スティーヴン・スメイル
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Stephen Smale スティーヴン・スメイル | |
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スティーヴン・スメイル(2008) | |
生誕 |
1930年7月15日(94歳) アメリカ合衆国ミシガン州フリント |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究機関 |
豊田工業大学シカゴ校 香港城市大学 シカゴ大学 コロンビア大学 カリフォルニア大学バークレー校 |
出身校 | ミシガン大学 |
博士論文 | Regular Curves on Riemannian Manifolds (1957) |
博士課程 指導教員 | ラウル・ボット |
主な受賞歴 |
フィールズ賞(1966) アメリカ国家科学賞(1996) ウルフ賞数学部門(2007) |
プロジェクト:人物伝 |
スティーヴン・スメイル(Stephen Smale, 1930年7月15日 - )は、アメリカの数学者。専門は微分トポロジー、力学系、数値解析。
来歴
[編集]ミシガン州フリント生まれ。ラウル・ボットの指導の下、1957年にミシガン大学でPh.D.を取得。その後、シカゴ大学、プリンストン高等研究所、カリフォルニア大学バークレー校、コロンビア大学を経てカリフォルニア大学バークレー校に戻る、1995年から香港大学教授。1962年にはコレージュ・ド・フランスの客員教授を務めた。1966年にフィールズ賞、ヴェブレン賞を受賞。
業績として、特に実力学系において、スメールの馬蹄型写像を生み出し、双曲型構造安定な力学系(モース・スメール系)の理論を構築した。
可微分多様体上でモース関数を使用して、高次元ポアンカレ予想を解決した(この手法は4次元ポアンカレ予想にも応用された)。
馬蹄型写像を応用しカオス理論にも貢献した。一時期には、経済学に関する論文を書いていた。
スメイルの18問題
[編集]エピソード
[編集]マイケル・クライトン作『ジュラシック・パーク』に登場するイアン・マルコム博士のモデルといわれている。
邦訳著作
[編集]- 『力学系入門』M・ハーシュとの共著、田村一郎・水谷忠良・新井紀久子 訳、岩波書店
- 『21世紀の数学の問題について』(『数学の最先端 21世紀への挑戦 volume4』所収) 訳 シュプリンガー・フェアラーク東京