「スーパードンキーコング」の版間の差分

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2019年10月14日 (月) 17:34時点における版

ドンキーコングシリーズ > スーパードンキーコング
スーパードンキーコング
Donkey Kong Country
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 スーパーファミコン (SFC)
開発元 レア
発売元 任天堂
ディレクター ティム・スタンパー
デザイナー グレッグ・メイレス
プログラマー クリス・サザーランド
ブレンダン・ガン
音楽 デヴィッド・ワイズ
イーブリン・フィッシャー
ロビン・ビーンランド
美術 スティーヴ・メイルズ
ケヴィン・ベイリス
マーク・スティーヴンソン
シリーズ ドンキーコングシリーズ
人数 1 - 2人(交互、同時プレイ)
New3DS:1人
メディア 32メガビットロムカセット
発売日 SFC
ヨーロッパ 199411241994年11月24日
アメリカ合衆国 199411251994年11月25日
日本 199411261994年11月26日
対象年齢 ヨーロッパ PEGI3
アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
日本 CEROA(全年齢対象)
売上本数 日本の旗 約300万本
約930万本[1]
その他 型式:ヨーロッパ SNSP-8X-NOE
アメリカ合衆国 SNS-8X-USA
日本 SHVC-8X
テンプレートを表示

スーパードンキーコング』(Super Donkey Kong)は、1994年にイギリスのレアが開発、任天堂が発売したスーパーファミコン横スクロールアクションゲーム。日本では1994年11月26日に発売された。日本国外でのタイトルはDONKEY KONG COUNTRY

任天堂のアーケードゲーム『ドンキーコング』(1981年)を元に、レア社が独自で開発したゲーム。ディレクターはティム・スタンパー、音楽はデヴィッド・ワイズイーブリン・フィッシャー、ロビン・ビーンランドが担当している。ゲーム内容は、主人公「ドンキー」を操作し、クレムリン軍に奪われたバナナを取り戻すことを目的としている。

1997年に日本国内ではニンテンドウパワー対応ソフトとして発売された他、2000年にはリメイクされ日本ではゲームボーイカラー用ソフト『ドンキーコング2001』として発売、さらに2003年にはゲームボーイアドバンス用ソフトとして移植版が発売された。

スーパーファミコン版は2006年Wii用ソフトとして、2014年にはWii U用ソフトとして、2016年にはNewニンテンドー3DS用ソフトとしてそれぞれバーチャルコンソールにて配信された。

スーパーファミコン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてシルバー殿堂入りを獲得した他、日本国内での売上本数はスーパーファミコン用ソフトとしては歴代第4位を記録した[2]

本項では、本作を元に製作されたゲームボーイ用ソフト『スーパードンキーコングGB』( - ジービー、以下『GB』)、SFC版のリメイク作『ドンキーコング2001』(以下『2001』)、ゲームボーイアドバンス版での移植バージョン(以下GBA版)についても扱う。なお、『GB』の日本国外のタイトルは“Donkey Kong Land”である。

概要

元祖ドンキーコングの孫である新世代のドンキーコングが登場した初の作品。当時最新の3DCGを用いており、複数の色を交互に高速に点滅させることで、スーパーファミコンの持つ性能以上の色数を表現する[注釈 1]

キャッチコピーは「デジタルゴリラ出現!!

この作品を元にしたテレビアニメも製作・放送された。

ゲーム内容

ゲームモード

SFC版には3つのモードがある。

  • 1人用(One Player)
    • プレイヤー数は1人で、ステージを進めていき最終クリアを目指す。
  • 2人対戦(Two Players Contest)
    • プレイヤー数は2人で、赤チームと黄チームに分かれる。それぞれが独自に攻略していき、どちらが先に最終クリアが出来るかを競う。セーブもそれぞれ別々に行われる。
  • 2人協力(Two Players Team)
    • プレイヤー数は2人で、プレイヤー1がドンキーを、プレイヤー2がディディーを操作して、1つのデータを協力して攻略する。

システム

基本は横スクロールのアクションゲームで、待ち受ける敵を倒したり避けたりしながら、ステージの最後にあるゴール(「EXIT」と書かれた看板のある出口)にたどり着けばステージクリアになる(ボスステージではボスとの対決のみが行なわれ、倒すとクリアになる)。コースは6つの「レベル」に分かれ、1レベルあたりそれぞれ5-6のステージとボスステージで構成されている。ステージの分岐という概念はなく、順番にこなしていく必要がある。ただし、一度クリアしたステージは何度でもプレイすることができる。

操作できるキャラクターはドンキーコング及びディディーコングの2種類であるが、一度に同時操作はできず、常に一方のキャラクターを操作することになる。両者には性能差があり、ドンキーはより頑丈な敵を倒すことが可能で、ディディーは素早さとジャンプ力に優れている。状況に応じて操作キャラクターの交代が可能で、活用することで有利に進めることができる。

敵やトラップからダメージを受けた場合、コングが2匹いる場合は操作中のキャラが逃げ出して、もう片方のコングに自動的に交代する。コングが1匹しかいない場合および谷底に落下した場合やトリックトラックリフトが落下されて足場で置き去りにされた場合はミスとなり、残機が1減る。本作では残機をライフと表現しており、他のゲームに見られる「ライフ=体力」の構図とは異なる(これは本作に限らずレア社のゲームにたびたび見られる「ライフ=命の数」という構図である)。

残機はドンキーコングのバルーンでカウントされ、残機が0のときにミスをするとゲームオーバーとなる。一部の裏技を使用しない限り原則的にコンティニュー機能はなく、セーブはステージマップ上にあるセーブポイントで行うことができるが、レベルによってはセーブポイント(後述)が後半部分に設けられていることがあるため、セーブできない区間の攻略に注意を要することもある。

ステージによっては味方キャラ(アニマルフレンド/後述)がいる場合があり、コンテナを壊して跳び乗るとアニマルフレンドを操作できる(一部操作できない者もいる)。アニマルフレンドに乗っている間は、操作方法もアニマルフレンドのものに変更され、それぞれ独自の能力を活用して攻略することが可能だが、他のステージには持ち越せない。アニマルフレンドはダメージを受けると高速で逃げ出すが、谷底に落ちるなどして見失わない限りは乗り直せば再び利用できる。

基本アクション

ここではSFC版に則った操作方法を説明する。

  • ジャンプ - Bボタン。敵を踏みつけて攻撃することも可能。特定のコースでしかできないが、連続して敵を踏みつけていくと残機が増える。
  • ローリングアタック - Yボタン。同じく敵への攻撃が可能で、空中に落下しても1度だけ空中ジャンプができる。
  • 交代 - セレクト/Aボタン。操作キャラクターを交代できる。
  • ダッシュ - Yボタンを押しながら移動。
  • タル投げ - 地面に置かれているタルに近づいてYを押しっぱなしにする。離すと前方に投げるほか、↓を押しながら離すとその場に置く。敵を安全に攻撃することができるが、タル自体は使い捨て。
  • ハンドスラップ - ↓を押しながらYボタン。地面を叩き、浅く埋まっているアイテムを掘り出したり、敵を攻撃できる(さらに敵が持っているバナナを盗める)。ディディーおよび『GB』では不可。

ただし、全ての敵に同じ攻撃手段が通じるわけではなく、一部の攻撃は効かなかったり、そればかりか逆にコング側がダメージを受けるケースもある。

ゲーム進行には特に影響はないが、しばらく何も操作しないでいるとキャラクターがポーズをとる。また、ボーナスステージのミニゲームに成功したときや失敗したときにもそれぞれにポーズをとる。

マップ画面

このゲームには「全体マップ」と「レベル内のマップ」の2種類のマップ画面がある。全30以上あるコースは、おおむね5-6コースをひとまとめにした「レベル(『スーパーマリオブラザーズ』などで言うところのワールド)」で区切られており、レベルの最後にはボスとの対決をするコースがあり、倒すことで次のレベルに進める。クリア済みのコースやレベルを訪問することも自由にできるが、「全体マップからレベル内マップに入る」ことは自由にできる反面、「レベル内マップから全体マップに出る(=レベル間を移動する)」ことには制約があり、その方法は「ファンキーコングの小屋を利用する」「ボスを倒す」のどちらか。それぞれのレベル内にはコングファミリーの施設も個別に設置されており、レベル内の攻略具合に応じて利用できるようになる。

マップ上のレベルやコースには顔のアイコンが表示されており、クレムリン(ワニ)の顔が描かれているならばまだクリアされておらず、コングの顔が描かれているならばクリアしたことになる(ドンキー・ディディーのどちらの顔になるかは、最初にクリアした方のコングとなる)。コングファミリーの施設には、そのコングの顔のアイコンが常時表示されている。ステージ名の末尾に「!」が付くと、そのステージを完全クリア(ボーナスステージ全制覇およびコースクリア)していることを示す。レベル内の全てのコースを完全クリアすると、レベル名の末尾にも「!」マークが付く。

ボーナスステージ

ステージ内の数か所にある隠し部屋。一部のステージやボスとの対決を除くほとんどのステージにあり、アイテムの宝庫になっていることが多い。特定の壁を壊して入る(最初から入口が開いていることもある)・特定のタル大砲を使うなどの方法で行くことができる。見落としやすい場所に入口がある場合、不自然な場所に置かれたバナナが目印になっていることも多い。

