コンテンツにスキップ

スルホラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スルホラン
識別情報
特性
化学式 C4H8O2S
モル質量 120.17 g/mol
外観 無色の液体
密度 1.261 g/cm3, 液体
融点

27.5 °C

沸点

285 °C

への溶解度 易溶
粘度 0.01007 Pa·s at 25°C
構造
双極子モーメント 4.35 D
危険性
NFPA 704
1
2
0
Rフレーズ R22
Sフレーズ S23, S24, S25
引火点 165 °C
発火点 528 °C
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

スルホラン (sulfolane) は、有機化合物の一種で、溶媒として用いられる環状スルホン。抽出や反応の溶媒として用いられる無色無臭の液体で、ジメチルスルホキシド (DMSO) やジメチルスルホンと同様に、非プロトン性極性溶媒として用いられる。揮発性は低い。


1960年代、シェル社により、ブタジエンの精製を目的として開発された。