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和気駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
和気駅
駅舎(2024年8月)
わけ
Wake
JR-S10 吉永 (5.3 km)
(4.6 km) 熊山 JR-S08
地図
所在地 岡山県和気郡和気町福富572-9
北緯34度47分50.32秒 東経134度9分9.42秒 / 北緯34.7973111度 東経134.1526167度 / 34.7973111; 134.1526167座標: 北緯34度47分50.32秒 東経134度9分9.42秒 / 北緯34.7973111度 東経134.1526167度 / 34.7973111; 134.1526167
駅番号 JR-S09
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陽本線
キロ程 114.8 km(神戸起点)
電報略号 ワケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,081人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1891年明治24年)3月18日[1]
備考
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和気駅
山陽本線ホームから望む駅舎(1990年)
わけ
WAKE
中山 (2.9 km)
(1.5 km) 本和気
所属事業者 同和鉱業
所属路線 片上鉄道線
キロ程 8.6 km(片上起点)
電報略号 ホワ
駅構造 地上駅
ホーム 1面3線
開業年月日 1924年大正13年)8月31日
廃止年月日 1991年平成3年)7月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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和気駅(わけえき)は、岡山県和気郡和気町福富にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。駅番号JR-S09

概要

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1991年平成3年)までは同和鉱業片上鉄道線との接続駅であった。

構内には、運転取扱業務に携わるJR西日本岡山支社管内の社員の訓練を行う「岡山総合実設訓練センター」がある[5]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。駅舎は1番のりば(上り本線)側にあり、島式2(中線)・3番のりば(下り本線)へは神戸方にある跨線橋(階段のみ)で連絡している。また駅構内下関方には保線基地備前保線区和気管理室がある[11]

以前は3番線南側の国鉄(JR西日本)構内に側線2本があり、その南側の同和鉱業構内に片上鉄道線島式ホームが1面あり(4 - 6番のりば。「6番のりば」は5番のりば柵原方にホームを切欠いて設置)、下関・柵原方の地下連絡通路で国鉄側各ホームと連絡していた。また片上鉄道線ホーム南側には片上鉄道線側線群があり、更に柵原方には1960年代に整備された貨物ヤードがあった[12]

片上鉄道線の廃止後は、鉄道施設は全て撤去され、片上鉄道旧構内や貨物ヤード跡は岡山県道703号備前柵原自転車道線(片鉄ロマン街道)の他、和気町がDOWAホールディングスから土地を賃借する形で2009年駐輪場駐車場・ロータリーを整備した[13]。またホーム地下連絡通路は山陽本線ホームの階段部を埋め戻して閉鎖した上で、旧片上鉄道ホーム開口部を駅南側出入口とし、駅本屋横に北側出入口を新設した歩行者・自転車用地下道に転用された[13]

この他山陽本線と片上鉄道線間にあったJR側の側線跡には2001年、模擬踏切や信号機を備えた訓練線2線を備える岡山総合実設訓練センターが整備されている[14]

ICカードICOCAの利用が可能。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 S 山陽本線 上り 相生姫路方面 一部2番のりば
2・3 下り 岡山三原方面  
  • 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばである。なお、2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。当駅発着分に使われる。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[15]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 1,721
2000 1,745
2001 1,689
2002 1,660
2003 1,622
2004 1,559
2005 1,434
2006 1,410
2007 1,407
2008 1,396
2009 1,361
2010 1,343
2011 1,322
2012 1,344
2013 1,390
2014 1,361
2015 1,399
2016 1,372
2017 1,371
2018 1,341
2019 1,355
2020 1,083
2021 1,063
2022 1,081

駅周辺

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バス路線

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隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
S 山陽本線
吉永駅 (JR-S10) - 和気駅 (JR-S09) - 熊山駅 (JR-S08)

かつて存在した路線

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同和鉱業
片上鉄道線
中山駅 - 和気駅 - 本和気駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、221頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 曽根悟『JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社〈学研の大図鑑〉、2004年4月30日、122頁。ISBN 978-4054021471 
  3. ^ 「人ならではのサービス」の充実に向けた体制変更のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2019年5月9日。オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190510053952/http://www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14229.html2021年12月29日閲覧 
  4. ^ a b c 「みどりの券売機プラス」設置駅拡大のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2018年12月21日。オリジナルの2019年1月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190107113020/http://www.westjr.co.jp/life/region/pdf/okayama/20181221.pdf2020年12月23日閲覧 
  5. ^ 岡山総合実設訓練センターで津波対応訓練を実施しました』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年11月19日https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/11/page_7942.html2024年5月17日閲覧 
  6. ^ 荒木勉『JR全駅ものしりガイド 西日本編』小学館〈小学館ビッグ・コロタンシリーズ〉、1988年10月1日、185頁。ISBN 978-4092590205 
  7. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、100頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  8. ^ a b 和気駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月23日閲覧。
  9. ^ 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年7月28日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200728_04_ekinumber.pdf2020年7月28日閲覧 
  10. ^ 岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」「ラインカラー」を導入します』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年9月17日https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/09/page_7661.html2015年9月17日閲覧 
  11. ^ 池内三津喜、高尾賢一、辰己新太郎『軌きょう剛性増加によるレール張出し防止手法の検討』(PDF)(レポート)公益社団法人土木学会〈土木学会第70回年次学術講演会〉、2015年9月http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00035/2015/70-06/70-06-0509.pdf 
  12. ^ 宮脇俊三、原田勝正 編『国鉄全線各駅停車・9 山陽・四国670駅』小学館、1983年12月1日、33頁。ISBN 978-4093951098 
  13. ^ a b 「和気に来月1日 駅南駐車場オープン」『山陽新聞』山陽新聞社、2009年2月27日、朝刊16版、26面。
  14. ^ 「JR和気駅に訓練センター完成 緊急事故などに備え」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2001年3月9日、大阪朝刊、31面。
  15. ^ 岡山県統計年報』(レポート)岡山県https://www.pref.okayama.jp/page/567024.html2024年5月17日閲覧 

関連記事

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外部リンク

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