「南弟子屈駅」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 報道発表資料はCite newsではなく |
|||
103行目: | 103行目: | ||
[[Category:車掌車改造駅]] |
[[Category:車掌車改造駅]] |
||
[[Category:1929年開業の鉄道駅]] |
[[Category:1929年開業の鉄道駅]] |
||
[[Category:2020年廃止の鉄道駅]] |
|||
[[Category:弟子屈町の建築物]] |
[[Category:弟子屈町の建築物]] |
2020年3月19日 (木) 08:26時点における版
南弟子屈駅 | |
---|---|
駅舎(2017年5月) | |
みなみてしかが Minami-Teshikaga | |
◄B64 摩周 (8.2 km) (6.5 km) 磯分内 B62► | |
所在地 | 北海道川上郡弟子屈町熊牛原野144 |
駅番号 | ○B63 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 103.9 km(網走起点) |
電報略号 | ミテ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)8月15日 |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)3月14日[1] |
備考 | 無人駅 |
南弟子屈駅(みなみてしかがえき)は、北海道川上郡弟子屈町字熊牛原野144にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅(廃駅)。駅番号はB63。電報略号はミテ。
歴史
- 1929年(昭和4年)8月15日:国有鉄道の駅として開業[2]。一般駅。
- 1960年(昭和35年)10月25日:貨物取扱い廃止[3]。
- 1968年(昭和43年)4月1日:業務委託化[4]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 2019年(令和元年)9月6日:JR北海道が南弟子屈地区の住民に対し、当駅の廃止の検討について説明会を実施[6]。
- 2020年(令和2年)3月14日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、廃止[1]。ただし、降水と気温上昇によって冠水、路盤流出、土砂流入などの異常が生じたため3月11日以降は運休しており[7]、実質的な最終営業日は3月10日であった。
駅名の由来
弟子屈駅(現・摩周駅)の南方に所在することから。所在地の熊牛はアイヌ語で「クマ、ウシ」(魚を乾かす棚のあるところ)が由来。すでに河西鉄道で熊牛駅が使用されていたことからこのような駅名となった[8][9]。
駅構造
地上駅で、1面1線の単式ホームを有していた。摩周駅管理の無人駅。かつては貨物ホームや側線を有していた[8]。駅舎は車掌車が転用されていた。
-
塗り替え前の駅舎(2004年2月)
-
ホーム(2017年5月)
-
駅名標(2017年5月)
利用状況
- 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は1.0人[10]。
- 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は1.0人[11]。
- 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は1.2人[12]。
駅周辺
駅前には倉庫、商店、住宅が数軒あるのみで、広大な牧場地帯である。
隣の駅
脚注
- ^ a b "2020年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 December 2019. 2019年12月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2019年12月13日閲覧。
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 183
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 95
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 101
- ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
- ^ “釧網線・南弟子屈駅の廃止検討 JR、6日に住民説明会”. 北海道新聞. (2019年9月3日). オリジナルの2019年9月3日時点におけるアーカイブ。 2019年9月3日閲覧。
- ^ "低気圧通過に伴う列車への影響について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 March 2020. 2020年3月14日閲覧。
- ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 85
- ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 300
- ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|work=
|deadlinkdate=
が空白で指定されています。 (説明) - ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
参考文献
- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3
関連項目
外部リンク