「北鈴川駅」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
IRishikawa521 (会話 | 投稿記録) |
UE-PON2600 (会話 | 投稿記録) 出典追加 |
||
22行目: | 22行目: | ||
|駅構造 = [[地上駅]] |
|駅構造 = [[地上駅]] |
||
|ホーム = 1面1線 |
|ホーム = 1面1線 |
||
|開業年月日 = [[1941年]]([[昭和]]16年)[[10月12日]] |
|開業年月日 = [[1941年]]([[昭和]]16年)[[10月12日]]<ref name="停車場">{{Cite book|和書|author=石野哲(編)|title=停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ|publisher=[[JTB]]|year=1998|isbn=978-4-533-02980-6|page=859}}</ref> |
||
|廃止年月日 = [[1986年]]([[昭和]]61年)[[11月1日]] |
|廃止年月日 = [[1986年]]([[昭和]]61年)[[11月1日]]<ref name="官報86">{{Cite news |title=日本国有鉄道公示第109号 |newspaper=[[官報]] |date=1986-10-14 }}</ref> |
||
|乗車人員 = |
|乗車人員 = |
||
|乗降人員 = |
|乗降人員 = |
||
|統計年度 = |
|統計年度 = |
||
|乗換 = |
|乗換 = |
||
|備考 = 胆振線廃線に伴い廃駅 |
|備考 = 胆振線廃線に伴い廃駅{{R|停車場}} |
||
}} |
}} |
||
[[ファイル:KitaSuzukawa eki.jpg|right|thumb|1976年の北鈴川駅と周囲約500m範囲。右下が伊達紋別方面。{{国土航空写真}}]] |
[[ファイル:KitaSuzukawa eki.jpg|right|thumb|1976年の北鈴川駅と周囲約500m範囲。右下が伊達紋別方面。{{国土航空写真}}]] |
||
'''北鈴川駅'''(きたすずかわえき)は、かつて[[北海道]]([[後志支庁]])[[虻田郡]][[喜茂別町]]字鈴川に設置されていた、[[日本国有鉄道]](国鉄)[[胆振線]]の[[鉄道駅|駅]]([[廃駅]])である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''キス'''。胆振線の[[廃線]]に伴い、[[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]に廃駅となった。 |
'''北鈴川駅'''(きたすずかわえき)は、かつて[[北海道]]([[後志支庁]])[[虻田郡]][[喜茂別町]]字鈴川に設置されていた、[[日本国有鉄道]](国鉄)[[胆振線]]の[[鉄道駅|駅]]([[廃駅]])である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''キス'''。胆振線の[[廃線]]に伴い、[[1986年]](昭和61年)[[11月1日]]に廃駅となった{{R|官報86}}。 |
||
== 歴史 == |
== 歴史 == |
||
*[[1941年]](昭和16年)[[10月12日]] - '''[[胆振縦貫鉄道]]'''徳舜瞥駅(後の新大滝駅) - 西喜茂別駅(後の喜茂別駅)間の延伸開通に伴い、開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]。 |
*[[1941年]](昭和16年)[[10月12日]] - '''[[胆振縦貫鉄道]]'''徳舜瞥駅(後の新大滝駅) - 西喜茂別駅(後の喜茂別駅)間の延伸開通に伴い、開業。[[日本の鉄道駅#一般駅|一般駅]]{{R|停車場}}。 |
||
*[[1944年]](昭和19年)[[7月1日]] - 胆振縦貫鉄道が[[戦時買収私鉄|戦時買収]]により国有化され、路線名を'''胆振線'''に改称、それに伴い同線の駅となる。 |
*[[1944年]](昭和19年)[[7月1日]] - 胆振縦貫鉄道が[[戦時買収私鉄|戦時買収]]により国有化され、路線名を'''胆振線'''に改称、それに伴い同線の駅となる{{R|停車場}}。 |
||
*[[1971年]](昭和46年)[[10月1日]] - 貨物・[[チッキ|荷物]]の取り扱いを廃止。 |
*[[1971年]](昭和46年)[[10月1日]] - 貨物・[[チッキ|荷物]]の取り扱いを廃止{{R|停車場}}。 |
||
* 時期不詳<ref name="ekimei" group="注">1981年(昭和56年)4月時点では無人駅であった(書籍『コロタン文庫36 国鉄駅名全百科 56.4訂補版』([[小学館]]、[[1981年]][[10月]]発行)60ページより)。</ref> - 無人駅化。 |
* 時期不詳<ref name="ekimei" group="注">1981年(昭和56年)4月時点では無人駅であった(書籍『コロタン文庫36 国鉄駅名全百科 56.4訂補版』([[小学館]]、[[1981年]][[10月]]発行)60ページより)。</ref> - 無人駅化。 |
||
*[[1986年]](昭和61年)[[11月1日]] - 胆振線の全線廃止に伴い、廃駅となる。 |
*[[1986年]](昭和61年)[[11月1日]] - 胆振線の全線廃止に伴い、廃駅となる{{R|官報86}}。 |
||
=== 駅名の由来 === |
=== 駅名の由来 === |
2021年6月13日 (日) 03:11時点における版
北鈴川駅 | |
---|---|
きたすずかわ Kita-Suzukawa | |
◄御園 (5.1 km) (5.7 km) 喜茂別► | |
所在地 | 北海道虻田郡喜茂別町字鈴川 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 胆振線 |
キロ程 | 53.5 km(伊達紋別起点) |
電報略号 | キス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1941年(昭和16年)10月12日[1] |
廃止年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[2] |
備考 | 胆振線廃線に伴い廃駅[1] |
北鈴川駅(きたすずかわえき)は、かつて北海道(後志支庁)虻田郡喜茂別町字鈴川に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)胆振線の駅(廃駅)である。電報略号はキス。胆振線の廃線に伴い、1986年(昭和61年)11月1日に廃駅となった[2]。
歴史
- 1941年(昭和16年)10月12日 - 胆振縦貫鉄道徳舜瞥駅(後の新大滝駅) - 西喜茂別駅(後の喜茂別駅)間の延伸開通に伴い、開業。一般駅[1]。
- 1944年(昭和19年)7月1日 - 胆振縦貫鉄道が戦時買収により国有化され、路線名を胆振線に改称、それに伴い同線の駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 貨物・荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 時期不詳[注 1] - 無人駅化。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 胆振線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅名の由来
もともと同地は上尻別と呼ばれていたが、「鉄道建設の時付近一帯にスズランがあった[3]」ことと、当地に1902年(明治35年)に入植した南部出身の鈴木与助の名前から「鈴」、尻別川から「川」をとり「鈴川」とし[3][4]、すでに静岡県の東海道本線に鈴川駅(現:吉原駅)があるため「北」を冠した[3]。
駅構造
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(倶知安方面に向かって右手側)に存在した[5]。転轍機を持たない棒線駅となっていた。かつては2面2線の相対式ホームを有する、列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった南側の1線は交換設備運用廃止後に線路、ホーム共に撤去されていた[5]。
無人駅となっており、有人駅時代の駅舎は一部改修され、正面の事務室部分の窓は塞がれていた[5]。駅舎は構内の北側に位置し、ホームから少し離れていた[5]。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は47人[5]。
駅周辺
駅跡
2001年(平成13年)時点では駅跡地に新しい住宅が建築されており[7]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[8]。公営住宅の敷地になっている。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、859頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “日本国有鉄道公示第109号”. 官報. (1986年10月14日)
- ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、80頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 147. ISBN 4893637606. OCLC 40491505
- ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)93ページより。
- ^ a b c d 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)7ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング、2001年8月発行)70ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)154ページより。