2021年の政治

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2021年の政治（2021ねんのせいじ）では、2021年の政治分野で起きた、または予定されている出来事についてまとめる。なお、国旗が無い記述は日本における出来事である。

出来事

1月

• 1日
  • ギー・パルムランが2021年度のスイス連邦大統領に、イニャツィオ・カシスが連邦副大統領に就任。
  • アメリカ合衆国上院は、ドナルド・トランプ大統領が拒否権を行使した2021会計年度の国防予算の大枠を決める国防権限法案を3分の2以上の賛成（賛成81、反対13）で再可決。下院は既に再可決しており、同法は成立。
• 3日 - アメリカ合衆国第117議会開会。下院では民主党のナンシー・ペロシを議長に再選。
• 4日 - ギニアのイブラヒマ・カッソーリ・フォファナ内閣が総辞職。
• 5日
  • ブルキナファソのロック・マルク・クリスチャン・カボレ大統領はクリストフ・ジョセフ・マリー・ダビレを首相に再任。
  • アメリカ合衆国上院ジョージア州選挙区決選投票が執行され、民主党が2議席とも獲得。上院は共和・民主が同数（50議席）に。
  • 朝鮮労働党第8次大会が開幕。12日まで開催。
  • サウジアラビアなど4カ国は、2017年から断交していたカタールとの国交回復で合意。
• 6日 - アメリカ合衆国議会は2020年大統領選挙の結果を認定する審議を上下院合同で実施。開始直後にドナルド・トランプの再選支持を訴える集団が武器を持って議会議事堂に乱入し審議が一時中断。警備当局との騒動のさなかトランプ支持者や警察官など5人が死亡（合衆国議会議事堂襲撃事件）。翌7日、議会はジョー・バイデン前副大統領の次期大統領選出を確定。
• 7日 - アメリカ合衆国のイレーン・チャオ運輸長官が議会襲撃事件を受け11日付での辞任を表明。その後、ベッツィ・デヴォス教育長官も8日付での辞任を表明。この他にも高官の辞任が相次ぐ。
• 8日 - 大韓民国のソウル中央地方法院は2016年1月に訴訟が始まった慰安婦訴訟に対し、日本政府に賠償を命じる一審判決を宣告。
• 9日 - 論文の盗用疑惑が持ち上がっていたオーストリアのクリスティーネ・アッシュバッハー労働・家族・青年大臣が辞任を表明。
• 10日
  • キルギス大統領選挙を執行。サディル・ジャパロフ前首相が8割弱を得票し当選。同時に行われた、大統領制と議院内閣制のいずれかを問う国民投票では大統領制が約8割の支持。
  • カザフスタン議会下院選挙および地方議会選挙を執行。下院選挙は、与党・ヌル・オタンが76議席を獲得し第1党、アク・ジョルは12議席、カザフスタン人民党は10議席を獲得。
  • 朝鮮労働党第8次大会で、金正恩党委員長を全会一致で党総書記に選出。
• 11日
  • アメリカ合衆国民主党はドナルド・トランプ大統領に対する弾劾訴追決議案を下院に提出。
  • アメリカ合衆国のチャド・ウルフ国土安全保障長官代行が辞任を表明。ピーター・ゲイナー連邦緊急事態管理庁長官が代行に就任。
• 12日
  • クウェートのサバーハ首相が組閣する際に憲法違反があったとして議会より説明要求が挙がったことを発端として全閣僚が辞表を提出。これを受けサバーハ首相はナワーフ首長に内閣総辞職を表明。
  • アメリカ合衆国下院は憲法修正第25条発動によるドナルド・トランプ大統領の解任要求を民主党の賛成多数で可決。マイク・ペンス副大統領は採決前に解任には応じないとナンシー・ペロシ議長あて書簡で表明。
• 13日
  • エストニアのユリ・ラタス首相が辞任表明。ケルスティ・カリユライド大統領は、エストニア改革党党首のカヤ・カラスに組閣を要請。
  • アメリカ合衆国下院は、反乱の扇動でドナルド・トランプ大統領を弾劾訴追する決議を賛成232、反対197の賛成多数で可決。トランプ大統領は2019年12月に続き2度目の弾劾訴追。
  • エチオピアのセヨウム・メスフィン元外相らティグレ人民解放戦線のメンバー3人がティグレ紛争で連邦軍に殺害される。
• 14日
  • 青森県警察は、西目屋村の関和典村長を官製談合防止法違反などの容疑で再逮捕。15日に村議会が村長の辞職について全会一致で同意し、同日付で辞職。
  • 大韓民国大法院（最高裁）は、特定犯罪加重処罰法上における賄賂の罪に問われた朴槿恵前大統領に対して控訴審差し戻し判決を支持。懲役20年、罰金180億ウォンの判決が確定し、朴槿恵の裁判は全て終了。
  • ウガンダ大統領選挙・議会選挙を執行。大統領選挙は現職のヨウェリ・ムセベニが58.64％を獲得し6選、野党候補のボビ・ワインは34.83％。
  • イタリア・ヴィーヴァのマッテオ・レンツィ党首は、同党の連立政権離脱を表明。
• 15日
  • 東京地方検察庁特別捜査部は、吉川貴盛元農林水産大臣を収賄罪で在宅起訴。
  • オランダのマルク・ルッテ首相が内閣総辞職を表明。
  • ラオス人民革命党は党大会においてトーンルン・シースリット首相を党書記長に選出。
• 16日
  • ドイツキリスト教民主同盟党首選挙。ノルトライン＝ヴェストファーレン州首相のアルミン・ラシェットが当選。
  • パレスチナ国のマフムード・アッバース大統領が15年ぶりとなる総選挙実施を表明。議会選挙を5月22日、大統領選挙を7月31日に執行予定。
• 17日
  • 群馬県伊勢崎市長選挙を執行。元県議の臂泰雄が初当選。
  • 沖縄県宮古島市長選挙を執行。元県議の座喜味一幸が現職の下地敏彦を破り初当選。
• 18日 - 第204回国会（常会）招集
• 20日
  • 大韓民国大統領府は、鄭義溶大統領外交安保特別補佐官を次期外交部長官（外相）とする人事案を発表。
  • アメリカ合衆国大統領就任式を挙行。カマラ・ハリス副大統領、続いてジョー・バイデン大統領が就任宣誓。
• 21日
  • 東京地方裁判所は、2019年7月の参院選広島選挙区の買収事件をめぐり、公職選挙法違反の罪に問われた河井案里参院議員に対し、懲役1年4カ月執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
  • モンゴルのウフナーギーン・フレルスフ首相が辞任を表明。新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受けて陽性となった女性が非人道的な扱いを受けた動画を発端とした抗議運動を受けての引責辞任。

