神原渓谷

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神原渓谷(こうばるけいこく)は、大分県竹田市大野川水系の支流神原川にある渓谷祖母傾国定公園に指定されている。

概要[編集]

祖母山北麓に源を発する神原川に延長約9kmにわたって続く渓谷で、御社の滝、1合目の滝などがある。新緑、紅葉の名所として知られており、川沿いには祖母山登山道が整備され、シーズンにはハイカーや登山者でにぎわう。また、エノハ(ヤマメ)をはじめとする渓流釣りも盛んである。5月から10月には祖母山麓神原キャンプ場もオープンする。大野川の源流のひとつでもあり、源流の碑が立てられている。

神原渓谷に架かる神原渓谷大橋は、2002年5月31日に竣工した橋長236m、アーチ支間135mのコンクリートアーチ橋で、ロアリング工法という工法で施工された橋としては、支間が日本国内で最も大きい(世界でも第2位)橋である。

交通[編集]