中にはミニゲーム形式でアイテム取得に挑戦するタイプもあり、ダメージを受けたりミニゲームに失敗するとアイテムを得られず外に追い出されるが、ボーナスステージ内の結果にかかわらず「ボーナスステージを発見した扱い」に変わりはなく、ゲーム全体の攻略の度合いを示す「達成率」に加算される(アニマルトークンを集めて入れるボーナスステージは達成率に加算されない)。また、ボーナスステージ内でダメージを受けたり谷底に落ちても、パートナーを失ったりミスになることはない。

画面表示

残機数や集めたアイテムの数は画面に常に表示されない。残機数やバナナ数は、ステージ開始時・増減時に数秒間だけ表示される。普段はゲーム画面しか表示されないため、非常にすっきりした画面構成になっている。プレイヤーの意思で任意に残機数などを確認することはできないため、残機数などは自分で覚えておくことが望ましい。

アイテム類

中には、通常はその場に見えておらず、特定の条件を満たした場合のみその場に出現する、隠しアイテムも存在する。

タル

投げつけるタイプ
地面に設置されており、持ち上げて投げることで敵を攻撃することができる。
普通のタル
何の変哲も無い、ただのタル。投げて攻撃する。地面を転がり、障害物にぶつかるか見失うまで、軌道上の敵を倒す。ただし作りの脆いものは転がらず、敵や地形に当てるとその場で壊れる。
敵が使ってきた場合は、タル投げや特定のアニマルフレンドの攻撃で破壊できるが、それ以外は触れるとダメージを受ける。
DKバレル
「DK」の文字が書かれている。普通のタルと同じように使えるが、転がらず、敵や地形に当てるとその場で壊れる。パートナーがいない場合、壊すと中から出て来る。空中に浮かんでいるタイプは、後述の「触れるタイプ」に該当し、触れるだけで壊れる(続編やリメイクでは二人揃っていれば、空中に浮かんでいるタイプは壊れなくなっている)。また、ボスステージでは開始時にパートナーがいないと強制的に出現し、自動的に壊してパートナーを加えることになる。
TNTバレル
TNT」の文字が書かれている。普通のタルと同じように使えるが、転がらず、敵や地形に当てるとその場で壊れる。また、一度持ち上げて地面に置くと一定時間後に爆発する。壊れると爆風が広がり、周囲の敵を巻き込めるほか、頑丈な障害物も壊せるが、コングが爆発に巻き込まれることは無い。
鋼鉄製タンク
普通のタルと基本的に同じ使い方だが、投げても壊れず、壁に当たると跳ね返る。反射してきたタルに触れてもコングたちが巻き込まれることはない。上に飛び乗るとそのまま移動可能で、なおかつ無敵状態になる。
触れるタイプ
主に空中に設置されており、持ったり投げたりはできず、触れるとその場で壊れ、なんらかの効果が出る。
コンティニューバレル
「☆」マークがたくさん描かれている。ミスした場合に壊した場所からスタートできる。破壊時に通常のタル同様の攻撃判定がある[注釈 2]
ストップ・ゴーバレル
通常は「GO」の文字が書かれている。触れても壊れず、一定時間だけ「STOP」に変わり、特定の敵の動きを停止させることができる。
オン・オフバレル
通常は「OFF」の文字が書かれている。触れても壊れず、一定時間だけ「ON」に変わり、暗いステージの照明が点灯する。
仕掛けタイプ
ステージ内の仕掛けとして用意されたもので、ほかの種類のタルより一回り大きいものが多い。
セーブバレル
コンティニューバレルと同じデザイン。キャンディーコングの小屋にあり、入るとゲームデータをセーブ出来る。
タル大砲
コング自身が中に入って撃ち出される、人間大砲のような仕掛けの一種。詳細は後述。

タル大砲のバリエーション

手動式
発射はプレイヤーの任意で行われるもので、Bボタンを押すと発射される。発射方向の箍(たが)が白く塗装されている。
一定の向きで動かないタイプ、向きを保ったまま上下または左右あるいは斜め方向へ動くタイプ、その場で90度の範囲のみ動くタイプ、その場で360度回転するタイプ、360度回転しながら上下または左右に動くタイプの、計5種類が存在する。動くタイプの動作速度は、個体によって様々である。
発射距離は個体によって異なっており、横方向に発射されると、ある程度直進した後、弧を描くように落下する。
自動式
爆発マークが白く書いてある。入ると一定の方向へ勝手に発射される。発射後、ほとんどのものは制御が出来ない。手動式に比べ、発射距離が異様に長い個体が多い。
一定の向きで動かないタイプ、その場で向きを45度変えるタイプ、その場で向きを90度変えるタイプ、その場で向きを180度変えるタイプの4種類がある。
また、画面上では見えない空中や谷底に設置されていることがある。
画面外の空中へ高く飛ばしたり、壁へ飛ばして激突した時に隠し通路が現れるなどで、ボーナスステージへ行ける個体もある。さらにはゴール付近へショートカットできるものもある。中には、特定のコングでなければ表示されない(使用できない)ものもある。

その他

集めるタイプ
バナナ
ステージ内に落ちており、場合によっては道案内を兼ねる。100本で1UP。束になっているものは原則的に10本セット。
緑バナナ
『2001』に登場。近くにシールが埋まっていて、ハンドスラップで掘り出すとスクラップブックに写真が追加され、周辺機器のポケットプリンタで印刷もできる。スクラップブックの写真は達成率に加算される。
ライフバルーン
1つ取るだけで残機が増える(赤=+1、緑=+2、青=+3)。原則的に、一定時間後に空中へ飛び去ってしまう。
K・O・N・Gパネル
ボスステージを除く全てのステージに4枚あり、全て集めると残機が1増える。GBA版では集めることで達成率に加算される。
アニマルトークン
黄金に輝く動物のトークン。累積で3つ集めると、そのアニマルフレンドを操作して残機を大幅に増やすミニゲームに挑戦可能。
ミニトークン
小さい動物のトークン。アニマルトークンを集めるとプレイ可能なミニゲームで集めることになる。バナナ同様に100個あたり残機が1増えるほか、巨大トークンを取るとその時点までに集めた数が2倍になる。
燃料タンク
「FUEL(燃料)」と書かれた缶。描かれている赤丸との同数だけ、トリックトラックリフト(後述)の燃料が増える。
カメラ
GBA版に登場。おもに敵キャラクターなどの上にあり、その敵キャラを倒すとスクラップブックに写真が追加される。写真の場所はクランキーがヒントを教えてくれる。
仕掛けタイプ
アニマルコンテナ
アニマルフレンドが中にいる箱。踏みつけなどで攻撃すると壊すことができ、箱の絵に描いてあったアニマルフレンドに乗ることができる。
ドクロ缶
ドクロマークが描かれた缶。中から一定のペースで敵を排出する(1つの缶からは1種類のみ)。缶自体には触れてもダメージを受けない。TNTバレルで破壊が可能。
石油缶
「OIL」と書かれた缶。上部から炎が噴出しており、炎に触れるとダメージを受ける。物によっては炎が消えることもあり、炎が消えている間は安全で足場としても活用できる。TNTバレルで破壊が可能。
タイヤ
ジャンプ台。地面に半分埋まっていたり宙に浮いている場合はその場で使えるだけだが、転がっている場合は他の場所にも運べる。
ステップ
矢印の描かれた、板状の足場。コングが乗ると、描かれた矢印の方向に動き、一定時間後に落下する。
落とし穴
アイテムが埋まっており、高い場所から飛び降りると中からアイテムを掘り出せる(コング自身が穴に落ちることはない)。

乗り物

ステージ内で登場する乗り物

トロッコ
「マインカートコースター」「マインカートコースター2」のみ登場。乗り込むと自動的に前へ進んでいく。プレイヤーが取れる行動はジャンプのみ。トロッコごとジャンプするタイプと、トロッコから直接ジャンプできるタイプがあり、敵を踏めるのは後者のみ。
クラッシュが乗っていたり、レール上で横転しているなど、障害物として登場することもある。
エレベーター
「エレベーターアンティクス」のみ登場。上下に動いており、1本のレールに何台も動いている。往復することはなく、どちらの方向に移動するかは場所によって固定されている。天井に挟まれてもダメージにはならない。
トリックトラックリフト
ベルトコンベアーのようなリフトで、一度上に乗ると自動的に終点までレールに沿って移動していく。
ランプが点灯しているもの(トリックトラックリフト2)は、燃料を補給し続けないと落下してしまう(途中で落下した場合、足場にいても置き去りにされたことで強制的に1ミスとなる)。

ファンキーコングのレンタル

ファンキーバレル
ジェット機がタルに埋め込まれているようなデザイン。ファンキーコングからレンタルしてもらえる飛行機。行ったことのあるレベルやコースを選択できる。

設定

ストーリー

ドンキーの家の真下にあるバナナ倉庫にはたくさんのバナナが貯蔵されている。ある日、ドンキーはその見張り役をディディーに任せるもその日に限って、悪名高いクレムリン軍が、前々から計画していたバナナ泥棒計画を実行に移す日であった。大量のクレムリン部隊に囲まれたディディーは、得意の横トンボ返りで応戦するも、ついに捕らえられ、タルに入れられた挙句にジャングルの奥地に放り捨てられてしまった。

