「スレイヤーズ (アニメ)」の版間の差分

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2021年7月16日 (金) 11:35時点における版

スレイヤーズ > スレイヤーズ (アニメ)
スレイヤーズ
ジャンル ファンタジーコメディアドベンチャー
原作 神坂一
あらいずみるい
角川書店富士見ファンタジア文庫
アニメ
監督 渡部高志
シリーズ構成 小山高生
キャラクターデザイン 宮田奈保美
音楽 手塚理Vink
アニメーション制作 イージー・フイルム
製作 テレビ東京テレビ東京ソフトウェア
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1995年4月7日 - 1995年9月29日
話数 全26話
アニメ:スレイヤーズNEXT
監督 渡部高志
シリーズ構成 神坂一
高山治郎
キャラクターデザイン 宮田奈保美
音楽 手塚理、Vink2
アニメーション制作 イージー・フイルム
製作 テレビ東京、テレビ東京ソフトウェア
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1996年4月5日 - 1996年9月27日
話数 全26話
アニメ:スレイヤーズTRY
監督 渡部高志
シリーズ構成 神坂一
高山治郎
キャラクターデザイン 宮田奈保美
音楽 手塚理、Vink3
アニメーション制作 イージー・フイルム
製作 テレビ東京、テレビ東京ソフトウェア
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1997年4月4日 - 1997年9月26日
話数 全26話
アニメ:スレイヤーズREVOLUTION
監督 渡部高志
シリーズ構成 高山治郎
キャラクターデザイン 宮田奈保美
音楽 手塚理、Vink4
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 スレイヤーズR製作委員会
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2008年7月2日 - 2008年9月24日
話数 全13話
アニメ:スレイヤーズEVOLUTION-R
監督 渡部高志
シリーズ構成 高山治郎
キャラクターデザイン 宮田奈保美
音楽 手塚理、Vink4
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 スレイヤーズER製作委員会
放送局 AT-X
放送期間 2009年1月12日 - 2009年4月6日
話数 全13話
ラジオドラマ
CD:スレイヤーズEX.(えくすとら)
レーベル キングレコード
発売日 1996年1月6日
(#1 白竜の山)
1996年3月6日
(#2 ふくしぅの刃)
1996年4月5日
(#3 がんばれネクロマンサー)
1996年5月2日
(#4 リナ抹殺指令)
収録時間 56分(#1 白竜の山)
55分(#2 ふくしぅの刃)
55分(#3 がんばれネクロマンサー)
51分(#4 リナ抹殺指令)
計217分
話数 全4話
枚数 全4枚
CD:スレイヤーズN・EX.(ねくすとら)
レーベル キングレコード
発売日 1997年2月16日
(#1 闇の住まう村)
1997年3月5日
(#2 りべんじゃあ。)
1997年4月9日
(#3 愛しの根性なし)
1997年5月3日
(#4 破壊神はつらいよ)
収録時間 51分(#1 闇の住まう村)
45分(#2 りべんじゃあ。)
53分(#3 愛しの根性なし)
51分(#4 破壊神はつらいよ)
計200分
話数 全4話
枚数 全4枚
映画
映画
監督 やまざきかずお(総監督)
渡辺ひろし
制作 J.C.STAFF
配給 東映
封切日 1995年7月29日
上映時間 約59分
映画:スレイヤーズRETURN
監督 湯山邦彦(総監督)
わたなべひろし
制作 J.C.STAFF
配給 東映
封切日 1996年8月3日
上映時間 約62分
映画:スレイヤーズぐれえと
監督 湯山邦彦(総監督)
わたなべひろし
制作 J.C.STAFF
配給 東映
封切日 1997年8月3日
上映時間 約60分
映画:スレイヤーズごぅじゃす
監督 わたなべひろし(総監督兼任)
制作 J.C.STAFF
配給 東映
封切日 1998年8月1日
上映時間 約62分
映画:スレイヤーズぷれみあむ
監督 佐藤順一
制作 ハルフィルムメーカー
配給 東映
封切日 2001年12月22日
上映時間 約30分
OVA
OVA:スレイヤーズすぺしゃる
監督 わたなべひろし
キャラクターデザイン 吉松孝博
発売日 1996年7月25日
(#1 恐怖のリメラ計画)
1997年1月25日
(#2 ジェフリー君の騎士道)
1997年5月25日
(#3 鏡よ鏡)
話数 全3話(全3巻)
OVA:スレイヤーズえくせれんと
監督 わたなべひろし
キャラクターデザイン 阿蒜晃士
発売日 1998年10月25日
(#1 らびりんす)
1998年12月25日
(#2 恐るべき未来)
1999年3月25日
(#3 リナちゃんおしゃれ大作戦)
話数 全3話(全3巻)
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

スレイヤーズ (アニメ) では、神坂一によるライトノベルスレイヤーズ』を原作としたテレビアニメOVA劇場用アニメラジオドラマについて記述する。

1995年から2009年にかけて、テレビアニメシリーズは5作品が放映され、劇場版が5作、OVAとラジオドラマがそれぞれ2作発表されている。

キャッチコピーは「見てくんないと暴れちゃうぞ![注釈 1]

概要

本作のアニメ版は、原作の本編(長編系統)第一部をベースにしたテレビアニメとその流れをくむラジオドラマ、そして原作の『すぺしゃる』(短編系統)をベースにした劇場版とOVA、という2つの系統に大別できる。劇場版第5作目の『ぷれみあむ』を別にすれば、主人公のリナ以外で両系統に登場した人物はほとんど存在しない。なお、本編第二部のアニメ化は行われていない。

両系統ともスタートしたのは1995年であり、いずれもスタッフや制作会社が異なり、ソフトの販売元も異なっている。テレビアニメ・ラジオドラマは制作:イージー・フイルム、販売:スターチャイルドキングレコード)であり、劇場版・OVAは制作:J.C.STAFF、販売:エモーションバンダイビジュアル)である。ただし、テレビアニメ第1作目(通称「無印」)の販売元はバンダイビジュアル、テレビアニメ第4作目・第5作目の制作はJ.C.STAFF、劇場版『ぷれみあむ』は制作:ハルフィルムメーカー、販売:キングレコードである。

本放送当時、渡部高志監督が運営するウェブサイト「猫南蛮亭」において作り手側からの情報発信とファンとの交流が積極的に行われていた。このような制作関係者が直接運営するサイトは当時としては他に例が無く、アニメ史上において最も早い時期にインターネットを活用したものの一例であると言える[1]テレビ東京ブロードバンドが運営するブロードバンド配信サイトアニメch.comで、2003年9月のサイト開始時から3作品とも配信された。2006年2月から同サイトを引き継いだあにてれシアターでも配信されていた。

リナとガウリイの食事バトルはそれぞれの担当声優である林原めぐみ松本保典のアドリブだったが、2人は特に打ち合わせをしなかった。「相手が言うと、それに返す言葉がぽんっと浮かぶ」らしい。「台本には『以下アドリブ』『以下ケンカ』しか書いてなかった」「『スレイヤーズ』前から互いを知っていたから、役を探る内にそうなった」と語っている。また、監督によると「3割が二人のアドリブ」だったという。

登場人物

テレビアニメ

テレビアニメ版共通事項

『EVOLUTION-R』以外の作品はすべてテレビ東京系列(TXN)で放送。他に系列外局でのネットもあったが、ネット局は作品ごとに異なる。放送日については、特記のない限りはテレビ東京のものを記す。

シリーズ共通の登場人物・声の出演

シリーズ共通のスタッフ

原作との相違点

原作の舞台は水竜王が統括していた地域を囲む東西南北の結界内であり、魔族を除く住民達は隔離された状態で約1000年生活していたが、この結界が解除されたので、アニメでは外へ向かい国交を回復しようとしている(原作では結界解除されたという認識が広まっていない)。『TRY』の舞台は火竜王統括地域である。

結界の外の世界では魔法が発達しておらず、代わりに火薬を用いた武器が発達しており原作には存在しない大砲が登場する。またREVOLUTIONではリナ達の住んでいる地域でも大砲が使われている。原作では海に接していないルヴィナガルド王国が海に面している。原作にはない「リナはナメクジが苦手」という設定がある。

