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南曲(なんきょく)とは、宋元時代以降、南方系の曲(散曲・戯曲)に用いられた曲調の総称。南戯とも[1]。
北曲に対立する。五音音階で宮調は5宮8調が用いられた。主に簫や笛によって伴奏された。宋元の戯文、明清の伝奇などはいずれも南曲を用いた。
- ^ 鄭祖襄, 山寺三知「中国古代音楽史学概論 (2)」『國學院短期大学紀要』第22巻、2005年、58頁、doi:10.24626/kokutanb.22.0_3_2“南戯は南宋に起源し,元代中期以降,しだいに流行し,明初には一世を風靡した。「南曲」とも呼ばれる。宋・元・明に伝わった南戯作品は非常に多い。”