翌日ドンキーは、クランキーの大きな声で目を覚ます。そしてクランキーが指示するままにバナナ倉庫を見に行くと、バナナは全て盗まれていた。クレムリン軍の仕業であることを見抜いたドンキーは、ディディーを助け、バナナを取り返す冒険に出かけるのであった。

ステージ構成

舞台は、ドンキーコングアイランド。ドンキー達コングファミリーが住む島でドンキーの顔に似る。【 】内は英語版での名称。ここでは『2001』も並列して取り扱う。

※印…SFC版の場合、ステージの地形に関わらず共通したBGMとなる。

レベル1「コンゴジャングル」

英語版では【KONGO JUNGLE】。最初のレベルのため難易度は低く、ジャングル内部なので全体を木々が取り囲んでいるのだが、洞窟や海といった多彩な地形や、タル大砲で空中を渡るコースなどトリッキーなステージも用意されている。 なお、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』では、対戦ステージとして登場する。

1-1「バナナジャングル」【Jungle Hijinxs】(ジャングル)
最初のステージ。スタート地点にはドンキーの家もある。ただクリアするだけなら簡単だが、ライフアップバルーンが大量に隠されており、それらを全て回収する場合はほとんどのアクションを使いこなす必要がある。なお、ラストボスであるキングクルールを倒しているとスタート地点の倉庫の内容が変わる。昼間のジャングルだが、ゴール付近に差し掛かると夜になる。
1-2「ロープジャングル」【Ropey Rampage】(ジャングル)
主にロープを使って進むことになる。ステージの大部分は雨が降っていて、さらに夜間なので視界が悪い。バナナジャングルとは逆に、ゴール付近で夜が明けて天候が回復する。
1-3「クレムリンのどうくつ」【Reptile Rumble】(洞窟)
クリッター、スリッパー、ジンガーが住み着いており、タイヤが大量に設置されている。
1-4「サンゴの海」【Coral Capers】(海)
最初の水中ステージ。海の敵がひととおり住み着いており、他にもエンガードが登場する・アイテムの眠る隠し通路があるなど、水中ステージの要素は簡単ながらひと通り組み込まれている。
1-5「タルたいほうの谷」【Barrel Cannon Canyon】(ジャングル)
ジャングルといえど足場が非常に少なく、タル大砲を次々に使って大きな谷を越えていく。特定のタルに入ると大幅なショートカットができる。
1-ボス「ボスノーティ」【Very Gnawty's Lair】(ボスステージ)

レベル2「モンキーマインズ」

英語版では【MONKEY MINES】。崖の上が舞台。大量の立て札や、廃坑や遺跡が存在するなど、かつて人工開発された様子がうかがえる。

2-1「ウインキーのどうくつ」【Winky's Walkway】(鉱山)
足場が狭く、ウインキーを仲間にすることでしか行けない場所がある。無限に敵キャラを吐き出すドラム缶が初登場する。
2-2「マインカートコースター」【Mine Cart Carnage】(廃坑※)
全編に渡り、一度乗るとノンストップで進むトロッコに乗って進む。ゴールまでワープできる場所がある。水中ステージとボスステージを除けばボーナスステージが一切存在しない唯一のステージ。
2-3「クレムリンのどうくつ2」【Bouncy Bonanza】(洞窟)
今回はジャンプするタイプのクリッターや、ジンガーが住み着いている。途中でウインキーを仲間に出来れば、後半の攻略が非常に楽になる。ステージ内は全体的に暗い。
2-4「ストップ&ゴーステーション」【Stop&Go Station】(廃坑)
多数のロッククロックが住み着いており、「ストップ・ゴーバレル」で制御しながら進む。ワープできる場所がある。
2-5「ノーティのいせき」【Millstone Mayhem】(遺跡)
ノーティやクリッターが住み着いた遺跡。至る所で石臼を動かすノーティが待ち構える。
2-ボス「ボスネッキー」【Necky's Nuts】(ボスステージ)

レベル3「もりのみさき」

英語版では【VINE VALLEY】。ジャングルとは別種の、大海に臨む森が舞台。マップ中央部に大きな橋があり、深部に存在する遺跡へと続いている。

3-1「ネッキーのもり」【Vulture Culture】(森)
その名の通りネッキーとミニネッキーが多く登場。踏みつけとタル大砲を使って足場のない場所を進む。
3-2「もりのかくれが」【Tree Top Town】(隠れ家)
木で作られた足場や、連続するタル大砲を使って木々の間を渡っていく。
3-3「ジンガーのもり」【Forest Frenzy】(森)
自動で移動するロープにつかまりながら、ジンガーの大群を上下移動で避けて進む。
3-4(GBA版 3-6)「ノーティのいせき2」【Temple Tempest】(遺跡)
今回の石臼に乗ったノーティは空中で動かずにいるが、コングたちが下を通ると追いかけてくる。
3-5(GBA版 3-4)「うらぎりマンキーコングのもり」【Orang-Utan Gang】(ジャングル)
ジャングルではあるが、木々の間を張ったツタが主な足場になるため、寄り道できる足場が少なく、そんな中をマンキーコング達が行く手を塞ぐ。ボーナスステージがゲーム中最多の5つある。
3-6(GBA版 3-5)「クランボーの海」【Clam City】(海)
水中ステージの中でもクランボーが特に多く、飛び道具である真珠を避けるテクニックが問われる。
3-ボス「ボスクイーンB」【Bumble B Rumble】(ボスステージ)

レベル4「ホワイトマウンテン」

英語版では【GORILLA GLACIER】。雪山のため全体的に滑りやすく、足場が悪い。

4-1「ふぶきの谷」【Snow Barrel Blast】(雪山)
急斜面や谷底が多い雪山が舞台。途中から吹雪が吹き始めるため視界まで悪くなる。足場がない場所を連続タル大砲で抜けなければならない場所もある。
4-2「クリスタルトンネル」【Slipslide Ride】(氷)
一面が凍りついた洞窟で、たくさんのクリスタルが生えている。ロープに色がついており、コンベアのように自動移動する(青は上昇・赤は下降)。ワープできる場面もある。
4-3(GBA版 4-4)「ふたたびふぶきの谷」【Ice Age Alley】(雪山)
足場の少ない谷の多い雪山だが、4-1とは逆に中盤を過ぎると吹雪が止む。ロープを使ったアクションが主体となる。
4-4(GBA版 4-3)「クロクトパスの海」【Croctopus Chase】(海)
多くのクロクトパスが待ち伏せし、ステージのほとんどで追われることになる。エンガードは、終盤にならないと仲間に出来ない。
4-5(GBA版 4-6)「トーチライト トンネル」【Torchlight Trouble】(洞窟)
真っ暗な洞窟。スタート地点にいるスコークスの助力を借りてライトで照らしながら進む。
4-6(GBA版 4-5)「もりのかくれが2」【Rope Bridge Rumble】(隠れ家)
木々の間を渡るために今回は動く足場を活用する。特に、動く足場とタイヤの組み合わせが多数登場する。
4-ボス「いかりのボスノーティ」【Really Gnawty's Rampage】(ボスステージ)

レベル5「カントリーファクトリー」

英語版では【KREMKROC INDUSTRIES INC.】。日本版ではクレムリン軍の、英語版ではクレムクロック社の巨大な工場地帯。人工的な仕掛けが多い。

5-1「オイルこうじょう」【Oil Drum Alley】(工場)
危険な石油缶がトラップとして多数登場する。火が消えた石油缶を渡らなければならない場所もある。全ステージで唯一、ボーナスステージの中にボーナスステージが存在する。
5-2「トリックトラックリフト」【Trick Track Trek】(鉱山)
一定のルートを通るリフトに乗って進んでいく。上空から降ってくる敵の対処がポイント。
5-3(GBA版 5-4)「エレベーターアンティクス」【Elevator Antics】(洞窟)
所々でエレベーターが動いており、これを乗り継いでいく場面がある。
5-4(GBA版 5-3)「ヘドロのみずうみ」【Poison Pond】(海)
ヘドロで汚染され緑色に濁っているため視界が悪い水中。スピナーが主な障害物となる。
5-5(GBA版 5-6)「マインカートコースター2」【Mine Cart Madness】(鉱山※)
2-2同様トロッコに乗って進む。今回のトロッコはコングたちだけがジャンプする仕様であり、敵を倒したりトロッコを乗り換える場面もある。
5-6(GBA版 5-5)「オンボロこうじょう」【Blackout Basement】(工場)
ステージ構成は単純だが、一定時間ごとに電気が消える。消灯中はコングとアイテム以外のほとんどが見えなくなる。
5-ボス「ボスダムドラム」【Boss Dumb Drum】(ボスステージ)

