リン・ユーチュン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林育羣
リン・ユーチュン
プロフィール
出生: (1986-03-09) 1986年3月9日(38歳)
出身地: 中華民国の旗 台湾
台北市万華区
職業: 歌手
各種表記
繁体字 林育羣
簡体字 林育群
和名表記: リン・ユーチュン
英語名 Jimmy Lin
テンプレートを表示

リン・ユーチュン林育羣1986年3月9日 - )は、台湾の男性歌手

概要[編集]

身長171センチ、体重115キロ。太めの体型に蝶ネクタイとおかっぱ頭がトレードマーク。その歌声は聴いた人が感動のあまり泣き出すことから「奇跡の泣きボイス」と称される。キャッチコピーは「歌天使」。

台湾では「小胖(シャオパン、おデブちゃんという意味)」、日本では「リン君」などの愛称で親しまれている。

男性でありながらメゾソプラノあるいはコントラルトのように聞こえるカウンターテナーの声の持ち主として知られ、ホイットニー・ヒューストンスーザン・ボイルシェールの声を合わせた声と評される。[要出典]

また、英語や日本語の曲の歌詞を完璧な発音とアクセントで再現できる音感の持ち主でもある。[要出典]

来歴[編集]

14歳の頃から、10年に渡って大小問わず100以上のオーディションを受け続けていた。

2010年、台湾のタレント発掘番組「超級星光大道」において、I Will Always Love You(作詞・作曲・歌/ドリー・パートン、1992年にホイットニー・ヒューストンがカヴァー[1])を歌い上げ、一躍脚光を浴びる。

その後、アメリカのオーディション番組「American’s Got Talent」にも出演を果たし、国際的な注目を集める存在となった。

日本での活動[編集]

日本においては2012年よりテレビ朝日の「関ジャニの仕分け∞」に出演し、日本人のアーティスト達と「カラオケバトル」を繰り広げたことで日本でも知名度を上げ、「台湾のスーザン・ボイル」の異名を取る。[2]その歌声で多くの視聴者に感動を与えている。

なお、リンが過去に出演した際に最も多く対戦しているのがMay J.である。リンの1勝4敗と負け越しているものの、May J.は彼の歌声に対して最大級の賞賛を贈っている。

2013年11月20日にはユニバーサルミュージック/Delicious Deli RecordsからJポップのカヴァーアルバム『Ballad Show』をリリース。

リンが出演・歌唱するカーチスのCMを、2014年1月17日よりテレビ[3]で、3月1日よりラジオ[4]で放送している。

2015年、dTV配信のドラマ『どす恋 ミュージカル』で日本のテレビドラマ初主演[5]。 

エピソード[編集]

3歳まで祖母の元で育ち、大学時代も祖母宅に下宿していたため、かなりのおばあちゃん子である。

その容姿から、デビュー前はオーディションを受けた際に心ない中傷を浴びることも少なくなかった。デビュー後にアメリカのテレビ番組に出演した際は、これでようやくかつて自分を馬鹿にした相手を見返すことが出来たと思ったと語っている[6]

ディスコグラフィ[編集]

  • 『I Will Always Love You』
  • 『It's My Time』
  • 『未來的第一站』
  • 『Endlessly』
  • 『Ballad Show』
  • 『100分的朋友』
  • 『WINTER GIFT ~リン君からの贈り物~』

主な出演[編集]

ドラマ[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 'World Idol' redux? Lin Yu Chun of Taiwan could face off against Susan Boyle”. The Christian Science Monitor. 2010年4月10日閲覧。
  2. ^ “台湾のスーザン・ボイル”リン・ユーチュンが再来日!「関ジャニの仕分け∞」でMayJ.にリベンジなるか! ニュースウォーカー[1]
  3. ^ カーチスホールディングス ニュースリリース・2014年1月14日
  4. ^ カーチスホールディングス ニュースリリース・2014年2月26日
  5. ^ a b リン・ユーチュン、日本のドラマ初主演 まわし姿で歌って踊る相撲部員役”. ORICON (2015年7月11日). 2015年7月13日閲覧。
  6. ^ リンユーチュン台湾インタビュー前編 [2]

外部リンク[編集]