糸奇はな

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糸奇 はな
生誕 9月15日
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
活動期間 2011年 -
レーベル FlyingDog
事務所 フジパシフィックミュージック
公式サイト 【公式】糸奇はなオフィシャルサイト
糸奇はな
YouTube
チャンネル
活動期間 2011年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約5.09万人
総再生回数 約1460万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年4月28日時点。
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糸奇 はな(いとき はな、9月15日 - )は、日本女性シンガーソングライター

来歴[編集]

京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業[1]。幼少のころ、海外生活を送っていた中で観た『オペラ座の怪人』に衝撃を受け、憧れたことが声楽を学ぶきっかけとなった。

2011年、大学生のころにDTMソフトを購入し動画サイトで音楽活動を開始した[2]。多数のアレンジ曲、オリジナル曲を動画としてアップロードする。

音楽活動をしていく延長で、2016年8月10日に自主制作CD『体内時計』を作成しインターネット上で個人販売した。このCDのパッケージは、楽曲をイメージした版画を一枚一枚手刷りした紙のものであり、糸奇はなの「糸」にちなんだ110枚限定で販売された。また、同CDは即完売した。その人気が音楽関係者の目に留まり、レプリカ盤がタワーレコード株式会社から限定でリリースされることとなった[3]

2017年秋、テレビアニメ『魔法使いの嫁』のエンディングテーマ「環-cycle-」のシンガーを担当しメジャーデビューを果たす。

人物[編集]

はさみうさぎお酒が好き。公式サイトや創作の方向性の通り、ゴシックなデザインも好む。

また、前述した版画のほかにも刺繍、イラスト、漫画などを手掛けており、それらを利用して独特な世界観を表現する。

そのため、音楽での活動を行いながらも創作活動を行っており、スマートフォン用のアプリまでもリリースし楽曲とイラストをかけ合わせた独特な世界観を表現することもある。

ゲームが好きで、『星のカービィ』や『MOTHER』などをプレイしており、それらのゲームミュージックも好む。

音楽性[編集]

『オペラ座の怪人』の影響により声楽を学んだことからボーカルパフォーマンスとストーリー性が重視された歌詞、クラシカルでありながらところどころでチップチューンを混在させた独特な音楽で、最先端となった作曲となっており、幻想的で印象的なハイブリッドなアーティストとされている[4]

また、キング・クリムゾンスージー・アンド・ザ・バンシーズをフェイバリットとしており、その影響かジャンルをプログレシッブ・ロックとした音楽も作曲した[3]

個人製作で、ゲームミュージックなどのアレンジ曲を作曲することがあり、元の楽曲が持つ雰囲気・世界観・キャラクター性を大切にしつつも、独自の解釈を含めた大胆な作詞・編曲を行う。

ディスコグラフィ[編集]

タワーレコード限定シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2016/11/10 体内時計〈タワーレコード限定〉 PLCD-0001
2nd 2017/02/10 ROLE PLAY〈タワーレコード限定〉 PLCD-0002

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2017/11/01 環-cycle- VTCL-35264 34位

EP[編集]

発売日 タイトル
2019年10月10日 VOID I
2019年12月10日 VOID II

配信シングル[編集]

発売日 タイトル 収録CD
2018年7月10日 きみでないのなら 1stアルバム『PRAY』
2020年11月18日 リベラ
2021年3月26日 ぼくの死因
2022年10月31日 Skies Forever Blue / Toby Fox&糸奇はな
Skies Forever Blue (Instrumental Version)
2023年3月17日 夜明け
2023年3月31日 THE GREATEST LIVING SHOW / 糸奇はな&Toby Fox

アルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2018年8月7日 PRAY PLCD-1187:初回限定盤
PLCD-0003:通常盤
2nd 2018年11月10日 SLEEP HOUSE
3rd 2020年1月10日 VOID

個人販売[編集]

発売日 タイトル 発売場所
1st 2016/08/10 体内時計 通信販売
2nd 2016/12/10 ROLE PLAY 通信販売
3rd 2017/10/29 四角い世界 M3-2017秋

脚注[編集]

  1. ^ about、- It0kI -、2017年12月27日閲覧。
  2. ^ インタビュー:天野史彬 (2017年3月14日). “糸奇はなが語る、貪欲で多彩な表現活動の背景にある2つの苦悩”. CINRA.NET. 2017年12月25日閲覧。
  3. ^ a b 糸奇はな、初の全国流通作品「体内時計」をタワレコ限定でリリース”. OKMusic (2016年10月13日13時30分). 2017年12月25日閲覧。
  4. ^ PROFILE”. 糸奇はなオフィシャルサイト. 2017年12月26日閲覧。

外部リンク[編集]