純魔族の戦闘時の容貌
セイグラム - 本編第6巻の話が省略されている都合上、再登場時にデザインが変化しない。
この他にも、高・中・下位問わず多くの魔族が巨大化や怪物化を果たしている。魔族にとって物質世界での姿は仮初めに過ぎず、大きな意味を為さない。従って、巨大化したり無闇に迫力ある容姿へ化けても、対象の恐怖を増大させる程度しか効果はなく、容姿に関わらず力自体を感じ取るリナ達には効果が薄い[注釈 2]。アニメ版ではごく一部だが神のビジュアルも描写されており、その際は魔族同様に巨体を誇る怪物状(主に竜)で表現されている。なお、魔族の外観に関する詳細は、スレイヤーズの超常的存在を参照。
ゼルガディスの設定
原作では使用する呪文は精霊魔術のみだが、アニメでは高位の黒魔術、破邪系の白魔術、更には呪術など、様々な系統の呪文を使用する。原作では使えないことになっている翔封界(レイウィング)が使えることになっている。
アメリアの設定
初登場の仕方が原作とアニメでは全く異なる。原作は「リナと同じぐらいの年で、リナよりも背が高い」となっているが、アニメでは「リナの妹分(年下)で、リナよりも背が低い」となっており、リナのことを「さん」付けで呼んでいる。
「胸が大きい」ことについて、原作では特に描写がない(ただしイラストではかなり大きく描写されている)のに対して、アニメでは強調されている。原作では使えないことになっている翔封界(レイウィング)が使えることになっている。原作ではややドライな所のあるサバサバした気性として描写されているが、アニメではホットでリリカルな恋愛沙汰を好む少女として表現されている。
原作では8巻で腕を組んだ挿絵からゼルガディスとのカップリングが論争を引き起こしていたが、恋愛らしき描写は無かった。しかし、アニメでは『無印』の終盤あたりからゼルガディスをはっきり異性として意識する描写が見られ、ゼルガディスもまんざらではない様子とされている。『NEXT』や『TRY』ではゼルガディスに近寄る異性に嫉妬している。
ザナッファーの設定
原作では本編第5巻に登場し、サイラーグとは異なる場所で、コピーレゾとも無関係。しかしTV版『無印』ではサイラーグにてコピーレゾが装備者となる。
原作では鎧状だが、TV版『無印』ではザナッファーそのものではなくザナッファーの残留思念という設定のため、直接手に触れる事ができないオーラ状の外観になっている。原作では最終的に装備者の意識を乗っ取り、魔獣として覚醒するが、TV版『無印』では残留思念である為かその設定は生かされていない。代わりに神聖樹フラグーンを恐れるという新たな設定が付加されている。
なお、『REVOLUTION』ではタフォーラシアに伝わっていたサイラーグの遺産のひとつとして登場。無印とは違って残留思念ではなく、当初はザナファアーマーという鎧として登場、後に装備者の意識を乗っ取り魔獣として覚醒するという原作とほぼ同じ設定となっている。
ゼロスの設定
初登場の仕方が原作とアニメでは全く異なる。『NEXT』ではゼロスの本質である残虐性がほとんど描かれず、命令遂行のために無関係な一般人を大量殺戮する場面(ディルス王都壊滅)が描かれていない。最終話で親切にも光の剣をガウリイへ返し、しかもリナは去りゆく彼に対して「もう行っちゃうの?」と名残惜しそうに言葉を投げ掛ける。原作においてリナとゼロスは、談笑しつつも腹の底では全く信用し合わない冷戦状態を保ち続けるが、『NEXT』のゼロスは「敵方に属しつつも憎めないキャラ」として立ち回る。『TRY』以降は原作にある残虐性も見せるようになるが、原作ほど仲は悪くない上、最終的には味方側に回っている。
セイグラムの設定
アトラスシティの事件では、同志ギオ=ガイアが不在な点を除けば大きな変更点は無し。ただし、再登場時には原作と異なり、ガーヴ直属の配下として行動し、対決場所も変更されている。ズーマが登場しない影響で、半魔族(人と魔族の合成体)にはならず純魔族のままでいる。ガーヴから力を授かって強化され、アニメ版に登場しないラルタークやラーシャートの代役を務める。
金色の魔王の設定
小説において彼女が冥王を滅ぼしたのは「見間違いであっても自分を攻撃した者は許さない」という怒りからであり、異界黙示録(クレアバイブル)の言葉からも消極的に世界全ての破滅を望んでいると言えるが、アニメにおいては「自らの全てを引き換えにしたリナの願い」を叶える形で具現化しており、ゼロスの言葉からも世界の存続を望んでいることが伺える。『NEXT』の最後にはガウリイの「純粋な意思」に触れて「気まぐれ」を起こすなど、かなり好意的に描かれている。
武器の設定
原作では本編第一部の終盤で失うことになっている「光の剣」を、『NEXT』の該当部分では最後まで失わず、『TRY』において完全に手放す[注釈 3]。『REVOLUTION』では普通の剣を使用しており、第1話での戦闘中刀身が折れ、ガウリイがどこかから取り出した鍛冶道具で修理したため、歪な形になっている。後にポコタから光の剣のレプリカを借りて使用している。
呪文の効果
神滅斬(ラグナブレード)の効力が原作とは異なっている。崩霊裂(ラ・ティルト)に人間に対して使用すると、衝撃を与える程度でダメージが無いというアニメ版独自の設定がなされている。しかし、原作では精神体を攻撃されれば人間も死亡するので矛盾する。黒魔術で力を借りた相手の術を使うと強制的に力を引き出して消費するため、その借りた相手の攻撃=力を消滅させる事はできるというアニメ版独自の設定がなされている。しかし、原作では破壊のために使われる黒魔術は負の感情を得るのにも役に立ち、なおかつそれにより自身が傷つけられることは無く、拒否する理由が無いので拒否しないだけで強制力は無いとされている。
竜族の設定
アニメでは古代竜(エンシェント・ドラゴン)と黄金竜(ゴールド・ドラゴン)が登場する。原作で登場する黄金竜(ゴールデン・ドラゴン)と黄金竜(ゴールド・ドラゴン)は、水竜王、火竜王それぞれの地域に住む別種同士という設定。
高位魔族・中位魔族・下位魔族といった魔族の序列が、所々で不明瞭となっている。強さが変更されたり存在自体を無しにされた純魔族が少なくない。
原作小説の場合、事件の黒幕が誰か終盤まで分からないパターン、味方の一人が実は敵というパターンがあるがアニメ版では、当初から敵を敵として認定しているシナリオ変更部分が多々ある。本編第2巻のハルシフォム、第3巻のエリスは、アニメだと初登場時からリナ一行と対立している。第7巻、第8巻のフィブリゾは、正体発覚以前の出番が非常に増加し、同時に黒幕たる旨を匂わせる伏線も増えている。
原作長編と連動する短編エピソードとの関係
リナがフィル王子と初邂逅するエピソードは、原作ではすぺしゃるの『白魔術都市の王子』で長編第1巻より前の時系列の設定であるが、TV版では後のエピソードにおける視聴者への配慮から、レゾ=シャブラニグドゥを倒した後で邂逅している。同様にワイザーと邂逅する場面も、原作では本編開始前に『ルヴィナガルド王国』に立ち寄りそこでワイザーと対面、本編においては王国は解体され『ルヴィナガルド共和国』となっているが、TV版では『TRY』終了後に『REVOLUTION』で初めて『ルヴィナガルド王国』に立ち寄り、ワイザーともそこで初邂逅する。
テレビアニメ版『ロスト・ユニバース』との関係
完全オリジナルストーリーで『TRY』を手がけたイージー・フイルムは、後にテレビアニメ版『ロスト・ユニバース[注釈 4]を製作するが、この両作は互いに世界観が繋がっているかのような描写が多い。アニメ放送時に出版された関連書には、明言こそ避けてあるが、この2つの作品世界は隣接しあっていると説明されている。『TRY』で登場した異界の魔王ダークスターや異界の神族ヴォルフィードは、アニメ版『ロスト・ユニバース』にもそのままの名前と肩書きで登場する。またアニメ版『ロスト・ユニバース』は、『TRY』からの画像の使いまわしも多い。
原作小説においては両作品とも、アニメ版ほど関係性を強調するような描写はない。いくつかの名前・肩書き・敵対関係の図式は共通しているが、伝説にちなんだものに過ぎないと説明されており、2つの世界は基本的に無関係である。

