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円座 (高松市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
円座地区
えんざ
日章旗 日本
地方 四国地方
都道府県 香川県
自治体 高松市
旧自治体 香川郡円座村
面積
5.01km²
世帯数
4,127世帯
総人口
10,437
登録人口、2012年10月1日現在)
人口密度
2,083.23人/km²
隣接地区 高松市檀紙地区
高松市一宮地区
高松市川岡地区
高松市山内地区
高松市役所円座出張所
高松市役所円座出張所
北緯34度17分7.5秒 東経134度0分20秒 / 北緯34.285417度 東経134.00556度 / 34.285417; 134.00556座標: 北緯34度17分7.5秒 東経134度0分20秒 / 北緯34.285417度 東経134.00556度 / 34.285417; 134.00556
所在地 〒761-8044
香川県高松市円座町1622番地1
円座地区の位置(香川県内)
円座地区
円座地区
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円座(えんざ)は高松市西部にある一地区で、高松市役所円座出張所の管内。円座町、西山崎町の2町からなる。かつては全域が「香川郡円座村」(えんざむら)として存在し、1956年9月30日に高松市に編入された。

地区内に位置する円座駅周辺は「一宮・円座駅周辺地区」として高松都市圏に8つある地域拠点の一つに指定されている[1]

地理

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地区は高松市西部に位置し、L字形をした地区である。人口は2010年時点で1万312人(男4942人/女5370人)、世帯数は3976世帯で[2]、2010年現在微増傾向にある。面積は5.01km2[3]、人口密度は1平方キロメートルあたり2083.23人。高松市中心部のベッドタウンとしての性格がある。基本的にの広がる田園地帯であるが、琴平街道や旧南海道など古い幹線道路や円座駅を中心に民家が密集し、それ以外の地域にも虫食い状に住宅が増加している。

地形

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全域が高松平野の一部であるが、地区の西側には標高302.0mの堂山、そこから北に向かって六ツ目山など200m - 300m級の山が連なっている。地区の東部に香東川、西部に古川などが流れるほか、小さな川や用水路なども存在している。

  • 山:堂山(302.0m)
  • 川:香東川、古川
  • 湖沼:萩之池、藤池

香東川の境

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通常町の境に大きな河川などがあった場合、その中央に境界線が引かれる場合が多いが、円座地区と一宮地区の境界にある香東川の場合は必ずしもそうではない。一宮地区との境界がある円座町は香東川左岸の一部も町域に含んでいる。これはかつてちょうどこの付近から香東川が東西に分かれていたことによるもので、境界付近は支流(現在の本流)と本流の間に位置する中州の部分であったと見られている。

人口

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2002年(平成14年) 9,700人
2003年(平成15年) 9,787人
2004年(平成16年) 9,811人
2005年(平成17年) 9,903人
2006年(平成18年) 9,981人
2007年(平成19年) 10,105人
2008年(平成20年) 10,190人
2009年(平成21年) 10,205人
2010年(平成22年) 10,312人
高松市 / 登録人口10月1日時点)

隣接する地域

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高松市円座出張所管内

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  • 円座町 761-8044
  • 西山崎町 761-8045

歴史

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年表

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高松市編入以前は「円座村」を参照

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前
西山崎町 昭和31年9月30日 大字山崎
円座町 昭和31年9月30日 大字円座

経済

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高松市の平均と比較して第一次産業(+1.0%)及び第二次産業従事者(+2.5%)の割合がやや高く、第三次産業従事者(-3.6%)の割合が低い。

第一次産業

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  • 就業者数:214人、構成比:4.5%(2005年国勢調査)[4]

地区内には多くの農地が存在し、主に稲作を中心とした農業が行われている。

第二次産業

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  • 就業者数:1035人、構成比:21.9%(2005年国勢調査)[4]

地区内に大規模な第2次産業集中地帯は無い。

第三次産業

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  • 就業者数:3469人、構成比:73.5%(2005年国勢調査)[4]
主な商業施設
  • マルナカ円座店 - 2020年7月29日に旧店舗(1977年開業 - 2020年7月5日閉店)西側の本部敷地内にあった物流センター跡地に新築移転。
  • ハローズ円座店 - 2014年に閉店(これにより香川県から完全撤退)したサニーマート円座店跡に居抜き出店
主な企業

