「巨神兵東京に現わる」の版間の差分
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本作品ではCGを一切使用しないという制約の下、新旧様々な手法による特撮技術とデジタル合成のみで製作されている<ref>[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120710_545898.html - 東京都現代美術館の企画展「館長 庵野秀明 特撮博物館」が開催]</ref>。ミニチュアは一部を新造したほか、[[マーブリング・ファインアーツ]]・[[東宝]]・[[特撮研究所]]で保管していたものも総動員された<ref name = "宇宙船YB13" />。 |
本作品ではCGを一切使用しないという制約の下、新旧様々な手法による特撮技術とデジタル合成のみで製作されている<ref>[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120710_545898.html - 東京都現代美術館の企画展「館長 庵野秀明 特撮博物館」が開催]</ref>。ミニチュアは一部を新造したほか、[[マーブリング・ファインアーツ]]・[[東宝]]・[[特撮研究所]]で保管していたものも総動員された<ref name = "宇宙船YB13" />。 |
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2012年11月17日より、『'''巨神兵東京に現わる 劇場版'''』のタイトルで『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]]』と同時上映された<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0047646 『ヱヴァQ』同時上映に『巨神兵東京に現わる』が決定!ジブリ鈴木Pの提案で実現! - シネマトゥデイ]</ref>。特撮博物館上映版と違い、エンドロールの追加、音声の調整に加え、映像の調整として巨神兵の羽や電柱、火花等に3DCGを使用している<ref>[http://cgworld.jp/regular/jcg/011-higuchi.html - CG WORLD.jp 日本にCGフルアニメは根付くのか?: 第11回 樋口真嗣(映画監督・特技監督)]</ref>。 2013年4月24日発売の同作のBD/DVDにも映像特典として収録。 |
2012年11月17日より、『'''巨神兵東京に現わる 劇場版'''』のタイトルで『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]]』と同時上映された<ref>[http://www.cinematoday.jp/page/N0047646 『ヱヴァQ』同時上映に『巨神兵東京に現わる』が決定!ジブリ鈴木Pの提案で実現! - シネマトゥデイ]</ref>。特撮博物館上映版と違い、エンドロールの追加、モノローグや音声の調整に加え、映像の調整として合成の巨神兵の羽や電柱、火花等に3DCGを使用している<ref>[http://cgworld.jp/regular/jcg/011-higuchi.html - CG WORLD.jp 日本にCGフルアニメは根付くのか?: 第11回 樋口真嗣(映画監督・特技監督)]</ref><ref name = "宇宙船YB13" />。 2013年4月24日発売の同作のBD/DVDにも映像特典として収録。 |
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[[舞城王太郎]]による「言語」(劇中[[テキスト]])は、雑誌『[[文藝]]』2013年夏季号の「特集:舞城王太郎」に全文掲載された<ref>{{Cite web |url=http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977928/ |title=文藝 2013年夏季号 |publisher=[[河出書房新社]] |accessdate=2013-04-05}}</ref>。 |
2020年7月23日 (木) 17:24時点における版
巨神兵東京に現わる | |
---|---|
監督 | 樋口真嗣 |
脚本 | 庵野秀明 |
製作 | 小林毅 |
ナレーター | 林原めぐみ |
音楽 | 岩崎太整 |
撮影 |
鈴木啓造 桜井景一 |
編集 | 佐藤敦紀 |
制作会社 |
特撮研究所 カラー |
製作会社 | スタジオジブリ |
公開 | 2012年7月10日 |
上映時間 | 9分3秒 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
巨神兵東京に現わる 劇場版 | |
---|---|
監督 | 樋口真嗣 |
脚本 | 庵野秀明 |
製作 | 小林毅 |
ナレーター | 林原めぐみ |
音楽 | 岩崎太整 |
撮影 |
鈴木啓造 桜井景一 |
編集 |