スレイヤーズ

シリーズ全アニメ作品の中で最初の作品であり、テレビ東京系列(テレビ愛知除く)では1995年4月7日から同年9月29日まで金曜 18時30分 - 19時00分に全26話が放送された。

原作小説である『スレイヤーズ』本編第1巻、第3巻、第5巻の一部、および『スレイヤーズすぺしゃる』第1巻の一部を元に構成されている。本作のみ、アイキャッチが存在しない。

続編の『NEXT』『TRY』『REVOLUTION』『EVOLUTION-R』と区別するために『無印』『無印スレイヤーズ』という通称で呼ばれている[注釈 5]

放送終了後、放送継続を訴えるファンが街頭署名運動を起こした[2]

過去にニコニコ動画や、2016年6月6日にカートゥーン ネットワークで再放送されたことがある。2006年2月に、TOONAMIでも放送された。

登場人物・声の出演

主題歌

オープニングテーマ「Get along
歌 - 林原めぐみ奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「KUJIKENAIKARA!」
歌 - 林原めぐみ・奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

サブタイトル

AからZまで、アルファベット順で始まる様に作られている。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 放送日
1 Angry? リナ怒りのドラグスレイブ! 小山高生 渡部高志 宮田奈保美 1995年
4月7日
2 Bad! ミイラ男は趣味じゃない! 鈴木行 則座誠 佐々木一浩 4月14日
3 Crash! 激突!赤いの白いの怪しいの! 千葉克彦 横田和 加藤洋人 4月21日
4 Dash! 逃げろ! 魔法が使えない? 高山治郎 佐藤真人 宍戸久美子 4月28日
5 Escape! 炎の半魚人 ヌンサ! 長谷川勝己 岩崎良明 松浦錠平 菊池城二 5月5日
6 Focus! 本当の敵は レゾ? 山田靖智 石崎すすむ 河口もと 5月12日
7 Give up 寸前? 出た必殺の剣っ!! 花田十輝 鈴木行 岩崎良明 佐々木一浩 5月19日
8 Help! シャブラニグドゥ 復活!! 高山治郎 横田和 加藤洋人 5月26日
9 Impact! 脅威の 決戦前夜! 渡辺誓子 佐藤英一 箕輪悟 6月2日
10 Jackpot! のるかそるかの 大バクチ! 高山治郎 牧野滋人 則座誠 宮田奈保美 6月9日
11 Knock Out! セイルーン お家騒動! 千葉克彦 松園公 松浦錠平 小舟井充 6月16日
12 Lovely! アメリアの 魔法修行 長谷川勝己 小林孝志 菊池城二 6月23日
13 Money! 賞金稼ぎを ブチのめせっ!! 高山治郎 佐藤真人 宍戸久美子 6月30日
14 Navigation! サイラーグへの 招待状! 長谷川勝己 又野弘道 岩崎良明 戸部敦夫 7月7日
15 Oh no! リナの 結婚狂想曲? 花田十輝 松浦錠平 おぶないみつる 7月14日
16 Passion! 舞台にかける 青春? 山田靖智 則座誠 佐々木一浩 7月21日
17 Question? あの娘(こ)?に プロポーズ! 渡辺誓子 横田和 加藤洋人 7月28日
18 Return! 赤法師 ふたたび! 高山治郎 玉野陽美 菊池城二 8月4日
19 Shock! サイラーグ 崩壊! 千葉克彦 渡部高志 多田野後彦 宮田奈保美 8月11日
20 Trouble! 嵐の半魚人 ラハニム 長谷川勝己 岩崎良明 戸部敦夫 8月18日
21 Upset! ガウリイVS ザングルス 山田靖智 松園公 松浦錠平 菊池城二 8月25日
22 Vice! 残されし ものたち 高山治郎 佐藤真人 宍戸久美子 9月1日
23 Warning! エリスの 執念! 長谷川勝己 小林孝志 佐々木一浩 9月8日
24 X-DAY よみがえる 魔獣! 山田靖智 菊池一仁 玉野陽美 菊池城二 9月15日
25 Yes! 最後の希望 祝福の剣(ブレス・ブレード) 高山治郎 横田和 加藤洋人 9月22日
26 Zap! 勝利は あたしのためにある 渡部高志 宮田奈保美 9月29日

スレイヤーズNEXT

テレビアニメ第2作目で、1996年4月5日から1996年9月27日にかけて放送。全26話。

原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第5巻の一部、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。地方局では1作目を放送せずにNEXTから放送したところもあった。

本作から原作者の神坂一がシリーズ構成を、原作イラストレーターのあらいずみるいがキャラクター原案を手がけるようになった。

大月俊倫は「自分の中では『スレイヤーズ NEXT』がベスト」と述べている[3]

登場人物・声の出演

主題歌

オープニングテーマ「Give a reason
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。また、サブタイトル中の1文字は赤文字になっている。

話数 サブタイトル 脚本 演出 絵コンテ 作画監督 放送日
1 いきなりピンチ! 魔人ゾアメルグスターの恐怖! 高山治郎 佐藤英一 渡部高志 宮田奈保美
加藤洋人
1996年
4月5日
2 ふざけた神官! その名はゼロス! 長谷川勝己 松園公
河口もと
渡部高志
佐藤真人
菊池城二 4月12日
3 素敵な商売! 用心棒も楽じゃない! 千葉克彦 高橋滋春 佐藤英一 寺岡賢司 4月19日
4 いにしえの契約! 不死を求める者! 渡辺誓子 岩崎良明 戸部敦夫 4月26日
5 残されし愛ゆえに! 山田靖智 水島精二 松園公
渡部高志
駒井一也 5月3日
6 逃がさない! 執念のマルチナふたたび! 花田十輝 横田和 高鉾誠 5月10日
7 びっくり料理! 幻のドラゴン料理を追え! 岡本典久 小林孝志 宮田奈保美
加藤洋人
5月17日
8 永遠なれ! フィルさんが死んだ日? 長谷川勝己 高橋滋春 焼津半次 5月24日
9 秘められし野望! 衝撃の告白? 高山治郎 牧野滋人 佐藤英一 佐々木一浩 5月31日
10 クセ者ぞろいの珍道中?! 魔力を取り戻せ! 渡辺誓子 吉田俊司 横田和 宇都木勇 6月7日
11 迫り来る闇の声! 切り裂けラグナ・ブレード! 山田靖智 水島精二 戸部敦夫 6月14日
12 ドンデン返し? 意外なる真実! 高山治郎 山口武志 牧野滋人 宮田奈保美 6月21日
13 墜落寸前! 野望のついえる時! 横田和 加藤洋人 6月28日
14 禁断のダンス? 最強呪文はどこだ! 千葉克彦 高橋滋春 小村敏明 高鉾誠 7月5日
15 大激突? 闘いのアルテメ塔! 長谷川勝己 則座誠 渡部高志 佐々木一浩 7月12日
16 恨みの魔球! 根性の豪速球! 岡本典久 わだへいさく 小林孝志 戸部敦夫 7月19日
17 うわさの彼女は ゼルガディス? 山田靖智 水島精二 宮田奈保美 7月26日
18 砂の神殿! ギガスレイブの秘密! 高山治郎 吉田俊司 渡部高志 宇都木勇 8月2日
19 ついに発覚っ? ゼロスの正体! 高橋滋春 加藤洋人 8月9日
20 いくっきゃないっ! ドラゴンの谷を目指せ! 長谷川勝己 牧野滋人 高鉾誠 8月16日
21 千年の真実! 裏切りの魔竜王! 山田靖智 則座誠 水島精二 佐々木一浩 8月23日
22 奪われた光の剣! 魔竜王最後の時! 長谷川勝己 山口武志 渡部高志 加藤洋人
華房泰堂
8月30日
23 脅威の魔剣士! 再会の旅路! 渡辺誓子 高橋滋春 戸部敦夫 9月6日
24 邪悪なる罠! 幻の死霊都市! 高山治郎 佐藤英一 寺岡賢司 9月13日
25 死せる者の魂! リナ最後の決断! 水島精二 加藤洋人 9月20日
26 Go To NEXT! そしてまた… 渡部高志 宮田奈保美 9月27日

スレイヤーズTRY

テレビアニメのシリーズ第3作目で、1997年4月4日から同年9月26日にかけて放送。全26話。イージー・フイルムがアニメーション制作を手掛けたスレイヤーズの初期テレビシリーズはこの作品で完結となった[注釈 6]

