赤穂市

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あこうし ウィキデータを編集
赤穂市
赤穂市旗 赤穂市章
赤穂市旗
1971年11月制定
赤穂市章
1951年9月1日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
市町村コード 28212-0
法人番号 2000020282120 ウィキデータを編集
面積 126.85km2
総人口 43,790[編集]
推計人口、2024年2月1日)
人口密度 345人/km2
隣接自治体 相生市赤穂郡上郡町姫路市(海上)
岡山県備前市
市の木 サクラ
市の花 ツツジ
赤穂市役所
市長 牟禮正稔
所在地 678-0292
兵庫県赤穂市加里屋81番地
北緯34度45分 東経134度23分 / 北緯34.75度 東経134.39度 / 34.75; 134.39座標: 北緯34度45分 東経134度23分 / 北緯34.75度 東経134.39度 / 34.75; 134.39
赤穂市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

赤穂市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

赤穂市(あこうし)は、兵庫県の南西部、岡山県との県境に位置する瀬戸内海国立公園の一部を成す。西播磨県民局の管轄で、1951年(昭和26年)に市制施行。

概要[編集]

のちに忠臣蔵として語り伝えられることとなる赤穂事件ゆかりの地である。毎年12月14日[注釈 1]には赤穂市最大の催しとして赤穂義士祭が行われている。古くから塩田(揚浜式塩田・入浜式塩田・流下式塩田)が栄え、生産されている塩は「赤穂の塩」として全国に流通している[注釈 2]

市の中心部を流れる、千種川名水百選)の豊富な水系に恵まれた赤穂市は水道料金(簡易水道を除く家庭用水道料金)が国内で一番安い[2]元和2年(1616年)に敷設されたとされ、現在でも市内の随所にその遺構が残る赤穂上水[3]は、神田上水(東京都)福山上水(広島県)と並んで日本三大上水道(江戸三大上水道)のひとつに数えられる[4]

赤穂の日本遺産[編集]

  • Story 01 「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂[5]
  • Story 02  荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~坂越[6]

「赤穂」の由来[編集]

「赤穂」は享保12年(1727年)の『播州赤穂郡志』によればこの地の水辺にみられる赤色のタデの穂に由来するという[7]。『和名類聚抄』の「播磨国郡郷考」では「阿加保(あかほ)」という表記である[7]。また、1913年(大正2年)の「教育画集赤穂義士」の表紙のふりがなも「あかほぎし」となっている[7]旧仮名遣いの「あかほ」を「あこう」と読んでいたという説もあるが、国語学的には「あかほ」を「あかお(塩味・しほみ→しおみ)」と読んだものが、「あこ(尾上・オノウエ→オノエ)」となり、その後「あこう」となったと考えられる。江戸後期の「播州名所巡覧図絵」には、「赤穂鹽」は「あこしほ」となっている[7]。なお、赤穂市の広報紙は第3号まで「赤穂市公報」、第4号から「廣報あかほ(広報あかほ)」だったが1960年(昭和35年)4月の100号で「広報あこう」へ改められた[7]

小惑星(4797) Akoは赤穂市に因んで命名された[8]

地理[編集]

千種川(名水百選)
赤穂城跡
赤穂市中心部周辺の空中写真。1980年撮影の21枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

播磨灘に注ぐ千種川名水百選)の河口に広がる平野地に、赤穂城を中心とした城下町の名残が残る市街地と、古い港町の町並みが美しく、牡蠣の養殖が盛んな坂越都市景観100選日本遺産)、瀬戸内海国立公園赤穂温泉のある御崎などで知られる。
赤穂市は、恐竜が生息していた約8200万年前(白亜紀後期)に火山が噴火してできた巨大な赤穂カルデラ赤穂コールドロン)の中に市域がスッポリ入る珍しい特徴の地形にあり、その規模は南北約16キロ・東西約21キロにも及び、日本国内では阿蘇カルデラ(約25km)、姶良カルデラ(約20km)に匹敵する。カルデラに特徴的な地層で、割れ目にマグマが入り込んでできる「平行岩脈群」が赤穂御崎を中心とする海岸域に多く露出しており、現在でも見ることができる[9][10][11][12]

気候[編集]

瀬戸内海沿岸に位置する赤穂市は、日本の気候区分でいう瀬戸内海式気候に属し、1年間を通して晴天の日が多いため、古くから塩田が栄えた。 平成24年から平成29年(平成27年はデーターなし)の5年間の平均気温は16.2℃、降水量は1,091mm。積雪は殆どない。

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

江戸時代まで[編集]

赤穂市域では旧石器時代の遺跡・遺物は確認されておらず、赤穂市で人間の活動が確認できるのは縄文時代早期(西有年・馬路池遺跡)以降のことである[13][14]

縄文時代後期以降には市北部の有年地区を中心に集落の増加がみられ、弥生時代中期に入ると大規模な集落(東有年・沖田遺跡、有年原・田中遺跡)が出現する。

弥生時代から古墳時代には、有年原・田中遺跡墳丘墓群(弥生時代後期)や有年牟礼・山田遺跡方形周溝墓群(弥生時代終末期)、放亀山1号墳(古墳時代前期・前方後円墳)、蟻無山1号墳(古墳時代中期・帆立貝形古墳)など、大型の首長墓・首長墳が複数築かれているほか、飛鳥時代から平安時代にかけても市北部の有年地区に遺跡が集中している。

