月1日、対横浜DeNAベイスターズ2回戦(明治神宮野球場)、7回表に4番手で救援登板、1回無失点
  • 初奪三振:同上、7回表にアウディ・シリアコから空振り三振
  • 初先発登板:2017年4月30日、対読売ジャイアンツ5回戦(明治神宮野球場)、6回2失点(自責点1)で勝敗つかず
  • 初勝利・初先発勝利:2017年5月7日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(横浜スタジアム)、5回3失点
  • 初セーブ:2021年9月23日、対横浜DeNAベイスターズ20回戦(横浜スタジアム)、9回裏に3番手で救援登板・完了、1回1失点
打撃記録

背番号

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  • 24(2017年 - )

登板曲

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代表歴

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脚注

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  1. ^ ヤクルト - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年12月13日閲覧。
  2. ^ 那珂川警察署 栃木県警察”. 那珂川警察署. 2017年1月12日閲覧。
  3. ^ 星 知弥 東京ヤクルトスワローズ”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 2017年1月12日閲覧。
  4. ^ ヤクルトドラフト2位・星知弥投手、高山俊選手に打たれた記憶ない”. ドラフト会議ホームページ (2016年10月27日). 2017年1月12日閲覧。
  5. ^ 柳だけじゃない!明大・星、最速154キロスピードスター”. サンケイスポーツ (2016年10月3日). 2017年1月15日閲覧。
  6. ^ プロ野球ドラフト会議 東京ヤクルトスワローズ”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 2017年1月12日閲覧。
  7. ^ a b ヤクルト、ドラ2星知弥と合意「まずは開幕1軍」”. 日刊スポーツ (2016年12月1日). 2017年1月12日閲覧。
  8. ^ ヤクルトの星だ!プロ1勝“飛雄馬以来2人目の星””. 日刊スポーツ (2017年5月8日). 2017年12月5日閲覧。
  9. ^ ヤクルト小川、星が手術 ともに右肘を疲労骨折”. 日刊スポーツ (2017年9月26日). 2017年12月5日閲覧。
  10. ^ ヤクルト・星、阪神打線に4被弾大炎上…三回途中7失点KO/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年11月27日閲覧。
  11. ^ ヤクルト・寺島&星が今季初の1軍昇格!救援で起用へ”. サンケイスポーツ (2019年7月30日). 2020年5月10日閲覧。
  12. ^ 出場成績 2019年8月10日(土) vs. 巨人 JERA セ・リーグ公式戦 東京ドーム | 東京ヤクルトスワローズ”. www.yakult-swallows.co.jp. 2022年11月27日閲覧。
  13. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2022年8月10日). “ヤクルト・星知弥が3年ぶりの先発登板も3回3失点で降板”. サンスポ. 2022年11月27日閲覧。
  14. ^ 【ヤクルト】星知弥が倍増3000万円でサイン 「50試合登板、勝ちパターンに入りたい」”. 日刊スポーツ (2023年12月13日). 2023年12月19日閲覧。
  15. ^ 宇都宮工・星150キロ/栃木大会”. 日刊スポーツ (2012年7月22日). 2017年1月12日閲覧。
  16. ^ 先発では負けない男 ヤクルト・星知弥 | ショウアップナイター”. BASEBALL KING. 2022年4月23日閲覧。
  17. ^ 【野球】ヤクルトドラフト2位・星知弥 無限の可能性を秘める本格派右腕/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2022年4月23日閲覧。
  18. ^ 星知弥(明治大 4年) | 週刊野球太郎 ドラフト候補選手名鑑”. yakyutaro.jp. 2022年4月23日閲覧。
  19. ^ https://bunshun.jp/articles/-/61756

関連項目

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外部リンク

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