レベル6「やみのいりえ」

英語版では【CHIMP CAVERNS】。日の当たらない入江であり、多数の鉱山を中心に文明を感じさせる地域。

6-1「トリックトラックリフト2」【Tanked Up Trouble】(鉱山)
5-2同様リフトに乗って進むのだが、燃料制限があり、燃料切れになると落下してしまうため補充しながら進むことになる。途中でリフトが落下し、足場に残された場合は強制的にミスになる。
6-2「あばれスピナーのがけ」【Manic Mincers】(洞窟)
ステージの至る所でスピナーが動き回っている。
6-3「どくガストンネル」【Misty Mine】(廃坑)
霧が発生しており視界は悪い(ただしステージ名に反し無害)。ノーティやスリッパーを出すドクロ缶が多く存在する。道中にK・O・N・Gパネルが配置されていないが、あるボーナスステージにまとめて置かれている。
6-欠番(GBC版 6-4)「クレムリンのどうくつ3」【Necky's Nutmare】(洞窟)
『2001』のみに登場。灰色のクラッシャが登場。
6-4(GBC版 6-5)「やみのスイッチトンネル」【Loopy Lights】(廃坑)
真っ暗な廃鉱。「オン・オフバレル」で照明を点灯させ続けて進む。
6-5(GBC版 6-6)「さいごのステップ」【Platform Perils】(鉱山)
乗ると一定時間後に落下するステップを次々と乗り継いでいく。灰色のクラッシャが多数待ち構えており、ステップ上ではタルを一発で命中させなければミス確定になる。
6-ボス「いかりのボスネッキー」【Necky's Revenge】(ボスステージ)

ラストレベル「キングクルールのふね」

英語版は【Gang-Plank Galleon】。ガレオン船上でキングクルールと戦うステージが1つだけ。全体マップから直接入り、クリアする毎に自動的にセーブされる。

コースの特徴とBGM

各コースは、その特徴によって以下の様に分けられ、それぞれのイメージに合ったBGMも作られている。[w]印はデビッド・ワイズ[f]印はイーブリン・フィッシャー (en)によるもの。

DK Island Swing[w]ジャングル
レベル1・3に登場。ジャングルというだけあって、植物が生い茂っている。天候の変化が激しい。ドンキー達のホームグラウンドだが、クレムリンや様々な敵がうろついている。大きな谷がある場合も。ハンドスラップで大きな木の葉と葉の間をたたくとアイテムが出てくる場合がある。
Cave Dweller Concert[w](洞窟)
レベル1・2・4・5・6に登場。岩で出来た天然洞窟。クレムリンが住み着いている。切り立った壁や階段状の地形が多い。
Aquatic Ambiance[w]
レベル1・3・4・5に登場。珊瑚礁で囲まれた海の中を泳いでいく。隠し通路が存在する。基本的にエンガードがいなければ敵が倒せない。コースによって、ヘドロで汚れていたり、雪山では寒冷地を思わせる色合いだったりする。このタイプのステージにはボーナスステージは存在しない。
Life In The Mines[w]鉱山
レベル2・5・6に登場。上下にとても広い洞窟。足場はパイプで組まれた簡素なものだけで、妙なリフトに乗って進まなければならない場所もある。
Mine Cart Madness[w](コースター)
レベル2・5に登場。地形とは関係なく、マインカートコースター系のコースで使用される。
Misty Menace[w]廃坑
レベル2・6に登場。壁がで補強されていたり、明かりのためのランプがかかっているなど明らかに人工的な洞窟。石炭を発掘するためのものだったと思われる。そのため、洞窟内の至る所に採掘用の道具などが置かれている。真っ暗な洞窟もある。
Voices Of The Temple[f]遺跡
レベル2・3に登場。かつて栄えていた文明の存在をうかがえる建築物の中を進む。あちこちにクレムリンの頭部を象ったと思われる柱が立っている。立派な神殿のような建物も、今ではノーティ達の住処になってしまっている。
Forest Frenzy[f]
レベル3に登場。ロープや木の上をつたって移動する所が多い森林地帯。ジャングルと同様、辺り一面に植物が生息している為、やや薄暗い。ジンガーやネッキーが多い。
Treetop Rock[f](隠れ家)
レベル3・4に登場。誰が作ったか不明だが、沢山のに隠れ家がある森の頂上。木で組まれた足場を使って木から木へと渡っていく。足場上には様々な道具や、小屋のようなものまである。
Northern Hemispheres[f]雪山
レベル4に登場。に覆われており、急斜面が多く、滑る為に移動しにくい。雪山にも関わらずジンガーやネッキーがいるコースもある。吹雪いていない時は、背景に連なる山々の景色が見える。
Ice Cave Chant[f](氷)
レベル4に登場。凍りついており、至る所にクリスタルが生えている洞窟。コンベア状に自動で上下するロープがたくさん設置されている。
Fear Factory[w]工場
レベル5に登場。大自然に覆われた地形の多い島の中では異彩を放つ、近代的な工場。何を作っているのか不明だが、石油缶が大量に置いてある。電気が点いたり消えたりするオンボロ工場もある。
Bad Boss Boogie(ボスステージ)
ラストレベルを除く全てのレベルに登場。背景にはクレムリン軍団が盗んできたと思われる大量のバナナが置かれている。地形自体は平坦で、一部のコースにタイヤがある以外は仕掛けもない。
Gang-Plank Galleon[w](海賊船)
ラストレベルに登場。デッキが舞台。キングクルール戦専用で、外見は木製だが鉄球の落下に耐えられる頑丈な作り。

キャラクター

作中の声は全て開発スタッフのケヴィン・ベイリスが担当。

使用可能キャラクター

ドンキーコング
ゴリラ。赤いネクタイがトレードマークの自称「ジャングルの王者」(現在は正式なジャングルの王者となっている)でバナナが大好物。旧作『ドンキーコング』に登場していた初代ドンキーコング(現・クランキーコング)の孫[注釈 3]で、祖父からその名を譲り受けた。現行のドンキーコングは彼のことを指し、続編やリメイクではネクタイに「DK」マークが入っている。ハンドスラップを始め、パワフルなアクションを得意とし、ドンキーでなければ倒せない敵がいる反面、機敏性には欠ける。ボーナスチャレンジに成功すると拍手して指を上げた後、両手を組んで頭の上に挙げながら大喜びになるが、ボーナスチャレンジに失敗すると手のひらを目を覆った後、がっかりする。本作では敵にやられると頭を掻く。
ディディーコング
チンパンジー。親友かつ相棒であるドンキーに憧れており、赤い服と帽子がトレードマーク。続編やリメイクでは服に星のマークが入っている。攻撃力が低いため、踏み付けでは倒せない相手が多いが、スピードとジャンプ等身軽さを活かしたアクションを得意とし、機動力に長ける。ボーナスチャレンジに成功すると帽子を高く上げてウインクし、キャッチするが、ボーナスチャレンジに失敗すると怒って帽子を地面に投げた後、踏みつけまくる。本作と続編では敵にやられると目を回し、頬を撫でる。

味方

コングファミリー

ドンキーとディディーを道中でサポートしてくれる猿の仲間達。マップ上の拠点でコングたちが訪れるのを待っており、立ち寄ると下記の助力を得られる。

クランキーコング
ゴリラ。若い頃にマリオと戦った初代ドンキーコング当人である。本作からはこの年老いた姿で、ロッキングチェアに座っている。長老で物知りのため各種アドバイスを行なうが、長話と説教癖があり、ドンキーたちに対して杖で叩くこともある。稀にボーナスステージのヒントをくれる。
ファンキーコング
ゴリラ。ドンキーの親友であり、バンダナサングラスを着用した陽気な性格。趣味はサーフィン。ファンキーバレル空港を経営しており、既にクリアしたレベルやステージに連れていってくれる。島の事情に詳しく、役立つ情報をくれることもある。
キャンディーコング
ドンキーとファンキーの憧れの女性コング。セーブバレルを用意しており、これまでのデータを記録してくれる。
『2001』ではオートセーブ制なので、代わりにミニゲームに挑戦することが可能。クリアすると特典つきのメダルが貰える。

アニマルフレンド

ランビ
サイ。踏みつけと鋭い角が武器で、前方なら敵が近づいて来ただけで自動的に倒すことができる他、マンキーコングが投げるタルを無効化することも可能。非常に力が強いため、通常ならタルが必要になる壁を直接壊してボーナスステージなどに行くことも可能。
エクスプレッソ
ダチョウ。足が速く、空中でゆっくりと下降するホバリングが可能(ボタン連打で降下を抑えられる)。足元にいる小さい敵を無視して通過できるが、足が弱いため踏みつけはできない。
スコークス
オウム。コングたちの後ろをついてきて、暗い洞窟をライトで照らしてくれる。乗ることは出来ず、攻撃もしない。「トーチライトトンネル」のみ登場する。
エンガード
カジキ。水中を平行に泳げるうえ、長い鼻で前方を攻撃可能。水中では唯一の攻撃手段となる。
ウィンキー
カエル。非常に高いハイジャンプが可能で、脚力が強いためランビ並に様々な敵を踏みつけで倒せる。ウィンキーに乗っている時のみ、ジンガーを踏みつけで倒せる。

