張先 (三国志演義)

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姓名 張先
出身地 -
職官 -
陣営・所属等 張繍
家族・一族 -

張 先(ちょう せん)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の武将。

張繍配下の部将として、『演義』第17回に登場。寿春を攻略した曹操の隙を衝き、張繍は劉表と同盟して南陽・江陵を攻略する。曹操は転進して南陽へ向かい、張先は僚将の雷叙と共に張繍の指揮の下で城外に布陣する。張繍と曹操との舌戦を経て、曹操が許褚に出撃を命じると、張繍は張先に迎撃を命じたが、張先はわずか3合の打ち合いで許褚に斬って落とされる。張先を失った張繍軍は総崩れとなり、南陽城内に逃げ込んだ。

参考文献[編集]