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「'''LAST IMPRESSION'''」(ラスト・インプレッション)は、[[TWO-MIX]]の12枚目のシングルである。[[1998年]][[7月23日]]に[[キングレコード]]から発売された。 |
「'''LAST IMPRESSION'''」(ラスト・インプレッション)は、[[TWO-MIX]]の12枚目のシングルである。[[1998年]][[7月23日]]に[[キングレコード]]から発売された。 |
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劇場版『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]] 特別編』主題歌<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/24654/products/142263/2/ |title=LAST IMPRESSION |accessdate=2020-11-14 |website=[[オリコン|ORICON]]}}</ref>。TWO-MIXにとって最後の[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]のタイアップ曲であり、[[キングレコード]]からリリースした最後のシングルでもある。 |
劇場版『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]] 特別編』主題歌<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/prof/24654/products/142263/2/ |title=LAST IMPRESSION |accessdate=2020-11-14 |website=[[オリコン|ORICON]]}}</ref>。TWO-MIXにとって最後の[[新機動戦記ガンダムW|ガンダムW]]のタイアップ曲であり、[[キングレコード]]からリリースした最後のシングルでもある。 |
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TWO-MIXはシングルA面の[[リミックス]]曲が多いが、この曲は[[ダンス・ミュージック|ダンス]]系の[[リミックス]]がされていない<ref group="注釈">リミックスされなかった曲は他に「[[LIVING DAYLIGHTS]]」、「[[BEAT OF DESTINY]]」がある</ref>。 |
TWO-MIXはシングルA面の[[リミックス]]曲が多いが、この曲は[[ダンス・ミュージック|ダンス]]系の[[リミックス]]がされていない<ref group="注釈">リミックスされなかった曲は他に「[[LIVING DAYLIGHTS]]」、「[[BEAT OF DESTINY]]」がある</ref>。 |
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== 制作 == |
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スローテンポパートとハイテンポパートを別々で作っており、[[マスタリング]]が行われるごとに2つのパートが交わるタイミングが変わっている。 |
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=== LAST IMPRESSION === |
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TWO-MIXのシングルの中で、最も長い楽曲となっている。メンバーの[[永野椎菜]]は「[[コマーシャルメッセージ|CM]]や[[ドラマ]]の[[タイアップ]]だと、[[サビ]]が30秒という制約があるじゃないですか。[[映画]]だとそれがないから」と語り「『映画の中で使われるように』というのを、わりと先に考えました」とコメントしている<ref name=oricon>{{Cite journal |和書|author= |authorlink= |title=Front Interview TWO-MIX |journal=オリコン・ウィーク The Ichiban 1998年8月3日号 |issue= |publisher=[[オリコン・エンタテインメント]] |date=1998-08-03 |pages=8 |naid= |ref= }}</ref>。 |
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スローテンポパートとハイテンポパートを別々で作っており、[[マスタリング]]が行われるごとに2つのパートが交わるタイミングが変わっている。永野は『[[E.T.]]』や『[[スター・ウォーズシリーズ|スターウォーズ]]』のエンディングに3曲程度流れていることを参考にしたという。ただ、[[アニメーション映画]]の場合、[[洋画]]に比べてスタッフが限られており、思っていたよりも[[クレジットタイトル|エンドロール]]がゆっくり流れているのを見て「計算違いだった」と語っている<ref name=oricon/>。 |
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歌詞は『[[平和]]』をテーマにしている。永野は「相手の背景や背負っているものを思いやれば、きっと[[利己主義|エゴイスティック]]にならず、ワンクッション置いてものを考えていけるようになるから。人と人が共存していくために必要なのかな」と語り、[[高山みなみ]]も「[[戦争]]している地域もあるし、[[難民]]も多いし、自分に責任は全然ないのに命を失う子供はたくさんいるじゃないですか。そういう子が一人でも少ない世の中になってほしい」とコメントしている<ref name=oricon/>。 |
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楽曲が長尺であるため、ラジオ局で流すためのバージョンとして「LAST IMPRESSION (Radio Edit)」が収録されている。 |
楽曲が長尺であるため、ラジオ局で流すためのバージョンとして「LAST IMPRESSION (Radio Edit)」が収録されている。 |
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=== JUST COMMUNICATION II TYPE II === |
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c/wはアルバム『[[FANTASTIX II]]』に収録された「[[JUST COMMUNICATION]] II」の[[シークエンス#音楽|シーケンス]]・パートを上げたバージョンを収録。この曲をc/wにしたのは、「ガンダム」のタイアップでテーマを統一させたかったため<ref>『[[ARENA37℃]]』[[1998年]]8月号{{要ページ番号|date=2015-10-17}}</ref>。 |