予定

1月

• 24日
  • 山形県知事選挙
  • 岐阜県知事選挙
  • ポルトガル大統領選挙

2月

• 7日 - 浦添市長選挙
• 21日 - ニジェール大統領選挙決選投票

3月

• 17日 - オランダ議会総選挙
• 21日 - 千葉県知事選挙
• 23日 - イスラエル議会総選挙

4月

• 11日 - チャド大統領選挙
• 25日
  • 国会議員の前期補欠選挙
    • 衆議院北海道第2区、第25回参議院長野県選挙区（議員死去による）。
  • 名古屋市長選挙
• 30日 - ネパール総選挙第1回目投票

5月

• 10日 - ネパール総選挙第2回目投票
• 22日 - パレスチナ議会総選挙

6月

• 9日 - モンゴル大統領選挙
• 16日 - 第204回国会（常会）会期末

7月

• 31日 - パレスチナ大統領選挙

9月

• 5日 - 香港立法会選挙
• 26日 - ドイツ総選挙

10月

• 24日
  • 国会議員の後期補欠選挙。現在有無未定
  • チャド議会総選挙

12月

• 31日 - 国際連合事務総長のアントニオ・グテーレスが1期目の任期を満了。

日程未確定

• 当年実施見込みの各国元首等の選挙【】内は任期満了日

「2021年の選挙」および「en:List of elections in 2021」も参照

• 当年実施見込みの日本の国政選挙
  • 解散が無くても10月まで - 第49回衆議院議員総選挙

• 当年実施見込みの日本の地方首長選挙【】内は任期満了日、満了日基準で記載
  • 秋田県知事選挙【4月19日】
  • 名古屋市長選挙【4月27日】
  • さいたま市長選挙【5月26日】
  • 千葉市長選挙【6月14日】
  • 静岡県知事選挙【7月4日】
  • 兵庫県知事選挙【7月31日】
  • 仙台市長選挙【8月21日】
  • 横浜市長選挙【8月29日】
  • 茨城県知事選挙【9月25日】
  • 岡山市長選挙【10月8日】
  • 川崎市長選挙【11月18日】
  • 神戸市長選挙【11月19日】
  • 宮城県知事選挙【11月20日】
  • 広島県知事選挙【11月28日】

死去

1月

• 2日
  • 桑名義治：元参議院議員、元衆議院議員【公明党所属】（* 1930年）
  • モディボ・ケイタ： 第8代マリ共和国首相、元外相（* 1942年）
• 9日 - 左藤恵：元衆議院議員【自由民主党・新生党・新進党・国民の声所属】、第45代郵政大臣、第53代法務大臣、第25代国土庁長官（* 1924年）
• 13日 - セヨウム・メスフィン： 元エチオピア外相、元中国大使（* 1949年）
• 19日 - 伊藤英成：元衆議院議員【民社党・新進党・新党友愛・民主党所属】（* 1941年）
• 20日 - シブシソ・モヨ： ジンバブエ外相（* 1960年）