クレムリン軍団

ワニで構成された軍団。敵キャラクターの主力。

クリッター
格下で、二足歩行。色によって行動が異なり、緑は歩行のみ・茶色はその場でステップを3回行った後に垂直ジャンプ・青は常にジャンプ移動・灰はステップしながら前進した後、ジャンプ移動・黄はひたすらジャンプ往復を行う。『2001』ではカラーリングがやや異なる。
クラップトラップ
通常のワニと同じ四足歩行。口が非常に大きいためローリングアタックでは返り討ちに遭う。色によって行動が異なり、青は歩行・紫はこちらに合わせてジャンプを行う。『2001』ではカラーリングが異なる。『2』に登場するクランポンの弟でもある。
ロッククロック
二足歩行で目が赤く光っている。「ストップ&ゴーステーション」にのみ登場。高速で往復し、皮膚が非常に固くこちらの踏みつけを返り討ちにする。「ストップ・ゴーバレル」でストップさせると岩のように丸まり、動きを止められる。基本的に無敵だが、動きが止まっている時ならハンドスラップで倒せる。動いているときもローリングアタックをすると無傷ですり抜けられる。クレムリン軍団の中で唯一、イニシャルが「K」でない。
クランプ
二足歩行でやや太っている。ヘルメットをかぶっており、ディディーの踏みつけを無効化するが、それ以外の攻撃なら倒せる。
クラッシャ
二足歩行でボディビルをしている。飛び道具はひと通り有効だが、直接攻撃で倒すにはドンキーかアニマルフレンドで踏みつけるしかない(ディディーの踏みつけ攻撃や体当たり攻撃は無効化する)。ただしハンドスラップで何度でもバナナを盗むことは可能。灰色の強化版はジンガー同様、全ての直接攻撃を返し討ちにする上、バナナも持っていない(タル投げ攻撃でのみ倒せる)。『2001』ではカラーリングが異なる。
クラッシュ
トロッコに乗っているクリッター。コースを逆走しているが、行き場が無くなって立ち往生しているものもいる。トロッコごと踏むとダメージを受けるが、直接踏めば倒してトロッコを横取りできる。

通常の敵

地上

ノーティ
ビーバー。色によって大きく特徴が異なり、緑は歩行移動だけでどんな攻撃も通じる。赤は巨大な石臼を回しており、石臼ごと体当りしてくる上に無敵(SFC版ではロッククロック同様にローリングアタックでの素通りは可能)。ダメージを受けた時の声はディディーと同じ。
アーミー
アルマジロ。通常はどんな攻撃でも有効だが、近づくと身体を丸めて高速で転がってくる。回転中は直接攻撃しても回転を解除するだけでダメージを与えられない。ただしドンキーで踏みつけると回転中でも倒せる。
スリッパー
。どんな攻撃でも倒せる。ステージによってはドラム缶から現れたり、上から急降下してきたり、狭い隙間にも入ってくる。
マンキーコング
オランウータン。昔はコングファミリーだったが、クレムリン軍団に寝返った。倒すまではひたすらタルを投げてくる(タルはコングの直接攻撃では返り討ちに遭う)。また、飛び越えたりした場合はドンキー達の居る方向を向いてからタルを投げてくる。ドンキーなら1回の攻撃で、ディディーならタイミングが良ければ1回・悪くても2回の攻撃で倒せる。この敵のみ、画面を左右に切り替えると時々復活してくることがある。
スピナー
トゲ付きのタイヤ。常に回転しており、移動するタイプもある。水中に出現する場合もあり、アニマルフレンド達を全て返り討ちにする上、全ての攻撃が無効。

空中

ジンガー
。空中を飛び、色によって挙動が異なる。橙は停止や左右移動・黄は上下移動・緑は半円状の往復・赤は円状移動を行う。背中にトゲがあり、銀色のクラッシャ同様に全ての直接攻撃を返り討ちにする。タル投げやアニマルフレンドの攻撃であれば倒せる。『2001』で黄に統一された。続編『2』にも本作の敵から唯一登場する(ただし、サイズは小さくなっている)。
ネッキー
ハゲワシ。どんな攻撃でも倒せる。空中を飛ぶタイプと、地上でココナッツを投げてくるタイプがいる。
ミニネッキー
小型のネッキー。一定のタイミングでココナッツを吐いてくる(マンキーコングと同様、飛び越えたりした場合は即座に向きを変えてココナッツを吐く)。ステージによっては上下に移動しながらココナッツを吐く個体もいる。「トリックトラックリフト」ではこの敵が出てくる場面になると、リフトの速度が遅くなる。

水中

バイトサイズ
ピラニア。コングの動きに関係無く一方向に泳ぎ続ける。
クロクトパス
タコ。足を刃物のように回転させながら移動する。エンガードの攻撃でも倒すことは不可能。色によって挙動が異なり、紫は一定軌道の周回を続ける。青は普段は待機しており、こちらが通り過ぎるか近づくと一定ルートを一方通行で移動し、移動が終わると停止する。
チョンプス
緑色のサメ。水中を一直線か、往復しながら泳いでいる。
チョンプスJr.
小型のチョンプスで、色は青。特定の場所を往復している他、珊瑚の中からいきなり現れることもある。
クランボー
二枚貝真珠を飛ばして攻撃してくる。殻が硬いため、エンガードでも倒すことは不可能。
スクイッジ
流線型のクラゲ。斜め方向やジグザグに泳ぐ。

ボス

各レベル最後のコースにいる。『GB』では倒すと自動的にセーブされる。

ベリーノーティ
緑色の大きなノーティ(GBA版では茶色)。画面中をひたすら飛び跳ねる。ローリングアタックは弾かれるが、踏みつけを繰り返すことによって倒せる。踏みつける度にジャンプの距離が伸び、スピードが上がる。GBA版では踏みつける度に大ジャンプを行う。
マスターネッキー
巨大なピンク色のネッキー。画面の端から顔だけ出して巨大なココナッツを吐いてくる。踏みつけを繰り返すことによって倒せる。
クイーンB
大きなジンガーの女王蜂。ジンガー同様に直接攻撃は返り討ちにされるため、出現するタルでダメージを与える。攻撃後は全身が赤くなってしばらく無敵になり、この時はSFC版だと上下に激しく動き、GBA版だと周囲に配下のジンガーを出現させる。ジンガーが1匹でも周りにいる間は無敵。
リアリーノーティ
赤茶色の大きなノーティ(GBA版では緑)。踏みつける度に大ジャンプで襲ってくる(GBA版ではさらに氷柱を落とす)。大ジャンプをやめるまでこちらの攻撃は無効で、踏みつける度に大ジャンプの回数が増え、飛び跳ねる際の距離も伸びる。
ダムドラム
大きなドラム缶の怪物。上空からのプレス攻撃と、雑魚敵(クリッター、スリッパー、クラップトラップ、クランプ、アーミー)の排出を行なう。なおダムドラムが出す敵にはハンドスラップが通用しない。
直接攻撃は全て返り討ちにするが、SFC版では出てくる敵を倒し続ければ自滅する。GBA版では敵を倒した後に出現するTNTバレルを当ててダメージを与えるように変更された。
マスターネッキーシニア
巨大な紫のネッキー。踏みつける度に吐くココナッツが増える。GBA版では紫とピンクの2匹1組で襲ってくる。ココナッツを全て吐ききるまでこちらの攻撃は無効。
キングクルール
最終ボス。王冠を投げつけて攻撃してくる他、ダッシュ攻撃や、ステージの端から端までの大ジャンプ、地響きを起こして鉄球を落とすなど多彩な攻撃手段を持つ。弱点が踏みつけなのはこれまでの多くの敵と同じだが、頭に王冠があると踏みつけても返り討ちに遭う。偽エンディングを使っての大掛かりなだまし討ちも行なう。

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 スーパードンキーコング 日本 199709301997年9月30日
スーパーファミコン
ニンテンドウパワー
レア 任天堂 フラッシュロムカセット -
2 アメリカ合衆国 Donkey Kong Land
ヨーロッパ Donkey Kong Land
日本 ドンキーコング2001
アメリカ合衆国 200011042000年11月4日
ヨーロッパ 200011172000年11月17日
日本 200101212001年1月21日
ゲームボーイカラー レア 任天堂 32メガビットロムカセット CGB-BDDJ リメイク版
3 ヨーロッパ Donkey Kong Country
アメリカ合衆国 Donkey Kong Country
日本 スーパードンキーコング
ヨーロッパ 200306062003年6月6日
アメリカ合衆国 200306092003年6月9日
日本 200312122003年12月12日
ゲームボーイアドバンス レア 任天堂 ロムカセット ヨーロッパ AGB-A5NP-EUR
アメリカ合衆国 AGB-A5NE-USA
日本 AGB-P-A5NJ-JPN
売上:日本 約25万本
4 オーストラリア Donkey Kong Country
ヨーロッパ Donkey Kong Country
日本 スーパードンキーコング
アメリカ合衆国 Donkey Kong Country
オーストラリア 200612072006年12月7日
ヨーロッパ 200612082006年12月8日
日本 200612122006年12月12日
アメリカ合衆国 200702192007年2月19日
大韓民国の旗2008年5月26日
Wii レア 任天堂 ダウンロード
バーチャルコンソール
- スーパーファミコン版の移植
5 ヨーロッパ Donkey Kong Country
日本 スーパードンキーコング
アメリカ合衆国 Donkey Kong Country
ヨーロッパ 201410162014年10月16日
日本 201411262014年11月26日
アメリカ合衆国 201502262015年2月26日
Wii U レア 任天堂 ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- スーパーファミコン版の移植
6 日本 スーパードンキーコング
アメリカ合衆国 Donkey Kong Country
日本 201603042016年3月4日
アメリカ合衆国 201603242016年3月24日
Newニンテンドー3DS レア 任天堂 ダウンロード
(バーチャルコンソール)
- スーパーファミコン版の移植
7 ニンテンドークラシックミニ
スーパーファミコン
アメリカ合衆国 201709292017年9月29日
ヨーロッパ 201709292017年9月29日
日本 201710052017年10月5日
- 任天堂 任天堂 内蔵ソフト - スーパーファミコン版の移植
SFC版とGBA版の違い