NEXTが原作小説の第8巻までの流れだったに対して、TRYで第9巻には進まず、原作者の神坂一よるオリジナルストーリーとなった。 神坂一は本作を「パラレルな第3部」と捉えているという[4]が、NEXT(原作1部終盤)直属の続編であるため、原作の時系列では1部と2部の間、もしくは「パラレルな第2部」に相当する。

登場人物・声の出演

主題歌

オープニングテーマ「Breeze」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二
エンディングテーマ
don't be discouraged
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二
「somewhere」(最終回)
歌 - 桑島法子、作詞・作曲・編曲 - 田辺智沙

サブタイトル

第24話までのサブタイトルの最初と最後をくっつけるといろは歌になっている。

話数 サブタイトル 脚本 演出 絵コンテ 作画監督 放送日
1 威風堂々? 旅立ちの帆をあげろ! 高山治郎 渡部高志 宮田奈保美 1997年
4月4日
2 半信半疑? 故郷(くに)からの手紙に! 加藤洋人 カトウヒロト 加藤洋人 4月11日
3 傍若無人な アイツはどこへ? 長谷川勝己 牧野滋人 佐々木一浩 4月18日
4 東奔西走! ヤツの狙いはカタキ討ち? 岩崎良明 戸部敦夫 4月25日
5 流言飛語? 炎を吐かなきゃ煙は立たぬ? 山田靖智 高橋滋春 宮田奈保美
高鉾誠
5月2日
6 流浪流転? 暴走神殿の旅を! 隅沢克之 水島精二 宮田奈保美
加藤洋人
5月9日
7 和平会談? これがドラゴンの神殿か? 高山治郎 佐藤英一 加藤洋人 5月16日
8 用意周到! 計画は動き出した! 則座誠 開木菜織 宮田奈保美 5月23日
9 連続発射! 戦いの荒磯! 高山治郎
堀井明子
渡部高志 松下純子
戸部敦夫
5月30日
10 追放覚悟! 二人の愛は永遠よね? 山田靖智 渡辺純央 渡部高志 飯野利明 6月6日
11 難関突破? 男ジラスの底力! 長谷川勝己 則座誠 戸部敦夫 6月13日
12 無我夢中! 迷宮の追跡行! 高山治郎 渡辺純央 高橋滋春 渡辺純央 6月20日
13 一触即発! 鍵を握る者! 佐藤英一 飯野利明 6月27日
14 横行闊歩! 終わりなき慟哭! 渡部高志 宮田奈保美 7月4日
15 厄難奇難? ここは不思議の島! 山田靖智 佐藤英一 加藤洋人 7月11日
16 喧々囂々! 呪われた壷の恐怖! 高橋義昌 高橋滋春 柳瀬雄之 7月18日
17 効果覿面? 恋の行方は紙一重! 高山治郎
堀井明子
岩崎良明 開木菜織 松下純子 7月25日
18 適材適所! 正義の里のアメリア! 長谷川勝己 則座誠 戸部敦夫 8月1日
19 三者三様! 光の示す先! 高橋義昌 牧野滋人 飯野利明 8月8日
20 勇者降臨? 少女の祈りは誰のため? 山田靖智 渡辺純央 柳瀬雄之 8月15日
21 未開未踏! 封じられた歴史! 長谷川勝己 加藤洋人 渡部高志 宮田奈保美 8月22日
22 永逝永訣! 倒れし者への叫び! 高山治郎 則座誠 開木菜織 松下純子 8月29日
23 問答無用! 決戦の地を目指せ! 山田靖智 渡辺純央 牧野滋人 柳瀬雄之 9月5日
24 推測不能! 開かれし禁断の門! 高山治郎 岩崎良明 戸部敦夫 9月12日
25 闇の星より 出ずる者! 則座誠 渡部高志 加藤洋人 9月19日
26 TRYagain! 白く還りし刻! 渡部高志 宮田奈保美 9月26日

※18話のアイキャッチはシナリオの内容に合わせ、スレイヤーズTRYではなく、流星戦士ピースマンとなっている。

スレイヤーズREVOLUTION

前作『TRY』から11年ぶりの新作。2008年の『ドラゴンマガジン』4月号にて新作のテレビアニメが放送されることが告知された。そして翌月の『ドラゴンマガジン』5月号で、新作アニメのタイトルが『スレイヤーズREVOLUTION』(レヴォリューション)であることが発表された。ストーリーは本編5巻と『すぺしゃる』9巻等をベースとしたアニメオリジナルとなっている。略称は「スレイヤーズR」。

11年経過したこともあってスタッフに大幅な変動があり、制作会社も変わった[注釈 7]が、一部のスタッフは続投し、担当声優の変更も無い。

前作までの主要登場人物に加え、新たなレギュラーキャラクターとしてワイザー=フレイオン、ポコタが登場。さらに、原作第1部で活躍した暗殺者ズーマやデュクリスも登場。

TVシリーズでは初めて主題歌の歌詞テロップが廃止された。主人公・リナ=インバースによるオープニングの口上が第1作以来に復活した[注釈 8]。本作と『EVOLUTION-R』のサブタイトル画面BGMは『NEXT』の物を使用。

アニメ開始に先立ち、同タイトルの漫画版が『ドラゴンエイジ』6月号から連載された(ポコタ、ワイザーも第1話より登場)。また、放送に合わせて原作の外伝『すぺしゃる』は『すまっしゅ。』に改題された。

この他、リナを演じる林原めぐみが自身のラジオ番組(『林原めぐみのHeartful Station』および『林原めぐみのTokyo Boogie Night』)の中でたびたび情報提供をしていた。主題歌は過去作品と同様に林原が歌っている。

テレビ東京系列6局にて、2008年7月から同年9月まで放送された。放送枠は深夜帯で、ローカル放送だった。

放送は変則2クールとなっており、前半は第4期、後半を第5期として位置づけられていることが発表された。2008年10月、続編の新シリーズ(第5期作品)の放送が決定したことが予告され、後にタイトルを『スレイヤーズEVOLUTION-R』として放送予定であることも発表された(以降の詳細の『スレイヤーズEVOLUTION-R』を参照)。

時系列は原作1部および『TRY』から2部までの間に当たる(『EVOLUTION-R』も同様)。

登場人物・声の出演

主題歌

オープニングテーマ「Plenty of grit」(第13話では挿入歌としても使用)
作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉、コーラスアレンジ - 奥井雅美、歌 - 林原めぐみ
エンディングテーマ「Revolution」
作詞 - MEGUMI、作曲・編曲 - たかはしごう、歌 - 林原めぐみ
  • 第13話(最終回)では本編終盤に挿入される形で使用された。

サブタイトル

サブタイトルの頭が無印同様アルファベット順になっている。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 作画総監督
1 Amazing 驚愕のドラグスレイブ!? 高山治郎 渡部高志 則座誠 佐野隆雄 宮田奈保美
2 Because それはリナ=インバースだから! 秋田谷典昭 井本由紀
3 Chase 終わりなき追走! 山田靖智 堀之内元 白石道太 小野和寛
河井淳
4 Drifter どっちが追うか追われるか! 長谷川勝己 森脇真琴 神保昌登 加藤万由子
鷲田敏弥
のりみそのみ
宮田奈保美
佐野隆雄
5 Eternal 悠久に眠れし森 高山治郎 又野弘道 岡嶋国敏 鈴木奈都子
昆冨美子
容洪
宮田奈保美
鷲北恭太(補佐)
6 Fall on 奇祭! 珍祭? あの玉を押しあげろ! 伊藤美智子 渡部高志 高島大輔 赤尾良太郎
石川哲也
雨宮英雄
桜井木の実
佐野隆雄
7 Gorgeous 狙われた豪華客船!? 山田靖智 丸山由太 梶谷光春
のりみそのみ
宮田奈保美
鷲北恭太(補佐)
8 Hurry up つっこめっ! いや、つっこむな? 長谷川勝己 又野弘道 則座誠 井本由紀 佐野隆雄
9 Insider 真実を知るもの! 高山治郎 神保昌登 鷲田敏弥
杉本功
粉川剛
宮田奈保美
10 Judgment 蘇る白銀! 渡部高志 白石道太 小野和寛
河合淳
佐野隆雄
11 Keep out しのびよる魔獣! 伊藤美智子 森脇真琴 岡嶋国敏 武内啓
昆冨美子
容洪
宮田奈保美
鷲北恭太(補佐)
12 Legacy 決戦セイルーン! 高山治郎 高田耕一 高島大輔 石川哲也
赤尾良太郎
新井伸浩
佐野隆雄
13 Misty 振り下ろされる刃! 渡部高志 丸山由太
則座誠
梶谷光春
井本由紀
佐野隆雄
のりみそのみ
新居伸浩
宮田奈保美
鷲北恭太

