宮川眞喜雄
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宮川 眞喜雄(宮川 真喜雄、みやがわ まきお、1951年〈昭和26年〉1月6日 - )は、日本の外交官。外務省中東アフリカ局長、マレーシア駐箚特命全権大使等を務めた。フランス共和国国家功労勲章コマンドゥール受章。
経歴・人物
[編集]京都出身。1974年(昭和49年)東京大学工学部航空学科宇宙コースを卒業した。同科研究生を経て、1976年(昭和51年)運輸省に入省した。1979年(昭和54年)外務省に移籍した。1980年(昭和55年)から1982年(昭和57年)までオックスフォード大学国際政治学科に留学した。1989年(平成元年)6月には、「経済制裁 -米国の対イラン制裁に関する理論と実践-」の学位論文で、オックスフォード大学で国際政治学博士号を取得している。 また、2002年(平成14年)には、政策研究大学院大学客員教授、2004年(平成16年)には東京大学大学院教授をそれぞれ兼任している。
- 1976年(昭和51年) 運輸省入省。海上保安庁総務部政務課法令班
- 1979年(昭和54年) 外務省へ移籍。原子力課事務官
- 1982年(昭和57年) 駐英大使館政務部二等書記官
- 1984年(昭和59年) 外務省条約局国際機関第二課
- 1986年(昭和61年) 外務大臣官房総務課法令班長
- 1987年(昭和62年) 小沢一郎内閣官房副長官秘書官
- 1989年(平成元年) 外務省北米局北米第二課首席事務官
- 1991年(平成3年) 外務省欧亜局(2001年改組で欧州局)ソヴィエト連邦課首席事務官
- 1993年(平成5年) 駐マレーシア大使館政務参事官
- 1996年(平成8年) ジュネーブ国際機関政府代表部参事官
- 1999年(平成11年) 外務省経済局開発途上地域課課長
- 2002年(平成14年) 外務省アジア大洋州局地域政策課長
- 2004年(平成16年) 財団法人日本国際問題研究所所長
- 2005年(平成17年) 財団法人日本国際問題研究所所主管
- 2007年(平成19年) ジュネーブ国際機関日本政府代表部大使兼ジュネーブ総領事
- 2009年(平成21年) 外務省大臣官房審議官兼国際協力局(気候変動交渉担当)
- 2010年(平成22年) 外務省総合外交政策局軍縮不拡散科学部長(大使)
- 2012年(平成24年) 外務省中東アフリカ局長兼アフガニスタン・パキスタン担当特別代表(大使)兼日米原子力担当大使
- 2014年(平成26年) 駐マレーシア特命全権大使[1]
同期
[編集]- 平松賢司(12年外務省総合外交政策局長)
- 田良原政隆(13年駐エルサルバドル大使)
- 北岡元(13年エディンバラ総領事)
- 横井裕(13年駐トルコ大使・11年外務報道官)
- 花谷卓治(14年駐フィジー大使)
- 伊原純一(13年外務省アジア大洋州局長・11年北米局長)
- 山口壯(自由民主党衆議院議員、環境大臣、外務副大臣、内閣府副大臣)
- 大江博(13年内閣官房内閣審議官・11年駐パキスタン大使)
- 廣木重之(13年外務省儀典長・09年駐アフガニスタン大使)
- 長谷川晋(14年ストラスブール総領事・10年駐イラク大使)
- 小林弘裕(11年駐ボツワナ大使・09年長野県警本部長)
- 堀江良一(12年駐スーダン大使)
- 西岡淳(12年駐ジブチ大使)
- 小川正史(13年駐ネパール大使)
- 礒部博昭(13年駐パナマ大使)
- 西村篤子(14年駐ルクセンブルク大使)
- 羽田浩二(12年駐イラク大使・10年内閣府国際平和協力本部事務局長)
- 大澤勉(18年駐カメルーン大使・10年ウィーン国際機関日本政府代表部大使)
著書
[編集]単著
[編集]- 『Do Economic Sanctions Work?』(Macmillan社,1992年)
- 『経済制裁』(中央公論社,1992年)
共訳
[編集]- (ジョン・ベイリス著)『同盟の力学』(東洋経済新報社,1988年)
脚注
[編集]- ^ 宮川大使略歴” (PDF). 在マレーシア日本国大使館. 2014年3月30日閲覧。 “
- ^ 宮川眞喜雄氏が国家功労勲章コマンドゥールを受章”. 在日フランス大使館. 2015年1月6日閲覧。 “
- ^ 国家安全保障参与 内閣官房
外部リンク
[編集]- 宮川大使着任の御挨拶(在マレーシア日本国大使館ホームページ内)
- 氏が国家功労勲章コマンドゥールを受章(在フランス日本国大使館ホームページ内)
- staff_miyagawa-200702 - PukiWiki - 日本国際問題研究所(日本国際問題研究所ホームページ内)
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