主な変更点を以下に記す。

  • ドンキーとディディー両方がいるとき、空中のDKバレルは壊れなくなった。
  • KONGパネルの仕様変更。続編同様に、サイズが大きくなり回転している。
  • ライフバルーンが浮き上がるスピードが色ごとに違い、上位のものほど速い。
  • 鋼鉄製タンクの上に乗っているとき、地面に埋まっているアイテムが出てこなくなった。
  • 「ロープジャングル」の雷鳴が効果音のみ。
  • ボイスや一部の効果音が変わっている。
  • コースをゴールしたキャラの顔アイコンを変えることが可能。
  • マンキーコングはどのタイミングで攻撃しても1度の攻撃で倒せる。
  • 「ノーティのいせき2」と「クランボーのうみ」の位置が変わった。
  • クラップトラップは、背後からのローリングアタックが有効になった。
  • ロッククロックは、ローリングアタックをしてもダメージを受けるようになった。
  • ボスノーティといかりのボスノーティの色が逆になった。
  • ボーナスステージに行くことのできるタル大砲は「B」の文字が入ったボーナスバレルとなり、続編と統一された。
  • ボーナスステージに入る前に内容が表示されるようになった。
  • ショートカットをするとショートカット専用のコースが追加された。
  • トークンボーナスステージの変更点
  • ボーナスステージ内でトークンボーナスステージが始まると、スタートかコンティニューバレルまで戻るようになった。
  • タイムの減少ペースが統一された。
  • 日本版ではポーズ中にPAUSEと表示されていて、背景に地図が映っていたが、海外版ではPAUSEからPAUSEDに変更され、背景に映っていた地図が無くなった(なお、日本版も続編ではポーズ中にPAUSEDと表示され、背景に地図が映っていない)。
  • ボスを倒した後クランキーが現れる。
  • エンディングがキングクルールの船で行われる。また、そこでコングファミリー同士やクルールとの会話がある。

スタッフ

  • ヘッド・プログラマー:クリス・サザーランド英語版
  • テクニカル・プログラマー:ブレンダン・ガン
  • アディショナル・プログラミング:マーク・ウィルソン
  • アンシラリー・ソフトウェア:クリス・スタンパー、クリス・ティルストン、マーク・ベタリッジ、オリバー・ノートン、M.マクリーン
  • キャラクター:スティーヴ・メイルズ英語版ケヴィン・ベイリス英語版
  • オブジェクト:マーク・スティーヴンソン
  • アディショナル・バックグラウンド:エイドリアン・スミス
  • グラフィックス・マニピュレーション:クリス・ペール
  • アディショナル・グラフィックス:ニール・クルック
  • ミュージック、サウンド:デヴィッド・ワイズイーブリン・フィッシャーロビン・ビーンランド英語版
  • ゲーム・テスティング:ヒュー・ワード、ゲイリー・リチャーズ、ジョー・スタンパー・ジュニア、ジョン・ヘイスティ、ヘンリー・C・ステルキ、アイザック・マーシャル、リチャード・S・リチャードソン、アーモンド・ウィリアムス、トニー・ハーマン・ジュニア
  • アディショナル・テスティング:スコット・ホッホバーグ、アイリーン・ホッホバーグ、S.オースティン
  • マニュアル、テキスト:ダニエル・オーセン
  • スケジューリング:サイモン・ファーマー
  • サポート:トム・クリステンセン、スコット・スティンソン、ヒロ・タナカ、クリス・スタンパー、ルイーズ・スタンパー
  • ハードウェア:ピート・コックス、ジェリー・ロゴスキー
  • スペシャル・サンクス:山内溥荒川實竹田玄洋、ジョエル・ホッホバーグ、A.ハーマン、ケン・ロブ
  • ソフトウェア・システム:エイリアス、任天堂、レアACM、レア・システムズ
  • ハードウェア・システム:シリコン・グラフィックス、レア・システムズ
  • アディショナル・サポート:山城重喜、田邊賢輔、菱田達也
  • オリジナル『ドンキーコング』クリエイター:宮本茂
  • ゲーム・デザイン:グレッグ・メイレス英語版
  • ゲーム・ディレクター:ティム・スタンパー
  • プロデューサー:レア

評価

評価
集計結果
媒体結果
GameRankings89% (SFC)[5]
90% (GBC)[15]
79% (GBA)[16]
Metacritic78% (GBA)[17]
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム4.5/5stars (SFC)[3]
3.5/5stars (GBA)[4]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー9.25/10点 (SFC)[5]
Eurogamer4/5stars (Wii)[6]
ファミ通31/40点 (SFC)[7]
(シルバー殿堂)
ゲーム・インフォーマー9.5/10点 (SFC)[5]
9/10点 (GBA)[8]
GameSpot7.9/10点 (GBA)[8]
IGN9.0/10点 (GBC)[9]
8.0/10点 (GBA)[10]
8.5/10点 (Wii)[11]
NintendoLife9/10stars (Wii)[6]
9/10stars (Wii U)[12]
9/10stars (N3DS)[13]
Nintendo Power8.3/10点 (GBC)[14]
ファミリーコンピュータMagazine24.7/30点 (SFC)[18]
Power Unlimited9.6/10点 (GBC)[19]
スーパーファミコン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・8・8・8の合計31点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得[7][20]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り24.7点(満30点)[18]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.6 4.1 4.0 3.9 4.1 4.1 24.7

関連商品

  • 1995年3月 スーパードンキーコングシェーキ(ロッテリア
  • 1995年12月 スーパードンキーコング2シェーキ(ロッテリア)

海賊版

海賊版として『スーパードンキーコング'99』が中国で発売されていた(発売年月日は1998年)[21]。ハードウェアはメガドライブであり、プレイヤーの操作キャラクターはドンキーのみで、攻撃もジャンプのみ。登場するコースは『スーパードンキーコング1』『2』『3』がアレンジされて使用されており、敵キャラクターも3作品混じって登場する。この海賊版ゲームは他作品のBGMも使われており、更にコンティニューシステムも導入されている。

また、ファミリーコンピュータ用に移植された海賊版として『スーパードンキーコング1(香蕉船を含む)』『2』『4(タイトルは日本国外のものを採用)』『The Panda PrinceおよびSuper Lion King 2(スーパードンキーコングに登場するプレイヤーキャラクターをパンダ(ライオン)に差し替えて、ファミリーコンピュータ用のソフトとして移植されたもの)』も中国、台湾、タイなどで存在している。

スーパードンキーコングGB

スーパードンキーコングGB
Donkey Kong Land
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 ゲームボーイ (GB)
開発元 レア
発売元 任天堂
デザイナー アンドリュー・コラード
プログラマー ポール・マカチェク
音楽 デヴィッド・ワイズ
グリーム・ノーゲイト
美術 スティーヴ・メイルス
マーク・スティーヴンソン
ケリ・ガン
カール・ティレー
ケヴィン・ベイリス
シリーズ ドンキーコングシリーズ
人数 1人
メディア 4メガビットロムカセット
発売日 アメリカ合衆国 199506261995年6月26日
日本 199507271995年7月27日
ヨーロッパ 199508241995年8月24日
対象年齢 日本 CEROA(全年齢対象)
アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
テンプレートを表示

概要

『スーパードンキーコング』をベースに、新たな仕掛けなどを登場させた、物語上は外伝のような位置づけにあたる続編。日本国外版のタイトルは『Donkey Kong Land』だが、日本では本作の続編にあたる作品が『ドンキーコングランド』のタイトルで発売されている。カートリッジはバナナのような黄色が用いられており、CMのキャッチコピーでも触れられている。

濃淡を巧みに利用した白黒のグラフィックは評価が高いが、画面の横幅が狭いためダイナミックな移動をしようとするといきなり敵に衝突するなど総じて遊びにくい[22]

ゲーム内容

本作のみの地形

『スーパードンキーコング』には登場していない新たな地形が数種類登場している。

海賊船
本作では通常のコースになっており、デッキやマストを進んでいく。下から上へと登っていくコースもあり、その場合は上からの攻撃に対して特に注意が必要。
大都会
ビルの合間や空中を浮かぶ風船などを渡っていく。他にも、自動で上下するロープや石油缶などがいたるところに仕掛けられている。
工事現場
工事中のビルを進んでいく。タル大砲による移動がメインとなる。タル大砲の向きを自分で操作することの出来るスイッチなどがある。
海底遺跡
海に沈んでしまった遺跡。他の水中コースと比べると狭いので敵の攻撃を避けにくい。
空中
雲の上やリフトを渡っていく。非常に足場が狭く、一度踏むと消える足場があったり、移動リフトが極端に狭いなどの理由で、総じて難しい。
岩山
険しい岩山を登っていく。上から岩が落ちてくることも。足場も悪く、ランビに乗るとジャンプ力の無さが原因でかえって仇になることもある。
飛行船
バルーンには「DK」の文字が入っている。直線的な地形が多い。ロープやタル大砲による移動がメイン。K・O・N・Gパネルが本来の用途ではなく足場として機能することもある。

