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* [[1922年]](大正11年)[[7月24日]] - '''[[北海道鉄道 (2代)|北海道鉱業鉄道]]金山線'''沼ノ端駅 - 生鼈駅(後の旭岡駅)間の開通に伴い、'''萠別停留場'''(もえべつていりゅうじょう)として開業<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955167/5 『官報』 1922年09月28日 鉄道省彙報「地方鉄道停留所設置」](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。旅客のみ取り扱い。 |
* [[1922年]](大正11年)[[7月24日]] - '''[[北海道鉄道 (2代)|北海道鉱業鉄道]]金山線'''沼ノ端駅 - 生鼈駅(後の旭岡駅)間の開通に伴い、'''萠別停留場'''(もえべつていりゅうじょう)として開業<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2955167/5 『官報』 1922年09月28日 鉄道省彙報「地方鉄道停留所設置」](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。旅客のみ取り扱い{{R|停車場}}。 |
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* [[1924年]](大正13年) |
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** [[3月3日]] - 北海道鉱業鉄道が社名を'''北海道鉄道'''(2代目)に改称し、それに伴い同鉄道の停留所となる。 |
** [[3月3日]] - 北海道鉱業鉄道が社名を'''北海道鉄道'''(2代目)に改称し、それに伴い同鉄道の停留所となる。 |
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** [[8月22日]] - 駅に昇格、'''萠別駅'''となる。旅客のみ取り扱い。 |
** [[8月22日]] - 駅に昇格、'''萠別駅'''となる{{R|停車場}}。旅客のみ取り扱い。 |
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* [[1943年]](昭和18年)[[8月1日]] - 北海道鉄道が[[戦時買収私鉄|戦時買収]]により国有化され、路線名を'''富内線'''に改称、それに伴い同線の駅となる。同時に'''春日駅'''に改称。 |
* [[1943年]](昭和18年)[[8月1日]] - 北海道鉄道が[[戦時買収私鉄|戦時買収]]により国有化され、路線名を'''富内線'''に改称、それに伴い同線の駅となる。同時に'''春日駅'''に改称{{R|停車場}}。 |
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* [[1953年]](昭和28年)[[10月1日]] - [[車扱貨物]]の取り扱いを開始し、[[一般駅]]となる。 |
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* [[1960年]](昭和35年)[[4月1日]] - [[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託]]化。 |
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* [[1977年]](昭和52年)[[2月1日]] - 貨物・荷物の取り扱いを廃止。 |
* [[1977年]](昭和52年)[[2月1日]] - 貨物・荷物の取り扱いを廃止{{R|停車場}}。 |
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* 時期不詳<ref group="注" name="ekigyoumu">1983年(昭和58年)時点では既に無人駅となっている(書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』([[小学館]]、1983年7月発行)106ページより。)。</ref> -無人駅([[日本の鉄道駅#簡易委託駅|簡易委託]]駅)化(駅前の商店)<ref name="bunken2000H"/>。 |
* 時期不詳<ref group="注" name="ekigyoumu">1983年(昭和58年)時点では既に無人駅となっている(書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』([[小学館]]、1983年7月発行)106ページより。)。</ref> -無人駅([[日本の鉄道駅#簡易委託駅|簡易委託]]駅)化(駅前の商店)<ref name="bunken2000H"/>。 |
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* [[1986年]](昭和61年)[[11月1日]] - 富内線の全線廃止に伴い、廃駅となる。 |
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== 駅構造 == |
== 駅構造 == |
2021年6月13日 (日) 05:33時点における版
春日駅 | |
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かすが Kasuga | |
◄豊城 (4.2 km) (8.0 km) 旭岡► | |
所在地 | 北海道勇払郡鵡川町字春日 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 富内線 |
キロ程 | 7.8 km(鵡川起点) |
電報略号 | スカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1922年(大正11年)7月24日[1] |
廃止年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[2] |
備考 | 富内線廃線に伴い廃駅[1] |
春日駅(かすがえき)は、北海道(胆振支庁)勇払郡鵡川町字春日(現・むかわ町)にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)富内線の駅(廃駅)である。電報略号はスカ。富内線の廃線に伴い、1986年(昭和61年)11月1日に廃駅となった。
歴史
- 1922年(大正11年)7月24日 - 北海道鉱業鉄道金山線沼ノ端駅 - 生鼈駅(後の旭岡駅)間の開通に伴い、萠別停留場(もえべつていりゅうじょう)として開業[4]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1924年(大正13年)
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 北海道鉄道が戦時買収により国有化され、路線名を富内線に改称、それに伴い同線の駅となる。同時に春日駅に改称[1]。
- 1953年(昭和28年)10月1日 - 車扱貨物の取り扱いを開始し、一般駅となる[1]。
- 1957年(昭和32年)10月5日 - 荷物の取り扱いを開始[1]。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 業務委託化。
- 1977年(昭和52年)2月1日 - 貨物・荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 時期不詳[注 1] -無人駅(簡易委託駅)化(駅前の商店)[5]。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 富内線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅構造
廃止時点で、島式ホーム(※片面使用)1面1線を有する地上駅であった。ホームは。線路の東側(日高町方面に向かって左側)に存在した[3]。かつては島式ホーム1面2線を有する。列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も鵡川方の転轍機及びホーム端までの線路が側線として残っていた(但し1983年(昭和58年)時点では転轍機の先、ホームに至る間の部分に車止めが設置されていた[3])。
無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、日高本線豊郷駅、清畠駅と同型の駅舎となっていた[6]。駅舎は構内の東側に位置し、ホームから少し離れていた。駅自体は完全無人であるが、駅前の商店で乗車券を取り扱う簡易委託駅となっていた[5]。
駅名の由来
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当駅が所在した名より。尚、地名より先に駅名が春日を名乗ったとする説もある[3]。 旧駅名の萠別(もえべつ)は、アイヌ語の「モイ・ペツ」(静かな川)に由来する。由来には別説もある。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は38人[3]。
駅周辺
駅跡
1999年(平成11年)時点では駅舎、ホーム、駅名標が残存していた[5]。また簡易委託を受託していた駅前商店には当時の看板、時刻表、運賃表が保存されていた[5]。2011年(平成23年)時点では旧駅施設については同様で、駅舎はバスの待合所として再利用されている[8]。駅名標は塗り直されている模様であった[8]。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 富内線
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、865頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “日本国有鉄道公示第109号”. 官報. (1986年10月14日)
- ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)106ページより。
- ^ 『官報』 1922年09月28日 鉄道省彙報「地方鉄道停留所設置」(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング、2000年1月発行)64-65ページより。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)82,95ページより。
- ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)11ページより。
- ^ a b 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)82-84ページより。