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'''カローラ ツーリング'''(''COROLLA TOURING'')は、[[トヨタ自動車]]が生産している[[ステーションワゴン]]型の[[乗用車]]である。[[トヨタ・カローラ]]としては12代目のモデルとなる。
'''カローラ ツーリング'''(''COROLLA TOURING'')は、[[トヨタ自動車]]が生産している[[ステーションワゴン]]型の[[乗用車]]である。[[トヨタ・カローラ]]としては12代目のモデルとなる。


本項では、[[プラットフォーム]]と[[デザイン]]の一部を共有したステーションワゴンタイプの[[ヨーロッパ]]諸国向け仕様「'''カローラ ツーリングスポーツ'''」(''COROLLA TOURING SPORTS'')についても便宜上、詳述する。なおこの代のカローラのステーションワゴンタイプは、日本欧州のみでの発売となる。
本項では、[[プラットフォーム]]と[[デザイン]]の一部を共有したステーションワゴンタイプの[[ヨーロッパ]]諸国向け仕様「'''カローラ ツーリングスポーツ'''」(''COROLLA TOURING SPORTS'')についても便宜上、詳述する。なおこの代のカローラのステーションワゴンタイプは、日本、[[ニュージーランド]]、欧州のみでの発売となる。


== 歴史(日本仕様) ==
== 歴史(日本仕様) ==
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: 外観はフロントフェイスにおいて大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一され、[[前照灯|ヘッドランプ]]は光源を[[発光ダイオード|LED]]化してラウンドを強めた一文字形状とした。また、立体的な造形を実現するため、バックドアは[[合成樹脂|樹脂]]製となった。ボディカラーは「G-X」系グレードと「S」系グレードは新規開発色の「セレスタイトグレーメタリック」を含む7色展開、「W×B」系グレードは新規設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を含む3色展開としている。内装は[[ダッシュボード (自動車)|インストルメントパネル]]が薄型・ワイド化され、A[[ピラー]]は細形化された。荷室にはリバーシブルデッキボードが設定されており、上段にセットして後席を倒すとフラットなスペースが、下段にセットすると背が高い荷物の積載が可能な2段式{{efn|ただし、[[ハイブリッド]][[四輪駆動|4WD]]車や[[スペアタイヤ]]・アクセサリーコンセント装着車は1段式。}}とし、裏面はタフユースに対応した樹脂とした。
: 外観はフロントフェイスにおいて大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一され、[[前照灯|ヘッドランプ]]は光源を[[発光ダイオード|LED]]化してラウンドを強めた一文字形状とした。また、立体的な造形を実現するため、バックドアは[[合成樹脂|樹脂]]製となった。ボディカラーは「G-X」系グレードと「S」系グレードは新規開発色の「セレスタイトグレーメタリック」を含む7色展開、「W×B」系グレードは新規設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を含む3色展開としている。内装は[[ダッシュボード (自動車)|インストルメントパネル]]が薄型・ワイド化され、A[[ピラー]]は細形化された。荷室にはリバーシブルデッキボードが設定されており、上段にセットして後席を倒すとフラットなスペースが、下段にセットすると背が高い荷物の積載が可能な2段式{{efn|ただし、[[ハイブリッド]][[四輪駆動|4WD]]車や[[スペアタイヤ]]・アクセサリーコンセント装着車は1段式。}}とし、裏面はタフユースに対応した樹脂とした。
: パワートレインは全面刷新され、ガソリン・[[無段変速機|CVT]]車とハイブリッド車は排気量を3代目フィールダーの1.5 Lから1.8 Lにアップし、ガソリン・CVT車は[[バルブマチック]]エンジンの[[トヨタ・ZRエンジン|2ZR-FAE]]型に、ハイブリッド車は[[トヨタ・ZRエンジン|2ZR-FXE]]型にそれぞれ変更。ガソリン・[[マニュアルトランスミッション|MT]]車は反対に[[ダウンサイジングコンセプト|ダウンサイジング]]され、[[トヨタ・カローラスポーツ|カローラスポーツ]]と同じ1.2 L[[ガソリン直噴エンジン|直噴]][[ターボチャージャー|ターボ]]エンジンの[[トヨタ・NRエンジン|8NR-FTS]]型に変更された。また、ハイブリッド車は3代目フィールダーでは設定されなかった[[四輪駆動|4WD]]が新設され、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載。ガソリン・MT車はカローラスポーツと同じ「i-MT」となり、6速に多段化された。