『スーパードンキーコング』からの変更点

  • クリア方法が「渦巻きが描かれたパネルに飛び込む」ため、コースによっては出口が複数用意されている(どの出口に入ってもクリア扱いに違いはない)。
  • マップでのコース表示は、字幕や顔アイコンではなく円盤状になり、クリア済のコース入口が光るようになっている。完全クリアの証である「!」マークは円盤の横に表示される。
  • 画面表示は、残機数のハートマークが常に表示されている。他はSFC版と同じ。
  • レベルの数は4つと少ない代わりに1レベルあたり7-9コースが用意されているほか、一部に分かれ道があり、幾つかのコースには入らなくても進めることが可能。
  • メインのステージと無関係な風景のボーナスステージがSFC版より多く[注釈 4]、場所によってはまだ行った事のない先のコースにある仕掛けをあらかじめ知ることもできる。
  • パートナーがいない状態でボス戦に突入しても、DKバレルからパートナーを救出する描写は省略されている(パートナー加入は行われている)。
  • コングファミリーはドンキーとディディーのみ。ただし説明書のみ、クランキーも登場している(後述)。
  • 本作ではセーブバレルが出てこない。セーブ方法は、各コースにて「K・O・N・G」のパネル(後述)を4枚揃えてクリアする、あるいは各レベルのボスを倒す[22][注釈 5]
  • 全体マップがなく、レベル間を直接移動できる(ボス対決コースと次のレベルの最初のコースがつながっている)。一方、ファンキーバレルが出ないため、離れたレベルに移動したい場合はその間のレベルを全て通ることになる。
  • アニマルフレンドは、ランビとエクスプレッソのみ。ダメージを受けてもその場で降ろされるだけで済み、アニマルフレンド自体はその場で停止するのみ。
  • 高所から落下した場合、あまりに高すぎるとスクロールが追い付かず、そのまま1ミスになってしまう事がある。
  • アニマルフレンドの持ち越しが、メインステージ⇔ボーナスステージ間も不可能。
  • エクスプレッソは、踏みつけや体当たりでの攻撃も可能。
  • 全てのタルが転がらずにすぐ壊れる。
  • 白黒画面なので、バルーンは1UPのタイプのみ。
  • 点火中のオイル缶は、缶自体に触れてもダメージを受ける。
  • 落とし穴から発掘できるものが、ロープになっている。発掘すると上昇して上空に消えるが、掴まっているとボーナスステージに入れる。
  • アーミーは一律、ドンキーが1回・ディディーが2回の攻撃で倒せる。
  • スリッパーはロープを伝ってくるタイプもおり、こちらは直接攻撃を全て返り討ちにする。
  • ネッキーはココナッツを投げてくるタイプのみ登場する。
  • クランボー(ボスではなく通常の敵)は、貝殻を開閉するのみ。

本作のみのアイテム

集めるタイプ
コングトークン
特定のボーナスステージで使用できる。例外的に、入手時にも持っている数が表示されず、対応ボーナスステージにてのみ所持数が表示される。集めた数だけキャッチゲームに挑戦可能で、キャッチするたびに残機が1増える。使用せずにボーナスステージを出ることは自由に可能。
仕掛けタイプ
コンティニュー・ポイント
『GB』でコンティニューバレルの代わりに登場するパネル。「☆」マークがたくさん描かれており、触れるとサムズアップのマークに変わる。長いコースなどには複数あることがあり、その場合は最後に触れたポイントからの再開となる。
ボムバレル
TNTバレルとは無関係で、黒い爆弾が上に乗っている。ゴール地点が機能停止しているコースにあり、触れるとゴールが起動して入れるようになる。また、爆弾を1度に1個だけ持ち出すことができ、マップ上を塞ぐ岩を破壊できる。爆弾は同じコースで何度でも手に入る。
ドクロ缶とほとんど同じだが、中には転がってくるものもある。転がってきた場合、回転中は触れるとダメージを受ける。壁にぶつかると回転が停止して、敵の排出を開始する。タルで破壊可能。
ゴール
渦巻きの模様のパネルで、飛び込むとコースクリア。渦巻きが停止しているものは起動しておらず入れないため、ボムバレルを手に入れて起動させる必要がある。
足場になるが、一度乗ると崩れてしまう。
矢印トリックトラックリフト
背景が網目になっている範囲であれば、上下左右を自由に移動できるリフト。方向転換はジャンプしてリフトに着地する度に90°ずつ行われる。

設定

ストーリー

キングクルールを撃退したドンキーとディディーだったが、クランキーからの説教は相変わらずだった。そしてクランキーは「『スーパードンキーコング』での華々しい活躍は(当時としては)高いレベルのCGによる演出だったのではないか? 果たして、モノクロで8ビットのゲームボーイでも面白い冒険を繰り広げられるのか」と問う。これに対して当然であると答えたドンキーとディディーだったが、クランキーの誘導尋問だった。最初からクルールと結託し、クレムリン軍団と相談してバナナを奪わせ、ドンキーたちに挑戦状を叩きつけるつもりだったのである[23]

ステージ構成

ボス戦の曲は、NINTENDO64ソフト『ブラストドーザー』でもアレンジされて使われている[注釈 6]

レベル1「海賊船がやってきた!」

英語版は【Gangplank Galleon Ahoy!】。

1-1「ランビ・ジャングル」【Jungle Jaunt】(ジャングル)
最初のコースであり、ランビにも出会える。ボーナスステージは最初から割と多彩。
1-2「吹雪の山」【Freezing Fun】(雪山)
雪山だけあって地面が滑るが、地形は平坦なので地面に足をとられなければ難しくは無い。
1-3「ロープ・ジャングル1」【Simian Swing】(ジャングル)
ロープを活用して進むことになるジャングル。
1-4「海賊船1」【Deck Trek】(海賊船)
かなり広い海賊船が舞台。網の目状に張られたロープがシリーズ初登場となる。BGMはスーパーファミコン版のキングクルール戦のアレンジ。
1-5「タイヤ・ジャングル」【Tire Trail】(ジャングル)
地面に埋まっているタイヤが非常に多い。
1-6「ロープの谷」【Rope Ravine】(雪山)
ロープを使って谷を越えながら進むことになる雪山。
1-7「海賊船2」【Riggin' Rumble】(海賊船)
足場の悪い海賊船。
1-8「ロープ・ジャングル2」【Congo Carnage】(ジャングル)
ロープを使って谷を越えながら進むジャングル。足場が狭い。
1-9「雪山のタル置場」【Arctic Barrel Arsenal】(雪山)
多くのタルが置かれた雪山。
1-10(BOSS1)「ボス:ワイルド・スティング」【Boss:Wild Sting Fling】(海賊船)
レベル2「巨大遺跡」

英語版は【Kremlantis】。水中コースが集中している。

2-1「クリッターの遺跡」【Tricky Temple】(遺跡)
クリッターがたむろする広大な遺跡。
2-2「海底遺跡1」【Kremlantis Kaos】(海底遺跡)
初めての海底遺跡。
2-3「サンゴの海」【Reef Rampage】(海)
構造が海底遺跡より複雑で隠し通路も多い。
2-4「スリッパーの遺跡」【Snake Charmer's Challenge】(遺跡)
多くのスリッパーが登場する遺跡。
2-5「海底遺跡2」【Chomp's Coliseum】(海底遺跡)
最初の海底遺跡よりも、敵が厄介な場所に配置されている。
2-6「ノーチラスの追跡」【Nautilus Chase】(海)
あちらこちらに待ち構えるノーチラスが追いかけてくる、緊張感のあるコース。
2-7「トルネードの遺跡」【Swirlwind Storm】(遺跡)
小型の竜巻トルネードが登場する。上に乗って足場にする場面が多く、活用する必要がある。
2-8(BOSS2)「ボス:クランボー」【Boss:Seabed Showdown】(海底遺跡)
レベル3「モンキー・マウンテン」

英語版は【Monkey Mountain and Chimpanzee Clouds】。洞窟内と、足場のほとんど無い空中が舞台。

3-1「ふもとの洞窟」【Pot Hole Panic】(洞窟)
最初の洞窟コース。
3-2「モンキー・マウンテン1」【Mountain Mayhem】(岩山)
最初の岩山コース。足場が狭い場所が多い。
3-3「リフト・アタック」【Track Attack】(空中)
空中をトリックトラックリフトで進む。
3-4「スピナーの洞窟」【Spiky Tire Trail】(洞窟)
スピナーが多く配置されている洞窟。
3-5「空中迷路」【Sky High Caper】(空中)
一定の範囲内なら自由に動かせる新型のトリックトラックリフトを使って進む。
3-6「モンキー・マウンテン2」【Landslide Leap】(岩山)
より足場の悪くなった岩山。落石が頻繁に行く手を塞ぐ。このコースに限り、ゴールの渦巻きが逆になっている。
3-7「スカイ・ハイ」【Collapsing Clouds】(空中)
一度乗ると消えてしまう雲の足場が多く登場するがそれ以外は平坦。エクスプレッソが登場する。
3-8(BOSS3)「ボス:ハードハット」【Boss:Mad Mole Holes】(洞窟)
レベル4「大都会」

