ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン Wolfgang Van Halen | |
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ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、2012年撮影 | |
基本情報 | |
生誕 | 1991年3月16日(33歳) |
出身地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州・パサデナ |
ジャンル |
ハードロック ヘヴィメタル |
職業 |
ミュージシャン ベーシスト |
担当楽器 | ベース・ギター・ドラム・ボーカル |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード |
共同作業者 | ヴァン・ヘイレン |
公式サイト | http://mammothwvh.com/ |
ウォルフガング[1]・ヴァン・ヘイレン(Wolfgang Van Halen、1991年3月16日 - )は、アメリカのベーシスト。ハードロックバンド・ヴァン・ヘイレンのメンバー。ニックネームは、ウルフ(Wolf)、またはウルフィー(Wolfie)。
同バンドのギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンの長男。母はイタリア系女優のヴァレリー・バーティネリ(Valerie Bertinelli)である。同バンドのドラマーのアレックス・ヴァン・ヘイレンは伯父にあたる。名前は、父エドワードが尊敬していたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを由来としている。エディとヴァレリーの離婚後も、両者が共同で親権を持っている。
2004年でのサミーを迎えたラインナップでの再結成ツアーの際に、エディのソロ演奏の際に、特別出演し、親子でパフォーマンスを披露。資料によっては、これを彼の音楽デビューとする場合もある。その後、2006年にマイケル・アンソニーに代わりヴァン・ヘイレンのベーシストとなった。アルバムのレコーディングには、2012年リリースの『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』より参加。なお、そのスケジュールは、学業期間などに合わせて調節され、エディのインタビュー内の発言通り、彼の成人後に当アルバムのレコーディングが行われている。
他にも、ブライアン・マーシャルの後任として、マーク・トレモンティのソロバンドのツアーにも参加している[2]。
ウォルフガングは、小さい頃から父親・エディのスタジオでのリハーサルを自分の意志で見学しているうちに、少しずつ音楽をやってみたいという気持ちが芽生え始めた。このため、音楽活動に関心を持つようになった経緯を「父からの影響って言うより、自然の成り行きだね」[3]、と話している。ちなみに、最初に演奏したのは、父親から10歳の誕生日プレゼントとして買ってもらったドラムである。その後、息子の気持ちを知った父親からの誘いもあって、ギターを演奏するようになり、やがてベースに転向していった。ウォルフガングは、当時を振り返って「最初はずっとギターしてて、ベースなんてギターの簡単バージョンだろ?って思ってたけど甘かったよ」と語っている[3]。ただ、ギターを演奏したおかげでベースを上手に演奏するコツが掴めた、と付け加えている。
なお、バンド内の担当楽器であるベースや、先述のドラムやギターの他に、父親と同じくキーボードも弾くことができる。
2020年11月17日、自身のソロプロジェクトである「Mammoth WVH」をスタートさせた。ソロプロジェクトでは、ギター、ベース、ドラムを演奏するほか、ボーカルもこなす。
好きなベーシスト・影響を受けたベーシストに、プライマスのレス・クレイプール、ザ・フーのジョン・エントウィッスル、クリームのジャック・ブルース、トゥールのジャスティン・チャンセラー、ミューズのクリス・ウォルステンホルムなどを挙げている。
出典
[編集]- ^ 資料によっては、英語読みのウルフギャングとも表記される。公式サイトではこちらの表記を採用しているが、ここではヴォルフガング、あるいはウォルフガングで統一する。
- ^ エディ・ヴァン・ヘイレンの息子ウルフギャングがマーク・トレモンティ(クリード/アルター・ブリッジ)のソロ・ライヴに参加 - amass
- ^ a b interview Wolfgang Van Halen Talks Bass, 'A Different Kind Of Truth' and More Guitar World