ちなみに福浦地区を除く市域をはじめとする旧赤穂郡(現在の赤穂市・相生市・上郡町域)は古代の令制国における播磨国に属したことが平城宮・京跡出土木簡から判明している[15]。また、『和名類聚抄』では播磨国赤穂郡の項に八つのが挙げられており、そのうち「坂越」は赤穂市坂越、「周勢須世」は赤穂市周世、「大原」は赤穂市西有年もしくは有年原に比定されている[13]

奈良時代から平安時代になると千種川からの土砂の堆積により千種川河口部(現在の市街地付近)の陸地化が進行し、徐々に集落が営まれるようになり、東大寺などが管理する荘園(石塩生荘)も成立した[13]

中世(15世紀中頃)には加里屋(現在の赤穂市加里屋)に「古城」とよばれる砦が築かれるなど、千種川河口部の集落の拡大が進む。このころ赤穂郡は赤松氏の支配下にあったと考えられている[16][17]

慶長年間には、赤穂は池田長政の領地となり「掻上城」が築かれる。その後、垂水半左衛門勝重による郡代支配などを経て、池田政綱元和元年(1615年)に入封し、天正年間に一時的に行われた生駒親正の赤穂支配以来、改めて赤穂藩が成立した。ちなみに福浦地区については江戸時代を通じて岡山藩領となっている[16][17]

その後、正保2年(1645年)に2代藩主池田輝興の改易に伴って浅野家が入封する。しかし3代藩主浅野長矩赤穂事件によって元禄14年(1701年)に改易された。その後永井直敬が一時的に入封するもすぐに転封となり、宝永3年(1706年)に森長直が入封、明治4年(1871年)廃藩置県まで森家が赤穂藩主となった[16][17]

明治年間[編集]

廃藩置県後、赤穂藩領であった市域の大部分は赤穂県、岡山藩領であった福浦地区は岡山県となった。赤穂県は飾磨県を経て兵庫県に編入された[16][17]

昭和年間[編集]

行政区域の変遷[編集]

赤穂郡上郡町との間で合併協議を行っていたが、2007年(平成19年)9月に行われた住民投票で合併反対票が賛成票を大きく上回った。これを受けて、上郡町との合併は断念された。

行政[編集]

  • 市長:牟礼正稔(2019年1月27日就任、現在2期目)
歴代市長
氏名 就任日 退任日
初代 鳥羽嘉壽夫 1951年10月1日 1953年4月27日
2代 小幡榮亮 1953年5月23日 1973年5月22日
3代 笠木忠男 1973年5月23日 1989年5月22日
4代 岩崎俊男 1989年5月23日 1990年12月18日
5代 北爪照夫 1991年1月27日 2003年1月26日
6代 豆田正明 2003年1月27日 2015年1月26日
7代 明石元秀 2015年1月27日 2019年1月26日
8代 牟礼正稔 2019年1月27日 現職

議会[編集]

市議会[編集]

  • 定数:18名
  • 任期:2021年(令和3年)4月9日 - 2025年(令和7年)4月8日
  • 議長:土遠孝昌(赤諒会)
  • 副議長:西川浩司(新風)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
新風 5 ◎山田昌弘、釣昭彦、山野崇、奥藤隆弘、西川浩司
赤諒会 4 ◎前田尚志、榊悠太、中谷行夫、土遠孝昌
千種 3 ◎田渕和彦、安田哲、荒木友貴
政翔会 2 ◎井田佐登司、家入時治
公明党 2 ◎前川弘文、南條千鶴子
会派に属さない議員 2 瓢敏雄、深町直也

兵庫県議会(赤穂市、赤穂郡及び佐用郡選挙区)[編集]

  • 定数:1名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
氏名 会派名 当選回数
長岡壯壽 自由民主党 6

衆議院[編集]

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
兵庫県第12区(赤穂市、相生市たつの市宍粟市姫路市(旧家島町夢前町香寺町安富町域)、神崎郡揖保郡赤穂郡佐用郡 山口壯 自由民主党 7 選挙区

姉妹都市・提携都市[編集]

姉妹都市[編集]

圏域提携都市[編集]

  • 東備西播定住自立圏 - 2009年(平成21年)連携協定を締結。
    (参加自治体)岡山県備前市、兵庫県赤穂市、赤穂郡上郡町
  • 播磨圏域連携中枢都市圏 - 2015年(平成27年)姫路市と播磨圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結。
    (参加自治体)姫路市、赤穂市、相生市、加古川市、高砂市、加西市、宍粟市、たつの市、稲美町、播磨町、市川町、福崎町、神河町、太子町、上郡町、佐用町の8市8町で構成。

義士親善友好都市[編集]

忠臣蔵サミット[編集]

