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'''イーストマン・カラー'''(''Eastman Color'')とはイーストマン・コダック(現・[[コダック]])社が[[1952年]]に発表した[[映画]]用の一本巻のネガ・[[カラーフィルム]]である。[[メトロ・ゴールドウィン・メイヤー]]では'''メトロカラー'''と称した。
'''イーストマン・カラー'''(''Eastman Color'')とはイーストマン・コダック(現・[[コダック]])社が[[1952年]]に発表した[[映画]]用の一本巻のネガ・[[カラーフィルム]]である。[[メトロ・ゴールドウィン・メイヤー]]では'''メトロカラー'''、[[ワーナー・ブラザーズ]]では'''ワーナーカラー'''と称した。


35mmの[[フィーチャー映画]]製作に用いられ、[[1950年代]]半ばまでには[[テクニカラー]]が開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを利用したカラーフィルムを駆逐してしまった。その主な理由はイーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単でより安価であったからである。
35mmの[[フィーチャー映画]]製作に用いられ、[[1950年代]]半ばまでには[[テクニカラー]]が開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを利用したカラーフィルムを駆逐してしまった。その主な理由はイーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単でより安価であったからである。

2020年3月11日 (水) 04:16時点における版

イーストマン・カラーEastman Color)とはイーストマン・コダック(現・コダック)社が1952年に発表した映画用の一本巻のネガ・カラーフィルムである。メトロ・ゴールドウィン・メイヤーではメトロカラーワーナー・ブラザーズではワーナーカラーと称した。

35mmのフィーチャー映画製作に用いられ、1950年代半ばまでにはテクニカラーが開発・完成させた先発の三色分解ネガシステムを利用したカラーフィルムを駆逐してしまった。その主な理由はイーストマン・カラーは通常の白黒カメラで使用可能であり、システムも簡単でより安価であったからである。

イーストマン・カラーは今日でも主要なカラーフィルムとして使われ続けている。

初期のイーストマン・カラーには褪色が生じたが、改良によりこの問題は軽減した。

関連項目