金子拓郎

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金子 拓郎
名前
本名 タクロウ、タク
カタカナ カネコ タクロウ
ラテン文字 KANEKO Takuro
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-07-30) 1997年7月30日(26歳)
出身地 埼玉県比企郡小川町
身長 178cm
体重 68kg
選手情報
在籍チーム クロアチアの旗 NKディナモ・ザグレブ
ポジション MF
背番号 30
利き足 左足
ユース
小川サッカースポーツ少年団
クマガヤSC
前橋育英高校
日本大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019- 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌 123 (20)
2023- クロアチアの旗 NKディナモ・ザグレブ (loan)
獲得メダル
サッカー
ユニバーシアード
2019 ナポリ 男子
1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月25日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

金子 拓郎(かねこ たくろう、1997年7月30日 - )は、埼玉県比企郡小川町出身[1][2]プロサッカー選手プルヴァHNLNKディナモ・ザグレブ所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)[3]

来歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学1年のとき、地元の小川サッカースポーツ少年団(現:FCアルベスタ小川)でサッカーを始める[4]。中学生年代ではクマガヤSCに15期生として入団しプレー。クマガヤSC同期に庄司朋乃也加藤陸次樹原山海里小島雅也がいた。

2013年前橋育英高校に進学。同期に大畑隆也野口竜彦綿引康、1学年上に小泉佳穂坂元達裕渡邊凌磨鈴木徳真岡村大八などがいる世代であった。高校では2年次の全国高校サッカー選手権で控え選手ではあったが準優勝を経験し、3年次には主力として、同大会で8強入りした[5]。同大会を通じて優秀選手に選出[6]

2016年日本大学・法学部政治経済学科へ進学し同大のサッカー部に入部。3年次夏の釧路合宿で、最終日に行われた北海道コンサドーレ札幌との練習試合でのプレーがきっかけとなり、そのまま札幌の練習に呼ばれ1週間参加した[4][5]。翌2019年2月の熊本キャンプにも招待された[5]

同月、2020年からの札幌加入が内定し[2][7]、同年3月特別指定選手に承認された[8]同月30日、J1第5節・名古屋グランパス戦で途中出場し、Jリーグ公式戦デビュー[9]2019年4月10日のルヴァン杯湘南ベルマーレ戦で初めてスタメンに名を連ねた。

北海道コンサドーレ札幌[編集]

2020年北海道コンサドーレ札幌に正式入団。10月10日のJ1第21節湘南ベルマーレ戦では2得点を決める活躍を見せた[10]

2021年2月27日、J1開幕戦の横浜FC戦で2得点を決める活躍を見せた[11]。 同年12月に、ヴィッセル神戸浦和レッズが獲得に興味を示すも札幌残留を決断した。

NKディナモ・ザグレブ[編集]

2023年7月25日、クロアチア1部・プルヴァHNLNKディナモ・ザグレブ期限付き移籍[12]。9月27日、クロアチアカップのNKポニクヴェ戦で移籍後初ゴールを決めた。[13]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 札幌 30 J1 6 0 8 1 - 14 1
2020 31 4 4 1 - 35 5
2021 9 38 7 8 0 1 0 47 7
2022 27 1 4 1 2 2 33 4
2023 21 8 3 1 0 0 24 9
クロアチア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2023-24 ザグレブ 30 1.HNL
通算 日本 J1 123 20 27 5 3 2 153 26
クロアチア 1.HNL
総通算 123 20 27 5 3 2 153 26
出場歴

タイトル[編集]

代表[編集]

ユニバーシアード日本代表
  • ナポリ大会(2019年)

個人[編集]

代表・選抜歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 金子拓郎選手(小川町出身)サッカーで世界の頂点へ!” (PDF). 広報おがわ10月号(令和元年). 小川町. p. 2 (2019年10月1日). 2020年12月19日閲覧。
  2. ^ a b “【札幌】日大3年MF金子、来季加入内定 特別指定選手で今季中にデビューも”. スポーツ報知. (2019年2月28日). https://hochi.news/articles/20190227-OHT1T50202.html 2020年12月19日閲覧。 
  3. ^ 札幌金子が念願1号「当てるだけだったけど緊張」”. 日刊スポーツ (2020年7月26日). 2020年7月29日閲覧。
  4. ^ a b 北海道コンサドーレ札幌 2020年シーズン 加入内定 金子拓郎選手”. 日本大学. 2019年4月6日閲覧。
  5. ^ a b c 渡辺史哉 (2019年3月7日). “釧路合宿が縁 夢だったプロに”. 北海道新聞. https://www.hokkaido-np.co.jp/article/283866?rct=s_consadole 2019年4月6日閲覧。 
  6. ^ 第94回全国高等学校サッカー選手権大会 東福岡高校が優勝” (2016年11月12日). 2023年1月13日閲覧。
  7. ^ 日本大学サッカー部・金子拓郎選手 2020年シーズン新加入内定のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2019年2月27日https://www.consadole-sapporo.jp/news/20190248747/2019年4月6日閲覧 
  8. ^ 日本大学サッカー部 金子拓郎選手「2019年JFA・Jリーグ特別指定選手」認定のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2019年3月8日https://www.consadole-sapporo.jp/news/20190348947/2019年4月6日閲覧 
  9. ^ “札幌0-4大敗も“希望の光”金子&岩崎がデビュー”. スポーツニッポン. (2019年3月31日). https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2019/03/31/kiji/20190331s00002179019000c.html 2019年4月6日閲覧。 
  10. ^ 10度目の正直!札幌がルーキー金子拓郎の2発でJ1ホーム通算50勝をついに“聖地”で飾るサッカーダイジェスト(2020年10月10日)2020年10月12日閲覧。
  11. ^ 開幕2ゴールの札幌MF金子拓郎「ミシャさんが来てガラッと変わった」ゲキサカ(2021年2月27日)2021年3月7日閲覧。
  12. ^ 金子 拓郎選手 クロアチア1部リーグ(プルヴァHNL)、NKディナモ・ザグレブへ期限付き移籍のお知らせ北海道コンサドーレ札幌(2023年7月25日)2023年7月25日閲覧。
  13. ^ ディナモ・ザグレブMF金子拓郎 移籍後初得点含む3得点演出 クロアチア杯ポニクヴェ戦スポニチ(2023年9月28日)2023年11月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]