スレイヤーズEVOLUTION-R

REVOLUTION』の事前発表に際し、変則2クールの放送体制を執ることが発表されていたが、その後、林原めぐみのラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』を通じて、第5期の情報が正式に発表された。放送内容は第4期『REVOLUTION』の続編となっている。略称は「スレイヤーズER」。ストーリーは一部本編6巻がベースとなっている。

2009年1月12日から2009年4月6日までAT-Xにて放送されたが、スレイヤーズシリーズにおいて唯一、地上波では放送されなかった(全13話)。

登場人物・声の出演

第13話のエンドロールでは、フィル王子、シルフィール、ワイザー=フレイオンなど声無しだが登場した。

主題歌

オープニングテーマ 「Front breaking」(第1話 - 第12話)
作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 五島翔、歌 - 林原めぐみ
第13話(最終回)ではオープニング、サブタイトル画面が廃止され、本編中に表示された。TVシリーズでは初めてのこと。
エンディングテーマ
「砂時計」(第1話 - 第12話)
作詞 - MEGUMI、作曲・編曲 - 矢吹俊郎、歌 - 林原めぐみ
「JUST BEGUN」(第13話)[注釈 9]
作詞 - MEGUMI、作曲・編曲 - たかはしごう、歌 - 林原めぐみ
挿入歌 「Give a reason」(第13話)
作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉、歌 - 林原めぐみ
  • 元は第2期テレビアニメ『スレイヤーズNEXT』オープニングテーマ。

サブタイトル

サブタイトルの頭がREVOLUTIONに続く形でアルファベット順となっている。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 New comer? 新たなる旅立ち! 高山治郎 渡部高志 則座誠 井本由紀
のりみそのみ
宮田奈保美
鷲北恭太
2 Oh my head! 頭はどこだ? 長谷川勝己 神保昌登 梶谷光春
佐野隆雄
のりみそのみ
佐野隆雄
3 Partner! 二人は一心同体 山田靖智 白石道太 河井淳
小野和寛
のりみそのみ
宮田奈保美
鷲北恭太
4 Quality time? 愛ある生活? 伊藤美智子 高田耕一 秋田谷典昭
笹原嘉文
鷲田敏弥
赤尾良太郎
石川哲也
佐野隆雄
5 Raider! 闇からの声! 高山治郎 森脇真琴 園田雅裕 松本文男 宮田奈保美
鷲北恭太
6 SEEK! 狙われるのは誰だ! 長谷川勝己 高田耕一 高島大輔 井嶋けい子
加藤万由子
のりみそのみ
佐野隆雄
7 TOWN SCAPE 人に作られたモノゆえに 伊藤美智子 又野弘道 佐藤光 井本由紀
のりみそのみ
宮田奈保美
鷲北恭太
8 Uncover 暴かれる闇! 高山治郎 渡部高志 則座誠 梶谷光春
鷲田敏弥
柳隆太
佐野隆雄
鷲北恭太
9 Voice 壺の中身は何ですか? 山田靖智 武蔵境孝 白石道太 小野和寛
河井淳
宮田奈保美
鷲北恭太
10 Wisdom 帰らぬ時を求めて! 長谷川勝己 又野弘道 神保昌登 猫柳亭耳楽
佐野隆雄
井本由紀
佐野隆雄
11 Xeno 復活の代償! 伊藤美智子 渡部高志 大野和寿 津元美緒
司下由紀子
宮田奈保美
鷲北恭太
12 Yesterdays memory 取り戻した日々 高山治郎 高田耕一 笹原嘉文 鷲北恭太
新居伸浩
鷲田敏弥
のりみそのみ
佐野隆雄
13 Zero hour 滅びゆくもの! 高山治郎 渡部高志 渡部高志
則座誠
宮田奈保美
佐野隆雄
井本由紀
梶谷光春
赤尾良太郎
のりみそのみ
中山由美
宮田奈保美
鷲北恭太

ラジオドラマ

テレビシリーズの間を繋ぐために制作され、原作の『スレイヤーズすぺしゃる』をベースとしたオリジナルストーリー。登場するキャラクターがテレビアニメ版用に変更されており、『EX.』ではリナ、ガウリイ、ゼルガディス、アメリア、シルフィール、オリジナルキャラクターであるザングルスが登場し、『N・EX.』では更にゼロスと『NEXT』のオリジナルキャラクターだったマルチナが加わっている。

スレイヤーズEX.(えくすとら)

1995年10月12日から1996年4月4日にかけて、ラジオ『MEGU・OMO 街へ出よう』内で放送。同番組のパーソナリティーは林原めぐみ西村智博(現在は西村朋紘)。
主題歌
オープニングテーマ「Going History
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 小野沢篤
エンディングテーマ「灼熱の恋」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 小野沢篤
エピソード
スレイヤーズEX.1 〜白竜の山〜
ゲストキャラ - リオル(声 - 山崎たくみ
スレイヤーズEX.2 〜ふくしぅの刃〜
ゲストキャラ - レミー(声 - 島津冴子)、ケルン(声 - 石井康嗣
スレイヤーズEX.3 〜がんばれ死霊術士(ネクロマンサー)〜
ゲストキャラ - ウィニー(声 - 西原久美子
スレイヤーズEX.4 〜リナ抹殺指令〜
ゲストキャラ - シルフィール(声 - 冬馬由美)、ザングルス(声 - 島田敏)、ヴルムグン(声 - 家中宏)、ディルギア(声 - 掛川裕彦
  • 「リナ抹殺指令」は原作があるが、ラジオドラマ用のオリジナルストーリーになっている。

スレイヤーズN・EX.(ねくすとら)

1996年10月4日から1997年3月28日にかけて、ラジオ「有希と美冬のスレイヤーズPachi2(パチパチ)ナイト」内で放送。同番組のパーソナリティーは松浦有希と柊美冬(現在の芸名は石村知子)。
主題歌
オープニングテーマ「naked mind
歌・作詞 - 奥井雅美、作曲・編曲 - 矢吹俊郎
エンディングテーマ「虹のように
歌・作詞・作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎
エピソード
スレイヤーズN・EX.1 〜闇の住まう村〜
ゲストキャラ - ギザン(声 - 堀之紀)、アニス(声 - 引田有美)、ラゼラム(声 - 石井康嗣
スレイヤーズN・EX.2 〜りべんじゃあ。〜
ゲストキャラ - キャニー(声 - 松井菜桜子)、サウザンド(声 - 郷里大輔
スレイヤーズN・EX.3 〜愛しの根性なし〜
ゲストキャラ - ガードナー(声 - 結城比呂)、エレミー(声 - 皆口裕子)、クローブ(声 - 西村知道
スレイヤーズN・EX.4 〜破壊神はつらいよ〜
ゲストキャラ - ウィレーネ(声 - 天野由梨)、シルフィール(声 - 冬馬由美)、ザングルス(声 - 島田敏)、ヴルムグン(声 - 家中宏)、ディルギア(声 - 掛川裕彦)、ミワン(声 - 野田順子)、偽マルチナ(声 - 松浦有希(友情出演))
文化放送 金曜25:00-25:30枠
前番組 番組名 次番組
紅と蒼の伝説ランドロック
(1996年4月5日-9月27日)
有希と美冬のスレイヤーズPachi2(パチパチ)ナイト
(1996年10月4日-1997年3月28日)
ラジオ・聖ルミナス女学院
(1997年4月11日-1998年4月3日)

放送局

無印

放送地域 放送局 放送時間 系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 金曜 18:30 - 19:00 テレビ東京系列 制作局
北海道 テレビ北海道
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州 現・TVQ九州放送
愛知県 テレビ愛知 火曜 7:35 - 8:05 [注釈 10]
岩手県 IBC岩手放送 平日 早朝 TBS系列
山形県 テレビユー山形
新潟県 新潟テレビ21 テレビ朝日系列 途中打ち切り
石川県 石川テレビ フジテレビ系列
岐阜県 岐阜放送 独立局
三重県 三重テレビ
滋賀県 びわ湖放送
奈良県 奈良テレビ
和歌山県 テレビ和歌山
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
熊本県 熊本朝日放送 テレビ朝日系列
宮崎県 宮崎放送 TBS系列
大分県 大分放送 土曜 6:00 - 6:30
日本全域 AT-X CS放送 リピート放送あり
カートゥーン ネットワーク