英語版は【Big Ape City】。ドンキーが活躍することに憧れていたイメージの都市。

4-1「バルーン・リフト」【Balloon Barrage】(大都会)
上下に移動する風船のリフトを乗り継いで、高層ビルの間を渡っていく。
4-2「飛行船1」【Kong Krazy】(飛行船)
K・O・N・Gパネルを取った状態でスイッチを押すと、そのパネルが足場になる。
4-3「工事現場」【Construction Site Fight】(工事現場)
高層ビルの鉄骨の上を進んでいく。しかし完成したビルが並ぶ大都会系のコースよりも足場は広い。
4-4「飛行船2」【Fast Barrel Blast】(飛行船)
足場の非常に少ない飛行船の中を、タル大砲を乗り継いで進む。
4-5「ビル・クライム」【Skyscraper Caper】(大都会)
上下に移動するロープを使って高層ビルを登る。
4-6「ボタンバレル」【Button Barrel Blast】(工事現場)
タル大砲を乗り継いで進む。スイッチを押すことによりタル大砲の方向転換を自分で出来る。
4-7「オイル缶スラム」【Oil Drum Slum】(大都会)
火の付いた危険なオイル缶が行く手を阻む。
4-8(BOSS4)「ボス:キングクルール」【Boss:K. Rool's Kingdom】(飛行船)
ラストステージ。他のボスステージと異なり、クリアしても束バナナ3つはもらえない。

キャラクター(本作のみの敵)

通常の敵

トルネード
竜巻状で、上から乗ると高くジャンプできる。ローリングアタックでは弾かれ、そのまま横から近づくとダメージを受ける。無敵のため倒せない。
フライングピッグ
背中に羽の生えたで、空中を飛び回る。
フラッハー
二枚貝で、コングを待ち伏せており、近づくと急降下した後にゆっくりと元の高さまで上昇、を繰り返す。
ノーチラス
オウムガイ。コングを待ち伏せており、近づくと追ってくる。行動範囲が決まっており、範囲を外れると停止して以後は動かない。
ファングフィッシュ
体の大きな魚でゆっくり海中を泳いでいる。時折上下に大きく動くことがある。
グループ
三角形の魚。その名の通り群れでいることが多く、ゆっくり平行に泳ぐ。

ボス

ボスワイルドスティング
エイだが、空中を飛び回り、踏むたびに高速になる。ローリングアタックは弾かれる。
ボスクランボー
大きなクランボー。真珠を飛ばしてくるが、端に別の貝が出現し、これに当てると真珠を跳ね返して逆にダメージを与えられる。
ボスハードハット
モグラで、地面から現れてはヘルメットを投げてくる。ヘルメットをかぶっているときは無敵だが、ヘルメットがないと単純な体当たりでさえダメージを与えられる。
ボスキングクルール
ラストボス。SFC版と攻撃パターンは異なり、主に体当たりや王冠を投げてくる。王冠がない状態で踏むとダメージを与えることができる。体力が少なくなるとジャンプでかわしたり、動きが高速になる。なお、SFC版にあった偽クレジットや騙し討ちなどはない。

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 スーパードンキーコングGB 日本 200003012000年3月1日
ゲームボーイ
ニンテンドウパワー
レア 任天堂 フラッシュロムカセット -
2 日本 スーパードンキーコングGB
アメリカ合衆国 Donkey Kong Land
ヨーロッパ Donkey Kong Land
アメリカ合衆国 201404022014年4月2日
ヨーロッパ 201410162014年10月16日
アメリカ合衆国 201502262015年2月26日
ニンテンドー3DS レア 任天堂 ダウンロード
バーチャルコンソール
-

スタッフ

  • メイン・プログラミング:ポール・マカチェク
  • サポート・プログラミング:スティーヴ・パトリック、オリバー・ノートン
  • シーナリー:ディーン・スミス
  • スプライト・グラフィックス:スティーヴ・メイルス、マーク・スティーヴンソン、ケリ・ガン、カール・ティレー、ケヴィン・ベイリス
  • アディショナル・グラフィックス:ニール・クルック
  • グラフィック・マニピュレーション:マーティン・ウェイクリー、クリス・ペール
  • ミュージック、サウンド:デヴィッド・ワイズ、グリーム・ノーゲイト
  • テスティング:ヒュー・ワード、ゲイリー・リチャーズ、ジョン・ヘイスティ
  • 任天堂テスティング:マイケル・ケルバー、リッチ・リチャードソン、ロバート・ジョンソン、トム・ヘルツォーク、ダン・フルーク
  • プロダクト・マネージャー:サイモン・ファーマー
  • 任天堂プロダクト・マネージャー:ダン・オーセン
  • テクニカル・サポート:ピート・コックス、エイリアス&S.G.サポート、ポール・ミケル
  • スペシャル・サンクス:ジョエル・ホッホバーグ、マイク・フクダ、宮本茂、マサト・ハタケヤマ、山城重喜、トニー・ハーマン
  • オリジナル『ドンキーコング』キャラクター:宮本茂
  • ゲーム・デザイン:アンドリュー・コラード
  • ゲーム・コンセプト:ティム・スタンパー

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム4.5/5stars[24]
ファミ通24/40点[25]
GameFan91%[24]
GamePro4/5点[24]
ファミリーコンピュータMagazine22.5/30点[26]
VGCE9/10点[24]

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、7・6・6・5の合計24点(満40点)[25]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り22.5点(満30点)[26]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.7 3.8 3.6 3.8 3.5 22.5

シリーズ作品

太字は本項目内で扱っているタイトル。

『GB』のゲームボーイカートリッジは世界で初めて灰色以外の色を使用している。また、本編の後に起こった外伝ストーリーであり、ステージ構造に新要素が取り入れられている。

シリーズ唯一のゲームボーイカラー作品となった『2001』は、SFC版の移植でありながら基本的に『GB』のシステムをも継承しており、ステージの変更点や新ステージなどがあるほか、BGMは『GB』を基本としている。

GBA版は全てスーパーファミコン版(以下SFC版)の移植だが、オリジナルのステージや敵キャラクター、ミニゲームなどの要素が追加されている。

リターンズ以降は今までのシリーズを開発していたレア社ではなくレトロスタジオが開発している。

脚注

注釈

  1. ^ そのためレンダリングの時点ではスーパーファミコンの色数に合わせたものではなく、フルカラーで行なっている。小学館『ワンダーライフスペシャル スーパードンキーコング 任天堂公式ガイドブック』より
  2. ^ 6-6「さいごのステップ」で確認可能。
  3. ^ ただし、『スーパードンキーコング』の説明書には「親戚」と記述されている。
  4. ^ SFC版は1-1と5-5のみ存在
  5. ^ このセーブ方法は取扱説明書はおろか、各種攻略本にも一切記載されておらず、セーブ画面も表示されない。
  6. ^ これは今作の音楽スタッフの一人グリーム・ノーゲイトが「ブラストドーザー」にも参加しているため。

出典

  1. ^ 歴代ゲームソフト全世界売上ランキング TOP50 2010年6月版” (2010年8月5日). 2011年4月14日閲覧。
  2. ^ 株式会社QBQ編 『懐かしスーパーファミコン パーフェクトガイド』 マガジンボックス(M.B.ムック)、2016年。ISBN 9784866400082 p8
  3. ^ Marriott, Scott Alan. “Donkey Kong Country Review”. AllGame. All Media Network. 2014年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月31日閲覧。
  4. ^ Marriott, Scott Alan. “Donkey Kong Country”. AllGame. All Media Network. 2014年11月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月7日閲覧。
  5. ^ a b c Donkey Kong Country Reviews”. GameRankings. 2013年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月31日閲覧。
  6. ^ a b Donkey Kong Country for Wii (2006)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  7. ^ a b スーパードンキーコング まとめ [スーパーファミコン]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年1月2日閲覧。
  8. ^ a b Donkey Kong Country for Game Boy Advance (2003)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  9. ^ Harris, Craig (2000年11月22日). “Donkey Kong Country”. IGN. 2016年2月7日閲覧。
  10. ^ Harris, Craig (2003年6月6日). “Donkey Kong Country”. 2013年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月11日閲覧。
  11. ^ Schneider, Peer (2007年2月20日). “IGN: Donkey Kong Country Review”. IGN. 2012年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月7日閲覧。
  12. ^ Donkey Kong Country for Wii U (2014)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  13. ^ Donkey Kong Country for New Nintendo 3DS (2016)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  14. ^ “Now Playing”. Nintendo Power (Nintendo of America Inc.) 139: 156. (December 2000). 
  15. ^ Donkey Kong Country for Game Boy Color”. GameRankings. IGN Entertainment. 2013年8月31日閲覧。
  16. ^ Donkey Kong Country for Game Boy Advance”. GameRankings. IGN Entertainment. 2013年8月31日閲覧。
  17. ^ Donkey Kong Country for Game Boy Advance”. Metacritic. 2016年2月7日閲覧。
  18. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、254頁、ASIN B00J16900U 
  19. ^ Donkey Kong Country for Game Boy Color (2000)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  20. ^ 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、53頁。 
  21. ^ スーパードンキーコング'99(英語)”. BootlegGames WIKI (2011年9月28日). 2013年2月20日閲覧。
  22. ^ a b 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 9784865117790 p103
  23. ^ 取扱説明書より。
  24. ^ a b c d Donkey Kong Land for Game Boy (1995)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年1月2日閲覧。
  25. ^ a b スーパードンキーコングGB まとめ [ゲームボーイ]”. ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2018年1月2日閲覧。
  26. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、485頁、ASIN B00J16900U 

外部リンク