  • 義士親善友好都市交流会議 - 1989年(平成元年)創設。通称「忠臣蔵サミット」。赤穂市の呼びかけにより、「赤穂義士ゆかりの地」の所在する全国の自治体が、親善と友好を深めながら情報交換を行い、地域の活性化と発展向上のために相互協力していくことを目的に創設。毎年、一回開催される忠臣蔵サミットは加盟自治体のひとつが開催地となっている。
  • 北海道砂川市 岩手県一関市 栃木県大田原市 茨城県笠間市 茨城県桜川市 群馬県安中市 群馬県藤岡市 東京都千代田区 東京都中央区 東京都港区 東京都新宿区 東京都墨田区 東京都豊島区 新潟県新潟市 新潟県新発田市 長野県諏訪市 愛知県南知多町 愛知県西尾市 滋賀県大津市 滋賀県野洲市 京都市山科区 兵庫県赤穂市 兵庫県明石市 兵庫県相生市 兵庫県豊岡市 兵庫県加西市 兵庫県加東市 兵庫県丹波篠山市 岡山県津山市 広島県三次市 長崎県平戸市 熊本県山鹿市以上、加盟自治体(32市区町、2019年末現在)。
  • 現在、兵庫県多可町[19]、香川県小豆島町[20]土庄町が参加調整中[21]。将来的には中国・武林市(wu lin)、韓国・ソウル特別市(ハンソンブ)などの参加も計画されている[22](平成29年調べ)。
  • 西尾市(旧・吉良町)、一関市、墨田区、千代田区[23]、中央区[24]、新宿区[25]、豊島区[26]、安中市[27]、藤岡市、諏訪市、新潟市[28]、平戸市[29]などが、過去の恩讐を越え参加いただいている。
    • 一方、義央の菩提寺・万昌院がある中野区(天領)、義士祭当日に先祖の供養がある米沢市(上杉家)[30]、泉岳寺に寄進の梵鐘を廃棄された[31]熊本市(細川家)、松の廊下で毛利師就が刃傷を受けた下関市(毛利家)、浪人や町人の集団に江戸藩邸を襲撃され屋敷を移動した岡崎市および浜松市(水野家)、家中に大石氏があるも一貫して吉良方に与した弘前市(津軽家)、再興された高家吉良氏の領地があった世田谷区と横浜市(蒔田流吉良家)は参加辞退の立場を変えていない。また、義士を粗略に扱い非難された松山市(久松家)、吉良と親密だった吉田町(伊達家)、脇坂赤穂事件のたつの市(脇坂家)[32]については自治体レベルの交渉自体が記されてない(民間レベルでの各市との交流はある[33]。前項の興聖寺による松山義士祭も参照)。
    • 義士を尊敬し同じデザインの衣装に因む新選組を擁した会津若松市(松平家)、赤穂藩の宗家である広島市(浅野家)については、それぞれ長州やアメリカとの複雑な関係、「平和市長会議」のホストという立場[34]などから参加可否の検討段階までに至っていない[35]

災害相互応援協定[編集]

  • 義士親善友好都市間における災害応急対策活動の相互応援協定 - 忠臣蔵サミット加盟自治体のうち23の自治体が、災害時における相互応援協定を結んでいる。
  • 北海道砂川市、岩手県一関市、茨城県笠間市、茨城県桜川市、栃木県大田原市、群馬県藤岡市、東京都千代田区、東京都港区、東京都新宿区、東京都墨田区、新潟県新発田市、長野県諏訪市、愛知県西尾市、滋賀県大津市、滋賀県野洲市、兵庫県相生市、兵庫県豊岡市、兵庫県赤穂市、兵庫県加西市、兵庫県丹波篠山市、兵庫県加東市、広島県三次市、熊本県山鹿市(23市区町、2019年末現在)。

経済[編集]

特産品[編集]

  • 忠臣蔵に関する物品
  • を使った食品
  • 坂越牡蠣
    • 牡蠣加工食品
  • イカナゴの釘煮
  • 赤穂みかん
  • 穂竜 - 赤穂生まれの鑑賞用金魚の品種。銀色の基本色に金色の柄の載った高頭出目パールが特徴。市内で行われる品評会には全国から愛好家が集まる。

兵庫県指定伝統工芸品

  • 赤穂雲火焼 - 江戸時代後期に大嶋黄谷によって創出された焼き物[36]。夕焼け雲を連想させる独特の紋様が特徴。
  • 赤穂緞通[37](日本三大緞通) - 江戸時代末期に児島なかによって発案された綿の緞通。全工程が手作業で、挟せて、摘む(つむ)独自の技法で織られ、その独特な色合いと文様は幻の緞通とも言われた。最盛期は高級敷物として海外にも輸出、皇后御召列車東宮の御船、枢密院玉座の敷物として使われた。京都祇園祭で保存使用されている屏風飾りの敷物の多くも赤穂緞通である。佐賀の鍋島と大阪のと並んで日本三大緞通の一つ[38]

産業[編集]

赤穂市の労働力人口のうち、産業分類別就業者比率(H27年)

  • 第1次産業就業者数 483人(2,3%)
  • 第2次産業就業者数 7,095人(33,3%)
  • 第3次産業就業者数 13,436人(63,0%)

主な産業事業所[編集]

漁業[編集]

坂越港全景
  • 坂越漁港
  • 福浦漁港

金融機関[編集]

電力[編集]

福浦地区は中国電力ネットワークの供給エリアで、それ以外は関西電力送配電の供給エリアである。

地域[編集]

人口[編集]

2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.43%減の50,533人であり、増減率は県下41市町村中19位、49行政区域中27位。

赤穂市と全国の年齢別人口分布(2005年) 赤穂市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 赤穂市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

赤穂市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


教育[編集]