NEXT

放送地域 放送局 放送時間 系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 金曜 18:30 - 19:00 テレビ東京系列 制作局
北海道 テレビ北海道
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州 現・TVQ九州放送
岩手県 IBC岩手放送 平日 早朝 TBS系列
宮城県 仙台放送 フジテレビ系列 第14話以降を放送
第13話以前は未ネット
山形県 テレビユー山形 TBS系列
新潟県 テレビ新潟 日本テレビ系列
石川県 石川テレビ フジテレビ系列
静岡県 テレビ静岡 平日 朝
金曜 早朝
フジテレビ系列
岐阜県 岐阜放送 独立局
三重県 三重テレビ
滋賀県 びわ湖放送
奈良県 奈良テレビ
和歌山県 テレビ和歌山
鳥取県・島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
広島県 中国放送 TBS系列 途中打ち切り
愛媛県 南海放送 日本テレビ系列
長崎県 長崎国際テレビ 途中打ち切り
日本全域 AT-X CS放送 リピート放送あり
カートゥーン ネットワーク

TRY

放送地域 放送局 放送時間 系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 金曜 18:30 - 19:00 テレビ東京系列 制作局
北海道 テレビ北海道
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州 現・TVQ九州放送
岩手県 IBC岩手放送 平日 早朝 TBS系列
宮城県 仙台放送 土曜 5:15 - 5:45[5] フジテレビ系列
山形県 テレビユー山形 TBS系列
福島県 テレビユー福島 火曜 0:50 - 1:20(月曜深夜)[5]
新潟県 テレビ新潟 日本テレビ系列
石川県 石川テレビ フジテレビ系列
静岡県 静岡第一テレビ 日本テレビ系列
岐阜県 岐阜放送 日曜 11:00 - 11:30[6] 独立局
三重県 三重テレビ
滋賀県 びわ湖放送
奈良県 奈良テレビ
和歌山県 テレビ和歌山
鳥取県・島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
広島県 中国放送 金曜 2:08 - 2:38(木曜深夜)[6] TBS系列
長崎県 長崎国際テレビ 日本テレビ系列
熊本県 くまもと県民テレビ 日曜 2:05 - 2:35(土曜深夜)[7]
沖縄県 沖縄テレビ 火曜 15:55 - 16:25[8] フジテレビ系列
日本全域 AT-X CS放送 リピート放送あり
カートゥーン ネットワーク

REVOLUTION

放送地域 放送局 放送日時 系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 木曜 1:20 - 1:50(水曜深夜) テレビ東京系列
大阪府 テレビ大阪 [注釈 11]
愛知県 テレビ愛知 木曜 1:28 - 1:58(水曜深夜)
福岡県 TVQ九州放送 月曜 2:45 - 3:15(日曜深夜)
北海道 テレビ北海道 火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜)
岡山県・香川県 テレビせとうち 木曜 1:48 - 2:18(水曜深夜)
日本全域 AT-X 木曜 13:00 - 13:30 CS放送 リピート放送あり

EVOLUTION-R

放送地域 放送局 放送日時 放送区分 備考
日本全域 AT-X 月曜 9:30 - 10:00
月曜 8:30 - 9:00[9]
CS放送 リピート放送あり

劇場版

第1作から第4作では東映の配給だが、製作は角川文庫が主体となっており、冒頭には東映ではなく角川のアイキャッチが入る。

総監督は第1作目はやまざきかずおが、第2作目・3作目は湯山邦彦が指揮を取り、第4作目は第1作から監督だったわたなべひろしと作画監督を相澤昌弘を起用し、2人で指揮を取る。第5作目は佐藤順一が指揮をした。原作者の神坂一が『RETURN』『ぐれえと』『ごうじゃす』の脚本を担当している。

スレイヤーズ(劇場版)

1995年7月29日公開『角川アニメフェスティバル』。配給は東映。同時上映『はじまりの冒険者たち 〜レジェンド・オブ・クリスタニア〜』。

あらすじ

今日も悪党ぶちのめし、わが道を行く我等が「ドラまた」リナ・インバース。そこへいつもの金魚のうんち、白蛇のナーガが現れたかと思いきや、リナを強引につれて、「約束の島」と呼ばれるミプロス島への旅に出ることになる。時を同じくして、リナは不思議な夢を見るようになる。

備考

ストーリーはオリジナルのものだが、劇場版シリーズ1作目であり、また小説版『すぺしゃる』ベースの映像作品としても最初のものになることから、冒頭部分ではリナが「ドラまた」と呼ばれる理由、ナーガとの腐れ縁など、状況を説明するシーンがある。

上映時間の都合で一部カットされた、冒頭でリナが食べ物を食べるシーンがあり、ソフト化の際はこのシーンを加え、上映時モノラルだった音声をステレオにした「完全無欠版」が発売された。

スタッフ

主題歌

主題歌「MIDNIGHT BLUE
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 五島翔

ゲストキャラ・声の出演

スレイヤーズRETURN

1996年8月3日公開。配給は東映。同時上映『X-エックス-』。配給収入は6億円[10]

あらすじ

とある宿場町、あいも変わらずつまらないことで喧嘩していたリナとナーガの前に、1人の傷ついた少女が現れる。ある日、レッサー・デーモンを連れた男が村にやってきて、村人を脅して無理矢理働かせ始めたのだと言う。ビアズというその村の名前に聞き覚えのあったリナは、一味を追い出して欲しいという少女・サリーナの頼みを聞くことにした。

備考

本作から「スリッパでナーガをしばく」「エンディングのコインの取り合い」が劇場版で恒例となった。

『超爆魔道伝スレイヤーズ』4巻にてコミカライズされており、前日談にあたるガレフ主役の番外編も収録されている。

スタッフ

  • 総監督・絵コンテ - 湯山邦彦
  • 監督 - わたなべひろし
  • 脚本 - 神坂一
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 吉松孝博
  • キャラクター作画監督 - 山川良志信、千葉道徳
  • 美術監督 - 加藤浩
  • 色彩設定 - 丸山美江子
  • 撮影監督 - 大瀧勝之
  • 編集 - 正木直幸
  • 音楽 - 服部隆之
  • 音響監督 - 小林克良
  • プロデューサー - 佐藤公宣
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - 「スレイヤーズ」製作委員会(角川書店、バンダイビジュアル、丸紅、キングレコード)

主題歌

主題歌「Just be conscious
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二、コーラスアレンジ - 奥井雅美
イメージソング「RUN ALL THE WAY!」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲・編曲 - 大森俊之

ゲストキャラ・声の出演

スレイヤーズぐれえと

1997年8月2日公開『角川アニメフェスティバル'97』。配給は東映。同時上映『天地無用!真夏のイヴ』。

あらすじ

陶器ゴーレムが名産品の街。暴走ゴーレムから少女を助けたリナとナーガは、いつものように相手に無理矢理恩に着せて少女の家に食事をたかりに押しかけた。その少女の父親は、ゴーレム・メーカーとして広く名の通ったガリア=アインバーグだった。近年は「創作意欲がわかない」と言ってゴーレムの製作をしていなかったガリアだが、リナを一目見た途端にその容姿を気に入ってしまい、リナをモデルにゴーレム人形を作りたいと言い出し始めた。その前祝いの帰り道、一行は悪漢に襲われる。リナとナーガによって撃退されるものの、ちょうど現れたロード・ハイゼンの話によると、この街の領有権を巡って対立しているロード・グラニオンと、巨大ゴーレムによる決闘で雌雄を決することになったが、ゴーレムを軍事兵器として量産しようとしているグラニオンがガリアを誘拐しようとしたらしい。ゴーレムを兵器にしたくないガリアはハイゼン側について巨大ゴーレムを製作することになった。

備考

エンディングのコインの取り合いは、取られた直後に「覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)」によって取り返される。

ガリアとヒューイがお互いに製作した巨大ゴーレムのコントローラは、それぞれ『鉄人28号』と『ジャイアントロボ』のもののパロディである。

原作小説のあとがきにて、エンディングに登場するガリアとヒューイの合作ゴーレムが、リナの故郷であるゼフィーリアの女王に大金で落札されていることが作者によって語られている。

