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ギヨーム・レミー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギヨーム・レミー
Guillaume Rémy
基本情報
生誕 1856年
ベルギーの旗 ベルギー ウグレ
死没 1932年
フランスの旗 フランス ナント
ジャンル クラシック
職業 ヴァイオリニスト

ギヨーム・レミーGuillaume Rémy 1856年 - 1923年)は、ベルギーヴァイオリニスト、教育者。

生涯

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レミーはウグレ(現在のセラン)に生まれた。リエージュ王立音楽院ではデジレ・ヘインベルク(Désiré Heynberg、1831年–1897年)の下でヴァイオリンの研鑽に励み、その後パリ音楽院ランベール・マサールに師事した。

レミーは室内楽演奏、中でもとりわけピアノアンドレ・メサジェチェロジュール・デルサールとのピアノ・トリオで知られる。彼らは1882年エルネスト・ショーソンのピアノ三重奏曲 ト短調を初演しており[1]、レミーは同じ年に室内アンサンブルLa Trompetteの一員としてベドルジハ・スメタナ弦楽四重奏曲第1番 『わが生涯より』フランス初演にも加わった[2]。さらに1887年にはルイ・ファン=ヴェフェルジュムヴィオラ、デルサールのチェロ及び作曲者自身のピアノでガブリエル・フォーレピアノ四重奏曲第2番を初演している[3]。レミーはナントに没した。

レミーは教育者として大きな功績を遺しており、彼のパリ音楽院での教え子にはダニエル・ギレジョゼフ・カルヴェソフィー=カルメン・エックハルト=グラマッテらがいる。

脚注

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出典

  1. ^ Claus-Christian Schuster. Ernest Chausson, Trio g-moll op.3 Altenberg Trio Wien.
  2. ^ Charles Lenepveu (1840—1910) [リンク切れ] Morrison Foundation for Musical Research, Inc. A Virtual Music History Museum.
  3. ^ Katharine Ellis. Interpreting the Musical Past: Early Music in Nineteenth-Century France — Oxford University Press US, 2005. — Pp. 88-96.