ダグ・バウザー
ダグ・バウザー | |
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Doug Bowser | |
バウザー(2023年5月) | |
第4代Nintendo of America社長 | |
就任 2019年4月15日 | |
前任者 | レジナルド・フィサメィ |
個人情報 | |
生誕 | Doug Spencer Bowser 1965年8月11日(59歳) アメリカ合衆国 ニューヨーク州 |
出身校 | ユタ大学 (BA) |
署名 |
ダグ・スペンサー・バウザー(Doug Spencer Bowser[1]、1965年8月11日 - )は、アメリカ合衆国の実業家である。2019年、レジナルド・フィサメィの後継としてNintendo of America(任天堂アメリカ法人)の第4代社長に就任した。任天堂入社前にはプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やエレクトロニック・アーツに勤務していた。
初期のキャリア
[編集]バウザーは1965年8月11日に[2][3]アップステート・ニューヨークで生まれた[4]。バウザーはユタ大学でコミュニケーション学を専攻し、1984年に卒業した[5][6]。大学卒業後はプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に入社し、1998年からはラテンアメリカ地域の顧客マーケティング部長を務め、2004年からは同社のセイフウェイ顧客チームを率いた。2007年にエレクトロニック・アーツに転職し、グローバル・デマンド・プランニング担当バイスプレジデントを務めた[7][8][5]。
任天堂
[編集]バウザーは2015年にNintendo of America(NOA)に入社し、販売・マーケティング担当バイスプレジデントに就任した。2016年中頃にシニアバイスプレジデントに昇進し、北米におけるNintendo Switchの販売とプロモーションを指揮した[9][10]。
2019年2月、NOAの社長兼最高執行責任者(COO)のレジナルド・フィサメィが退任を発表し、同年4月にバウザーが後継に指名された[11]。また、バウザーはエンターテインメントソフトウェア協会(ESA)の任天堂代表を務めている[12]。
「バウザー」(Bowser)という名前は、任天堂のマリオシリーズにおける敵役である「クッパ」の英語圈における名称と全く同じである。バウザーが任天堂に入社したときからこのことは話題となり[13]、NOAの社長に就任したことでさらに注目された[14][15]。BBCはこの件について「これまでで最も魅力的な指名的決定論の例の一つ」と言及した[16]。任天堂はNintendo Directで2019年のE3について紹介するときに、冗談交じりに名前の類似性について言及した[17]。バウザー自身は、このようなジョークについて全く気にしていないと述べ、次のように語っている。「これは、私達には素晴らしい情熱的なファンがおり、そしてそのファンたちがそれを受け入れているというシグナルです。同じ名前であるというのは皮肉なもので、楽しいこともあるし、それを使って遊ぶこともありますが、我々は全く違う別のキャラクターなのです。全く飽きることはありません[18]。」
脚注
[編集]- ^ Doug Bowser [@thetruebowser] (2022年7月1日). "Wow. Both ends of the spectrum! How about Spencer?". X(旧Twitter)より2024年2月7日閲覧。
- ^ Bowser, Doug [@thetruebowser] (2014年8月11日). "Great way to start the birthday". 2023年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2023年5月23日閲覧。
- ^ Goldberg, Harold (June 23, 2019). “Nintendo's Doug Bowser begins his reign, enjoying jokes about his namesake Mario nemesis”. Seattle Times. June 24, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。May 23, 2023閲覧。
- ^ Why Humanities with Doug Bowser. University of Utah College of Humanities. 12 August 2020. 該当時間: 2:21. YouTubeより。
I was born and raised in upstate New York,
- ^ a b “Doug Bowser”. LinkedIn. 2024年2月7日閲覧。
- ^ “Picks from 'King Koopa' – The University of Utah Magazine” (英語). 2020年6月28日閲覧。
- ^ Brunsman, Barrett J. (February 22, 2019). “P&G veteran tapped as president of Nintendo of America”. American City Business Journals. April 7, 2020閲覧。
- ^ Farrell, Paul (2019年2月21日). “Doug Bowser: 5 Fast Facts You Need to Know” (英語). Heavy.com. 2019年5月4日閲覧。
- ^ Gremlich, Krista (February 21, 2019). “Nintendo of America's Doug Bowser to Take Over as President”. Bloomberg. 2024年2月7日閲覧。
- ^ MacDonald, Keza (2019年2月21日). “Bowser takes over at Nintendo in US after Fils-Aime's 13-year reign” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2019年2月24日閲覧。
- ^ “Nintendo of America's Reggie Fils-Aime to Retire: Doug Bowser Named New President” (英語). Business Wire (February 21, 2019). February 22, 2019閲覧。
- ^ Shanley, Patrick (January 17, 2020). “Missing Sony, E3 Moves Ahead Without One of Its Biggest Backers”. The Hollywood Reporter. April 7, 2020閲覧。
- ^ Hern, Alex (May 21, 2016). “Nintendo hires Bowser. Really”. The Guardian. April 7, 2020閲覧。
- ^ Webb, Kevin. “Nintendo of America's new president is named Bowser, and everyone is making the same jokes”. Business Insider. February 22, 2019閲覧。
- ^ Grayson, Nathan (February 21, 2019). “The Internet Reacts To Bowser Taking Over Nintendo” (英語). Kotaku. February 22, 2019閲覧。
- ^ Lee, Dave (February 21, 2019). “Bowser takes over at Nintendo of America” (英語). BBC February 22, 2019閲覧。
- ^ Good, Owen S. (2019年6月11日). “At E3, Nintendo riffs on Doug Bowser's name in the best way”. Polygon. Vox Media. 2019年6月11日閲覧。
- ^ Segerra, Lisa Marie (June 18, 2019). “Nintendo's President on Streaming, 5G Wireless, and E-Sports”. Fortune. April 7, 2020閲覧。
外部リンク
[編集]- ダグ・バウザー (@thetruebowser) - X(旧Twitter)
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