遠藤史人

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えんどう ふみひと
遠藤 史人
生年月日 (2003-05-28) 2003年5月28日(20歳)
出身地 日本の旗 日本 神奈川県
身長 179 cm[1]
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2016年[2] -
主な作品
映画
藍色少年少女
レミングスの夏
透明人間☆田村透
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遠藤 史人(えんどう ふみひと、2003年5月28日[1] - )は、日本俳優神奈川県出身[1]。かつてはヒラタオフィスに所属していた[1]

来歴[編集]

幼少期にふじのキッズシアターに所属。オーディションを経て、同団体製作の映画藍色少年少女』の主人公・テツオ役に抜擢され、これが映画作品初出演作となる[3]。撮影は2013年夏に行われ、遠藤は当時10歳だった[4]。同作は2016年1月3日から5日限定で渋谷ユーロライブにて一般劇場公開されたのち[5]、映画祭の出品を経て2019年7月26日から全国順次ロードショーとなった[6]

2019年公開の専門学校東京ビジュアルアーツ卒業制作の短編映画『透明人間☆田村透』に主演。撮影当時、中学3年生ながら、大学1年生の役を演じた[7]

2022年時点でヒラタオフィスへの所属が確認できなくなっている。

人物・エピソード[編集]

特技は絵を描くことや歌うこと[1]

映画『藍色少年少女』のオーディションでは、抜群の芝居を見せたという。同作でプロデューサーも務めた俳優の結城貴史はオーディションの映像を見て、遠藤が自意識や恥ずかしさを見せずにシチュエーションに没入しており、「なんちゅうナチュラルな芝居をするんだ」と思ったという。オーディションの対象だったふじのキッズシアターは、演技のプロを育てることを目的としておらず演技の教育をしていなかったことから、逆に遠藤の独特のやり方で自分の持っているものを出せる芝居ができていたという。同作の監督の倉田健次はオーディション現地におり、遠藤の泣く演技を見た際にいい意味でドン引きしたと語っており、「あのレベルできる子役、日本ではほぼいないと思います」と高く評価した[8]

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

ウェブドラマ[編集]

ラジオドラマ[編集]

広告[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2018年1月31日・2月14日にTOKYO MXでも放送。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 遠藤史人 プロフィール”. ヒラタオフィス. 2021年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月10日閲覧。
  2. ^ 遠藤 史人”. 日本タレント名鑑. 2019年10月31日閲覧。
  3. ^ サンダンス・NHK国際映像作家賞グランプリ監督が贈る『藍色少年少女』が6年の時を経てついに劇場公開!”. DogEarFilms 映画が好き。 (2019年8月7日). 2019年10月31日閲覧。
  4. ^ 映画「藍色少年少女」プロジェクト 子供の子供による子供のための映画「藍色少年少女」を完成させ、映画祭に出品します!”. MotionGallery. 2019年10月31日閲覧。
  5. ^ 映画「藍色少年少女」2016新春劇場公開!☆1/3㈰~7㈭13時15分~@渋谷ユーロライブ”. ふじのキッズシアター (2015年11月1日). 2019年10月31日閲覧。
  6. ^ “歌手のhitomiが登壇 『藍色少年少女』舞台挨拶付き親子限定試写会に5組10名様をご招待”. リアルサウンド 映画部. (2019年7月9日). https://realsound.jp/movie/2019/07/post-387042.html 2019年10月31日閲覧。 
  7. ^ 映画『透明人間☆田村透』公式アカウント [@sukesuketooru] (2019年10月7日). "〜キャスト紹介〜 主人公 田村透を演じていただいたのは遠藤史人さん!". X(旧Twitter)より2019年10月30日閲覧
  8. ^ 平川友紀 (2015年12月22日). “子どもの選択を重視する世界は真っ当になっていく。「ふじのキッズシアター」から誕生した映画『藍色少年少女』が伝える、子どもから大人への希望のメッセージ”. greenz.jp. https://greenz.jp/2015/12/22/indigochildren/ 2019年10月31日閲覧。 
  9. ^ 登場キャラクター秘話 ① 星野 テツオ”. ふじのキッズシアター (2015年11月26日). 2019年10月31日閲覧。
  10. ^ 映画 藍色少年少女”. allcinema. 2019年10月31日閲覧。
  11. ^ 情操家族's Site on Strikingly”. 2019年10月31日閲覧。
  12. ^ “映画「レミングスの夏」製作発表、日本版スタンド・バイ・ミー目指す”. Sponichi Annex. (2016年7月13日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/07/13/kiji/K20160713012959050.html 2019年10月31日閲覧。 
  13. ^ “木皿泉が「人生の道草」描く短編ドラマに門脇麦、皆川猿時、荒川良々ら”. CINRA.NET. (20117-12-05). https://www.cinra.net/news/20171205-kizaraizumi 2019年10月31日閲覧。 
  14. ^ 24時間テレビ44ドラマスペシャル「生徒が人生をやり直せる学校」公式サイト > 相関図・キャスト”. 2021年8月21日閲覧。

外部リンク[編集]