幼稚園 小学校 中学校
赤穂市立 赤穂幼稚園 赤穂市立 赤穂小学校 赤穂市立 赤穂中学校
赤穂市立 城西幼稚園 赤穂市立 城西小学校
赤穂市立 塩屋幼稚園 赤穂市立 塩屋小学校 赤穂市立 赤穂西中学校
赤穂市立 赤穂西幼稚園 赤穂市立 赤穂西小学校
赤穂市立 尾崎幼稚園 赤穂市立 尾崎小学校 赤穂市立 赤穂東中学校
赤穂市立 御崎幼稚園 赤穂市立 御崎小学校
赤穂市立 坂越幼稚園 赤穂市立 坂越小学校 赤穂市立 坂越中学校
赤穂市立 高雄幼稚園 赤穂市立 高雄小学校
赤穂市立 有年幼稚園 赤穂市立 有年小学校 赤穂市立 有年中学校
赤穂市立 原幼稚園 赤穂市立 原小学校
高等学校
兵庫県立 赤穂高等学校
特別支援学校
兵庫県立 赤穂特別支援学校
大学・専門学校
関西福祉大学
はくほう会医療専門学校赤穂校(旧西はりま医療専門学校

マスメディア[編集]

放送局名 デジタル放送 アナログ放送
2011年平成23年)7月24日終了時点)
リモコンキーID チャンネル 空中線電力 ERP チャンネル 空中線電力 ERP
映像 音声 映像 音声
NHK
神戸総合
1 22 1W 4.9W 50 10W 2.5W 32W 10W
NHK
大阪教育
2 13 52
SUN
サンテレビジョン
3 26 4.2W 56 8.1W
MBS
毎日放送
4 16 54
ABC
朝日放送
6 15 58
KTV
関西テレビ放送
8 17 60
ytv
讀賣テレビ放送
10 14 62

交通[編集]

JR線では、新快速電車が朝夕直通運転することにより、京阪神から乗換することなく播州赤穂駅へ直結(大阪駅から約110分、三ノ宮駅から約90分)している。 車の場合、吹田ICから約90分、神戸JCTから約70分で山陽自動車道赤穂ICへアクセスする。

鉄道[編集]

中心となる駅:播州赤穂駅 - 駅舎は第3回近畿の駅百選に選ばれている。

西日本旅客鉄道(JR西日本)

その他、山陽新幹線相生駅 - 岡山駅間で当市を通過している。

かつて存在した鉄道路線[編集]

バス[編集]

赤穂市などの自治体が運行委託するコミュニティバスも含め、ウエスト神姫(現:ウイング神姫)が市内全域およびび隣接する市・郡部との連絡を担っている。

道路[編集]

港湾[編集]

名所・旧跡・観光スポット・施設[編集]

赤穂観光情報センター - JR播州赤穂駅構内2階にある社団法人赤穂観光協会の運営する観光案内所。市内及び近隣地域の観光案内の他、宿泊やレンタサイクルなどの情報を提供する。土産物や義士グッズなどを販売するコーナーもある。

加里屋・上仮屋(中心市街地)エリア[編集]

