阪急ニッショーストア

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株式会社阪急ニッショーストア
種類 株式会社(2008年10月1日消滅)
本社所在地 560-0023
大阪府豊中市岡上の町2丁目2番3号
設立 2001年6月1日
業種 小売業
代表者 代表取締役社長 川嶋榮一
資本金 1億円
売上高 394億円(2006年3月期)
従業員数 1,400名(2007年3月期)
主要株主 株式会社阪食 100%
特記事項:会社情報は2008年9月30日時点での情報を記載
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阪急ニッショーストア緑地公園店(〜2011年11月11日迄、2011年11月12日付で阪急オアシスにリニューアル)
旧阪急ニッショーストア本社
(旧豊中店、〜2008年9月30日迄、2008年10月1日付で阪急オアシスにリニューアル、現・阪急オアシス本社)
旧阪急ニッショーストア茨木駅前店(〜2008年9月30日迄、2008年10月1日付で阪急オアシスにリニューアル、後に店舗建替え)
旧阪急ニッショーストア千本店(2009年1月26日撮影、現在は阪急オアシスにリニューアル)
旧阪急ニッショーストア千本店(2009年1月26日撮影、現在は阪急オアシスにリニューアル)
旧阪急ニッショーストア南茨木店(〜2011年2月9日迄、2011年2月15日付で阪急オアシスにリニューアル)
旧阪急ニッショーストア総持寺店
(〜2008年12月11日迄、2008年12月12日付でパワープライスにリニューアル、のちに阪急オアシスに再度リニューアル)

阪急ニッショーストア(はんきゅうニッショーストア)は、かつてエイチ・ツー・オー リテイリンググループ(阪急阪神東宝グループ)の株式会社阪食が、京阪神地区を中心に展開していたスーパーマーケット

当項目では、2008年9月30日まで存在した株式会社阪急ニッショーストアについても解説する。

概要[編集]

1963年11月、日本硝子商事株式会社(現・ニプロ)が豊中市服部に「ニッショーストア」服部店を開業。以後、ニプロのストア事業部として運営され、2001年6月1日には子会社として分社独立した。しかし、ニプロの戦略的な事業再編により、2006年7月に株式会社阪急百貨店(現・エイチ・ツー・オーリテイリング)に全株式が譲渡された。阪急百貨店傘下入りと同時に、店名・運営会社社名とも、名称を「阪急ニッショーストア」とした。2006年(平成18年)9月1日付で食品事業グループを統括する中間持ち株会社として株式会社阪食が設立され、同社の子会社となった[1]

2008年(平成20年)10月1日付で、同じく阪食の子会社であった阪急オアシス阪急ファミリーストア阪急フレッシュエールとともに阪食に吸収合併され、阪食が運営する食品スーパーの店舗ブランドとなった[2]。なお、事業会社の合併に先駆け、阪急ニッショーストアとして営業されてきた池田店と宝塚南口店が、株式会社阪急オアシスに事業譲渡され「阪急オアシス」店舗になったの皮切りに、合併後も「阪急オアシス」店舗へのリニューアルが進められ、合併前に27あった店舗は2011年11月11日をもって消滅した。

なお、ニッショーストアのCIであったトマトマークは、阪急オアシスのCIとして存続している。

沿革[編集]

  • 1963年11月 - 日本硝子商事株式会社ストア事業部として「ニッショーストア」を創業。
  • 1977年5月 - 日本硝子商事が株式会社ニッショーに社名変更。
  • 2001年4月 - ニッショーが、ニプロ株式会社に社名変更。
  • 2001年6月1日 - ニプロより分社化され独立、株式会社ニッショー設立。
  • 2006年7月 - ニプロが、ニッショーの全株式を株式会社阪急百貨店に譲渡。
  • 2006年8月 - 株式会社阪急ニッショーストアに社名変更。
  • 2008年10月1日 - 株式会社阪食に吸収合併。
  • 2008年11月21日 - 新業態「パワープライス 阪急ニッショーストア」を展開開始。
  • 2011年11月12日 - 阪急ニッショーストア緑地公園店が阪急オアシス千里山竹園店としてリニューアルオープン。

過去に存在した店舗[編集]

  • 三国店(大阪市淀川区)
  • 五月が丘店(大阪府吹田市)
  • 茨木店(大阪府茨木市)
  • 旭ヶ丘店(大阪府池田市)
  • 牧野店(大阪府枚方市)
  • 関大前店(大阪府吹田市)
  • 桜塚店(大阪府豊中市)
  • 千里東店(大阪府豊中市)
  • 高槻店(大阪府高槻市)
  • 寝屋川店(大阪府寝屋川市) - 現在は万代寝屋川西店。
  • 服部店(大阪府豊中市)
  • 園田店(兵庫県尼崎市)
  • 姫路店(兵庫県姫路市)
  • くずは店(大阪府枚方市) - 2008年11月21日に「パワープライス 阪急ニッショーストア」に業態転換後、2010年5月25日閉店。
  • 水道筋店(兵庫県神戸市灘区) - ニッショーだった時に閉店し、現在はマルハチが出店。

譲渡・リニューアルした店舗[編集]

  • 池田店(大阪府池田市) - 2008年4月26日 阪急オアシスに譲渡(合併前)
  • 宝塚南口店(兵庫県宝塚市) - 2008年8月6日 阪急オアシスに譲渡(合併前)
  • 箕面店(大阪府箕面市) - 2008年9月27日 阪急オアシスに譲渡(合併前)
  • 茨木駅前店(大阪府茨木市) - 2008年10月1日 阪急オアシスにリニューアル
  • 豊中店(大阪府豊中市) - 2008年10月1日 阪急オアシスにリニューアル
  • 豊中駅前店(大阪府豊中市) - 2008年10月1日 阪急オアシスにリニューアル
  • 小曽根店(大阪府豊中市) - 2008年10月24日 阪急オアシスにリニューアル
  • 蛍ヶ池店(大阪府豊中市) - 2008年11月14日 阪急オアシスにリニューアル
  • 守口店(大阪府守口市) - 2009年2月18日 阪急オアシスにリニューアル
  • 石橋店(大阪府池田市) - 2009年2月27日 阪急オアシスにリニューアル
  • 千里丘店(大阪府摂津市) - 2009年3月13日 阪急オアシスにリニューアル
  • 山下店(兵庫県川西市) - 2009年3月19日 阪急オアシスにリニューアル
  • あべの店 - 2009年 阪急ファミリーストアにリニューアル
  • 服部西店(大阪府豊中市) - 2009年 阪急オアシスにリニューアル
  • 千本店(京都市上京区) - 2009年 阪急オアシスにリニューアル
  • 白川通店(京都市左京区) - 2009年 阪急オアシスにリニューアル
  • 総持寺店(大阪府茨木市) - 2008年12月12日「パワープライス 阪急ニッショーストア」に業態転換後、2009年11月21日に阪急オアシスとしてリニューアル。
  • 名谷店(神戸市須磨区) - 阪急オアシスにリニューアル後、2010年3月28日に閉店。のちにマルハチが出店。
  • 南茨木店(大阪府茨木市) - 2011年2月15日 「阪急オアシス茨木東奈良店」にリニューアル
  • 緑地公園店(大阪府吹田市) - 2011年11月12日 「阪急オアシス千里山竹園店」にリニューアル

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “阪急百貨店、9月に新会社「阪食」設立 食品事業を統括”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2006年8月2日) 
  2. ^ 西井由比子 (2008年10月1日). “「阪急阪神百貨店」が誕生 経営効率の向上を図る”. 神戸新聞 (神戸新聞社)