「トニー・ファーガソン」の版間の差分
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2020年4月17日 (金) 17:27時点における版
基本情報 | |
---|---|
本名 |
アンソニー・アーマンド・ファーガソン・パディージャ (Anthony Armand Ferguson Padilla) |
通称 | エル・ククイ (El Cucuy) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1984年2月12日(40歳)[1] |
出身地 | カリフォルニア州オックスナード[1] |
所属 | チーム・デスクラッチ |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
リーチ | 194cm |
階級 |
ウェルター級 →ライト級 |
バックボーン | レスリング、詠春拳、10thプラネット柔術 |
総合格闘技戦績 | |
総試合数 | 28 |
勝ち | 25 |
KO勝ち | 12 |
一本勝ち | 8 |
判定勝ち | 5 |
敗け | 3 |
トニー・ファーガソン(Tony Ferguson、1984年2月12日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。カリフォルニア州オックスナード出身。チーム・デスクラッチ所属。元UFC世界ライト級暫定王者。2020年2月現在、UFC世界ライト級ランキング1位[2]。The Ultimate Fighter 13優勝。
来歴
メキシコ系アメリカ人としてカリフォルニア州オックスナードに生まれ、白人の多いミシガン州で育つ。子供の頃は「耳の大きなメキシコ人」などとからかわれイジメの標的にされていた。高校時代は、レスリング、野球、アメリカンフットボールで活躍[3]。24歳から総合格闘技の練習を始め、2008年にプロ総合格闘技デビュー[1]。
The Ultimate Fighter
2011年、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン13に参加。ブロック・レスナー率いるチーム・レスナーに所属。トーナメント1回戦でジャスティン・エドワーズ、2回戦でライアン・マッギリブレイを共にKO勝ちで下し、準決勝ではチームメイトのチャック・オニールにTKO勝ちを収め、決勝進出を果たした。
2011年6月4日、The Ultimate Fighter 13 Finaleのウェルター級トーナメント決勝でラムジー・ニジェムと対戦し、左フックで1RKO勝ち。トーナメント優勝を果たし、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
UFC
2011年9月24日、UFC本戦初出場およびライト級転向初戦となったUFC 135でアーロン・ライリーと対戦し、1R終了時にライリーの顎の負傷によるTKO勝ち。同年12月3日、The Ultimate Fighter 14 Finaleでイーブス・エドワーズと対戦し、3-0の判定勝ち。
2012年5月5日、UFC on FOX 3でマイケル・ジョンソンと対戦し、0-3の判定負け。UFC初黒星を喫し、この試合中に腕を負傷して1年5ヶ月のブランクを作った。
2013年10月19日、1年5ヶ月ぶりの復帰戦となったUFC 166でマイク・リオと対戦し、ダースチョークで1R一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2014年5月24日、UFC 173で菊野克紀と対戦し、右ストレートで1RKO勝ち。同年8月30日、UFC 177でダニー・カスティーリョに2-1の判定勝ち。また、同年12月6日のUFC 171ではアベル・トルヒーヨにリアネイキドチョークで2R一本勝ちを収めた。
2015年2月28日、UFC 184でグレイゾン・チバウと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年7月15日、UFC Fight Night: Mir vs. Duffeeでライト級ランキング9位のジョシュ・トムソンと対戦し、3-0の判定勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年12月11日、The Ultimate Fighter 22 Finaleでライト級ランキング6位のエジソン・バルボーザと対戦し、ダースチョークで一本勝ち。3戦連続でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞すると共に、ファイト・オブ・ザ・ナイトも受賞した。
2016年7月13日、UFC Fight Night: McDonald vs. Linekerでランド・バンナータと対戦。1Rはバンナータの打撃に苦戦し、スピニングバックブローを効かされハイキックでKO寸前まで追い詰められるも、2Rにダースチョークで逆転の一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2016年11月5日、UFC Fight Night: dos Anjos vs. Fergusonでライト級ランキング2位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦。1Rは劣勢だったものの、2R以降は長いリーチとふくらはぎへのローキックを活かし3-0の5R判定勝ち。3戦連続でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2017年10月7日、UFC 216のUFC世界ライト級暫定王座決定戦でライト級ランキング7位のケビン・リーと対戦。1R終盤にマウントパンチで追い込まれるものの、2R以降は試合のペースを握り、3R終盤にはスタミナ切れを起こしたリーに三角絞めを極めて一本勝ち。暫定王座獲得に成功した。