: パワートレインは全面刷新され、ガソリン・[[無段変速機|CVT]]車とハイブリッド車は排気量を3代目フィールダーの1.5 Lから1.8 Lにアップし、ガソリン・CVT車は[[バルブマチック]]エンジンの[[トヨタ・ZRエンジン|2ZR-FAE]]型に、ハイブリッド車は[[トヨタ・ZRエンジン|2ZR-FXE]]型にそれぞれ変更。ガソリン・[[マニュアルトランスミッション|MT]]車は反対に[[ダウンサイジングコンセプト|ダウンサイジング]]され、[[トヨタ・カローラスポーツ|カローラスポーツ]]と同じ1.2 L[[ガソリン直噴エンジン|直噴]][[ターボチャージャー|ターボ]]エンジンの[[トヨタ・NRエンジン|8NR-FTS]]型に変更された。また、ハイブリッド車は3代目フィールダーでは設定されなかった[[四輪駆動|4WD]]が新設され、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載。ガソリン・MT車はカローラスポーツと同じ「i-MT」となり、6速に多段化された。
: 中間グレードである「S」グレード、上位グレードである「W×B」系グレードでは電動パーキングブレーキ(ブレーキオートホールド機能付き)が装備され、下位グレードの「G-X」グレードではレバー式となっている。
: さらに、日本国内のトヨタ車で初となるディスプレイオーディオが全車標準装備されており、SmartDeviceLink・[[CarPlay|Apple CarPlay]]・[[Android Auto]]に対応して[[スマートフォン]]との連携が可能なほか、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを選択することで車載用ナビ機能を利用することが可能である。カローラスポーツ同様にDCM(車載通信機)も標準装備されており、コネクティッドサービスの利用も可能である。
: さらに、日本国内のトヨタ車で初となるディスプレイオーディオが全車標準装備されており、SmartDeviceLink・[[CarPlay|Apple CarPlay]]・[[Android Auto]]に対応して[[スマートフォン]]との連携が可能なほか、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを選択することで車載用ナビ機能を利用することが可能である。カローラスポーツ同様にDCM(車載通信機)も標準装備されており、コネクティッドサービスの利用も可能である。
: 「W×B」系グレードでは専用装備として、2連続のJ字形状のクリアランスランプ&デイライトが追加され、ホイールやミラーカバーなどにはグレーメタリックが施され、フロントシートにはスポーティシートが採用されている。
: 「W×B」系グレードでは専用装備として、2連続のJ字形状のクリアランスランプ&デイライトが追加され、ホイールやミラーカバーなどにはグレーメタリックが施され、フロントシートにはスポーティシートが採用されている。
: なお、先代モデルであるカローラフィールダーは2019年9月現在、ビジネスユーザー等に特化したグレード体系に刷新の上、併売されている<ref>{{cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49894640X10C19A9L91000/ |title=トヨタ新型カローラ発売、新旧車種併売で販売店を支援 |work=[[日本経済新聞]] |date=2019-09-17 |accessdate=2019-10-04}}</ref>。
: なお、先代モデルであるカローラフィールダーは2019年9月現在、ビジネスユーザー等に特化したグレード体系に刷新の上、併売されている<ref>{{cite web |url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49894640X10C19A9L91000/ |title=トヨタ新型カローラ発売、新旧車種併売で販売店を支援 |work=[[日本経済新聞]] |date=2019-09-17 |accessdate=2019-10-04}}</ref>。
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==== 2019年12月 ====
ニュージーランドで「カローラワゴンGX」発売開始。日本の「G-X」グレード相当の単一グレードのみ展開される。ニュージーランドでは日本と同じようにハッチバック、セダン、ステーションワゴンの3タイプ用意されるが、ワゴンのみ日本からの輸出であるため、ハッチバック、セダンは国外仕様の全長・全幅(1790mm)に対し、「カローラワゴンGX」は日本国内仕様と同じ車両サイズとなっている。


