鳥塚しげき

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鳥塚 しげき
出生名 鳥塚 繁樹
生誕 (1947-03-23) 1947年3月23日(77歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都港区三田小山町
学歴 立教大学経済学部卒業
ジャンル サーフ・ロック
グループ・サウンズ
カントリー・ミュージック
職業 シンガーソングライター
ミュージシャン
音楽教室講師
担当楽器 ギター
ボーカル
活動期間 1966年 -
共同作業者 ザ・ワイルドワンズ
鳥塚しげきとホットケーキ
公式サイト 公式ホームページ

鳥塚 しげき(とりづか しげき、本名、鳥塚繁樹、1947年3月23日 - )は、日本ミュージシャンギタリスト

来歴[編集]

東京都港区三田小山町出身。実家はクリーニング店を営んでいる[1]

立教大学ではアマチュアのカントリーウェスタンバンドで活躍していた。加瀬邦彦のファンの女学生が、加瀬が新グループ結成に向けメンバーを探していることを立教の軽音部部長に相談し、部長に鳥塚を推薦され、女学生の仲介により加瀬と面会することになる。加瀬が鳥塚を気に入り、ザ・ワイルドワンズのメンバーに抜擢。

1966年11月に『想い出の渚』で東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)からデビューを果たす。同曲はデビュー・ヒットとなった。その後も青空のある限り愛するアニタ[2]と佳曲を発表した。グループは71年に解散。

GS期・再結成後とも、バラード、フォーク、カントリー系の曲調を得意としており、甘い歌詞の曲でボーカルに抜擢されることが多い。

解散後も岡崎友紀主演のドラマやライブ活動で活躍。ヴィレッジ・シンガーズのギタリストでもあり、ビーイングのプロデューサーでもある小松久らとカントリーウェスタンバンド「鳥塚しげきとホットケーキ」を結成。

1980年には夫人の出産経験を活かしたラマーズ法のカセットテープを発売してヒットした[3]。夫人の鳥塚のりこの手話ミュージックコンサートのプロデュース等、福祉活動にも積極的だったが、開催した手話ミュージックコンテストで2003年、不正審査をおこない不興を買ったために中止、やらなくなった。[4]

ヤマハのバンドコンクールのMCでも有名。また、東急東横線・田園調布駅近くの、子供中心の鳥塚しげき音楽教室も好評。

NHK教育テレビで放送されていた「ワンツー・どん」に歌のお兄さんとして出演。挿入歌の作詞作曲も手掛けシングルとして発売。子供向けとして制作されたものではあるが、いずれの曲も鳥塚のカントリーウェスタン志向が反映されたものとなっている。特に1978年に発表した「虫虫虫めがねの歌」は子供たちを中心に人気を集めた[5]

サンダーバード」に登場した執事、アロイシャス・パーカーに顔が似ているという理由で、「とんねるずのみなさんのおかげです」の「サンバーダード」にパーカー役で出演したというバラエティ番組でも活躍した経験もあった。
1990年代前半にはTVKテレビ・カフェシティヨコハマ(金曜)公開生放送(横浜そごうから)で女性アイドルが歌唱するコーナーの司会を担当していた。 2006年にはワイルドワンズ結成40周年コンサートを日本武道館にて開催した。

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

アルバム[編集]

  • 明日をみつめて(テイチク)
    • 本作収録作品の『気がついてみたら』(作詞:瀧口洋子、作曲:杉田二郎、編曲:クニ河内)は、2005年発売のCD『GS卒業生紳士録~AFTER THE G.S.RUSH~』に収録された。

テレビドラマ出演(俳優)[編集]

※なお、映画への出演経験は一切ない。

テレビ出演(バラエティなど)[編集]

ドラマ音楽担当[編集]

  • 土曜ワイド劇場
    • 「海底の死美人・ヒット曲は殺しのテープ」(1980年8月30日、テレビ朝日・大映映像) - 作曲
    • 「偽装誘拐 貧乏くじは君が引く」(1980年11月8日、テレビ朝日・大映映像) - 作曲
    • 「雪山の死美人 スーパーストア殺人事件」(1981年2月28日、テレビ朝日・大映映像) - 作曲
    • 「湖水の死美人・劇画殺人事件」(1981年8月8日、テレビ朝日・大映映像) - 作曲
    • 「殺人フィルムへの招待」(1982年7月31日、テレビ朝日・東宝) - 作曲
    • 「死美人ホテル ビデオでつくる殺人計画」(1983年8月13日、テレビ朝日・大映映像) - 作曲
    • 「森村誠一の奔放の宴 新妻の秘密パーティー体験記」(1983年10月29日、テレビ朝日・国際放映) - 作曲
    • 「幻の結婚式」(1985年1月26日、テレビ朝日・松竹) - 作曲

その他[編集]

  • 読売ジャイアンツのファンである。
  • かつては喫煙者だったが、現在はすでに禁煙している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 釈順正 編『ぼくらの茅ヶ崎物語』シンコーミュージックエンタテイメント、東京都千代田区、2019年、51頁。ISBN 978-4-401-64751-4 
  2. ^ オリコンで1968年1月に11位
  3. ^ これからもワイルドワンズをよろしく! 3/5鳥塚しげきさん(ミュージシャン) vol.3 苦しい時、いつも自分の歌に救われた、club willbe、2015年。
  4. ^ 手話ミュージックコンテスト
  5. ^ これからもワイルドワンズをよろしく! 2/5 鳥塚しげきさん(ミュージシャン) vol.2 『虫虫虫めがねの歌』の大ヒット、その舞台裏、club willbe、2015年。

外部リンク[編集]