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2021年7月22日 (木) 08:09時点における版

世界ジュニアヘビー級王座
詳細
現王者 SUGI
獲得日 2021年7月22日
管理団体 全日本プロレス
創立 1986年7月31日
統計
最多保持者 渕正信
初代王者 ヒロ斎藤
最長保持者 渕正信:1309日(第10代)
最年長 ウルティモ・ドラゴン:50歳(第45代)
最年少 中嶋勝彦:18歳

世界ジュニアヘビー級王座(せかいジュニアヘビーきゅうおうざ)は、PWFが管理する全日本プロレスフラッグシップタイトル

概要

封印されたNWAインターナショナル・ジュニアヘビー級王座を引き継いだものであり、1986年7月31日、トーナメント決勝でブラッド・アームストロングを破ったヒロ斎藤が初代王者となった。なお、名称が類似するNWA世界ジュニアヘビー級王座とは直接の関係はない。

体重制限は105kg(231.5lb)であり、そのためヘビー級戦線で活躍するレスラーもベルトを巻くことがある。

また、全日本プロレスが管理する王座でPWF世界ヘビー級王座PWF世界タッグ王座があったが、当王座をPWF世界ジュニアヘビー級王座と呼ぶことはない。

2017年、同ベルトの老朽化に伴い、新ベルトを作製。8月27日の両国国技館興行におけるタイトルマッチより、新ベルトが贈呈された[1]

2019年6月3日、第51代王者の青木篤志がタイトルを保持したまま事故のため死去。団体は王座防衛期限である半年間(同年11月20日まで)、青木を王者と認定しその間は選手権試合を行わない意向を示した[2]。同年11月21日から王座決定トーナメントを開催し[3]、決勝戦である2020年1月3日にて横須賀ススムが新王者となり、ベルトも新調される。

歴代王者

歴代 選手 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得した場所
初代 ヒロ斎藤 1 3 1986年7月31日 両国国技館
第2代 小林邦昭 1 1 11月23日 後楽園ホール
第3代 渕正信 1 7 1987年1月3日 後楽園ホール
第4代 ジョー・マレンコ 1 0 1989年1月20日 福岡国際センター
第5代 マイティ井上 1 2 1月25日 大阪府立体育会館
第6代 渕正信 2 1 3月8日 日本武道館
第7代 仲野信市 1 0 4月16日 後楽園ホール
第8代 百田光雄 1 2 4月20日 大阪府立体育会館
第9代 ジョー・マレンコ 2 2 7月1日 大宮市民体育館
第10代 渕正信 3 14 10月20日 愛知県体育館
第11代 ダニー・クロファット 1 0 1993年5月21日 札幌中島体育センター
第12代 渕正信 4 2 8月23日 静岡産業館
第13代 ダニー・クロファット 2 5 1994年7月12日 鹿児島アリーナ
第14代 小川良成 1 4 1995年9月10日 日本武道館
第15代 渕正信 5 0 1996年6月30日 後楽園ホール
第16代 菊地毅 1 2 7月24日 日本武道館
第17代 小川良成 2 1 1997年1月15日 後楽園ホール
第18代 マウナケア・モスマン 1 3 8月22日 後楽園ホール
第19代 小川良成 3 5 1998年7月19日 新潟市体育館
第20代 ケンドー・カシン 1 8 2002年4月13日 日本武道館
第21代 カズ・ハヤシ 1 6 2004年2月22日 日本武道館
第22代 TAKAみちのく 1 12 2005年1月10日 後楽園ホール
第23代 近藤修司 1 5 10月22日 後楽園ホール
第24代 中嶋勝彦 1 3 2007年2月17日 両国国技館
第25代 シルバー・キング 1 0 2008年3月1日 両国国技館
第26代 土方隆司 1 3 4月29日 愛知県体育館
第27代 丸藤正道 1 4 9月28日 横浜文化体育館
第28代 カズ・ハヤシ 2 17 2009年2月6日 後楽園ホール
第29代 1 1 2011年1月2日 後楽園ホール、王座剥奪
第30代 KAI 1 2 6月19日 両国国技館
第31代 ケニー・オメガ 1 5 10月23日 両国国技館
第32代 KAI 2 0 2012年5月27日 後楽園ホール
第33代 大和ヒロシ 1 5 8月12日 後楽園ホール
第34代 近藤修司 2 0 2013年1月2日 後楽園ホール
第35代 金丸義信 1 7 2月23日 後楽園ホール
第36代 ウルティモ・ドラゴン 1 2 12月15日 後楽園ホール
第37代 青木篤志 1 5 2014年5月29日 後楽園ホール
第38代 鈴木鼓太郎 1 6 2015年3月27日 後楽園ホール、王座返上
第39代 青木篤志 2 3 2016年2月21日 大阪府立体育会館第2競技場
第40代 佐藤光留 1 1 2016年6月19日 東京ドームホテル札幌ピアリッジホール
第41代 高尾蒼馬 1 1 2016年8月28日 両国国技館
第42代 石井慧介 1 3 2016年11月27日 両国国技館
第43代 佐藤光留 2 4 2017年4月28日 卸センター オレンジホール
第44代 TAJIRI 1 0 2017年7月30日 大阪府立体育会館第2競技場
第45代 ウルティモ・ドラゴン 2 1 2017年8月27日 両国国技館
第46代 TAJIRI 2 3 2017年10月21日 横浜文化体育館
第47代 青木篤志 3 4 2018年2月3日 横浜文化体育館
第48代 岩本煌史 1 0 2018年8月26日 キッコーマン アリーナ
第49代 近藤修司 3 1 2018年9月22日 博多スターレーン
第50代 岩本煌史 2 2 2018年11月29日 名古屋国際会議場
第51代 青木篤志 4 0 2019年5月20日 後楽園ホール
第52代 横須賀ススム 1 5 2020年1月3日 後楽園ホール
第53代 岩本煌史 3 4 2020年7月25日 後楽園ホール
第54代 CIMA 1 2 2021年2月20日 名古屋国際会議場
第55代 岩本煌史 4 0 2021年6月9日 後楽園ホール
第56代 フランシスコ・アキラ 1 2021年6月26日 大田区総合体育館


主な記録

  • 最多戴冠記録:5回、渕正信(3, 6, 10, 12, 15代)
  • 最多連続防衛:17回、カズ・ハヤシ(第28代王者時代)
  • 最多通算防衛:24回、渕正信
  • 最長保持期間:1309日、渕正信(第10代王者時代)
  • デビュー最短戴冠記録:2年9ヶ月、マウナケア・モスマン(第18代王者時代)
  • デビュー最長戴冠記録:30年3ヶ月、ウルティモ・ドラゴン(第45代王者時代)
  • 最年少載冠記録:18歳11ヶ月、中嶋勝彦(第24代王者時代)
  • 最年長載冠記録:50歳8ヶ月、ウルティモ・ドラゴン(第45代王者時代)

出典

  1. ^ 世界ジュニアヘビー級チャンピオンベルトが老朽化に伴い新チャンピオンベルトが完成!”. 全日本プロレス公式サイト (2017年8月26日). 2017年8月28日閲覧。
  2. ^ 6/11【全日本】秋山社長が発表 8・11後楽園が『青木篤志追悼大会』に、世界ジュニア王座は防衛期限…”. プロレス格闘技DX (2019年6月11日). 2019年6月11日閲覧。
  3. ^ 世界ジュニアヘビー級王座決定トーナメント開催決定及び1回戦決定のお知らせ! オールジャパン・プロレスリング株式会社 2019年10月25日

外部リンク