ニサ (小惑星)

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ニサ
44 Nysa
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
ニサ族
発見
発見日 1857年5月27日
発見者 H. ゴルトシュミット
軌道要素と性質
元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5)
軌道長半径 (a) 2.423 AU
近日点距離 (q) 2.064 AU
遠日点距離 (Q) 2.783 AU
離心率 (e) 0.148
公転周期 (P) 3.77 年
軌道傾斜角 (i) 3.70
近日点引数 (ω) 342.43 度
昇交点黄経 (Ω) 131.60 度
平均近点角 (M) 14.31 度
物理的性質
直径 70.64 km
質量 3.7 ×1017 kg
平均密度 2.0 g/cm3
表面重力 0.0197 m/s2
脱出速度 0.0373 km/s
自転周期 6.422 時間
スペクトル分類 E / Xc
絶対等級 (H) 7.03
アルベド(反射能) 0.5458
表面温度 ~151 K
色指数 (B-V) 0.703
色指数 (U-B) 0.245
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ニサ[1] (44 Nysa) は少し大きめでかなりの明るさを持つ、ニサ族の中で一番明るい小惑星ギリシア神話に登場する地名ニサにちなんで名づけられた。

スペクトル分類の中でも珍しいスペクトル分類E型に分類されており、その中でも特に大きいものの一つ。(55) パンドラよりも大きいため、おそらくこのタイプでは一番大きいと考えられている。

ライトカーブ観測より円錐のような形と考えられ、接触連星のように二つの小惑星が組み合わさったような形でないかとも考えられている。

また、ニサによる恒星の掩蔽が今までに二度観測されている。

MUSES-C(はやぶさ)後継機の探査対象候補として検討されたことがある [1]

出典[編集]

関連項目[編集]

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