; 2020年5月1日(補足)
; 2020年5月1日(補足)

2020年9月21日 (月) 11:55時点における版

トヨタ・カローラ > トヨタ・カローラツーリング

カローラ ツーリングCOROLLA TOURING)は、トヨタ自動車が生産しているステーションワゴン型の乗用車である。トヨタ・カローラとしては12代目のモデルとなる。

本項では、プラットフォームデザインの一部を共有したステーションワゴンタイプのヨーロッパ諸国向け仕様「カローラ ツーリングスポーツ」(COROLLA TOURING SPORTS)についても便宜上、詳述する。なおこの代のカローラのステーションワゴンタイプは、日本、ニュージーランド、欧州のみでの発売となる。

歴史(日本仕様)

初代(シリーズ通算12代目) E21#W型(2019年-)

トヨタ・カローラツーリング
(初代)
NRE210W/ZWE211W/214W/
ZRE212W/MZEA12W型
国内仕様 HYBRID WxB フロント
国内仕様 HYBRID WxB リア
国内仕様 HYBRID WxB インテリア
概要
販売期間 2019年9月17日 -
設計統括 小西良樹
上田泰史
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
駆動方式 前輪駆動
ガソリン車・ハイブリッド車
四輪駆動
ハイブリッド車(e-Four)のみ設定
プラットフォーム GA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 8NR-FTS型 1.2L 直4 DOHC
(ガソリン前輪駆動の6iMT車専用)
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC
2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC
(四輪駆動を含むハイブリッド車専用)
M20A-FKS型 2.0L 直4 DOHC
モーター 1NM型 交流同期電動機
(ハイブリッド車)
変速機 Super CVT-i1.8Lのガソリン車専用
Direct Shift-CVT2.0Lのガソリン車専用
6速iMTガソリン車の1.2Lの前輪駆動専用
電気式無段変速機
四輪駆動を含むハイブリッド車専用
サス前 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
サス後 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,640mm
全長 4,495mm
全幅 1,745mm
全高 1,460mm
その他
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
系譜
先代 トヨタ・カローラフィールダー
テンプレートを表示
2019年8月2日
日本市場向けカローラシリーズのセダンモデル、およびワゴンモデルを同年9月17日にフルモデルチェンジすることが明らかとされた[1]
2019年9月17日
予定通りフルモデルチェンジが発表された[2]。ワゴンモデルは従来の「カローラフィールダー」から一新し、「カローラ ツーリング」と命名された。キャッチフレーズは「あなたの真ん中へ。この世界の真ん中へ。」で、2020年8月からのCMには菅田将暉[注釈 1]OKAMOTO'S[注釈 2]が出演している。
グレード体系はガソリン車・ハイブリッド車共通で、「G-X」・「S」・3代目フィールダーから継続の「W×B」の3グレード[注釈 3]となった。
プラットフォームは後述する欧州向けモデルと同じGA-Cプラットフォームが採用されて3ナンバーとなったものの、ボディは日本国内専用設計となり、全高は国外向けモデルと同じだが、全長で155 mm・全幅で45 mmそれぞれ小さく、ホイールベースも60 mm短くなっているほか、同時発売されたセダン同様、前後オーバーハングも当然、短縮されている[注釈 4]。また、ドアミラーの取り付け位置を変更することでミラー格納時の全幅は3代目フィールダーと同等としている。
外観はフロントフェイスにおいて大型台形のロアグリルフレームとメッシュグリルに統一され、ヘッドランプは光源をLED化してラウンドを強めた一文字形状とした。また、立体的な造形を実現するため、バックドアは樹脂製となった。ボディカラーは「G-X」系グレードと「S」系グレードは新規開発色の「セレスタイトグレーメタリック」を含む7色展開、「W×B」系グレードは新規設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を含む3色展開としている。内装はインストルメントパネルが薄型・ワイド化され、Aピラーは細形化された。荷室にはリバーシブルデッキボードが設定されており、上段にセットして後席を倒すとフラットなスペースが、下段にセットすると背が高い荷物の積載が可能な2段式[注釈 5]とし、裏面はタフユースに対応した樹脂とした。
パワートレインは全面刷新され、ガソリン・CVT車とハイブリッド車は排気量を3代目フィールダーの1.5 Lから1.8 Lにアップし、ガソリン・CVT車はバルブマチックエンジンの2ZR-FAE型に、ハイブリッド車は2ZR-FXE型にそれぞれ変更。ガソリン・MT車は反対にダウンサイジングされ、カローラスポーツと同じ1.2 L直噴ターボエンジンの8NR-FTS型に変更された。また、ハイブリッド車は3代目フィールダーでは設定されなかった4WDが新設され、電気式4WDシステム「E-Four」を搭載。ガソリン・MT車はカローラスポーツと同じ「i-MT」となり、6速に多段化された。
中間グレードである「S」グレード、上位グレードである「W×B」系グレードでは電動パーキングブレーキ(ブレーキオートホールド機能付き)が装備され、下位グレードの「G-X」グレードではレバー式となっている。
さらに、日本国内のトヨタ車で初となるディスプレイオーディオが全車標準装備されており、SmartDeviceLink・Apple CarPlayAndroid Autoに対応してスマートフォンとの連携が可能なほか、エントリーナビキットまたはT-Connectナビキットを選択することで車載用ナビ機能を利用することが可能である。カローラスポーツ同様にDCM(車載通信機)も標準装備されており、コネクティッドサービスの利用も可能である。
「W×B」系グレードでは専用装備として、2連続のJ字形状のクリアランスランプ&デイライトが追加され、ホイールやミラーカバーなどにはグレーメタリックが施され、フロントシートにはスポーティシートが採用されている。
なお、先代モデルであるカローラフィールダーは2019年9月現在、ビジネスユーザー等に特化したグレード体系に刷新の上、併売されている[3]

