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グランデラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グランデラ
欧字表記 Grandera[1][2]
品種 サラブレッド[2]
性別 [2]
毛色 栗毛[2]
生誕 1998年4月21日[1][2]
Grand Lodge[1][2]
Bordighera[1][2]
母の父 Alysheba[1][2]
生国 アイルランドの旗 アイルランド[1][2]
生産者 J・スタン・コスグローヴ[2]
馬主 Mrs V Shelton
→Lael Stable and Mrs V Shelton
Godolphin
[1][2]
調教師 James R.Fanshaw(イギリス
Saeed bin SuroorUAE
[1][2]
競走成績
タイトル カルティエ賞最優秀古馬(2002年)[3]
生涯成績 22戦6勝[2]
獲得賞金 1,892,668ポンド[1]
勝ち鞍
G1 シンガポール航空国際C 2002年
G1 プリンスオブウェールズS 2002年
G1 愛チャンピオンS 2002年
G2 アルマクトゥームChR3 2003年
Listed アークトライアル 2001年
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グランデラGrandera1998年4月21日 - )とはアイルランド競走馬種牡馬[2]。主な勝ち鞍は2002年シンガポール航空国際カッププリンスオブウェールズステークスアイリッシュチャンピオンステークス

2002年のカルティエ賞最優秀古馬である。

競走馬時代

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  • 特記事項なき場合、本節の出典はRacing Post[1]

2000年7月13日、ドンカスター競馬場でのメイドン競走でデビューし、5着。2戦目で勝ち上がり、G3競走サマーヴィルタタソールズステークス英語版でも2着に入る。2001年に入り、初戦のリステッド競走ディーステークスで2着となった後、ジョッケクルブ賞アナバーブルーの3着に入り、古馬との対戦となったエクリプスステークスインターナショナルステークスで、ともに2着に入る走りを見せたのち、9月のリステッド競走アークトライアルに勝利して休養に入った。この休養期間中にゴドルフィンにトレードされ、サイード・ビン・スルール厩舎に移った。

2002年、初戦のドバイシティーオブゴールドで2着、シャティン競馬場に遠征してのクイーンエリザベス2世カップエイシンプレストンの5着に終わったが、続くシンガポール航空国際カップでパオリニを2馬身差下してG1競走を初めて制した。ヨーロッパに戻り、プリンスオブウェールズステークスでも2着インディアンクリークを5馬身差で破ってG1競走を連勝。7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス5着を挟み、9月のアイリッシュチャンピオンステークスでG1競走3勝目を挙げた。その後の2戦は再びヨーロッパ外に向けられ、コックスプレートノーザリーの3着、香港カップはプレシジョンの7着に終わる。2002年はG1競走3勝を挙げてカルティエ賞最優秀古馬に選ばれ、またワールドシリーズ・レーシング・チャンピオンシップの総合優勝も果たした。

2003年は初戦のマクトゥームチャレンジラウンド3を勝って、ドバイワールドカップムーンバラッドの4着。ヨーロッパに戻って3戦するもすべて6着以下の成績に終わり、引退した。

競走成績

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以下の内容は、Racing Post[1]の情報および記載法に基づく。