教育

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地区内の小学校は高松市立円座小学校が存在し、中学校は高松市立香東中学校が存在する。小学校区は円座小学校が地区の全域を校区としているほか、円座町内に飛び地状になっている檀紙地区中間町の一部も円座小の校区である。中学校区も香東中学校が地区の全域を校区としているほか、檀紙小学校と川岡小学校の範囲も香東中の校区である[5]

小学校・中学校
幼稚園・保育所
  • 市立円座幼稚園
  • 私立円座百華保育園

行政

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主な行政施設
  • 高松市円座出張所
  • 高松市南消防署円座出張所

生活

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公共施設[6][7][8]
  • 円座コミュニティセンター(公民館
  • 高松円座郵便局
  • 円座公園(小鹿公園)
  • 香東川河川敷緑地

交通

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道路

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国道
  • 国道32号(円座バイパスとして整備されたが現在はこちらが本線)
主要地方道
その他県道

鉄道

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ことでん

バス

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地区内を通るバス路線はことでんバス由佐・池西線が存在する。JR高松駅ことでん瓦町駅経由で、地区内では香川県道44号円座香南線を路線としている。

ことでんバス

メディア

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放送

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ケーブルテレビ
地上波テレビ放送

基本的に高松市東部古高松地区前田山にある高松局を受信する。何らかの理由で高松局の受信が困難な場合は反対側の三豊市にある西讃岐中継局を受信する。そのほか、古い建物などでは岡山県玉野市金甲山にある岡山局を受信している世帯もあり、それらの世帯向けに鬼無地区にNHK高松専用の鬼無中継局が設置されている。高松局を受信する場合はアナログ放送でもUHFアンテナ1本で全チャンネルが受信できるが、アナログ放送において岡山局を受信する場合はUHFアンテナとVHFアンテナの2本が必要となる。なお、デジタル放送は全てUHFアンテナ1本で済む。

局名 NHK高松 NHK岡山 RNC KSB RSK OHK TSC 出力 偏波面 送信
場所
総合 教育 総合 教育
デジタルリモコン番号 1ch 2ch 1ch 2ch 4ch 5ch 6ch 8ch 7ch
高松 デジタル 24ch 13ch - - 15ch 17ch 21ch 27ch 18ch NHK1kW/民放500W 水平 前田山
アナログ 37ch 39ch - - 41ch 33ch 29ch 31ch 19ch NHK10kW/民放5kW
西讃岐 デジタル 24ch 13ch - - 15ch 17ch 21ch 28ch 18ch 100W 水平 大麻山
アナログ 44ch 40ch - - 50ch 42ch 48ch 52ch 46ch 3kW
岡山
(北讃岐)
デジタル (24ch) (13ch) 32ch 45ch 20ch 30ch 21ch 27ch 18ch 2kW(200W) 水平 金甲山
アナログ - - 5ch 3ch 9ch 25ch 11ch 35ch 23ch V10kW/U20kW
鬼無 アナログ 62ch 60ch - - - - - - - 3W 水平 勝賀山

県外波

名所・旧跡・観光・レジャー

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地区内に主だった観光施設はない。

参考文献

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  1. ^ 高松広域都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(高松広域都市計画区域マスタープラン)” (PDF). 香川県 (2008年1月12日). 2011年6月13日閲覧。
  2. ^ 登録人口(平成22年10月1日現在)/第2表 町別・男女別人口” (EXCEL). 高松市 (2010年10月1日). 2010年11月15日閲覧。
  3. ^ 平成18年版高松市統計年報/1.土地・気象” (EXCEL). 高松市 (2006年4月1日). 2010年7月6日閲覧。
  4. ^ a b c 統計区別集計(平成17年国勢調査)/25 統計区,産業(大分類),従業上の地位(3区分)別15歳以上就業者数” (EXCEL). 高松市 (2005年10月1日). 2010年11月15日閲覧。
  5. ^ 高松市立小中学校校区一覧(学校名)” (PDF). 高松市 (2010年5月1日). 2010年7月6日閲覧。
  6. ^ コミュニティセンター一覧”. 高松市. 2010年7月6日閲覧。
  7. ^ 郵便局一覧/香川県内”. 日本郵政. 2010年7月6日閲覧。
  8. ^ 高松地区の都市公園” (PDF). 香川県 (2007年12月3日). 2010年7月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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