2018年4月7日、UFC 223のUFC世界ライト級王座決定戦でライト級ランキング2位のハビブ・ヌルマゴメドフと対戦予定だったが、4月1日に大会前のメディア集中インタビューで、スタジオのケーブルにつまずいて外側側副靱帯を断裂[4]。負傷欠場が決まり、暫定王座を剥奪された。
2018年10月6日、UFC 229でライト級ランキング8位のアンソニー・ペティスと対戦。2Rにパンチでダウンを奪われるも、すぐに立て直して、それ以降は打撃のコンビネーションでペティスを圧倒し、2R終了時にペティスの右手負傷によりコーナーストップでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2019年6月8日、UFC 238でライト級ランキング4位のドナルド・セラーニと対戦。ストライカーのセラーニを相手にスタンドで真っ向勝負を繰り広げ、2R終了後にセラーニの右目が塞がりドクターストップでTKO勝ち。2戦連続でファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞し、自身の連勝記録を12に伸ばした。
ファイトスタイル
打撃と寝技共に優れたオールラウンダーで、独特なスタイルを持つ型破りなファイターである。中でも、エルボーを主な武器としており、スタンド、グラウンドに関わらずエルボーを多用し、毎試合と言っていいほど対戦相手を大流血に追い込んでいる。また、致命的な打撃を貰っても、ローリングなどを駆使してダメージをリカバリーし、試合をすぐに自分のペースに立て直すことができる。寝技においても、今成ロールを用いて足関節を狙ったり、ダースチョークを用いるなど独特なスタイルを持っている。さらに、常に動き回るファイトスタイルにも関わらず、試合中にスタミナ切れを起こすことがなく、豊富な運動量で相手のペースを飲むことができる。
人物・エピソード
- スペイン語で「子供をさらう鬼」を意味する、「エル・ククイ」のニックネームを持つ。
- 2019年3月、オレンジ郡裁判所から妻と子供への接近禁止命令を発令された。妻のクリスティーナが申請したもので、暴力や虐待など直接的な危害は加えられていないものの偏執病的な言動が見受けられることから、予防措置として治療プログラムへの参加や精神科の受診を求めていた。ファーガソンはSNS上でセラピーに通っていることを明かし、同年4月に妻によって申請が取り下げられた[5][6]。
- 2017年9月28日、ロサンゼルスで行われたUFC 216のメディアインタビューにて、ファーガソンが記者からの質問に答えていた際に、隣に座っていたファブリシオ・ヴェウドゥムが喋り出したのを皮切りにヴェウドゥムと口論を繰り広げ、乱闘寸前の騒ぎを起こした[7]。
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
28 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
25 勝 | 12 | 8 | 5 | 0 | 0 | 0 |
3 敗 | 0 | 1 | 2 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ドナルド・セラーニ | 2R終了時 TKO(ドクターストップ) | UFC 238: Cejudo vs. Moraes | 2019年6月8日 |
○ | アンソニー・ペティス | 2R終了時 TKO(右手の負傷) | UFC 229: Khabib vs. McGregor | 2018年10月6日 |
○ | ケビン・リー | 3R 4:02 三角絞め | UFC 216: Ferguson vs. Lee 【UFC世界ライト級暫定王座決定戦】 |
2017年10月7日 |
○ | ハファエル・ドス・アンジョス | 5分5R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: dos Anjos vs. Ferguson | 2016年11月5日 |
○ | ランド・バンナータ | 2R 2:22 ダースチョーク | UFC Fight Night: McDonald vs. Lineker | 2016年7月13日 |
○ | エジソン・バルボーザ | 2R 2:54 ダースチョーク | The Ultimate Fighter 22 Finale | 2015年12月11日 |
○ | ジョシュ・トムソン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Mir vs. Duffee | 2015年7月15日 |
○ | グレイゾン・チバウ | 1R 2:37 リアネイキドチョーク | UFC 184: Rousey vs. Zingano | 2015年2月28日 |
○ | アベル・トルヒーヨ | 2R 4:19 リアネイキドチョーク | UFC 181: Hendricks vs. Lawler 2 | 2014年12月6日 |
○ | ダニー・カスティーリョ | 5分3R終了 判定2-1 | UFC 177: Dillashaw vs. Soto | 2014年8月30日 |
○ | 菊野克紀 | 1R 4:06 KO(右ストレート) | UFC 173: Barao vs. Dillashaw | 2014年5月24日 |
○ | マイク・リオ | 1R 1:52 ダースチョーク | UFC 166: Velasquez vs. dos Santos 3 | 2013年10月19日 |
× | マイケル・ジョンソン | 5分3R終了 判定0-3 | UFC on FOX 3: Diaz vs. Miller | 2012年5月5日 |
