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2021年2月13日 (土) 23:02時点における版

太神楽曲芸協会
だいかぐらきょくげいきょうかい
創立者 初代鏡味小仙
設立 1937年
主要人物 鏡味仙三郎
活動内容 伝統芸能である太神楽の保存・伝承、後継者の育成。
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太神楽曲芸協会(だいかぐらきょくげいきょうかい)は、伝統芸能である太神楽の保存・伝承、後継者の育成を目的とした任意団体である。会員は獅子舞曲芸曲独楽等の演者を中心に構成されており、東京では翁家鏡味春本やなぎ等、水戸では柳貴家の屋号で、各寄席を始め、テレビ、ホテル旅館、各種演芸会等に出演している。

沿革

太神楽は江戸時代頃から伊勢派熱田派と組合を作っていた。 1937年に大日本太神楽曲芸協会(初代会長・初代鏡味小仙)が発足。 東京本部の他、茨城支部・東北支部・地方会員と分かれていた。

歴代会長

役員

所属会員

国立太神楽研修

1996年より日本芸術文化振興会国立劇場落語協会落語芸術協会協力のもと研修課程を行い、後継者を育成してきた。

研修生は一般募集し数人を選考、3ヶ月~半年の試験期間を経て適性検査に合格後 本研修が始まる。

丸3年の研修で基礎技芸・所作・基礎知識を勉強し、修了後は講師のいずれかに入門、 以後はその師匠のもとで更なる研鑽をする。

他にも歌舞伎俳優、歌舞伎音楽、能楽、文楽、寄席囃子などのコースもあり、 将来の伝統芸能を担う研修生同士の交流ができる。

春と秋には定期発表会が開かれ、習得した技術を大勢の前で披露する。

研修制度は第7期生の修了をもって終了となり、全7期で11名の太神楽師を輩出した。

関連項目

外部リンク