赤穂城本丸庭園(国の名勝)
花岳寺
  • 赤穂城跡(国の史跡日本100名城日本の歴史公園100選
    • 本丸庭園・二之丸庭園(国の名勝
    • 太鼓橋 - 1935年(昭和10年)に復元。
    • 高麗門 - 赤穂城の大手門・表虎口(おもてこぐち)。外門に相当。
    • 櫓門 - 同上。内門に相当。石垣の上に一層櫓。
    • 高麗門二層隅櫓 - 二層の隅櫓を復元。本記事トップの右上「赤穂市」画像(左列中段「赤穂城」)も参照。
    • 番所 - 番所跡に模擬番屋(案内所)。
    • 天守台 - 天守が築かれた事はないが、「光の天守閣」イベントで天守閣プロジェクションマッピングが投影される。
  • 赤穂大石神社
    • 義芳門 - 欅材入母屋造の四脚門。1872年(明治5年)に建てられた湊川神社の神門を、1942年(昭和17年)に移築。
    • 義士宝物殿 - 義士ゆかりの遺品を保存・展示。21世紀に散逸した品物の新発見が続出している[39][40][41]
    • 赤穂義士木像館
    • 大石邸長屋門
    • 大石邸庭園
  • 花岳寺 - 新西国三十三箇所観音霊場第31番
    • 山門 - 元禄時代を偲ぶ数少ない建物で赤穂市指定文化財。元の赤穂城塩屋総門を1868年(明治元年)に移築。
    • 義士宝物館
    • 義士木像堂
    • 忠義塚
    • 赤穂藩主(浅野家森家[42]、大石家、赤穂義士墓所
    • 鳴らずの鐘
    • 大石名残の松
    • 御成道 - 花岳寺門前から赤穂城までの南北の道。道沿いの古い町屋は赤穂市市街地景観重要建築物に指定。
  • 萬福寺 - 播磨六坊の一つ。多くの義士の遺墨が残る赤穂義士ゆかりの寺。
  • 永応寺 - 播磨六坊の一つ。赤穂城下に建立された最古の寺院。赤穂藩主浅野家、赤穂義士ゆかりの寺。
  • お城通り - 赤穂駅と赤穂城跡を結ぶメインストリート。城下町風への修景が進められている。
    • 息継ぎ広場 - 息継ぎ井戸
    • からくり時計「義士あんどん」 - 高さ約4mのあんどん型のからくり時計。朝9時から夜8時までの毎正時、陣太鼓の音と共に扉が開かれ、からくり人形が忠臣蔵の4つの名場面を再現する。上演時間はナレーション付きで約3分間。
  • 赤穂緞通加里屋工房 - 織方の技法(赤穂市指定文化財)の見学や、機織体験もできる。
  • 赤穂玩具博物館 - 古民家を活用した個人博物館。大正・昭和を中心とした昔の玩具3000点以上展示。
  • BEATLES博物館「サロン ド グラス オニオン」 – 熱烈なTHE BEATLESファンである個人収集家が、古民家を活用して館長を務める博物館。2万点を超える貴重な収蔵品を展示。
  • 赤穂市立歴史博物館 – 赤穂事件や忠臣蔵、赤穂藩、赤穂上水、坂越北前船、赤穂塩の歴史などを紹介展示。
  • 赤穂市立民俗資料館(旧大蔵省赤穂塩務局庁舎) - 国会議事堂を建設した、旧大蔵省の臨時建築部の技師であった大熊喜邦の設計。庁舎は1905年(明治38年)に施行された塩専売法に伴い建てられた国内で現存する最古の建造物である。明治建築史上において価値が高く、兵庫県の重要有形文化財に指定されている。
  • 赤穂市文化会館(ハーモニーホール) - 客席数は、大ホール1,168席(1階846席、2階316席、車椅子6席)、小ホール384席(最大432席、電動180席 移動最大252席)。クラシックに重点を置いた能や歌舞伎などにも対応できる本格的な多目的ホール。1992年(平成4年)5月竣工。
  • 赤穂市立図書館 - 2002年(平成14年)グッドデザイン賞(建築環境デザイン部門)受賞。日本の最も美しい図書館(エクスナレッジ社刊)41館に選出。館内には、草間弥生「水玉の銀河2011」、奈良美智「メルティング・ムーン」などのアート作品がある。
  • 赤穂市立赤穂城南緑地公園 - 城南緑地とも呼ばれる。市立の総合運動公園で体育館、武道館、屋内プール、野球場、陸上競技場、テニスコート、相撲場の他、バラ園などがあり、国体や県大会の西播磨のメイン会場にもなっている。
    • 赤穂市民総合体育館

塩屋(高山)・天和エリア[編集]

  • 塩屋荒神社
  • 赤穂ピクニック公園
  • 塩屋山みかん園
  • 恋ヶ浜

尾崎エリア[編集]

  • 赤穂八幡宮 - 大石良雄赤穂浪士関係の文化財を数多く所蔵。秋季例祭での獅子舞は兵庫県無形民俗文化財
  • おせど(大石良雄仮寓地跡)
  • 普門寺 - 木造千手観音坐像(十一面千手千眼観世音菩薩坐像)は、国の重要文化財
  • 丸山県民サンビーチ – 松林が続く海水浴場。ビーチ沿いの山手には、テントサイト34区画を備えたキャンプ場がある。駐車場、炊飯場、シャワー(浄水)も併設。
  • たでのはな美術館 – 日本板画院委員の館主によって収集された近代版画1500点あまりを展示する個人の版画専門美術館。

御崎エリア[編集]

御崎(国の名勝、大塚海岸ライオン岩付近)
  • 赤穂御崎 (国の名勝瀬戸内海国立公園日本百景日本の夕陽百選恋人の聖地美しい日本の歩きたくなるみち500選
    • 赤穂温泉(赤穂御崎温泉)(名湯百選
    • 伊和都比売神社(御崎明神) - 式内社。古来より航海安全、縁結びの神として信仰。
    • 大石名残の松 - 内蔵助が赤穂を離れる船から眺めたという松。花岳寺の“大石名残の松”とは別。
    • たたみ岩(御前岩)
    • きらきら坂 - にちよう朝市「御崎マルシェ」(毎月第二日曜日開催)
    • 福浦海水浴場 - 赤穂御崎の海岸遊歩道沿いにあり、最盛期の昭和レトロな雰囲気が残る海水浴場。そのロケーションから、近年、民宿などがリニューアルし復興の兆しがある。
    • 東福浦海水浴場(大塚海岸) - 赤穂御崎から続く海岸遊歩道の東端にある海水浴場。夏はキャンプ客や音楽イベントなどで賑わう。
    • ライオン岩
    • 赤穂御崎展望広場
    • 大石内蔵助銅像 - 内蔵助旅立ちの姿の像。
  • 赤穂市立野外活動センター - 瀬戸内海国立公園が一望できる市営のキャンプ場。
  • 桃井ミュージアム (赤穂雲火焼展示館)
兵庫県立赤穂海浜公園「塩の国」
  • 兵庫県立赤穂海浜公園 - 塩田跡に造られた面積71.7haに及ぶ、西播磨地区で最大規模の県立公園。
    • 赤穂市立海洋科学館
    • 塩の国
    • オートキャンプ場 - 広大な公園の南西域一角にある、高規格で三ツ星クラスのオートキャンプ場。
    • タテホわくわくランド - 公園内にある大型遊具施設を備えた遊園地。2012年(平成24年)10月、タテホ化学工業が命名権を取得。
    • 動物ふれあい村 - ふれあい型の動物施設で、神戸や那須のどうぶつ王国を展開するアニマルエスコートサービスが運営。
  • 赤穂海浜・赤穂元禄スポーツセンター - 赤穂海浜公園に隣接し、全面人工芝の一般用サッカーコート(1面)、フットサルコート(3面)などを兼備えた多目的グラウンド施設。ナイター設備あり。兵庫県から用地を無償借用した赤穂市が施設を維持管理する。2015年(平成27年)5月竣工。
  • 赤穂市立田淵記念館(赤穂市立美術工芸館 田淵記念館)
  • 赤穂緞通工房 東浜 - 赤穂緞通の一畳敷織機を常設、製作工程を見学できる。赤穂市東浜町に2016年(平成28年)5月開設。
  • 唐船山 - 千種川の河口東岸にある、標高19mの兵庫県で一番低い山。播磨灘 - 瀬戸内海、赤穂市街地の眺望を楽しめる。昔、唐船が沈没して島(唐船島)となり、やがて陸続きとなった山で、頂上で足踏みするとドンドンと内部の空洞で反響すると言い伝えられる。
  • 赤穂唐船サンビーチ - 県立赤穂海浜公園の南側に広がる遠浅の砂浜で、海水浴や潮干狩りができる。駐車場や休憩所等の設備もある。

