「イーストマン・カラー」の版間の差分

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映画用カラー・フィルムの一種。
 
ととりん (会話 | 投稿記録)
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35mmのフィーチャー映画製作に用いられ、1950年代半ばまでには[[テクニカラー]]が開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを駆逐してしまった。その主な理由は、イーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単で、より安価であったからである。
35mmのフィーチャー映画製作に用いられ、1950年代半ばまでには[[テクニカラー]]が開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを駆逐してしまった。その主な理由は、イーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単で、より安価であったからである。


イーストマン・カラーは、今日でもメインのカラーフィルムとして使われ続けている。
イーストマン・カラーは、今日でも主要なカラーフィルムとして使われ続けている。


初期のイーストマン・カラーには褪色が生じたが、改良によりこの問題は軽滅した。
初期のイーストマン・カラーには褪色が生じたが、改良によりこの問題は軽滅した。

2006年11月14日 (火) 09:19時点における版

イーストマン・カラー(Eastman Color)はイーストマン・コダック社が1952年に発表した一本巻のネガ・カラーフィルム。

35mmのフィーチャー映画製作に用いられ、1950年代半ばまでにはテクニカラーが開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを駆逐してしまった。その主な理由は、イーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単で、より安価であったからである。

イーストマン・カラーは、今日でも主要なカラーフィルムとして使われ続けている。

初期のイーストマン・カラーには褪色が生じたが、改良によりこの問題は軽滅した。

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