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リンダ・ハント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リンダ・ハント
Linda Hunt
Linda Hunt
本名 Lydia Susanna Hunter
生年月日 (1945-04-02) 1945年4月2日(79歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニュージャージー州モリスタウン
身長 145cm
職業 女優声優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台アニメーションテレビゲーム
活動期間 1980年 -
配偶者 カレン・クライン(パートナー)
主な作品
危険な年
キンダガートン・コップ
プレタポルテ
ポカホンタス
NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班
受賞
アカデミー賞
助演女優賞
1983年危険な年
ニューヨーク映画批評家協会賞
助演女優賞
1983年『危険な年』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
助演女優賞
1983年『危険な年』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
助演女優賞
1983年『危険な年』
アンサンブル演技賞
1994年プレタポルテ
ハリウッド名声の歩道
映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して
備考
女性が男性を演じてアカデミー賞を取った最初の女優
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リンダ・ハント(Linda Hunt, 1945年4月2日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州モリスタウン出身の女優。『危険な年』(1982年)でアカデミー助演女優賞を受賞した。

来歴

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女優として知られるハントはニュージャージー州モリスタウンに生まれ[1]コネチカット州のウェストポートで育った。父はロングアイランドにある燃料油会社の副社長で、母はウェストポートの音楽学校でピアノ教師を務めていた。高校卒業後はミシガン州にある芸術学校Interlochen Arts Academy[2]とGoodman School of Drama in Chicagoで演劇を学んだ[3][4]

1980年にロバート・アルトマンの『ポパイ』で映画デビュー。1982年の『危険な年』で中国系オーストラリア人の男性カメラマンを演じてアカデミー助演女優賞を受賞。女性が男性を演じてアカデミー賞を取った最初の女優となる。舞台にも立っており、2度オビー賞を受賞。トニー賞にもノミネートされた。声優としても活躍しており、アニメーションテレビゲームなどで声の出演を果たしている。

私生活

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同性愛者であることを公表しており、1987年以来パートナーのカレン・クラインと生活している[5][6][7]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1980 ポパイ
Popeye
オックスハート夫人
1982 危険な年
The Year of Living Dangerously
ビリー アカデミー助演女優賞 受賞
1984 ボストニアン
The Bostonians
プランス博士
デューン/砂の惑星
Dune
シャダウト・メイプス
1985 シルバラード
Silverado
ステラ
哀愁のエレーニ
Eleni
カティナ
1987 月の出をまって
Waiting for the Moon
アリス
ルーム・アップステアーズ/空き部屋あります
The Room Upstairs
サンダース夫人 テレビ映画
ベースメント
Basements
ローズ テレビ映画
1989 シー・デビル
She-Devil
ホッパー
1990 キンダガートン・コップ
Kindergarten Cop
ミス・シュロウスキー
1993 風と共に去る20ドル!?
Twenty Bucks
アンジェリーナ
グローリーデイズ/夢見る頃はいつも
Younger and Younger
フランシス
1994 プレタポルテ
Prêt-à-Porter
レジーナ
1995 ポカホンタス
Pocahontas
柳の木のおばあさん アニメ、声の出演
1997 レリック
The Relic
アン・カスバート
1998 ポカホンタスII/イングランドへの旅立ち
Pocahontas II: Journey to a New World
柳の木のおばあさん アニメ、声の出演
2002 コーリング
Dragonfly
シスター・マデレーン
2005 ヘレンとフランクと18人の子供たち
Yours, Mine and Ours
ムニオン夫人
2006 主人公は僕だった
Stranger Than Fiction
ミッタグ=レフラー医師
2018 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
Solo: A Star Wars Story
レディ・プロキシマ 声の出演

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1993-1994 スペース・レンジャーズ
Space Rangers
シェノー司令官 6エピソード
1997-2002 ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル
The Practice
ゾーイ・ヒラー 23エピソード
2003-2005 カーニバル
Carnivàle
マネジメント 10エピソード
2007-2008 ザ・ユニット 米軍極秘部隊
The Unit
エドゥラ・ホブス 2エピソード
2008 WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!
Without a Trace
クレア・ブライソン 3エピソード
2009- NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班
NCIS: Los Angeles
ヘンリエッタ・ラング(ヘティ) 179エピソード
2014 SCORPION/スコーピオン
Scorpion
ヘンリエッタ・ラング(ヘティ) 1エピソード
第1シーズン第6話「名画の行方」

ビデオゲーム

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参照

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  1. ^ Linda Hunt”. Hollywood.com. 2012年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月12日閲覧。
  2. ^ Hanson, Byron. “From the Archives with Byron Hanson: February 2010”. Interlochen Center for the Arts. July 3, 2011閲覧。
  3. ^ Lacob, Jace (September 26, 2011). “The Cult of Linda Hunt”. The Daily Beast. November 3, 2011閲覧。
  4. ^ The Theatre School: History”. DePaul University. 2011年7月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月3日閲覧。
  5. ^ Linda Hunt”. Fatctoidz. November 2, 2011閲覧。
  6. ^ Ocamb, Karen (August 10, 2008). “WeHo Marriages Go On”. The BILERICO Project. October 13, 2011閲覧。
  7. ^ Linda Hunt – Biography”. IMDb. October 13, 2011閲覧。

外部リンク

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