出走日 競馬場 競走名 距離(馬場) 頭数 枠番
(Draw)
馬番
(horse No.)
着順 騎手 斤量(st./lb./kg換算) タイム 着差 勝ち馬/(2着)馬
2000.07.13 ドンカスター メイドン競走 芝6f(Gd) 12 5 3 5着 D. ハリソン 9-0(126/57) (6馬身1/2) Caustic wit
0000.09.11 ウォーウィック メイドン競走 芝7f (GF) 16 2 5 1着 D. ハリソン 8-11(123/55.5) 1:26.60 4馬身 (Bullsefia)
0000.09.29 ニューマーケット サマーヴィルタタソールズS G3 芝7f (Gd) 13 10 5 2着 D. ハリソン 8-9(121/55) (クビ) King Charlemagne
0000.10.21 ドンカスター レーシングポストT G1 芝1m (Sft) 10 2 8 7着 D. ハリソン 9-0(126/57) (11馬身1/4) Dilshaan
2001.05.10 チェスター ディーS L 芝1m2 1/2f (GF) 9 8 4 2着 M. ヒルズ 8-8(120/54.5) 1/2馬身 (Dr Greemfield)
0000.06.03 シャンティイ ジョッケクルブ賞 G1 芝1m4f (Gd) 14 1 7 3着 M. ヒルズ 9-2(128/58) (1/2馬身) Anabaa Blue
0000.07.07 サンダウン エクリプスS G1 芝1m2f (GF) 8 9 8 2着 M. ヒルズ 8-10(122/55.5) 1/2馬身 (Medicean)
0000.08.21 ヨーク インターナショナルS G1 芝1m2 1/2f (Gd) 8 9 7 2着 M. ヒルズ 8-11(123/55.5) (7馬身) Sakhee
0000.09.22 ニューベリー アークトライアル L 芝1m3f(GF) 5 4 5 1着 M. ヒルズ 8-9(121/55) 2:16.54 1馬身1/2 (Mubtaker)
2002.02.24 ナドアルシバ ドバイシティーオブゴールド G3 ダ1m4f(Gd) 7 6 2着 L. デットーリ 8-8(120/54.5) (3馬身1/4) Narrativel
0000.04.21 シャティン クイーンエリザベス2世C G1 芝1m2f (Gd) 14 10 4 5着 L. デットーリ 9-0(126/57) (2馬身1/2) Eishin Preston
0000.05.11 クランジ シンガポール航空国際C G1 芝1m2f (Gd) 13 7 7 1着 L. デットーリ 8-13(125/56.5) 2:01.30 2馬身 Paolini
0000.06.19 アスコット プリンスオブウェールズS G1 芝1m2f(GF) 12 12 7 1着 L. デットーリ 9-0(126/57) 2:04.43 5馬身 (Indian Creek)
0000.07.27 アスコット キングジョージ6世&クイーンエリザベスS G1 芝1m4f (GF) 9 9 3 5着 L. デットーリ 9-7(133/60) (8馬身1/4) Golan
0000.09.07 レパーズタウン 愛チャンピオンステークス G1 芝1m2f (Gd) 7 7 2 1着 L. デットーリ 9-4(130/59) 2:04.70 短首 Hawk Wing
0000.10.26 ムーニーヴァレー コックスプレート G1 芝1m2f (Gd) 9 3 3 3着 L. デットーリ 9-2(128/58) (1馬身1/4) Northerly
0000.12.15 シャティン 香港カップ G3 芝1m2f (GF) 12 8 1 7着 L. デットーリ 9-0(126/57) (2馬身1/4) Precision
2003.03.08 ナドアルシバ マクトゥームチャレンジラウンド3 G2 ダ1m2f (Fs) 7 6 1着 L. デットーリ 9-2(128/58) 2:02.83 1/2馬身 (Grundlefoot)
0000.03.29 ナドアルシバ ドバイワールドC G1 ダ1m2f(Fs) 11 9 3 4着 J. スペンサー 9-0(126/57) (6馬身) Moon Ballad
0000.06.18 アスコット プリンスオブウェールズS G1 芝1m2f (GF) 10 4 4 7着 J. スペンサー 9-0(126/57) (12馬身) Nayef
0000.07.05 サンダウン エクリプスS G1 芝1m2f (GF) 15 1 3 8着 L. デットーリ 9-7(133/60) (6馬身) Falbrav
0000.07.26 アスコット キングジョージ6世&クイーンエリザベスS G1 1m4f (Gd) 12 13 3 11着 M. キネーン 9-7(133/60) 28馬身1/4 Alamshar

引退後

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引退後は種牡馬となって新冠町優駿スタリオンステーションなどで供用され[3]、シャトル種牡馬としても供用された[4]2009年に種牡馬を引退後はイギリスに移動した[5]

主な産駒

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母の父としての主な産駒

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血統表

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グランデラ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ダンジグ系
[§ 2]

Grand Lodge
1991 栗毛
父の父
Chief's Crown
1982 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Six Crowns Secretariat
Chris Evert
父の母
La Papagena
1983 黒鹿毛
Habitat Sir Gaylord
Little Hut
Magic Flute Tudor Melody
Filigrana

Bordighera
1992 栗毛
Alysheba
1984 鹿毛
Alydar Raise a Native
Sweet Tooth
Bel Sheba Lt. Stevens
Belthazar
母の母
Blue Tip
1982 鹿毛
Tip Moss Luthier
Top Twig
As Blue Blue Tom
As Well
母系(F-No.) (FN:5-g) [§ 3]
5代内の近親交配 Somethingroyal 5 × 5 = 6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ [9]
  2. ^ [10]
  3. ^ [9]
  4. ^ [9][10]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k Grandera(IRE) form”. Racing Post. 2020年5月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n グランデラ(IRE)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年4月24日閲覧。
  3. ^ a b グランデラ、優駿スタリオンSに到着”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd. (2003年12月23日). 2020年5月30日閲覧。
  4. ^ 8日ダーレー・ジャパンの種牡馬展示会が開かれる。”. 競走馬のふるさと案内所 馬産地ニュース. 公益社団法人日本軽種馬協会 (2006年2月9日). 2020年5月30日閲覧。
  5. ^ “ムーンバラッドら4頭が種牡馬引退、英国へ”. 競馬ブック. (2009年10月8日). http://www.keibabook.co.jp/homepage/topics/topicsinfo_new.aspx?subsystem=0&kind=0&category=00&filename=KON17248 2014年10月3日閲覧。 
  6. ^ リフレックス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月30日閲覧。
  7. ^ ケイマ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月18日閲覧。
  8. ^ オヌシナニモノ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年6月18日閲覧。
  9. ^ a b c グランデラ(IRE) 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年5月30日閲覧。
  10. ^ a b c グランデラ Granderaの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年5月30日閲覧。

外部リンク

[編集]