坂越エリア[編集]

坂越(都市景観100選)
生島(国の天然記念物)

坂越都市景観100選日本遺産

  • 生島樹林 (国の天然記念物瀬戸内海国立公園
  • 宝珠山(宝珠山 - 茶臼山登山道(ウォーキングコース)/宝珠山八十八箇所霊場)
  • 小倉御前(小倉宮)の墓・石碑
  • 辰巳柳太郎生家 - 顕彰碑「夢」
  • 坂越大道 - 千種川の高瀬舟船着き場と坂越の港を結ぶ全長300m程の大通り。通りの両側には坂越で最も往時の面影を残す美しい町並みが続く。近年、古民家を活用したカフェや人気スイーツ店が出店し、赤穂の新しい観光スポットになっている。
  • 黒崎墓所(他所三昧、兵庫県指定史跡) - 1710年(宝永7年)から1840年(嘉永元年)頃にかけて、坂越浦海域で航海中に海難や病気などによって客死した人々の集団墓地。
  • 坂越緞通工房 - 赤穂緞通の技法を伝承、製作している個人工房。見学は事前に問合せが必要。
  • 坂越大泊鉱山跡 - アース製薬坂越工場の背後にある、丸山の中腹に残る鉱山跡。鉱石から高品位の金が確認された後は、国内有望の金鉱脈として「昭和のゴールドラッシュ」「瀬戸内の金山」として脚光を浴びた。1959年(昭和34年)に採掘開始、1974年(昭和49年)に閉山と15年でその役割を終えたが、2016年(平成28年)に、赤穂市域全体が火山の噴火による国内最大規模のカルデラ地形内であることが判明、残る鉱山産業遺構が再評価されている。
  • みかんのへた山古墳
  • 海の駅しおさい市場
  • 天塩スタジオ赤穂 - 塩や味噌造りなどの体験教室や、食育セミナーなどを通して和食文化の発信にと、2016年(平成28年)5月に赤穂化成坂越本社内にオープンしたキッチン付きのイベントスペース。2015年(平成27年)10月にオープンした天塩東京スタジオに続いて2ヵ所目の開設。レンタルスペースとしての貸し出しもある。

高雄エリア[編集]

  • 尼子山 - 標高259m。別名「赤穂富士」とも言う。
    • 尼子山神社 - 尼子将監(義久)の墓
    • 尼子山城跡 - 尼子山山頂に尼子義久によって築かれた山城の跡。1563年(永禄6年)毛利軍に攻められ落城した。
  • 赤穂ふれあいの森 - シイやアカマツ、コナラ、希少なシリブカガシの林などが見られる、総面積が約180haの広大な森林公園。山頂広場までは車道が整備されており、清流千種川を見下ろし、遠くに西播磨の山々や瀬戸内の海までを見渡せる絶景は、高雄橋と共に山陽新幹線の撮影ポイントでもある。
  • 神護寺 - 周世の高雄山にある天台宗の寺院跡。鎌倉初期の文治年中(1185 – 90年)に京都の神護寺を中興した文覚小人が開いたと伝えられる。『播磨鑑』には天平神護(765 – 66年)に和気清麻呂が建立したとも記述されている。仏像2体と境内にある手水鉢(大石良欽寄進)や石灯籠(大石良雄寄進)など石造物5基が赤穂市有形文化財に指定されている。
    • 山王神社 - 浅野長直赤穂城完成2年後の1663年(寛文3年)に神護寺境内に建立。1666年(寛文6年)に、三十六歌仙絵の扁額(赤穂市指定文化財)を寄進している。
  • 高雄橋 - 周辺に人家なども少なく、清流千種川を跨ぐ山陽新幹線橋梁には防音壁もないため、新幹線の車両全景が撮影が可能で、橋上からの眺めは国内でも有数の名撮影地になっている。JRのCMに度々登場する西日本屈指の新幹線撮影ポイント。

有年エリア[編集]

