リチャード・スターンズ
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リチャード・エドウィン・スターンズ | |
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Richard Stearns (2009) | |
生誕 | 1936年7月5日(88歳) |
研究機関 | ニューヨーク州立大学オールバニ校 |
出身校 | プリンストン大学 |
博士課程 指導教員 | ハロルド・W・クーン |
主な受賞歴 | 1993 ACM チューリング賞 |
プロジェクト:人物伝 |
リチャード・エドウィン・スターンズ(Richard Edwin Stearns, 1936年7月5日 - )は、アメリカ合衆国の計算機科学者。1993年、ユリス・ハルトマニスと共に「計算複雑性理論の分野を確立した独創的な論文に対して」チューリング賞を受賞した。1994年、Association for Computing Machinery (ACM) のフェローに選ばれた。
1961年、プリンストン大学にてハロルド・W・クーンの指導で博士号を得た。2006年現在、ニューヨーク州立大学オールバニ校計算機科学科の名誉教授を務めている。
参考文献
[編集]- R. E. Stearns and J. Hartmanis, Regularity preserving modifications of regular expressions, Information and Control 6, (1963), 55-69. 正規言語の範囲内の言語操作についての初の体系的研究
- Hartmanis, J.; Stearns, R. E. (1965), “On the computational complexity of algorithms”, Transactions of the American Mathematical Society (American Mathematical Society) 117: 285–306, doi:10.2307/1994208, JSTOR 1994208, MR0170805. 計算複雑性理論の一部を構成する時間階層定理を証明した論文(チューリング賞受賞)
- R. E. Stearns: A Regularity Test for Pushdown Machines, Information and Control 11(3): 323-340 (1967). 決定性プッシュダウン・オートマトンを扱った論文。
- P. M. Lewis II, R. E. Stearns: Syntax-Directed Transduction, Journal of the ACM 15(3): 465-488 (1968). コンパイラ設計で重要なLL法についての初期の論文
外部リンク
[編集]- Richard Stearns - Mathematics Genealogy Project
- DBLP entry
- Personal homepage at the University at Albany