c/wはアルバム『[[FANTASTIX II]]』に収録された「[[JUST COMMUNICATION]] II」の[[シークエンス#音楽|シーケンス]]・パートを上げたバージョンを収録。この曲をc/wにしたのは、「ガンダム」のタイアップでテーマを統一させたかったため<ref>『[[ARENA37℃]]』[[1998年]]8月号{{要ページ番号|date=2015-10-17}}</ref>。 |
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== 収録曲 == |
== 収録曲 == |
2022年1月18日 (火) 02:44時点における版
「LAST IMPRESSION」 | |||||||||||||||||||||||||
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TWO-MIX の シングル | |||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『DREAM TACTIX』 | |||||||||||||||||||||||||
B面 | JUST COMMUNICATION II TYPE II | ||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||
規格 | 8cmCD | ||||||||||||||||||||||||
ジャンル |
J-POP シンセポップ テクノ ハウス アニメソング | ||||||||||||||||||||||||
レーベル |
キングレコード / KMW スターチャイルド | ||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | 永野椎菜、高山みなみ | ||||||||||||||||||||||||
プロデュース | TWO-MIX | ||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||
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TWO-MIX シングル 年表 | |||||||||||||||||||||||||
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「LAST IMPRESSION」(ラスト・インプレッション)は、TWO-MIXの12枚目のシングルである。1998年7月23日にキングレコードから発売された。
背景
劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別編』主題歌[1]。TWO-MIXにとって最後のガンダムWのタイアップ曲であり、キングレコードからリリースした最後のシングルでもある。
初回生産分は特製ケース付き仕様。ケースにはTWO-MIXのロゴが書かれ、閉じるとジャケットに書かれたロゴと重なるようになっている。
TWO-MIXはシングルA面のリミックス曲が多いが、この曲はダンス系のリミックスがされていない[注釈 1]。
制作
LAST IMPRESSION
TWO-MIXのシングルの中で、最も長い楽曲となっている。メンバーの永野椎菜は「CMやドラマのタイアップだと、サビが30秒という制約があるじゃないですか。映画だとそれがないから」と語り「『映画の中で使われるように』というのを、わりと先に考えました」とコメントしている[2]。
スローテンポパートとハイテンポパートを別々で作っており、マスタリングが行われるごとに2つのパートが交わるタイミングが変わっている。永野は『E.T.』や『スターウォーズ』のエンディングに3曲程度流れていることを参考にしたという。ただ、アニメーション映画の場合、洋画に比べてスタッフが限られており、思っていたよりもエンドロールがゆっくり流れているのを見て「計算違いだった」と語っている[2]。
歌詞は『平和』をテーマにしている。永野は「相手の背景や背負っているものを思いやれば、きっとエゴイスティックにならず、ワンクッション置いてものを考えていけるようになるから。人と人が共存していくために必要なのかな」と語り、高山みなみも「戦争している地域もあるし、難民も多いし、自分に責任は全然ないのに命を失う子供はたくさんいるじゃないですか。そういう子が一人でも少ない世の中になってほしい」とコメントしている[2]。
楽曲が長尺であるため、ラジオ局で流すためのバージョンとして「LAST IMPRESSION (Radio Edit)」が収録されている。
JUST COMMUNICATION II TYPE II
c/wはアルバム『FANTASTIX II』に収録された「JUST COMMUNICATION II」のシーケンス・パートを上げたバージョンを収録。この曲をc/wにしたのは、「ガンダム」のタイアップでテーマを統一させたかったため[3]。
収録曲
全作詞: 永野椎菜、全作曲: 高山みなみ、全編曲: TWO-MIX。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「LAST IMPRESSION」 | |
2. | 「LAST IMPRESSION」(Radio Edit) | |
3. | 「JUST COMMUNICATION II TYPE II」 | |
4. | 「LAST IMPRESSION」(Radio Edit/INSTRUMENTAL) |
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1998年7月23日 | キングレコード / KMW スターチャイルド |
8cmCD | KIDS-391 | 8位 | 初回盤のみTWO-MIXのロゴ入りプラスチックケース(ブルー)付。 |
2 | 1999年8月27日 | KIDA-2123 | - | 再発盤 |
収録作品
曲名 | バージョン | 収録アルバム | 発売日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
LAST IMPRESSION | Original | 『DREAM TACTIX』 | 1998年9月23日 | |
『SUPER BEST FILES 1995〜1998』 | 1998年12月21日 | |||
『20010101』 | 2001年1月1日 | |||
『TWO-MIX COLLECTION BOX 〜Categorhythm〜』 | 2002年11月20日 | |||
『TWO-MIX パーフェクト・ベスト』 | 2011年6月8日 | |||
『TWO-MIX 25th Anniversary ALL TIME BEST』 | 2021年2月10日 | |||
Orchestra ver. | 『Baroque Best』 | 1998年11月26日 | Orchestra Arrange: 天野正道 Orchestra: Warsaw National Philharmonic Orchestra | |
JUST COMMUNICATION II | Original | 『FANTASTIX II』 | 1998年3月4日 |
関連項目
脚注
注釈
- ^ リミックスされなかった曲は他に「LIVING DAYLIGHTS」、「BEAT OF DESTINY」がある