八木詠美
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八木 詠美 (やぎ えみ) | |
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誕生 |
1988年??月??日 日本 長野県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学文化構想学部卒業 |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『空芯手帳』(2020年) |
主な受賞歴 |
太宰治賞(2020年) 河合隼雄物語賞(2024年) |
デビュー作 | 「空芯手帳」(2020年) |
ウィキポータル 文学 |
八木 詠美(やぎ えみ、英語: Emi Yagi、1988年 - )は、日本の小説家。長野県生まれ。東京都在住。早稲田大学文化構想学部卒業。出版社勤務[1]。
経歴
[編集]2020年、偽装妊娠する女性を描いた「空芯手帳」で第36回太宰治賞を受賞してデビュー[2]。同作は世界24カ国語で翻訳され、英訳版の“Diary of a Void”が『ザ・ニューヨーカー』の“The Best Books of 2022”に取り上げられるなど高い評価を得る[3]。
2024年、『休館日の彼女たち』で第12回河合隼雄物語賞受賞。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]単行本未収録
[編集]小説
[編集]- 「私はロボットではありません」 - 『ちくま』2022年12月号
- 「いちご泥棒」 - 『ちくま』2023年9月号 - 11月号
- 「彼ら」 - 『ちくま』2024年4月号
- 「プリーズ・フォロー・ミー」 - 『文藝』2024年秋季号
- 「ターミナル2のウェンディ」 - 『ちくま』2024年7月号 - 10月号
エッセイ・書評
[編集]- 「ネタバレ巡回」 - 『文學界』2021年3月号
- 「暗号の楽園」[4] - 『ちくま』2023年3月号
- 「今、声を聞かせて」(若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』書評)[5] - 『文藝』2023年秋季号
- 「ずっと上の空で過ごしている」 - 『文藝』2024年春季号
- 「未知なる贈り物」 - 『新潮』2024年10月号
脚注
[編集]- ^ “[著者来店]「休館日の彼女たち」八木詠美さん…女神像と会話 社会映す”. 読売新聞 (2023年6月30日). 2023年11月28日閲覧。
- ^ “第36回太宰治賞受賞作が決定いたしました!”. 筑摩書房 (2020年5月8日). 2023年11月28日閲覧。
- ^ “The Best Books of 2022”. The New Yorker (2023年4月20日). 2023年11月28日閲覧。
- ^ “暗号の楽園 『休館日の彼女たち』について”. webちくま (2023年3月20日). 2024年6月3日閲覧。
- ^ 「人間をこんなふうに詰め込んではいけない 」東京の満員電車に異常さを感じたときの記憶が蘇った小説 作家・八木詠美が紹介 | レビュー | Book Bang