フィリップ・ルロワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィリップ・ルロワ
Philippe Leroy
フィリップ・ルロワ Philippe Leroy
本名 Philippe Leroy-Beaulieu
生年月日 (1930-10-15) 1930年10月15日(93歳)
出生地 フランスの旗 フランスパリ
国籍 フランスの旗 フランス
職業 俳優
活動期間 1960年 -
テンプレートを表示

フィリップ・ルロワPhilippe Leroy 本名:Philippe Leroy-Beaulieu, 1930年10月15日 - )は、フランスパリ出身の俳優。甘いマスクとニヒルな個性でフランスを中心にヨーロッパ各国の映画に出演し、脇役から主役まで幅広く演じた。時には本名のフィリップ・ルロワ=ボリュー名義でクレジットされることもある。片仮名表記ではフィリップ・ルロアフィリップ・ルロイフィリップ・リロイと記されることもある。身長183センチ。

俳優としての特徴

1960年頃から2010年代末まで映画やテレビ映画、テレビ・シリーズに出演した。ジョゼ・ジョヴァンニ原作、ジャック・ベッケル監督の刑務所脱獄物『穴』(1960年)の密告者、『黄金の七人』(1965年)と続編の『続・黄金の七人/レインボー作戦』(1966年)の主犯である「教授」役で知られ、『北京の55日』(1963年)といった欧州で撮影されたハリウッド映画にも脇役出演した。『女性上位時代』(1968年)や『ニキータ』(1990年)等の話題作にも出演している。

1960年代からはマカロニ・ウエスタンにも出演し、ティント・ブラス監督の『ヤンキー』(1966年/未ソフト化)では主演を務めた。また、『ハチェット無頼』(1977年/未/DVD)では老け役に挑戦した。

1980年代には降旗康男監督、高倉健主演の日本映画『海へ 〜See you〜』(1988年)にも出演した。パリ・ダカール・ラリーが題材で、『エマニエル夫人』(1974年)のアラン・キュニーも出演していた。また、アントニオ・マルゲリーティ監督のSFテレビ・ミニ・シリーズの大作『スター・レジェンド』(1987年)にもメイン・キャストに配役された。

娘のフィリッピーヌ・ルロワ=ボリューも女優である。

主な出演作品[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]