ジョン・ハートフィールド
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ジョン・ハートフィールド(John Heartfield, 1891年6月19日 - 1968年4月26日)は、ドイツ、ベルリンの写真家、ダダイスト。本名ヘルムート・ヘルツフェルト(Helmut Herzfeld)。
生涯
[編集]1920年代に、ラウル・ハウスマンとともに、それぞれ独立して、フォトモンタージュを大成した。ハートフィールドの作品は、極めて精密なフォトモンタージュで、コラージュ風ではなく、合成された跡がわからないように仕上げられている。
そのフォトモンタージュのテーマは、ほとんどがナチス批判であり、特に、雑誌AIZの表紙を飾った作品群は、インパクトが極めて大きく、鮮やかな印象を残す。
村上春樹の『風の歌を聴け』に出る架空の作家「デレク・ハートフィールド」と同姓の、最も著名な人物である。
参考文献
[編集]- ジョン・ハートフィールド―フォトモンタージュとその時代/ヴィーラント・ヘルツフェルド著/針生一郎訳/水声社/2004年
外部リンク
[編集]関連項目
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