  • かぶ〜んうね - JR有年駅側から赤穂ふれあいの森に向かう途中にあるかぶと虫の観察施設。毎夏、期間限定でオープンする。かぶと虫の販売も有る。
  • 有年原・田中遺跡公園
  • 赤穂市立有年考古館
  • 東有年・沖田遺跡公園

祭事・催事[編集]

  • 赤穂かきまつり(1月下旬 - 2月上旬の日曜日) - JR赤穂線沿線の牡蠣の産地(相生・赤穂・日生)で週替わりリレー形式で行われる牡蠣祭りで、最大規模のまつり。毎年、中四国や京阪神などから2万人前後の人出がある。会場は兵庫県立赤穂海浜公園
  • 春の義士祭(4月第2日曜日) - 大石神社で開催される春の義士桜祭。公募で選ばれた女人義士行列などのパレードなどがある。
  • 市民の夕べ~播州赤穂花火大会~(8月第1土曜日)[2019年の開催を最後に終了] - 夏の恒例の花火大会。兵庫県立赤穂海浜公園を会場に、約2500発の打ち上げ花火と、盆踊りや夜店、各種ステージ、企画イベントで賑わう。
  • 坂越たこまつり(8月上旬の日曜日) - 「坂越盆踊り」は赤穂市の無形民俗文化財で17世紀頃から伝わる。
  • ル・ポン国際音楽祭(10月上旬) - 赤穂市ゆかりの樫本大進が音楽監督を務める室内楽の国際音楽祭。2016年、10回目となる記念公演を東京サントリーホールにおいて皇后臨席の元に開催。
  • 坂越の船祭り(10月第2日曜日) - 国の重要無形民俗文化財日本遺産。瀬戸内三大船祭りの一つ。
  • 赤穂八幡宮神行式(10月第3日曜日) - 兵庫県指定重要無形民俗文化財。
  • 赤穂でぇしょん祭り(11月第1日曜日) - 毎年、近畿、中国、四国を中心に全国から約50団体のよさこいチームが参加、お城通りでのパレードや城跡公園で集う。多数のご当地グルメ飲食ブースやフリーマーケットなどが出店、よさこいの忘年会ともいわれる祭り。
  • 赤穂シティマラソン(11月) - 第1回、3回 - 8回大会が全国ランニング大会100撰に選出。9回目にして初めて参加者が5000人を突破した。第10回と第11回は新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの開催となっている。第13回は中止となり、代わりに赤穂市民健康マラソン大会が開催された。
  • 忠臣蔵ウイーク(義士祭前約1週間) - 多彩な忠臣蔵関連の企画やイベントで赤穂市内が忠臣蔵一色になる週間。
  • 赤穂義士祭(12月14日) - 令和4年(2022年)第119回赤穂義士祭では、義士行列の大石内蔵助役に俳優の中村雅俊が初参加する。コロナ感染症の拡大に配慮し、従来のパレードコースから千鳥線ルートを廃止、赤穂城大手門から、お城通りを直進するコースに変更される。

出身有名人[編集]

ゆかりの有名人[編集]

赤穂が関連した主な映画・ドラマ[編集]

1960年以前の作品は「赤穂事件を題材とした作品」参照。

以下、忠臣蔵関連の作品は、出演者のうち主役と大石内蔵助役のみ抜粋。

赤穂市内でロケが行われた映画・ドラマ・CM[編集]

映画
ドラマ
コマーシャル
  • JR西日本DISCOVER WEST ‐ 新幹線で行く DISCOVER WESTの旅 ‐ 』「こころの、西へ。」編 「海の道」編 他。 - 高雄橋周辺。
  • サントリーオールフリー『ドライブでオールフリー』松平健篇(2014年) - 海の駅しおさい市場、丸山県民サンビーチ。
  • 赤穂化成/株式会社天塩 ‐ 天塩のチカラキャンペーン『赤穂の天塩 あましおちゃんと内蔵助』(2017年5月27日より近畿・東海エリアと長野県にて放映を開始) - 丸山県民サンビーチ。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 赤穂事件発生は旧暦の12月14日で太陽暦では1月下旬になる。
  2. ^ 最近は日本近海での塩の生産が困難となったため、生産元のひとつではオーストラリアシャーク湾の海水をもとに作られた塩を輸入し日本国内で生産されたにがりを合わせる形で塩を生産している[1]

出典[編集]