2019年12月

ニュージーランドで「カローラワゴンGX」発売開始。日本の「G-X」グレード相当の単一グレードのみ展開される。ニュージーランドでは日本と同じようにハッチバック、セダン、ステーションワゴンの3タイプ用意されるが、ワゴンのみ日本からの輸出であるため、ハッチバック、セダンは国外仕様の全長・全幅(1790mm)に対し、「カローラワゴンGX」は日本国内仕様と同じ車両サイズとなっている。

2020年5月1日(補足)
東京都を除く全ての地域での全車種併売化に伴い、トヨタ店トヨペット店、ネッツトヨタ東都・ネッツトヨタ多摩を除くネッツ店での販売が開始された。
2020年5月13日
特別仕様車「G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」・"2000 Limited[注釈 6]"が発表された(「G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」は同日より発売、"2000 Limited"は6月1日発売)[4]
「G-X"PLUS"」・「HYBRID G-X"PLUS"」は「G-X」・「HYBRID G-X」をベースに、ベースグレードではメーカーオプションとなっているインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]とバックガイドモニターが特別装備され、リアドア・リアクォーター・バックドアガラスはUVカット機能付プライバシーにグレードアップ、メーター周りやステアリングホイールなどにシルバー塗装が施され、エアコン吹出口のレジスターノブはサテンメッキ加飾とした。
"2000 Limited"はエンジンに日本国内向けのカローラシリーズでは初採用となる2.0 LダイナミックフォースエンジンのM20A-FKS型を搭載し、トランスミッションはパドルシフト付10速スポーツシーケンシャルシフトマチックを備えたギア機構付自動無段変速機「Direct Shift-CVT」を採用。ハイブリッド車同様に「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定を取得している。外観は切削光輝+ブラック塗装の17インチアルミホイール、シルバー塗装のルーフレールを装備。内装は既存の上級グレードの内装を採用するとともに、フロントシートはホールド性を向上し、表皮に撥水加工が施された上級ファブリックスポーツシートを採用。インストルメントパネルオーナメントやセンタークラスターなどにレッド加飾、センターコンソールやドアアームレストにグレーのステッチが施された。さらに、シートヒーター(運転席・助手席)、ステアリングヒーター、エアクリーンモニター、ナノイーが特別装備されたほか、ブラック加飾が施された9インチディスプレイオーディオ、オプティトロン3眼メーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、カラーヘッドアップディスプレイなども装備された。ボディカラーは特別設定色の「レッドマイカメタリック」・「ブルーメタリック」を含む4色が設定される。500台の限定販売となる。