佐藤敦紀 李英美 |
制作会社 |
特撮研究所 カラー |
製作会社 | スタジオジブリ |
公開 | 2012年11月17日 |
上映時間 | 10分7秒 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『巨神兵東京に現わる』(きょしんへいとうきょうにあらわる)は、東京都現代美術館で2012年7月10日より開催された展覧会「館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」にて公開された特撮短編映画[1][2]。
概要
2012年7月10日より開催され、その後全国を巡回した展覧会「館長 庵野秀明 特撮博物館」の館長を務める庵野秀明による企画作品。『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵を用いたスピンオフ作品となっている。
本作品ではCGを一切使用しないという制約の下、新旧様々な手法による特撮技術とデジタル合成のみで製作されている[3]。ミニチュアは一部を新造したほか、マーブリング・ファインアーツ・東宝・特撮研究所で保管していたものも総動員された[2]。
2012年11月17日より、『巨神兵東京に現わる 劇場版』のタイトルで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映された[4]。特撮博物館上映版と違い、エンドロールの追加、モノローグや音声の調整に加え、映像の調整として合成の巨神兵の羽や電柱、火花等に3DCGを使用している[5][2]。 2013年4月24日発売の同作のBD/DVDにも映像特典として収録。
舞城王太郎による「言語」(劇中テキスト)は、雑誌『文藝』2013年夏季号の「特集:舞城王太郎」に全文掲載された[6]。
2013年2月23日、VFX-JAPANアワードの「CM、博展映像部門」を受賞した[7]。
2014年9月5日の『金曜ロードSHOW!』で『巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版』が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版』と合わせて地上波初放送された。視聴率は関東地区で10.0%を記録した。
ストーリー
東京に一人で暮らしている女性の「私」のところに、突然弟がやってきて「明日、この街は滅ぶ」と予言めいたことを言い出す。いつもはそんなことを言わない弟を訝しく思いながらも取り合わない「私」だったが、翌日に突然異形の巨人「巨神兵」たちが東京に現れ、街を焼き尽くしていく。
キャスト
- 声:林原めぐみ
スタッフ
- 製作:庵野秀明、鈴木敏夫
- 巨神兵:宮﨑駿
- 言葉:舞城王太郎
- 脚本:庵野秀明
- 画コンテ:樋口真嗣
- 音楽:岩崎太整
- プロデューサー:小林毅
- 製作補:川上量生、橋田真、轟木一騎
- 監督補・特殊技術統括:尾上克郎
- 美術監督:三池敏夫
- 美術:稻付正人
- 攝影:鈴木啓造、桜井景一
- 照明:安藤和也
- 特殊効果・操演:関山和昭
- テクニカル プロデューサー:大屋哲男
- 編集・VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
- 整音:山田陽
- 音響効果:野口透
- 巨神兵操演:村本明久
- 助監督:中山権正
- 制作担当:三松貴
- 劇場版マネージメント:緒方智幸
- 劇場版編集:李英美
- 巨神兵造型
- 背景
- 背景美術:島倉二千六、矢萩峰之
- ミニチュア
- ミニチュア造型:岩崎憲彦、伊原弘、木場太郎、堀礼法
- 作画
- 光学作画:庵野秀明
- 制作:特撮研究所、カラー
- 製作:スタジオジブリ
- 監督:樋口真嗣
- 企画:庵野秀明[8](ノンクレジット)
脚注
- ^ ナウシカの“巨神兵”が特撮短編映画化 企画は“エヴァ”の庵野秀明 ORICON STYLE 2012年5月10日
- ^ a b c 「宇宙船vol.140特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2013」『宇宙船』vol.140(2013.春号)、ホビージャパン、2013年4月1日、別冊p.32、ISBN 978-4798605944。
- ^ - 東京都現代美術館の企画展「館長 庵野秀明 特撮博物館」が開催
- ^ 『ヱヴァQ』同時上映に『巨神兵東京に現わる』が決定!ジブリ鈴木Pの提案で実現! - シネマトゥデイ
- ^ - CG WORLD.jp 日本にCGフルアニメは根付くのか?: 第11回 樋口真嗣(映画監督・特技監督)
- ^ “文藝 2013年夏季号”. 河出書房新社. 2013年4月5日閲覧。
- ^ 「三丁目の夕日’64」、もののけ島、巨神兵など VFX-JAPANアワード受賞 | アニメ!アニメ!
- ^ “館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技”. www.ntv.co.jp. 2020年2月21日閲覧。