  1. ^ 「赤穂の天塩」のこだわり 株式会社天塩 2019年1月5日閲覧
  2. ^ 10立方メートル使用時の月額料金は367円で、国内最高値の群馬県長野原町の3510円と比べると約10倍の格差がある。2014年(平成26年)日本水道協会調べ。
  3. ^ 神吉和夫、箟源亮、多渕敏樹、中西英之、広山堯道「赤穗水道の沿革と現状」『日本土木史研究発表会論文集』第1巻、土木学会、1981年、78-83頁、doi:10.11532/journalhs1981.1.78 
  4. ^ ◆コラム◆ 赤穂上水道について 赤穂市教育委員会
  5. ^ 「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂
  6. ^ 荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~
  7. ^ a b c d e 赤穂は「あかほ」、忠臣蔵でも「あかほぎし」 では、いつから、なぜ「あこう」に?”. 神戸新聞. 2021年11月25日閲覧。
  8. ^ (4797) Ako = 1978 VY9 = 1985 QB4 = 1989 SJ”. 2022年7月5日閲覧。
  9. ^ 赤穂市中心に巨大カルデラ 8200万年前に形成 神戸新聞
  10. ^ 巨大カルデラ兵庫・赤穂に 阿蘇や姶良に匹敵、産総研 神戸新聞
  11. ^ 赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明 産総研
  12. ^ 兵庫に巨大カルデラ=白亜紀後期に噴火の跡-産総研 時事通信社
  13. ^ a b c 『赤穂市史』第一巻. 赤穂市. (1981) 
  14. ^ 『赤穂市史』第四巻. 赤穂市. (1984) 
  15. ^ 木簡庫 奈良文化財研究所:詳細”. mokkanko.nabunken.go.jp. 2019年7月27日閲覧。
  16. ^ a b c d 『赤穂市史』第二巻. 赤穂市. (1983) 
  17. ^ a b c d 国史跡赤穂城跡(兵庫県赤穂市) 公式Webサイト”. 赤穂市教育委員会. 2019年7月28日閲覧。
  18. ^ 1976年(昭和51年)9月11日夕刊、3版、9面
  19. ^ 旧・中三原、門三原村は赤穂浅野氏の領地。いじめ問題にも積極的に取り組んでいる。
  20. ^ 農村歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」が活発に上演される。
  21. ^ 赤穂民報「小豆島2町と災害支援など連携へ」(2017.1.28)
  22. ^ ともに吉良義央を絶命させた功労者・武林隆重の祖父・孟二寛の出身地。
  23. ^ グラントウキョウノースタワー内に吉良邸在宅者の供養碑など。
  24. ^ 栗崎道有邸に義央と戦死者の墓および追悼塔。
  25. ^ 市谷筑土八幡町に吉良家関係者の供養施設。
  26. ^ 巣鴨の慈眼寺に小林央通と曽孫・葛飾北斎の墓。
  27. ^ 旧・人見村は吉良氏の領地。
  28. ^ 市内に吉良の男系子孫・米沢藩の飛び地あり。色部安長と子孫・色部久長の顕彰碑。
  29. ^ 「吉良家文書」を松浦家が保管。また、松浦清による著書『甲子夜話』が現存。
  30. ^ ただし、吉良の男系子孫である現当主は12月14日に先祖・戦死者の供養のみならず、2月4日には義士の供養もされており、サミットなどの行事にゲスト参加の場合がある。
  31. ^ 駒澤大学名誉教授・廣瀬良弘『禅宗地方展開史の研究』など(金石文『曹洞宗全書』より)。明治に民間から海外に流出したとされる(ウイーン美術館)。当時の住職による義士遺品の無断売却とは無関係。
  32. ^ 浅野内匠頭の遺品について赤穂市への返還問題があり、浅野氏による散逸責任を理由に一般公開もされていない。
  33. ^ 赤穂民報「イタリア大使館で義士慰霊祭」(2015.12.5)ほか
  34. ^ 明星院義士祭は市の主催でなく、あくまで特定の宗教法人が実施するイベントとしての扱い。
  35. ^ 『平成9年 忠臣蔵サミット』」資料より「忠臣蔵ゆかりの地」(赤穂市)
  36. ^ 雲火焼、料理彩る 江戸期赤穂で生まれた幻の陶器 神戸新聞
  37. ^ 赤穂緞通(あこうだんつう) 赤穂市
  38. ^ 赤穂緞通について 工房ひぐらし
  39. ^ 当時の泉岳寺住職により、義士遺品の大半が売却されてしまっている。勝部真長1994『日本人的心情の回帰点 忠臣蔵と日本人』(PHP研究所)p.169-73
  40. ^ 「原惣右衛門(元辰)が使った可能性のある脇差が発見」読売新聞・地方版(2009.11.14)
  41. ^ 「近松勘六行重 吉良邸討入りで使用したと伝わる槍を子孫が奉納」赤穂民報(2010.12.13)
  42. ^ 池田輝興は岡山、永井直敬は岩槻にて死去したため、池田家永井家の墓は花岳寺に無い。(『播州赤穂 台雲山花岳寺』より「境内案内」)。また、森家は森長孝の代に臨済宗に改宗しており、長孝から十一代・忠典まで花岳寺を使用していない。それでも、現当主の森可展は森家の供養に参加されている(「赤穂民報、2013年5月19日」)。
  43. ^ 後藤仁公式ホームページ「後藤 仁(GOTO JIN)のアトリエ」後藤仁公式ブログ「後藤 仁(GOTO JIN)の制作・旅日誌」
  44. ^ 釣俊輔 Profile アゲハスプリングス
  45. ^ 戦国大名の赤松氏・宇喜多氏も赤穂を統治しているが、佐用・龍野などからの間接統治(宇喜多家文書「宇喜多秀家士帳」など)。
  46. ^ 国史跡赤穂城跡(兵庫県赤穂市) 公式Webサイト
  47. ^ 発掘調査ではその痕跡の可能性がある遺構が発見されている赤穂城跡二之丸門枡形発掘調査現地説明会資料”. 赤穂市教育委員会. 2019年8月2日閲覧。
  48. ^ 中山成彬Twitter@nakayamanariaki(午前9:10 · 2013年7月6日)
  49. ^ 小池百合子「自宅で親を看取る」(幻冬舎、2014年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]