スタッフ

  • 総監督・絵コンテ - 湯山邦彦
  • 監督 - わたなべひろし
  • 脚本 - 神坂一
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 吉松孝博
  • ゴーレムデザイン - 岩倉和憲
  • 作画監督 - 岩倉和憲、千葉道徳
  • エフェクト作画監督 - 桝田浩史
  • 美術監督 - 加藤浩
  • 色彩設定 - 丸山美江子
  • 撮影監督 - 大瀧勝之
  • 編集 - 関一彦、山森重之
  • 音楽 - 服部隆之
  • 音響監督 - 小林克良
  • プロデューサー - 佐藤公宣
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - 「スレイヤーズ」製作委員会(角川書店、バンダイビジュアル、丸紅、キングレコード)

主題歌

主題歌「Reflection
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二
イメージソング「GLORIA〜君に届けたい〜」
歌 - 林原めぐみ、作詞 -有森聡美、作曲 - 松永和彦、編曲 - 岩本正樹

ゲストキャラ・声の出演

スレイヤーズごぅじゃす

1998年8月1日公開。配給は東映。同時上映『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』。

あらすじ

リナとナーガがやってきたのは、街中活気に溢れ、美味しい食べ物が名物の城下町。しかし、そこへ突然、鎧姿の少女が率いるドラゴン軍団が襲撃してくる。ドラゴン軍団はリナによって撃退されるが、止めをさそうとした途端、ドラゴン軍団と対峙していたはずの城の兵士によって押し留められる。

備考

エンディングのコインの取り合いは取られた直後に「覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)」によって取り返そうとするが、カラスが通りかかりくわえて行ってしまう。なお前作2作が銅貨だったのに対して本作は金貨(ラストで掠め取ったもの)。

スタッフ

  • 監督・絵コンテ - わたなべひろし
  • 演出 - 鈴木行
  • 脚本 - 神坂一
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 相澤昌弘
  • 作画監督 - 山川吉樹、阿蒜晃士
  • エフェクト作画監督 - 桝田浩史
  • 美術監督 - 吉原俊一郎
  • 色彩設定 - 丸山美江子
  • 撮影監督 - 大瀧勝之
  • 編集 - 関一彦、小林容子、秋保宣宏
  • 音楽 - 服部隆之、手塚理
  • 音響監督 - 小林克良
  • プロデューサー - 佐藤公宣
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - 「スレイヤーズごぅじゃす」製作委員会(角川書店、バンダイビジュアル、丸紅、キングレコード、東映、テレビ東京)
主題歌「raging waves
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二

ゲストキャラ・声の出演

スレイヤーズぷれみあむ

2001年12月22日『冬の角川アニメ』。同時上映『サクラ大戦 活動写真』『あずまんが大王』『Di Gi Charat 星の旅』。この作品のみ、冒頭に東映のアイキャッチが入る。

あらすじ

タコ料理が有名な港町にやってきたリナとガウリイの2人。呪文で街の漁船をふっ飛ばしてしまいメザシ1匹の食事をとる羽目になったリナを他所に、海鮮舟盛を食べるガウリイだったが、窓の外でなにやら異変が起こっている。そして2人の前にも、食堂の主人が血相を変えて飛び込んでくる。タコを食べ終えてしまっていたガウリイを見て真っ青になる。ガウリイはタコの呪いによって、人間の言葉を話せなくなってしまったのだ…。

備考

テレビシリーズのキャラクター(ガウリイ、ゼルガディス、アメリア、ゼロス)がメイン。リナの衣装もテレビシリーズに準じたもの。一方でオープニングのBGMは劇場版シリーズのものを継承した。本作のみハルフィルムメーカーのアニメ制作となり、作風が従来とは異なり、内容も比較的低年齢向き等、他の作品群とは一線を画す作品。スレイヤーズのアニメ作品では初めてデジタル彩色で制作された。

なお、第1作と同様に上映時には一部カットされたシーンがあり、映像ソフト版では補完されている。

スタッフ

  • 監督・脚本 - 佐藤順一
  • 演出 - 紅優
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 熊谷哲矢
  • 美術監督 - 西川淳一郎
  • 色彩設定 - 川上善美
  • 撮影監督 - 下村浩一
  • 編集 - 西山茂
  • 音楽 - 服部隆之
  • プロデューサー - 蜂屋誠一、浅野幸治、肥塚誠次、川崎とも子
  • アニメーション制作 - ハルフィルムメーカー
  • 製作 - 「スレイヤーズぷれみあむ」製作委員会(角川書店、キングレコード、キャラアニ

テーマ曲

主題歌「feel well
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲・編曲 - たかはしごう
イメージソング「ルンバ・ルンバ」
歌 - 林原めぐみ、作詞・作曲 - 泉川そら、編曲 - 十川知司
挿入歌「あなたはたこご」
歌 - 白鳥由里、作詞 - 佐藤順一、作曲・編曲 - 今泉洋

ゲストキャラ・声の出演

OVA

小説版『すぺしゃる』のエピソードを原作している。尺の都合上、原作の2話分を組み合わせたエピソードも存在する。

スレイヤーズすぺしゃる

1996年7月25日から1997年5月25日にかけて発売。全3巻。

スタッフ
  • 監督 - わたなべひろし
  • キャラクターデザイン - 吉松孝博
  • 美術監督 - 加藤浩
  • 色彩設定 - 丸山美江子
  • 撮影監督 - 大瀧勝之
  • 編集 - 正木直幸
  • 音楽 - 服部隆之
  • 音響監督 - 小林克良
  • プロデューサー - 佐藤公宣
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - 「スレイヤーズ」製作委員会(角川書店、バンダイビジュアル、丸紅、キングレコード)
主題歌
限りない欲望の中に
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 五島翔
挿入歌
「Touch Yourself」(第3話)
歌 - 林原めぐみ、作詞 - MEGUMI、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 添田啓二
「RUN ALL THE WAY!」(第3話)
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲・編曲 - 大森俊之

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 恐怖のリメラ計画 やまざきかずお 渡辺ひろし - 吉松孝博
2 ジェフリー君の騎士道 松井ひとゆき
3 鏡よ鏡 まついひとゆき

スレイヤーズえくせれんと

1998年10月25日から1999年3月25日にかけて発売。全3巻。

スタッフ

  • 監督 - わたなべひろし
  • キャラクターデザイン - 阿蒜晃士
  • 美術監督 - 吉原俊一郎
  • 色彩設定 - 丸山美江子
  • 撮影監督 - 大瀧勝之(第1話、第2話)、宇津畑隆(第3話)
  • 編集 - 関一彦、秋保宣宏
  • 音楽 - 服部隆之
  • 音響監督 - 小林克良
  • プロデューサー - 佐藤公宣
  • アニメーション制作 - J.C.STAFF
  • 製作 - 「スレイヤーズ」製作委員会(角川書店、バンダイビジュアル、丸紅、キングレコード)

主題歌

Never die
歌・作詞 - 奥井雅美、作曲・編曲 - 矢吹俊郎

各話リスト

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 らびりんす 渡辺桂子 岩崎良明 菊池聡延
中矢雅樹(エフェクト)
阿蒜晃士(総作画監督)
2 恐るべき未来 桜美かつし 岩崎良明 阿蒜晃士
3 リナちゃんおしゃれ大作戦 阿蒜晃士

関連CD

シングルCD

  • TVアニメ主題歌シングル
    • Get along』(1995年5月24日、TVアニメ『スレイヤーズ』主題歌)
    • Give a reason』(1996年4月24日、TVアニメ『スレイヤーズNEXT』主題歌)
    • don't be discouraged』(1997年4月23日、TVアニメ『スレイヤーズTRY』主題歌)
    • Plenty of grit』(2008年7月23日、TVアニメ『スレイヤーズREVOLUTION』主題歌)
    • Front breaking』(2009年2月18日、TVアニメ『スレイヤーズEVOLUTION-R』主題歌)
  • 劇場版主題歌シングル
    • MIDNIGHT BLUE』(1995年7月21日、劇場版『スレイヤーズ』主題歌)
    • Just be conscious』(1996年7月5日、劇場版『スレイヤーズRETURN』主題歌)
    • Reflection』(1997年7月2日、劇場版『スレイヤーズぐれえと』主題歌)
    • raging waves』(1998年7月3日、劇場版『スレイヤーズごうじゃす』主題歌)
    • feel well』(2001年12月5日、劇場版『スレイヤーズぷれみあむ』主題歌)
  • OVA主題歌シングル
    • 限りない欲望の中に』(1996年5月22日、OVA『スレイヤーズすぺしゃる』主題歌)
    • Never die』(1998年11月27日、OVA『スレイヤーズえくせれんと』主題歌)
  • ラジオドラマ主題歌シングル
    • Going History』(1995年12月6日、ラジオドラマ『スレイヤーズEX.』主題歌)
    • naked mind』(1996年12月5日、ラジオドラマ『スレイヤーズN>EX.』主題歌)
  • その他シングル
    • 『能あるライバルは爪を隠す』(1995年7月21日)
    • Meet again』(2006年7月26日、スレイヤーズ10thアニバーサリーソング)

