スラシー・クソンウォン
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スラシー・クソンウォン(タイ:สุรสีห์ กุศลวงศ์、英:Surasi Kusolwong、1964年4月28日 - )とは、タイ王国の現代アート芸術家である。
経歴
[編集]アユタヤ県出身。 1982年、タイ国立芸術家学校(วิทยาลัยช่างศิลป)卒業したのち、シラパコーン大学 版画学部に入学。1987年に学士号取得後、1990年にドイツのブラウンシュヴァイク美術大学(Hochschule fur Bildende Kuste Braunschweig)に留学、1993年に修士号を取得する。現在シラパコーン大学の教授として絵画・彫刻・版画学部で指導を行っている。
作風
[編集]タイの市場やボクシングジムなどのインスタレーションを行いつつ、実際に観客にもアートの一部として参加してもらうアクションアートの手法を取り入れている。素材は大量生産された安価なタイの工業製品を利用しており、作品の一部を無料もしくは材料費のみであげてしまうという『フリー・フォー・オール・プロジェクト』も1997年から行われている。
作品
[編集]- 1999 『お店』 -台北ビエンナーレ
- 2000 作品名不明 -光州ビエンナーレ2000
- 2000 『フリー・フォー・オール・プロジェクト 東京』 -「「ギフト・オブ・ホープ 21世紀アーティストの冒険」展覧会 東京都現代美術館
- 2001 『ハッピー・ベルリン(無料マッサージ)』-第2回ベルリンビエンナーレ
- 2001 『ラッキー・トーキョウ』-「わたしの家はあなたの家 あなたの家はわたしの家」展 東京オペラシティアートギャラリー
- 2001 『フリー・フォー・オール・プロジェクト 金沢2001』[1] -金沢21世紀美術館
- 2002 『Relaxing Machine』 -光州ビエンナーレ2002
- 2003 『Thai Boxing』-イスタンブールビエンナーレ2003
- 2003 『銀の蝶々(コンポジションが終わったら)』-越後妻有アートトリエンナーレ
- 2003 作品不明-「チェ、クソンウォン、小沢による三人展」 OTA Fine Arts
個展
[編集]- 1999 「Smells Like Art」-アバウト・カフェ、バンコク、タイ王国
- 2000 「Air de Paris with Thai Music」 -Glassbox、パリ、フランス
- 2001 「Everything 2.- sFr. (Money-Minimal)」 -Fri-Art Centre、フリブール、スイス
- 2001 「Everything the same price>>2.- sFr.<<」- Art & Public、ジュネーヴ、スイス
- 2001 「New York Night Market (chaos minimal)」- Lombard-Freid Fine Arts、ニューヨーク、アメリカ
- 2001 「Pay Less for the Best (1 $)」- Institution of Visual Arts (INOVA)、ミルウォーキー、アメリカ
- 2001 「1,000 Lire Market (La vita continua)」-Casole, Elsa, progetto per Arte all, Arte - associazone Arte Continua、サン・ジミニャーノ、イタリア
- 2002 「Minimal Factory ($1 Market)/Red Bull Party (with D.J.)」- ArtPace、サンアントニオ、アメリカ
- 2002 「Floating Air Market (one Euro)」- Museum Folkswang、 エッセン、ドイツ
(※ 年、個展名、開催会場、都市、国名の順)
出典
[編集]外部リンク
[編集]- シラパコーン大学 タイ絵画電子データベース 絵画基礎情報 at Archive.is (archived 2012-12-22)
- Culture.net 国際芸術家データベース at Archive.is (archived 2013-05-02)
- イスタンブールビエンナーレ スラシー・クソンウォン