ラテ・アート

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ラテ・アートの一例(リーフ)。アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ
リーフの作成例
フラワーの作成例
デザインカプチーノの一例。ネコの目や耳などが針で描かれている

ラテ・アート(latte art)またはコーヒー・アートは、バリスタによりエスプレッソを基本とする飲み物の上で作られたデザインをさす[要出典]

こうしたデザインは通常2種類の方法で作られ、時にそれらの組み合わせが用いられる場合もある。

第1の方法は、水差しから出るミルクの流れを操ってエスプレッソに入れるものである[要出典]

第2の方法は、温度計(表示盤とは反対側の針先端部分)や型版やパウダー、ミルクの泡など、他の用具を使用して作る。温度計針は書道での筆の様に使う(黒色のエスプレッソ抽出液を少しだけ付着させ、書道での墨汁の様に使う)。こちらはデザインカプチーノと呼び、ラテ・アートと区別される[要出典]

カプチーノやカフェ・モカ、エスプレッソ・マキアートの表現の一部であるにもかかわらず、ラテ・アートの多くは通常、泡を作るそのミルクの割合からカフェ・ラッテによく見られる。エスプレッソをベースとした高品質の飲み物の人気が上昇するにつれ、ラテ・アートの装飾技術もまた進歩していった。

大会[編集]

ラテ・アートやカップの中の芸術的な表現への人気が高まり、世界中で専門家(バリスタ)達がそのラテ・アートの腕を競う大会が行われ始めた。ラテ・アートの大会やバリスタ達の討議において、ラテ・アートの専門家達にはいかに目を引くアートを用いて飲み物を完成させるかを考慮する前に、エスプレッソや蒸したミルクの、品質を第一に考えることが奨励されている。

関連項目[編集]