アルバムCD

  • TVアニメ版サウンドトラックアルバム
    スレイヤーズ えとせとら Excellent! リナ=インバース今日も行く(1995年7月5日)
    スレイヤーズ えとせとら Take a Chance!! リナと無敵の御一行(1995年9月21日)
    スレイヤーズNEXT SOUND BIBLE I (1996年6月21日)
    スレイヤーズNEXT SOUND BIBLE II (1996年10月2日)
    スレイヤーズNEXT SOUND BIBLE III (1997年2月5日)
    スレイヤーズTRY TREASURY☆BGM (1997年8月21日)
    スレイヤーズTRY TREASURY☆BGM 2 (1997年10月22日)
  • 劇場版サウンドトラックアルバム
    スレイヤーズ:THE MOTION PICTURE (1995年9月6日)
    スレイヤーズRETURN:THE MOTION PICTURE "R" (1996年8月21日)
    スレイヤーズぐれえと:THE MOTION PICTURE "G" (1997年9月26日)
    スレイヤーズごぅじゃす:THE MOTION PICTURE "Go" (1998年10月9日)
  • OVAサウンドトラックアルバム
    スレイヤーズすぺしゃる:THE MOTION PICTURE "S" (1997年7月24日)
  • その他アルバム
    スレイヤーズTRY TREASURY☆VOX (1997年6月21日)
    the BEST of SLAYERS [from TV & RADIO] (1999年6月4日)
    スタまにシリーズ:スレイヤーズ(2005年11月23日)
    スレイヤーズMEGUMIX(2008年6月25日)
    スレイヤーズMEGUMIXXX(2020年3月25日)

ドラマCD

  • スレイヤーズEX.(えくすとら)
    スレイヤーズEX. 白竜の山(1996年1月6日)
    スレイヤーズEX. ふくしぅの刃(1996年3月6日)
    スレイヤーズEX. がんばれネクロマンサー(1996年4月5日)
    スレイヤーズEX. リナ抹殺指令(1996年5月2日)
  • スレイヤーズN>EX.(ねくすとら)
    スレイヤーズN>EX. 闇の住まう村(1997年2月16日)
    スレイヤーズN>EX. りべんじゃあ。(1997年3月5日)
    スレイヤーズN>EX. 愛しの根性なし(1997年4月9日)
    スレイヤーズN>EX. 破壊神はつらいよ(1997年5月3日)
  • スレイヤーズVSオーフェン〜史上最悪の邂逅〜(2005年7月21日)
  • その他
    スレイヤーズぷれみあむ PREMIUM CD ※DVD「スレイヤーズぷれみあむ」特別仕様版特典
    原作15周年・アニメ化10周年記念版DVD-BOX特典ドラマCD
    また帰ってきちゃったスレイヤーズEX-R『おかえりなさいませタフォーラシア?』 ※DVD「スレイヤーズEVOLUTION-R」全巻購入特典
  • ほか

パチンコ

テレビアニメ「スレイヤーズREVOLUTION」「スレイヤーズEVOLUTION-R」を使用したパチンコ機体。

  • CRフィーバースレイヤーズREVOLUTION(2013年10月7日導入、三共

脚注

注釈

  1. ^ シリーズごとに「また暴れちゃうぞ!」「またまた暴れちゃうぞ!」「もっと暴れちゃうぞ!」等のアレンジが加えられていく。
  2. ^ ただし、アニメでは巨大化することで物理的な攻撃の威力が増したように描写され、リナ達がより苦戦するといった演出がされた。
  3. ^ 『NEXT』終了時に『TRY』製作が決定していて、ガウリイは光の剣が無いときついということもあり『NEXT』最終回でとりあえず残す事になった。
  4. ^ 原作はスレイヤーズと同じ神坂一
  5. ^ ちなみに、このようにシリーズものの第1作目の事を「無印」という言い方は本作が最初ではないかという俗説があるが、本作の近年に限っても『美少女戦士セーラームーン』シリーズに前例がある。その他『デジモンアドベンチャー』や『おジャ魔女どれみ』が最初とする説もある。更に補足するなら、その当時既にパソコンやその他のメカニカルな分野ではもっと以前から初代の機種に後継機種との峻別の為に「98無印」等の様に“無印”を付ける習慣がある事が、『コンプティーク』等各種の技術系雑誌の記事で明記されている。
  6. ^ 最終回のエンドロールでは、「ANIMATION STAFF」名義でこれまでのテレビシリーズに関わった全てのスタッフが、最終回のスタッフの後に表示されている。
  7. ^ 概要の節の「ヤシガニ事件」の影響でイージー・フイルムが倒産したため、『すぺしゃる』系統を制作していたJ.C.STAFFに引き継がれた。
  8. ^ ただし、第1作はオープニングテーマのイントロ部分だったのに対し、『REVOLUTION』および『EVOLUTION-R』はオープニングテーマ前である。
  9. ^ DVD全巻購入特典CDにてフルバージョン収録。2010年7月21日に発売された林原めぐみのアルバム『CHOICE』に収録。
  10. ^ 5月16日は松本智津夫逮捕に伴う特別番組の関係で翌週に放送が延期され、2日連続で放送された。
  11. ^ 厳密には同時ネットではなくキーより30秒遅れとなっている。

出典

  1. ^ 猫南蛮亭1997:渡部監督運営のWebサイト「猫南蛮亭」にかつて存在した、スレイヤーズコンテンツ部分のミラー。猫南蛮亭からの掲載許可を取得済み。放送当時の資料を公開。
  2. ^ マーチャンダイジングライツレポート1997年4月号
  3. ^ 小黒祐一郎「第10回 大月俊倫」『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』飛鳥新社、2006年11月2日、ISBN 4-87031-758-3、167頁。
  4. ^ 神坂一 (2009年) [2009年6月25日初版発行]. ファンタジア文庫編集部. ed. スレイヤーズりーでぃんぐ リナ=インバース魔道大全 (初版 ed.). 富士見書房. pp. 98ページ. ISBN 978-4-8291-3343-9 
  5. ^ a b 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1998年1月号、学研、105頁。 
  6. ^ a b 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1998年1月号、学研、106頁。 
  7. ^ 『熊本日日新聞』1997年5月4日 - 11月2日付テレビ欄。
  8. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1998年1月号、学研、107頁。 
  9. ^ スレイヤーズEVOLUTION-R AT-X ワンランク上のアニメ専門チャンネル”. AT-X. 2009年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月29日閲覧。
  10. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)554頁

外部リンク

テレビ東京系列 金曜18:30 - 19:00枠
前番組 番組名 次番組
銀河戦国群雄伝ライ
(1994年4月8日 - 1995年3月31日)
スレイヤーズ
(1995年4月7日 - 9月29日)
神秘の世界エルハザード
(1995年10月6日 - 1996年3月29日)
神秘の世界エルハザード
(1995年10月6日 - 1996年3月29日)
スレイヤーズNEXT
(1996年4月5日 - 9月27日)
魔法少女プリティサミー
(1996年10月4日 - 1997年3月28日)
魔法少女プリティサミー
(1996年10月4日 - 1997年3月28日)
スレイヤーズTRY
(1997年4月4日 - 9月26日)
バトルアスリーテス大運動会
(1997年10月3日 - 1998年3月27日)
テレビ東京 木曜1:20 - 1:50(水曜深夜)枠
週刊真木よう子
(2008年4月3日 - 6月26日)
スレイヤーズREVOLUTION
(2008年7月3日 - 9月25日)
とらドラ!
(2008年10月2日 - 2009年3月26日)