○ | イーブス・エドワーズ | 5分3R終了 判定3-0 | The Ultimate Fighter 14 Finale | 2011年12月3日 |
○ | アーロン・ライリー | 1R終了時 TKO(顎の負傷) | UFC 135: Jones vs. Rampage | 2011年9月24日 |
○ | ラムジー・ニジェム | 1R 3:54 KO(左フック) | The Ultimate Fighter 13 Finale 【ウェルター級トーナメント 決勝】 |
2011年6月4日 |
○ | ブロック・ジャーディン | 4R 2:35 TKO(パンチ連打) | PureCombat 12: Champions for Children 【PureCombatウェルター級王座決定戦】 |
2010年9月25日 |
○ | デイビッド・ガードナー | 2R 1:52 TKO(パンチ連打) | CA Fight Syndicate: Battle of the 805 | 2010年3月26日 |
○ | クリス・ケネディ | 1R 2:29 TKO(ドクターストップ) | NFAMMA: Resurrection | 2009年12月18日 |
× | ジェイミー・トニー | 1R 2:15 三角絞め | NFAMMA: MMA at the Hyatt 3 | 2009年10月16日 |
○ | ジェームス・ファンシアー | 5分3R終了 判定3-0 | Rebel Fighter | 2009年7月17日 |
○ | デビン・ベンジャミン | 1R 1:08 TKO(打撃) | NFAMMA: MMA at the Hyatt 2 | 2009年5月28日 |
○ | ダニエル・エルナンデス | 1R 2:22 TKO(パンチ連打) | NFAMMA: Riot at the Hyatt | 2009年3月5日 |
× | カレン・ダラベジャン | 3分3R終了 判定0-3 | All Star Boxing Caged in the Cannon | 2009年2月6日 |
○ | フランク・パーク | 1R 2:43 三角絞め | Long Beach Fight Night 3 | 2009年1月4日 |
○ | ジョー・シリング | 2R 2:12 リアネイキドチョーク | Total Fighting Alliance 12 | 2008年9月13日 |
○ | ブランドン・アダムス | 2R 2:18 TKO(パンチ連打) | TFA 11: Pounding at the Pyramid | 2008年7月12日 |
○ | スティーブ・アバロス | 2R 1:25 ギブアップ(パンチ連打) | CXF: Anarchy at the Arena | 2008年4月12日 |
総合格闘技エキシビション
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | チャック・オニール | 3R 3:10 TKO(パウンド) | The Ultimate Fighter: Team Lesnar vs. Team dos Santos | 2011年3月1日 |
○ | ライアン・マッギリヴレイ | 1R 0:44 TKO(パウンド) | The Ultimate Fighter: Team Lesnar vs. Team dos Santos | 2011年2月23日 |
○ | ジャスティン・エドワーズ | 1R 3:57 KO(下からの蹴り上げ) | The Ultimate Fighter: Team Lesnar vs. Team dos Santos | 2011年2月12日 |
獲得タイトル
- PureCombatウェルター級王座(2010年)
- The Ultimate Fighter 13 ウェルター級トーナメント 優勝(2011年)
- UFC世界ライト級暫定王座(2017年)
表彰
- 10thプラネット柔術 黒帯
- レスリング NCWA王者(2006年)
- レスリング NCWAオールアメリカン(2006年、2007年)
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(5回)
- UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)
脚注
- ^ a b c トニー・ファーガソン UFC公式サイト
- ^ [1] UFC公式サイト
- ^ UFC登竜門TUF 二階級トーナメント WOWOWオンライン 2012年7月10日閲覧
- ^ Tony Ferguson Believes He Shouldn’t Be Stripped Of His Title After “Freak Injury” MMA News 2018年4月3日
- ^ Tony Ferguson's wife files restraining order after multiple police visits to homeMMA Junkie 2019年3月14日
- ^ Tony Ferguson’s wife drops restraining order case MMA Fighting 2019年4月23日
- ^ Tony Ferguson, Fabricio Werdum have to be separated at UFC 216 media lunch MMAFighting 2017年9月28日
関連項目
外部リンク
- トニー・ファーガソン (@tonyfergusonxt) - Instagram
- UFC 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- トニー・ファーガソンの戦績 - SHERDOG(英語)
前王者 王座新設 |
UFC世界ライト級暫定王者 2017年10月7日 - 2018年4月7日 |
次王者 王座廃止 |