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'''理解'''(りかい)とは、実際にはよ分かっていない
'''理解'''(りかい)とは、物事の理由、原因、意味を正し知ることである
認知心理学による研究対象であるが、記憶や学習などの概念と比較すると十分に解明されていない。
理解するということを定義することは無理な問題である。
理解は独立した現象ではなく、記憶や学習と密接な関係にあると考えられる。
[[シャンク]]によって[[CD理論]]が提唱された。


理解には段階がある。その段階は、下のほうのものになると、具体的であり、そして、上のほうのものになると抽象的である。
理解には段階がある。その段階は、下のほうのものになると、具体的であり、そして、上のほうのものになると抽象的である。

2006年12月12日 (火) 11:36時点における版

理解(りかい)とは、物事の理由、原因、意味を正しく知ることである。 認知心理学による研究対象であるが、記憶や学習などの概念と比較すると十分に解明されていない。 理解は独立した現象ではなく、記憶や学習と密接な関係にあると考えられる。 シャンクによってCD理論が提唱された。

理解には段階がある。その段階は、下のほうのものになると、具体的であり、そして、上のほうのものになると抽象的である。 例として文章理解について、記す。

文章を理解するには、書かれている文章の言語を理解しなくてはならない。(英語なら、英語。日本語なら、日本語を) また、書かれている文を理解する必要もある。 最後に、文章の構造のことを把握することも必要である。(物語ならば、ストーリ。取説ならば、手順を把握するなど)

しかしながら、取扱説明書では、実際にその手順を行えるかどうかということもあり、また、物語ならば、登場人物の心境なども把握する必要である。

分析的理解

複雑な概念をより単純な概念に還元して理解すること。

比喩的理解

ある概念を他の概念にたとえて理解すること。

関連項目