モニカ・ハジェット

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モニカ・ハジェット
生誕 (1953-05-16) 1953年5月16日
出身地 イギリスの旗 イギリス ロンドン
学歴 王立音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト
担当楽器 バロック・ヴァイオリン

モニカ・ハジェット(Monica Huggett, 1953年5月16日 ロンドン - )は、イギリスバロック・ヴァイオリン奏者。

経歴[編集]

6歳から初期のヴァイオリン教育を受け、16歳で王立音楽院ヴァイオリン科に進む。早くも音楽院に在籍中からバロック・ヴァイオリンとの関係を深め、とりわけこの楽器の研究に没頭する。

1980年トン・コープマンアムステルダム・バロック管弦楽団を結成し、1987年までコンサート・ミストレスを務める。ソリストとしては、その他の古楽オーケストラと共演して協奏曲を演奏・録音し、あるいは古楽器アンサンブルと室内楽演奏で共演を重ねてきた。録音も数多く、中でもアルカンジェロ・コレッリの《ソナタ》作品5の録音は、丁寧な音楽作りで評価が高い。また、チェンバロ奏者のミッツィ・メイヤーソンらと古楽器アンサンブル「トリオ・ソヌリー」を結成している。ほかにも、数々の古楽器オーケストラや古楽器アンサンブルにおいて、客演指揮者や芸術監督としても活動している。

ハーグ王立音楽院ブレーメン芸術高等学校において、バロック・ヴァイオリンの教授を務めている。

脚注[編集]