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* [http://www2.crosstalk.or.jp/yunotsu/ 温泉津町観光協会]
* [http://www2.crosstalk.or.jp/yunotsu/ 温泉津町観光協会]
*{{YouTube|AJD-tmp8LaQ|静かな温泉街の温泉津温泉を歩く 島根県大田市}}([[朝日新聞社]]提供、2018年3月18日公開)
*{{YouTube|AJD-tmp8LaQ|静かな温泉街の温泉津温泉を歩く 島根県大田市}}([[朝日新聞社]]提供、2018年3月18日公開)
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2021年4月10日 (土) 04:17時点における版

温泉津温泉
温泉街と温泉津湾
温泉情報
所在地

島根県大田市温泉津町

温泉津温泉の位置(島根県内)
温泉津温泉
温泉津温泉
島根県地図
座標 北緯35度05分47.5秒 東経132度20分59.9秒 / 北緯35.096528度 東経132.349972度 / 35.096528; 132.349972座標: 北緯35度05分47.5秒 東経132度20分59.9秒 / 北緯35.096528度 東経132.349972度 / 35.096528; 132.349972
交通 山陰本線温泉津駅よりコミュニティバスで約8分[1]、徒歩約15分[2]
泉質 ナトリウム-食塩泉[2]
泉温(摂氏 49.9 °C
外部リンク 温泉津町観光協会
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温泉津温泉(ゆのつおんせん)は、島根県大田市温泉津町(旧石見国)にある温泉。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている[3]。また港町でもある当地は「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産に登録されている[4]

泉質

温泉街

庄屋屋敷前付近の温泉街
温泉街の夜景

温泉津港から山側に伸びる温泉街は、賑やかな歓楽街などが見られず、鄙びた日本旅館が両側に立地する静かな街並みである。この古風な温泉街は2004年平成16年)7月、「温泉津町温泉津伝統的建造物群保存地区」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された[5]。温泉街としては初めての選定である(港町としての選定であるが、後に温泉町という項目も設けられた)。

また、温泉津は中世〜近代に隆盛を誇った石見銀の輸出港でもあった。そのため、同港町は日本国内14例目の世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の登録を受けた。

共同浴場は「元湯泉薬湯」と「薬師湯」の2軒の湯元が存在する。湯温は高いが、元湯泉薬湯は改装後の2020年に「ぬる湯」浴槽を設けた[2]。両浴場はごく近接した位置で湧出する別々の泉源を用いており、泉質には相違がある。

薬師湯は2005年9月付けで、日本温泉協会の新基準による審査の結果、全項目「オール5」の最高評価の天然温泉として認定されている。

元湯泉薬湯は開湯時からの源泉を利用しており、他の旅館等へ分湯する程の湯量がない。引湯道を隔てて向かい合う古風な3階建て木造旅館は元湯の直営であるが、館内に内湯は無く、共同浴場に通うという昔ながらの湯治場のスタイルを維持している。

歴史

共同浴場元湯泉薬湯
薬師湯旧館の外観

開湯は古く1300年前と伝えられ、伝説では大が入浴しているところを発見したものとされる。戦国時代江戸時代は石見銀山から産出される銀の積出港にもなったことから大いに栄えた。また、山陰道山陰街道)の宿場町でもあった。

1872年明治5年)に発生した浜田地震により別の源泉が湧出を始めた。薬師湯は地震によって湧出したことから「震湯」の別名がある。また従前は「藤乃湯」だったが、その薬効豊かな湯質と、温泉の守りとして薬師如来を祀っている事などから、「薬師湯」になった。

1974年公開の松竹映画男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』の舞台となった。

アクセス

脚注

  1. ^ a b 太田市生活バス 温泉津線 時刻表(平成27年3月14日改正)2021年2月20日閲覧
  2. ^ a b c d e 【湯の心旅】温泉津温泉(島根県)激アツ湯で回復力シャキッ『日本経済新聞』朝刊2021年2月20日別刷りNIKKEIプラス1(9面)
  3. ^ 国指定文化財等データベース
  4. ^ 文化遺産オンライン
  5. ^ 2006年12月、保存地区の名称を「大田市温泉津伝統的建造物群保存地区」に改称。2009年12月には選定区域が拡大され、港と岬を含む地区が追加選定された。

関連項目

外部リンク