歴史(欧州仕様)

カローラツーリングスポーツ(Corolla Touring Sports)E21#LW/21#RW[注釈 7](2019年-)

トヨタ・カローラツーリングスポーツ
(初代)
NRE210W/ZWE211W/214W/ZRE212W型
欧州専売「カローラツーリングスポーツ」
(ZWE211LW型)
概要
販売期間 2019年9月17日 -
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアステーションワゴン
駆動方式 前輪駆動
ガソリン車・ハイブリッド車
四輪駆動
ハイブリッド車(e-Four)のみ設定
プラットフォーム GA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン M20A-FXS型 2.0L 直4 DOHC ハイブリッド
8NR-FTS型 1.2L 直4 DOHC
VVT-iW インタークーラーターボ
2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC ハイブリッド
モーター 1NM型 交流同期電動機
(ハイブリッド車)
変速機 Direct-Shift CVT 
CVT-iS 
6速iMT 
電気式無段変速機
サス前 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
サス後 前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,650mm
全幅 1,790mm
全高 1,460mm
その他
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
別名 カローラトレック
(欧州)
テンプレートを表示
  • 2018年10月4日
パリモーターショーにて発表。従来欧州地域向けに販売されていたオーリスツーリングワゴンの直系の後継車種であり、イギリスで設計・生産される。販売は英国とヨーロッパ周辺地域のみとなる[5]。国内向けワゴンである「カローラツーリング」とはバックドア等一部のコンポーネントを共有するものの、全長、ホイールベースが国内仕様と比較して大柄となっている[注釈 8]他、フロントフェイス等外観の違いもあり、実質的には別車種となっている。
またほぼ同時に、本車をクロスオーバーSUV風に仕立てた「カローラ トレック」も欧州で発売されている。
  • 2020年9月15日
スズキの欧州部門が、欧州市場向けに「スズキ・スウェイス」の名前でOEM供給を受けることを発表した。[6]

脚注

注釈

  1. ^ 2018年6月から2019年4月までカローラスポーツ、のCMに出演、2020年4月からは「KINTO」のCMに出演している。
  2. ^ 2015年3月から2015年10月までカローラフィールダーのCMに出演していた。
  3. ^ ハイブリッド車は「HYBRID G-X」・「HYBRID S」・「HYBRID W×B」のグレード名称となる。
  4. ^ その結果、欧州仕様のツーリングスポーツに対し後部座席のレッグスペースやラゲッジ容量も縮小された。
  5. ^ ただし、ハイブリッド4WD車やスペアタイヤ・アクセサリーコンセント装着車は1段式。
  6. ^ "2000 Limited"はグレード名称ではないとの但し書きがされている。
  7. ^ 大洋州仕様はE21#RW型、欧州仕様はE21#LW(左ハンドル、英国仕様除く)、またはE21#RW型(右ハンドル、英国仕様のみ)。
  8. ^ 国内仕様のカローラツーリング、およびカローラセダンはいずれも既存のカローラスポーツを基本にフェンダー部分をそのままナローフェンダー化し、日本国内の道路・交通環境に最適化したものである。

出典

  1. ^ トヨタ、新型「カローラ」発表会を9月17日開催。インターネット中継実施(Car Watch)”. インプレス (2019年9月13日). 2019年9月14日閲覧。
  2. ^ "TOYOTA、カローラ、カローラ ツーリングをフルモデルチェンジ、同時にカローラ スポーツを一部改良" (Press release). トヨタ自動車株式会社. 17 September 2019.
  3. ^ トヨタ新型カローラ発売、新旧車種併売で販売店を支援”. 日本経済新聞 (2019年9月17日). 2019年10月4日閲覧。
  4. ^ "TOYOTA、カローラならびにカローラ ツーリングに2つの特別仕様車を設定" (Press release). トヨタ自動車株式会社. 13 May 2020. 2020年5月13日閲覧
  5. ^ New Toyota Corolla Touring Sports shown at Paris - 2018年10月2日(2019年9月16日閲覧)
  6. ^ スズキの新型ワゴン『スウェイス』、トヨタ カローラ ベースのOEM…欧州発表”. carview! (2020年9月18日). 2020年9月18日閲覧。

関連項目

外部リンク